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大奥 〜誕生〜 |
第8話(12/11/30)
さて有功がお楽らの看病をすると聞かされた玉栄は驚きます。
てか村瀬から有功、玉栄へウィルスが付着していて感染する可能性はとか考えたんだけど、
村瀬も人から報告を聞いただけだろうから、その可能性は低いのかな。
ともあれ、玉栄はなんで春日局の世話やお楽の看病を有功がするのかと納得いかない様子。
このことがなければ今頃坊主続けてられただろうにというわけです。
でも有功は、自分は今の大奥にとっては無用の存在だった、それが誰かの役に立てることが
分かって嬉しくて仕方がないんだ、と言う。
玉栄それを聞いて納得。
まあ確かに誰かに必要とされるというのは、人間にとって生きがいの一つでもありますからなぁ。
お楽の世話をしていた2人はすぐになくなり、お楽の世話を有功がしていると、矢島が食事とか
もってくるんだけど、病気の感染を恐れてるのがありありと出ていてひどすぎる。
女には移らんからとか有功が行ってもササッと帰るわけですよ。
なんでこんな性格悪いのが乳母やれてんの。
いや誰も恐れるってのはわからんでもないけど、物分り悪すぎだろう。
お楽の世話を終えて有功、次は春日局のとこにお膳を持っていくのですが。
ふすまを開けると妖怪砂かけババアが座ってた!(春日局!春日局だから!)
ビックリするやろが!
ふすま開けたら目の前にやつれたババアいたらめっちゃ驚くわ!こっから「いっけね、大奥始まったの
忘れてた」ってテレビつけた人絶対チビってんよ!
有功も内心ビビったのは間違いないと思うんですが、おくびにも出さず、起き上がってはなりません
とか言う。優しい。
春日局は、自分はまだ一人で食事できるから、お楽についていてあげなさい、もし食事がとれない
ようなら柿を持って行け、水菓子なら食べるかも知れないとアドバイス。
一瞬菓子かよと思ったけど江戸だと水菓子言うたら果物ですな。
あービックリした。(最初に柿言うたやろが)
柿を持っていくとお楽は喜んで口にするんですね。
でもって有功に、自分は恋敵のはずなのにどうしてこんなに優しくしてくれるのか、と言う。
半身不随になってからこちら、誰もお楽のことは気にかけなくなったようです。
当然といや当然ですが。
最後にもう一度だけ娘に触りたかったというお楽。
彼はそう言って短い生涯を閉じました。
可哀想といや可哀想ですね。
せっかく重盛からこちらに来て楽が出来ると思ったのに…。(それ中の人ですやん)
有功が外に出ると、澤村らがドヤドヤやってきて、何かやることあったら手伝わせてくれと
言います。
…思い切り遅いんですけども。
お楽が今息を引き取ったと聞かされてショックを受ける一同。
でも怖いだろうにそうして駆けつけてきてくれたのは、有功の人柄のなせる業でしょうね。
家光はお楽が死んだと聞いて、一応娘の父親だから手厚く葬ってやれという。
えらいあっさりしてるなぁ。
まあもともと情はなかったんでしょうけど。
で、春日局の方を気にしている。
彼女の言いつけ通り、薬絶ちはやめさせたはずなのですが…。
有功、いつもの通り看病していると、布団の下に春日局が飲まずに隠していた薬を発見
するのですね。
春日局は、どうせ薬を飲んでも長くないし、薬断ちの自戒は守りたいという。家光には言うな
という春日局に対して有功が「何の話ですか。私は何も見ておりませんが」と言うのがめっちゃ
かっこよくてよかった。
これが二月前ゴム弾で撃たれていた男とは思えない!(鍵泥棒のメソッド)
…あれ、白湯に薬混ぜて飲ませたらいいんじゃね?←おい。
ここで春日局、いきなり自分の過去を話し始めました。
いやあの、どうでもいいんですけど。(ひどい)
彼女の父は、明智光秀の重臣だったため、あの三日天下ののち父は処刑され、家族は
逆賊として山中を逃げるという大変な思いをしたようです。
その時のことを今でも夢に見る、と。
一方家光の方は玉栄に、春日局がいなかったら父家光が将軍になれなかったのは事実
だし、それを考えると父が生きていたおかげで自分はここにいるのだから、春日局には
感謝してるとかなんとか。
でもって、産まれた意味があるなら確かめてみたいと。
玉栄はそんなことを語る家光に対して感心の念を抱いたようです。
まあそのあたりはどうでもいい。
その頃稲葉家では、正則が赤面疱瘡で死亡。
まさかの御家断絶かと思われましたが、しっかり者の奥さん、娘を跡目にすると言います。
てーか今の今まで出てきませんでしたけどこの子!?
どこにいたんだよおい!
で。
そんなことも知らない正勝と六人衆は、どんどん世継ぎが減って大変な世の中になっていると
話し合いをしていました。
今かもしれない、とか。
何をだよ。(最後にわかります)
春日局は村瀬を呼んでこれからも大奥の中の情報を書き留めるようにと言います。
そして有功には今までのことを詫びる。
てーか恨んでないって有功が言ってるのに恨んだに違いないとかしつけーよババア。(コラ)
春日局は今まで自分のしてきたことで多くの人が苦しんだこと、中には命を落とした人も
あることを振り返り、それでもすべては戦のない世を作るためだった、と言う。
まあそれを背負って生きていく覚悟があるってんならいいですけども…。よくないけど。
でも有功は恨まない、感謝しているという。
苦しみを知ったことによって、病や貧しさに苦しむ人に寄り添えるようになった、と。
これこそが自分の求めていた道だという。
確かにあのままのうのうと坊主を続けていたら、言葉で寄り添うことは出来ても、心から
寄り添うことは出来なかったかも知れません。
春日局は有功に深く頭を下げ、自分が死んだのち家光と大奥をくれぐれも頼む、と言う
のでありました。
有功も命果てるまで家光に仕えるつもりだと言います。
この後春日局が、息子らを捨てて家光の乳母になる下りが出てきます。
詳しく知りたい人はフジテレビ版大奥を見るといいよ!(コラコラコラコラ)
のちの正勝となる、えー…幼名忘れたから正勝でいいや、正勝は、母がそうするというの
なら自分も江戸に出て将軍に仕えるという。そうすれば母を手伝えるからと。
でも春日局は、そうすれば二度と城内で母子の名乗りを上げることは許されないという。
それでも正勝の決意は固かったのでした。
いい子ですねぇ。
家光と正勝が見守る中春日局は65歳の生涯を閉じました。
ここの時点でリアルに雨が降ってきてビックリしたよ!すごい演出だね!(違います)
この後正勝が一人出ていって泣いているのが良かった。
母子と名乗りをあげられなかったことは辛くても、でも死に目に立ち会えてよかったん
じゃないかな、と思います。
そうして有功は大奥の皆にいろいろ仕事を与え、毎日をただ過ごすのではなくて、
生きがいを与えるのですね。
その方がいいと思います。
そして家光の方はというと、女の姿で家臣の前に現れました。
てか口紅の色もう少し鈍い色の方が良かったような…まあいいけど。
父家光は10年前に死んだこと、男の人口が増えて男子が家督を継げるようになるまで
自分は家光を名乗ることなどなど。
あと、このまま男子が減り続けてこの世が滅ぶなら自分も滅ぶまでのこと、そういう決意を
聞かされて異を唱えるものはおりませんでした。
つーか言えねーだろこの空気じゃ!
そうして有史以来初の女将軍、家光が誕生したのでありました。
次回、「もうお前の予告は必要ねぇ」
「青峰っち、ソレ予告になってないっス」
「まったくだよ。有功のラッキーアイテムを来週までに調べておくのだよ」
「お菓子なくなったから買ってくる」
「よしお前たち、走り込み200回やってこい」
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