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謎解きはディナーのあとでSP |
SP〜風祭警部の事件簿〜(13/08/02)
これはなかなか面白かったです。面白かったけどやっぱ2時間いらない的な…(笑)。
物語はいきなり、風祭家のメイド、光川と影山の出会いから始まっていたので
何かと思ったら、そっから2日前に話は戻るらしい。
だったら最初からやった方がよかったのでは…。
風祭が外国から帰国してきたのですが、すごいマスコミが集まってんだけど。
え、国際指名手配でもされたの?←
なんでも、世界一の刑事を決めるコンテストで何の間違いかこいつが優勝しちゃったらしい。
それでこんな有頂天になってるわけか。
おい誰だよ!
馬鹿を調子乗らせたのは!(ひどい)
麗子の夢かと思ったらそうでもなく、現実らしい。
麗子が本当はすべて影山のおかげなのにとブツブツ言ってんだけども要するに、今まで
麗子が解決した事件は影山のおかげで、彼女は令嬢という正体を明かせない都合上から
すべて風祭に手柄をあげていた結果、彼が有能かのように思われていたわけですか。
ああ、こういうタイプを調子乗らせると天井知らずだからなぁ…。
つーかその間に風祭調子乗りすぎてかめはめ波みたいなもん出してるぞ。
で、そんな風祭のところに、国立市の市長秘書がやってきたんだけど、登場の仕方が
あまりにも怪しくてヒットマンだと思った風祭、皆を庇うどころか「ヘルプミー!」って言ってたのは
笑った。
おい、世界一の刑事ィィィ!!!
なんでも、名誉市民として表彰したいということで、それはのちに行うとして、副賞で
温泉ペアチケットをくれるらしいです。
…こいつ調子乗りすぎてるから、スタンドという名の幽霊が出る宿ならいいのに。
(うん、それだとね、銀さんが番頭してたりなんやかんやでいろいろ面倒なことになるからね!?)
その温泉の名は龍宮温泉。
あ、これ土産に玉手箱持たされますね…。
その龍宮温泉ですが、さっそく殺人が起きていました。
帰宅した風祭、メイドの光川へ和食が良かったと文句を。
まあ海外にいましたからねぇ…っていうかこの屋敷も彼女以外メイドおらんのかーい!
と、そこに停電が!
さらに発砲が!
と思ったら光川が今回のことをお祝いしていたのですが光川さん明かりつけてからやらないとダメ!
それただの襲撃だから!お祝いでもなんでもなく軽い嫌がらせだから!
んで温泉に興味のない風祭は、チケットを光川にあげて自分はリゾート地にでも行く、と
言ってるのですが彼女が、この温泉は美人が入りに来ることで有名、といったために鼻の下を
伸ばして自分も行く宣言。
面白いように言い分変わりますね!
風祭のかは風見鶏のか!
というわけで来たものの、車で道入れないので途中から歩きって…。しかも数キロ歩きって…。
でも美人とすれ違った風祭、やたらやる気。
しかしこの美人も山歩きの恰好じゃないなぁ。
まあともかく、看板を見ていく風祭ですが、いじってしまったために次にやってきた人は、温泉への
道を反対方向だと思って進んでいってしまいました。
なんてことしやがる…!
あれっ今気が付いたんだけど、金持ちなんだから、ヘリで行けばよかったんでは。←
で、番頭の金森が出迎えてくれたわけですけども、話をしていると女の悲鳴が。
こうなるといち早く駆けつける風祭。
蔵の中で倒れている女性がいて、蔵には鍵がかかっている。
かっこよく体当たりで開けようとした風祭、全然ダメ。
ドラマじゃないんだからそんなうまくいくわけないだろうがボケェ!(いやこれもドラマなんですけど!?)
んで鍵を壊して中に入ってみると、女性が死んでいました。
ここで風祭、ドヤ顔で言いました。
「ここに世界一の名刑事がおります!」
よし、迷宮入り確定したな!←
一方麗子は優雅に、明日からのクルーズのための買い物中。
一応映画とリンクしてるっぽいですね。
で、風祭から事件の話が入ったのですが、厄介ごとを抱え込みたくない麗子、電話を切った。
まあ「1つ恐れることがあるとしたらこの才能だ。あまりにも早く解決してしまったら楽しめないからね」
とか言ってたら誰でも切りますわな。
…残り1時間半総集編にすればいいじゃないか!(ダメだろ!)
さて板長の手塚に、長女のカズミが、これで私がおかみになったらーみたいなことを
言ってすり寄っていますが、大体そういうことを言う奴は女将になれないと決まっている。
風祭の方は蔵を調べていて、光川もついてきてたのですが。
光川の場合はいろいろと気になることを確認している。影山みたくこっちが有能なんだろう
なぁ…。
ちなみに亡くなっていた女性はキヌエといって、昨夜9時からここにこもっていたらしい。
この蔵は改造して自分の部屋として使われていたようです。
さらに、凶器は花瓶と思われるのですが、指紋は判別できず。
ここに駐在所から警察官がやってくるんだけど、この警察官アベが、どうやら風祭の
警察学校時代の同期だったらしい。
てかこのアベ役の佐藤さん、味な演技する人で好きなんだよなぁ。
えーとそんで。
光川の方は黙々となんか手がかりをつかんでる感じなんだけど。
まずこの室内からどうやって犯人は逃げたのだ、と言ってるアベに風祭は、抜け穴が
あるに違いないとか、窓から逃げたとかもう見てらんない状況…。
しかもここで風祭、中から鍵をかけたのだっ!と言い放ちました。
…まさかこれがすごい伏線だったとは…。
この後風祭は、旅館にいたメンバーと会います。
娘のカズミ、次女のコトミ、板長の手塚。
手塚君はあれですか、昔テニスとかやってた人ですか。(うん、その手塚じゃないね!)
あと金森があんただれとか言われてて気の毒すぎる!
ちなみに現場に居合わせたのは仲居の前田らしいです。
これですべてわかる!とかいう風祭、皆の生い立ちとか語り始めていて一同、風祭の
推理力に驚く!がしかしこれはアベがさっき全部話したことだった!
風祭ィィィィ!!!
で、発見したのはお客さんで、佐藤という人らしいのですが、コトミが反応したので何かと
思ったら、佐藤はリゾート開発社の人間なんだけど、相談があって呼んだらしい。
その会社の人間を呼ぶ理由は一つじゃねーか!!!
光川の方はキッチンを調べていたんだけど、薩摩切子とかがあるのに感心する。
何でも大女将が鹿児島の出だったらしいのですが…なぜかこの大女将のことは
この旅館ではあまり語りたくない事らしい。
キヌエは近々、後継者を発表すると言っていたようです。
ただ皆女将のことは嫌ってたっぽい。
だから動機としてはあるようですね。
中でも前田が一番憎んでいたはず、と仲居が言い出した。
ここに雇われてから3年間、ずっといじめられてたようです。
そこに光川が来たのだけど風祭は、この中に犯人がいる、と言う。
ただめどはまだついてないと。
しかし本物の犯人なら、犯行時刻に犯行が不可能だったことを言うためにアリバイを
主張するはずだっ!という風祭。
そういうわけで皆に、「昨日9時にアリバイを立証できる方は!?」と聞いた!
そして手をあげたのは!?
…いねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
皆アリバイねぇぇぇぇ!
あと風祭、「アリバイバーイ」とか言ってる場合か!割と余裕だなお前!
そういうわけでもう一度皆で蔵に行くのですが。
一つだけ出してあった帯がすごく上等できれいなものなんですね。
さらにそこに小判が落ちていたらしい。なんか貴重な小判みたいだけど。
そうしていたら鑑識が、遺言状が見つかったとやってくる。
遺言状には、後継者は板長の手塚だと書いてあった。
驚く一同。
そんな中、アベが不審な動きを。
怪しい男と接触していました。
さて手塚は風呂吹き大根を作っていた。面取りしてあって仕事は丁寧だけど、もっとゆっくり
煮れば面取りしなくていいのに。っていうか大根ちっちぇえな!
まーともかく、サトミが、手塚が後継者と決まってゴマすりにやってきてるわけですよ。
光川は、遺言状が本物かどうか確認した方がいいですね、と言ってるけど、風祭は
運ばれてきた風呂吹き大根を食べてご満悦。
…急に大量注文が入ってと言ってたけどテメーか!ムチャなこと言うんじゃない!!
あと大根を箸にブッ刺して食うな!りんご飴みたいな食い方すんな!
と、仲居が風祭のスーツに血がついてることを指摘してくる。
現場を調べている時についたらしい。
前田が、自分が落としてきます、と行くのですが。
光川は仲居さんに漬物のことを尋ねてました。
九州の方の漬物らしいんだけど、前田が作ってるらしい。
なんでも、キヌエが前田にやらせていたようです。
うーん…。
私はここのシーンで初めて疑問を持ちました。
キヌエの態度はいじめではないのではないかと。
だって本当にいじめていたら、旅館にとってもっとも大切なことの一つである料理を、
例え漬物だとしても作れって言いませんよ。
この時点で私は、キヌエが前田につらく当たっていたのは、一人前の女将として育て
ようとしていたのではないか?と思いました。
仲居の仕事以上のことをさせていたし。
廊下を歩いていると風祭、開かずの間みたいなとこを見つけました。
開けようとしていたら金森が飛んできて怒られた。
大女将が開かずの間にしたらしいです。
その話を聞きたいと風祭と光川は金森を連れてスナックに行きました。
なんでも以前は、あの旅館は安城という別の一族が経営していたのだそうです。
30年以上前、キヌエが仲居として入ってきたんだけど、下半身だらしがないバカ旦那…
もとい若旦那が手をつけて、キヌエの方が大女将によって追い出されたらしい。
そんなことがまかり通るんじゃ遅かれ早かれつぶれてたなこの旅館。
ともあれ、その後子供が若旦那と奥さんの間にできて幸せだったんだけど、その子供は
肩に亀のアザがあったそうです。
大女将は吉兆の証だと大いに喜んでいたらしい。龍宮温泉だしな…。
ところがさっきの開かずの間になっていた地下室でバカ旦那が事故死して、さらに奥さんも
そこで首を吊ったために大女将は寝込みがちになり、旅館は傾いてしまったのだと。
それで宿を売りに出したところ、買い取ったのがキヌエだったと。
どうやら金持ちと結婚してたらしいです。
ただ大女将は一人残った孫を連れて鹿児島に帰ってしまったようです。
そういうわけでこの旅館はキヌエのものに…っていうかなんか光川がスナックのママと
して出て来た!ママさん寝てるらしい!どんなスナックだおい!
光川は、一つ小判のことが気になりますと言い出しました。
なんでも幕府の埋蔵金の言い伝えがある、国立小判と呼ばれるもののようで、安城家を
潰したタタリとも関係あるとかないとか。
2枚だけ安城家に伝わっていて、1枚は大女将、もう一枚はキヌエが持っているらしい。
あれ、これ売れば旅館持ち直していたんじゃ…。(シッ)
で、金森は安城家の立て続けの死は白い呪いと言われてると言い出しました。
若旦那が死んだ時も白い服、奥さんも白い服、そしてキヌエも白い服だったことから白の
祟りと。
その話を後ろで聞いていたハゲが出ていくんだけど、あれは綿貫というちょっと変わった
芸術家らしい。
それはいいけど風祭が思い切り聞き間違えて「タヌキさん?」とか言ってるぞ!
おぃぃぃぃ!!!
失礼だろうがぁぁぁぁ!
ちゃんと謝れよ、タヌキに!(そっちかよ!!!)
風呂から光川がなかなか上がってこないので待ちわびている風祭ですが、佐藤と出会った
ので早速ナンパですよ。おい、光川を待っててやれよ…。
佐藤に風祭は、これは白のタタリです!というのですが、佐藤に「お似合いですね、白」と
言われてやっと自分も白い服であることに気付いた様子。
遅せぇよてめぇ…。
つーかタタリの話を聞かされてそういうことを言うあたり、佐藤も相当意地悪いぞ!
一方光川の方は、30年前風祭とした約束を思い出していました。
少年風祭は、一人前になったら彼女に薔薇を贈ると約束していたのです。
うん、多分彼はこういう約束だけは絶対に忘れないと思う。
ボケてても抜けてても、最後の最後は約束を守る、まるで死んだ魚の目をしていてもいざと
いう時にはきらめくんだよ、的な…(それ銀さんな!)
ガンガンに酔っぱらっている風祭、台所にいって大根おろしめっちゃ食ってました。
お前…手塚に迷惑だろ。
旅館の明日の食事だぞ…。
で、明日は鯖塩だと手塚から聞く風祭。
塩サバじゃなくてか?まあどっちでもいいけど。
そして朝。
台所に風祭が行くと、血の付いた包丁が落ちていた。
それをそのまま拾い上げて、「鯖ってこんなに血が出るんだー」と言う風祭。
おい、誰かこいつの目の前で鯖をさばいて見せてやれ!(「ハッ、ピーン!鯖をさばく!」「伊月、黙れ」)
で、手塚が死んでいるのが見つかりました。
横には小判も。
皆は白い服で死んでいたから白のタタリだと言ってますが…。
鍋を覗いた光川は、鯖味噌のメニューだったようですね、と言う。
ところが昨日偶然にもメニューを聞いていた風祭は、鯖塩だ、鯖味噌のはずはないという。
献立表には最初から鯖味噌って書いてあるんですね。だから風祭が利き間違えたんだろう、と言うけど。
あと風祭は朝、たぬきが出てくのを見たと言う。
つーか綿貫だろ。それと何回たぬき言うねん!
そしてアベが、包丁から犯人のものと思われる指紋が出た、という。
それは風祭のものでした。
うん、思い切り触ってたからね、あれ!
さらに証拠として、風祭の部屋から小判が出たという。
これはピーンチ!
その頃綿貫は誰かに電話をしていて、例のものを引き渡すみたいなことを言っている。
自分が作った作品なんだけど、壊れてない無事ですとか言ったそばから自分で壊してんだが。
何してんの、何してんのお前ェ!
カズミはコトミと話をしていて、こうなった以上この旅館は経営がやばい、売却も考えないと
いけない、と言ってるのですが…。
その頃佐藤が誰かにさらわれてました。
風祭はまたまた麗子に電話してあれこれ言ってるのだけど、麗子うざいなーと思ってたら、
なんか宝生家が買った土地が元々関係しているのでこのまま無視することもできないと影山が
言い出し、2人は仕方なく行くことになりました。
光川が風祭に、佐藤が行方不明になったことを知らせてくる。
開かずの間にいるに違いない!とか言い出す風祭。
なんでそうなるのかな…。
ともあれ、風祭は手錠でつながれていたんだけど、光川がそれをあけて送り出します。
風祭は駐在所にあったオート三輪で現場に向かいました…っていうか自動車会社の社長
とはいえよくこれ運転できるな。結構大変なんだけど。
で、開かずの間にきたのですが当然あかない。
あーだこーだやってたら開いた。ってか引き戸かよ。
しかも風祭、階段踏み外して転げ落ちた。
めっちゃ笑える。階段壊れてたんか。
見つけて追ってきたアベも転がり落ちてて超笑った。ここのシーンいいなぁ。
ちなみに佐藤は山小屋でもう発見されたらしいです。
そこにやってきた光川、この開かずの間の奥に古地図を見つけました。
さらに、恐らく死んだと思われる若旦那と子供の写真かな、それも。
ここで風祭、真犯人が分かった!と言い出します。
大丈夫か風祭、結構残り時間あるけども!
光川は、謎解きは夕食の後にいたしましょう、と言い出しました。
おおっとさりげなく影山のポジションを奪ったぞ!←。
さてご飯を食べたあと一同を集めて風祭、犯人はこの中にいますと言い出しました。
でも、密室はどうやって作ったのかと聞かれて無言ですよ。
さてはお前、何もわかってないんじゃ…。
風祭、自分でキヌエは鍵をかけたのだと言いました。
犯人を庇うためだと。
皆はあきれ顔だけどいいセン言ってると思うぞ!
ここで光川が、言いたいことを言ってもいいですかと確認の上、おぼっちゃまの目は
すべてお見通しなのでございますね、と言ったのは面白かった。
同じこと言ってても影山とはちょっと違うんですよねぇ。
光川は説明を始めました。
キヌエ殺害現場には2つの疑問点があった。
1つは、凶器が花瓶だったのだけど、周りが濡れていたということ。
さらに花瓶にもぬめりがあってイオウの匂いがしたと。
ここの映像、光川が確認した映像が風祭でもなってて、わざわざ同じように撮影
してんだなあ、とちょっと確認しました。
それで、何がかかっているのかと調べたら、温泉の湯だとわかったと。
蔵にあった湯呑からも同じ匂いがしていて、ここの湯は飲んでも効能があることから
キヌエも日常的に飲んでいたんだろうと。
それで風祭は花瓶にお湯をかけたんだという。
何のために?
それは指紋を消すためでした。
効能としてタンパク質を落とすので、犯人の指紋を消すためにやったのだと。
そしてもう一つの疑問は帯。
これはおそらく人に贈るためにキヌエが用意していたのだろう、と。
プレゼントだな!という風祭。
まあそれはそうなんだけども。
光川は後継者に贈るつもりだったのでしょう、とフォロー。
でも皆は、それだったら手塚に贈るのはおかしいと言い出す。
そもそもそこの前提がおかしいのであって、遺言状はニセモノなのです、と言う光川。
…おい、横で風祭がめっちゃ驚いてんだが。
一応お前の推理を補足という形で光川が話してんだから、突然コナンが声を借りて推理を
披露してる時に「えっ」と驚く阿笠のような反応をするんじゃない!
あの遺言状の文字はお品書きの文字と一致したという光川。
つまりもともと別人が書いていたのだと。
サバシオが鯖味噌に変わっていたのも、その品書きを書き換えられる人だからだと
光川は言います。
本当はサバシオを作るはずだったのに、ハプニングが起きてそのための大根おろしを
犯人が使うことになってしまったというのですね。
手塚を刺した時の返り血を落とすのに必要だったと。
ああ、大根おろしはよく落ちるみたいですね。
それで大根を用意しようとしたけど風祭のせいでストックはなかったから、急きょ
鯖味噌ということにお品書きを書き換え、味噌を作っておいたと。
あと風祭の大根祭はどうでもいいから。
ここで風祭、犯人は…あなただ!と言うのですが。
いやだから指させよ。
皆「えっ誰」とかなってんだろうが!
ここで風祭がピントを合わせたのは仲居さんだったのですが、光川がスタスタいって
どかせたのはめっちゃ笑った。
後ろの、前田ということになりました。
風祭は、あなたはしみ抜きのやり方を知ってましたね、と言う。
さらに光川が、あなたは安城家の娘ですねと。
気付いたきっかけは漬物だったそうです。
あの漬物は鹿児島の料理だと。
さらに、肩には亀のアザが。
前田は観念して、自分が安城家の娘だと認めました。
大女将が貧しくなってアパートに住んでいた時にいつもいっていたそうです。
本当は前田は旅館の女将になるはずだった、それがキヌエのせいでおかしくなったと。
それは逆怨みじゃないですかねぇ…。
ともあれ、あの旅館を取り返してと前田に言い、大女将はなくなったのだとか。
そういうわけで旅館に仲居として入った前田をキヌエはこき使ったと。
さらに、帳簿管理とか、お品書きとかもさせられてたようです。
なんかそこまでさせられて気づかないのもある意味…。
あの夜キヌエは前田を呼んで、この宿を「娘」に譲るといったそうです。
宿傾かせたろくでもない男がいた、もっと大馬鹿なのは娘に情けをかけてやれなかった
あんたの親だよ、と。
なんか…この言葉は真実に気づいたら違って聞こえますよね。
それでかっとなって前田は花瓶で殴って思わず逃げ出したらしいです。
それを手塚は見てたらしい。
ただ、指紋のついた花瓶に気付いて前田が蔵に戻って来たら、中から施錠されてしまっていた。
この後手塚が、この旅館を乗っ取ろうとして、ニセの遺言状をかけと脅してきたわけですか。
お品書きを書かせていたのは誰も知らないから、ばれないと思ったようですな。
ろくでもねーな。
で、前田は他人にこの旅館がわたるなんてとんでもないと考え、手塚を殺したと。
小判はタタリだと思わせようとして使ったみたいです。
んで佐藤を拉致したのも、娘らが旅館売却の話をしてたから、脅すためにさらったと。
ここで光川が、ちゃんと帯を見たかと言ってくる。
あの帯は後継者のために新調したと言っていた。そして椿の花が入れられている。
あの開かずの扉の下にある地下室にあった写真、前田が映っていた写真にも後ろに
椿が映っていた。
つまりキヌエは自分の「娘」である前田にこの旅館を譲ろうとしていたのだと光川は言います。
金森らがそれはおかしいと言う。
キヌエは前田を恨んでいたはずだと。
えーい影山!影山はまだか!毒舌炸裂させてやればいいのに!
光川は、キヌエは出産後前田を取り上げられ追われたのだという。
つまりあのバカ旦那夫婦に子供ができたというのは前田のことだったんですね。
それで光川は本物の遺言状があるはずだと言う。
キヌエの顔には涙の痕があった。
現場工作をして密室にした後、大切な何かがある方向を見て亡くなったのだと。
それで探していくと本当に本物の遺言状があった。
そこにはまさしくキヌエの字で、前田にこの旅館を譲ると書いてありました。
キヌエがここの旅館を買い取ったのもすべては、育った前田に譲るつもりだったのです。
娘と気づいたからこそ厳しく、女将としての仕事が出来るように育てたんでしょうね。
あの夜キヌエが言った「娘」に継がせるというのは、前田のことだった。
彼女はその本心に気付かず本当の母を殺してしまったのです。
何とも可哀想な事件ですなぁ。
風祭のキャラに似合わんというか…。
本当の大ばか者は〜と言ってた言葉も自分に向けてのものだったんでしょうね。
光川はキヌエのためにもすべての罪を償ってもどってきて下さい、と言います。
そうして連行されていく前田と入れ違いに麗子と影山が…おっせ!おっせぇ!!!!
ここで見つかってはまずい影山がパッと隠れたのはちょっと補正ました。
解決したと聞いて思わず嘘ですよね!と言う麗子。
嘘とはどういうことだと反応する風祭。
めっちゃ笑える。
ところが、佐藤がいなくなったとまた騒ぎが。
そこに変な男が到着…ってこの人最初のあたりで、風祭がいじった道しるべで別の
方向いっちゃった人だ!
なんとこの人が本物の佐藤だったことが判明するのです。
では消えた佐藤は一体どこへ…?
光川は帯を改めて見ていました。
ここに影山がやってきて、冒頭のシーンとなるわけです。
影山は、すべてを導いたのはあなたですね、と言う。
警部一人では荷が重いと思ってましたと。
ところが光川に怒られるんですよ。
私は少しだけ補足したまで、と。
最初に風祭、中から鍵を閉めたってことだって言ってましたもんね。
そして光川は、30年前初めて会った時のことを語り始めます。
少年風祭は、あの奇抜な……変わった……人とはちょっと違う個性のためにいじめに
あっていたようです。
白い服を汚して帰ってくる風祭に光川は、黒い服を着るよう言ったのですが、風祭は
自分は白が好きと言い張ったと。
そして、いじめっ子にも決して負けず、そのうち根負けしていじめっ子の方が去ったらしい。
その姿を見て光川は大切なものを教わったというのですね。
っていうか……いやまあいいですけど……光川がそれでいいなら…。
それから少しして風祭、市役所にやってきました。
ああ、表彰の話があったな。
で、現れた市長はなんと、先日消えた佐藤だった。
なんでも彼女は綿貫に作品を頼みにいったらしいんだけど、そこでたまたま名前が同じ
だった、リゾート開発の佐藤と勘違いされて面倒だったのでそのままにしといたらしい。
あと、頼んだ作品はシンガポールに贈られる大切なもののようです。
あのライオンか。
この国立市が豊かなのは、実はあの国立小判を見つけているかららしいですよ。
ちなみにその小判はアベが、駐在所のロッカーに管理……もっとセキュリティ厳重にしてぇぇぇぇぇ!!!!!
そして佐藤は、世界一優秀な刑事、風祭にお願いがあると言い出した。
なんでも、この像が乗る船に国際的に有名な窃盗犯が乗るとICPOから連絡があり、彼に
守ってほしい、シンガポールまで届けて欲しいと。
……風祭が乗り合わせる原因になったのはお前かぁぁぁぁ!!!
んで風祭は佐藤を今夜の食事に誘うのですが…。
その前に光川に電話して、明日からシンガポールに行くことになった、準備してくれと言う。
その光川は屋敷で、今夜の約束は覚えておられないでしょうね…と言ってるのですが。
さすが風祭。
デートは断ってきたんだ、先約を入れてしまっていたからね、と。
そして薔薇の花束を光川に贈るのです。
感激のあまり光川が泣きだすとあわてる風祭が良かった。
女性を泣かせる僕は最低の男じゃないかって。
初めて風祭をかっこいいと思いましたよ。ちょっとだけ。
その頃麗子は何も知らずに、シンガポール行きの船に急いでいました。
でも風祭が一人で謎を解いたのが面白くなさげです。
そんな彼女を黙って影山が見ていると、何か言いたそうね、正直に言いなさい、と麗子が。
そんなこと言わなきゃいいのに…ろくなもんじゃねぇぞ。
影山言いました。
「失礼ながらお嬢様、お嬢様の目はいつまでたっても節穴でございますね」
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ&もろもろの感想→謎解きはディナーのあとでSP 〜風祭警部の事件簿〜