多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→大奥 〜誕生〜[有功・家光篇]


大奥 〜誕生〜
[有功・家光篇]

第6話(12/11/16)

 野球でずれて結局いつもより1時間遅れて始まったので眠いこと眠いこと。
 
 てか前回までのあらすじで振り返ってるシーン見て気づいたのですが、捨蔵の件で荒れた
有功、ふすまとか切りまくったわりには畳きれいだなおい!

 ともかく、姫様が生まれたというので有功は、祝いの膳を用意するのですが、いつも食事を
用意してくれる人たちに、せめて家光と同じものを食べてもらいたいと彼らの分の膳も用意して
やるという気遣いを見せてました。
 …自分で作って自分で食べるの?
 いやいいですけど。
 また、大奥の男たちにも後程家光から餅などがふるまわれると聞いて一同大喜び。
 この時代に「理想の上司ランキング」があったら有功ぶっちぎりで第一位だな。

 また、お祝いにやってきた信綱らも、家光と会話をして、彼女がものすごい物わかりがよく
なったことに感銘を受けているようでした。
 そう変えさせたのは有功との出会いであり、彼女が出産したことなんでしょうねぇ。
 てーか敬語で舌噛みそうだわ!

 食事をしていてその6人衆が、赤面疱瘡で子を亡くしたとかいう話に、信綱反応。
 女を跡取りにもできんしのーとかいうのに妙に反応しているのでおかしいと思ったら、
彼が帰宅すると理由がわかります。
 奥さんが出迎えて、疲れたというのへ、すぐにおとこを用意します、と。
 …男!?←お床だよ!!!
 で、お帰りなさい父上と、しずが…え、男!?これ男!?
 とか思ったら男装しているしずだった。
 えっと…え?マツコとかみたいに女装じゃなくて男装されている女性の方?(失礼だろ)
 息子が病気で亡くなって、しずに男の姿をさせているらしいのですが、信綱は日に日に、
あれが男か女か自信がなくなっていくともらす。
 それを聞いて奥さんめっちゃ怒るんですな。
 それをさせたのはあなたでしょう、みたいな。
 気持ちはわかりますねー。

 ただ先日とかも、菓子をむさぼり食いながらしずが、この生活があってるかもしれません、
といって、奥さんは大層驚いたらしいです。
 つーかいけばなの花切り落としちゃったよ!
 でも、それはしずの虚勢で、実際は彼女だってそう思わないとやってられないことだった、
というのは同情しますね。
 早く女の姿でもどうどうと過ごせる時代になって欲しいですね。
 あと数話だよ!(待てコラ)

 えー、捨蔵の方は赤さん見てかわいいかわいいと超喜ぶわけですよ。
 そこで家光は捨蔵に、「お楽」という名前をつける。
 気楽に生きてるっぽいからということだけど、私にはどう見てもあの夜、「殿さんは楽にしてて
いいんですよ」っつーて投げ飛ばされたエピソードからじゃないのかと思えて仕方ないんですが。
 まあともかく、いい雰囲気に捨蔵が持って行こうとしたところで、有功が来る。
 家光の態度ががらっと変わるのが面白いんですなぁ。
 ゆっくりしててもいいんですよ、という有功に、捨蔵は遠慮して立ち去ろうとするんだけど、
帰りがけに一言、家光から名前いただいたんですよー、じきじきにーとか言ってる。
 …あんたは知らんでしょうが有功も「お万」という名前もらってますけど?
 自分だけが特別扱いされてるとか思うなよ。
 ここのシーンで、日が陰るシーンが挿入されていましたが、これは多分有功の心情をうまいこと
あらわしたってことなんでしょうね。
 しっかし捨蔵腹立つわー。こんな元気なら大河ドラマにお戻りになればいいのに。
(死んだ人が戻ってきたら大問題やろが!)

 で、家光は乳母も人払いさせて、有功と2人で赤さんを見ています。
 まあかわいいことはかわいいですけどね。
 並んで赤さんを見てたんだけどここで家光が有功の右手をさわるんですよ。
 …普通左手じゃないの?右手遠いから触りにくいべ?(いいから)
 お前だけじゃ、と家光は言うのですが、どうでもいいけど2人、中腰で見てるのつらくないですか?

 捨蔵の方は気楽なもので寝っころがってポヤーとしてたんですが、そこに春日局が通りかかって
「捨蔵様!」とか気持ち悪い事言い出してます。
 子が出来たからでしょうなぁ。
 しかも私のことは春日とおよび下さい、だし。
 これだけ態度違うといっそすがすがしいね!
 というわけで捨蔵は、いよいよ自分も将軍家の姫の父だーと有頂天。
 そこで、庭にあった柿をとろうとするわけですよ。
 不思議なのは柿に向かって上にジャンプしたはずなのに、なぜ次のシーンで横っ飛びになって
いるかだ。
 これは、捨蔵こと平重盛の活躍を危ぶんだ義経ことニノマエが、大河ドラマから一瞬で移動して、彼が
横っ飛びに飛んで転ぶように仕向けたに違いない!(どんだけの作品のネタまたいでんだよ!)

 というわけで大河に続いてこちらでも、重盛くんスーパーヒトシ君ボッシュートです!
 ちゃらっちゃらっら〜。(先週の最後に書いてたな…)

 話を聞いた春日局は怒り狂います。
 男の子を生んでいたならともかく、これからって時ですもんねぇ。
 半身が不随でもう夜伽は無理らしいという澤村の言葉にイライラ。
 …まーた別のを連れてきたらどうですか。
 あれだ、私が死んでも代わりはいるもの、的な。

 有功は捨蔵を見舞ってましたが、なんかもう心ここに非ずという感じですごかったです、
捨蔵。
 有功は内心どう思っていたか知らないですが、やはりどこかで、容体を確認してホッとして
いるとこもあったんじゃないかなと思います。
 どうせ別の人間が来るだろうけど、少なくとも捨蔵はもう安心だ、みたいな。
 いちいちイラつかせる言動でしたもんね、調子こいてたし。
 ともあれ有功は村瀬に、お付きの人を二人にして欲しい、親元に返せないとはいえあまりにも
気の毒、と気遣う様子を見せるのでした。
 これはまあ本当だと思いますね。
 ここで村瀬の話になるんですが、彼は仕えてきた大名がお取りつぶしになり、家族のために
金が必要だったので望んでここにきたらしいんだけど、春日局のことだからもしかしたら奥さんは
もう死んでるかも知れない、みたいな話をします。
 確かになぁ。
 この人も可哀想な人ですね。
 んで玉栄がスッとしたとか言い出すから、お前いくらなんでも捨蔵の不幸を笑うとはあからさまな、
と思ったら、さぞかし春日局が悔しがってるだろう、とそっちの方でした。
 有功は、そうやろかといった感じ。
 どうせ次連れてくるとわかってんでしょうからね。

 その夜有功は、海で家光とたたずむ夢を見ていたのですが…。
 おい、現実でも呼ばれてんぞ。
 早くもどってこーい!
 その声に彼が目を覚ますと、そこにいたのは妖怪小豆とぎ…ではなくて家光でした。
 春日局が良いといったので来たらしい。
 まあ次の男を見つけてあてがうまではほっとくのももったいないということでしょうか。
 ここまで合理主義だと泣けてくるわ。
 
 春日局は刀といでて、何してんのお前って感じなんだけど、正勝に、今別の男を探してんだけど
根回しに3ヶ月かかるから、その間遊ばせておくのもなんだから有功に会わせたんだよ、とやはり
というか怖い事いってます。
 その間に子が出来ればいいけど有功だと無理だろうな、とも。
 この女が一番こぇぇわ!

 その頃、正勝の家では、彼の息子、正則が元服して、家光に挨拶へ来る手筈になっておりました。
 こればっかりは家光が会うわけにもいきませんから、正勝が変装するわけです。
 春日局も取り乱すなよとしつこく念押し。
 あの…ここのひろーい畳のシーン、いっぱい足跡ついてんですが誰かカメラテストで気づく
奴はいなかったのか。

 というわけで謁見するのですが、案の定正勝ガン見ですよ。
 しかも挨拶終わって正則が帰ろうとすると、近く寄れとか言い出した。 
 ギョッとする春日局。
 てか正則もうざいから畳1畳ずつ寄って行くな!
 どーっと進めよ!
 あと、近こう寄れ!が人を呼べ!に聞こえて、何したいんだよお前はって思った。私の方が何したいんだ。

 正勝は家光として、生前正勝とは竹馬の友であった、だから成長が嬉しいとか声かけるわけですよ。
…超ガン見しながら。
 うわぁこれ殿だからいいけど街中でやったらド変態だよ…。
 まあそうして誉めまして、正勝は家族を大切にして立派に励めよ、父はどこからか見ているであろう、と
いうのでありました。
 草葉の陰から父は見ているだろうの方が良かったような気が…。

 そういうわけで何も知らない正則は、上機嫌で家に戻って正勝の奥さんに報告。
 いっぱい声かけてもらった、と嬉しそうに話すのですよ。
 ただ、その話で奥さん恐らく、正勝だと気づいたんじゃないですかね。
 じかに会うことはかなわないけれどもこうして見守っているというメッセージを託されたんじゃないか、
みたいな。
 そうだったらいいなぁ。

 その頃正勝のとこには春日局がチクリと言いにきてました。
 まあ一番肝を冷やしたのはこの人だろうな。
 ざまーみなされ。

 秋になりまして、新しい男がやってきましたよー。
 その名は左京。
 え、右京さんじゃないの!?(はい?)
 
 またまた春日局が大喜びで、捨蔵とはまったく違う、由緒正しき武士の出でしっかりした
人だとほめそやしてるわけですよ。
 えーと、先祖が関ヶ原で武功を立てた人らしいです。あーはいはい。
 それで手を回して大奥へ入ってもらったと。
 このご時世跡取りがなくなるのは大変だし、それなりの家柄だから春日局でも苦労した、
ってことかぁ。
 有功には冷たい春日局は、家光への伝達をさせようとするのですが、有功はすでに心得ていて
承知と答える。
 わかっていたとはいえ、大変でしょうなぁ。

 家光は有功から聞いて承諾するのですが、武家の姫でも同じようにあちこち嫁がされるの
だから、自分に耐えられないわけがないという。
 まあ彼女の祖母にあたるお江さんもあちこち嫁がされましたからのぅ。去年まで大河で
やってたね!つーかちょっと調べて知ったんだけどこの家系が天皇の家系につながるのは
初めて知った。ビックリ。
 ともあれ、家光は、自分が耐えられないと思ったのは、有功に出会っていて、いまさら別の
男と一緒になるのが嫌だったからだ、というけれど、でも子が出来れば愛おしいと。
 そこで自分は耐えられたではないかと気づいたらしい。
 子を産んでも有功の気持ちは変わらなかった、2人はプリキュア…ではなくて2人は真の絆で
結ばれていたんだと。
 自分の心にいるのはただ一人有功だ、と言う家光。
 ここで有功がいきなりいいえ、と言い出すんですね。
 空気読めよと思ったけど、家光は変わったと言いたかったらしい。
 強く、美しくなったって。
 てーかいい雰囲気だったのに話バッキリ折るな!
 あなたが母になったからですって言うのはいいんだけど絆の話どっかいっちゃったよ!

 というわけで家光、いきなり左京に「お夏」と名付けてました。
 …史実と強引に辻褄あわせようとしてませんか?(シッ)

 朝。
 玉栄は捨蔵の時のことがありましたから、有功のとこを訪れて、朝餉を持ち帰ろうかとするん
だけど、中から有功が声をかけてきました。
 でも朝餉はいらないって言われた!
 もったいないやん!
 有功はここで、頼みがあると言い出しました。
 彼の頼みなら死んでもかなえたい玉栄ですからなんでしょうか、と言うと。
 自分の代わりに家光に世継ぎを産ませて欲しいと言い出す。
 自分は家光を母にできなかった、だからどうか自分の代わりに子をなしてほしい、それは
お前しかいないのだと。
 自分の分身のように思っている玉栄だからこそ頼もうと思ったんでしょうね。
 最大限の信頼を示してるような気がする。
 さてこれからいったいどうなってしまうのか!?
 次回、「すべてに勝つ僕はすべて正しい」頭が高い。必ず見ろ。


 


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