多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→ガリレオ


ガリレオ

第1話(13/04/15)

 まず、話は面白かったです。
 前回見てなくても大丈夫だった。
 でも岸谷のキャラがメチャクチャうざい。あれ最後にはまともな性格になってれば
いいなあとちょっと思いました。内海さんとのペア続けて欲しかったけど、ワンパターンになる
から替えてきたんでしょうね。残念。
 あと栗林さんのキャラすごい好きです。

 さて物語は何やら男性が手を広げて念じているところから…仁先生じゃないですか!幕末から
戻って今はこのようにご立派になられて…!(うん、思い切り他局!)
 えーと連崎か、そういう名前らしいですが、新興宗教の教祖様らしいよ!
 信者が集まってる中、雑誌の取材の人らもいるんですけど、この中に裏切り者がいると言い出す
連崎。
 中上という男性を前に座らせ、君がやったことはすべて知っているとか言ってます。
 早く謝るんだ中上君!ジャンプ頼まれてたのに赤丸の方買ってきてしまったことを!←
 連崎が念じると中上は苦しみ出しています。
 あと後ろの窓ガラスがいきなりアップになってるけど、なんか一部変な感じですよね。
 どういったらいいの、筋が入ってる的な感じで。
 と、そうこうしてるうちに中上は飛び降りてしまい、同時にビルでは停電だ。
 おい誰だ、エアコンと電子レンジ同時に使ったやつ。ブレーカー落ちたやろが!←あながち間違ってない!
 
 というわけで警察が来てるんだけど連崎は自分の念で殺してしまったのだとか言ってます。
 まあ現実でそんなこと言うたら警察としてはちょっと面倒なことになるところですよ。
(通院歴とかいろいろと…)
 一方で警察署の方ですが、本店へ栄転になった草薙が上司に新しく配属されてくる警察官の
話をしてんだけど。
 なんかもう歩き方からして自信満々という感じで嫌だなぁ。
 大丈夫かこいつ。
 というわけでやってきたのは、岸谷という、どっかの「お嬢様はアホでございますか」のお嬢様と
張りあえそうな、山よりも高いプライドを持った新人刑事でありました。
 ああ、先が思いやられる…。
 誰か、執事の影山を呼んできて下さい!

 内海が連崎を取り調べていて、念で人を殺したというのなら、私に向けてやってみてください、
というんだけど、連崎は「あなたは救いを求めていないから」と。
 なるほどうまく逃げたな。
 その様子をマジックミラーの向こう側から、太田川という刑事と、入ってきた岸谷が見てるん
だけど、なんで岸谷いきなりタメ口なんだよ。おいこいつ本当に刑事なんだろうな!?
 で、中上が死んだ理由ですが、教団の金を使い込んでいて、その心を浄化しようとしたら
飛び降りて死んでしまったらしいです。だから自分のせいだという連崎。
 ただ、連崎の力がニセモノであれば、そもそも中上は自分から飛び降りただけということになりますし、
同行していた取材記者の写真という証拠もあるということで、このまま釈放になると。
 
 監察院で検死が行われてるんだけど、飛び降りた時の傷とガラスで切ったと思われる切り傷で
不審な点はないみたいなことを言われて、岸谷は「わかった」と切り上げようとしていたのが気になります。
内海はちゃんと話を聞いていて、医者さんが、「眼球が白濁している」というのを聞いていました。
 今後この岸谷の、人の話を最後まで聞かずに切り上げるクセが悪い方向に作用しないといいんですが。
 で、眼球が白濁しているということは、高熱のようなものがあてられたということであります。
 連崎がSPEC持ちでない限りね。(SPECも他局!)
 
 そういうわけで大学にやってまいりました内海と岸谷。
 当然湯川を訪ねてきているわけです。
 久しぶりの栗林が邪魔しまくってて面白いです。
 でも岸谷が「助手は黙ってて」とか言ってて、一瞬こいつ殴ったろかと思った。こいつ職業で
人差別する奴だろ。許せん。岸谷のこういうところが嫌い。(のちのちも「助手のクセに」とか出てくる)
 ちなみに内海はこれから一年、アメリカに派遣されるらしいです。怪現象が起きている
とこの担当になったらしい。御気の毒に…。
 そんで内海は連崎による転落死の話をする。
 眼球が白濁していたと聞いていきなり興味湧いたような感じの湯川。
 内海は長い付き合いでそういう、湯川の乗せ方がわかってきたみたいですね。
 湯川はヴァチカンが奇跡と認定した事例が結構あるけれど、きっとその現象には理由が
あるはずだと言う。
 何度も起きることは「再現性が高い」ということなんだそうです。
 つまり、科学で立証できると。

 岸谷の車に湯川が乗って、連崎のいるクアイの里というとこに向かってんだけど。
 湯川は捜査とか特に興味なく、念の正体が知りたいだけだという。
 まあ確かに、その仕組みが分かれば、あとは誰がどうして中上を殺したかを調べるのは
警察の仕事ですからね。
 あとカーナビの仕組みとか説明しなくていいから湯川!事故るわ!
 しかも音声認識ガイドだから、「ピサの斜塔まで」とか言い出したの超笑った。
 こっから陸路でいけるか!!!
 ちなみにグーグルマップだったと思いますが、アメリカからヨーロッパまでの道のガイドを
打ち込むと、泳いでいく、という選択肢が出るそうです。ムチャ言うな!
 で、ついたとか言ってますが。
 あのぅ…。
 その、車のいる道のはるか下に里が見える(つまり到着してない)ように見えるのは私
だけでしょうか…。

 部屋に通される二人。
 連崎らも入ってきますけど。
 これ壁にあるマーク、完全に隠しカメラ仕込まれてますやん。銀行ATMに入ってるような
広角のやつ。
 まあともかく、この里は独立して生活してるらしいですよ。
 テレビも見ないしパソコンも使わない、風力と太陽光発電でまかなってるらしいです。
 私だったら半日で脱走しとるな。
 連崎、ストレスがないから信者は酒を飲まないとか言ってるけど、それはまるで酒を飲んでいる
人がストレス抱えてるみたいじゃないか。趣向として飲む人もいるんだから、そういう考え方は
おかしい。
 あと子供達はちゃんと勉強してるらしいです。
 つーかそう言われても学校に通う義務はあったと思うんですけども。
 まあいいわ。
 ここで連崎と湯川がうだうだ議論しているけど、要するに一番危険なのは理性以外を失った
人間だと連崎が言っていたので、脳男のことだと思います!(何の宣伝だよ)
 いいから連崎、早く江戸時代に戻れ。←どこの仁先生だ。
 そういうわけで、実際に湯川と岸谷、送念を受けることになるんですが。
 岸谷、なんか暖かいものを感じた!とか言ってて、もうすっかり信じちゃってますよ。
 湯川の方も何か感じたには違いないんだけど、キョロキョロしてる。こっちは冷静ですね。
 私はこのシーンを見て、恐らく何かが照射されて温まったのではないかと思ったんですが。
 
 すっかり感動しまくりの岸谷。アイシャドウ落ちて怖いです。
 一方突然笑い出した湯川。こっちも怖いです。
 コケて捻挫した岸谷をしり目に湯川、いいました。
「サッパリわからない!」
 てめぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!

 二人が帰った後連崎は、あの人たちがすくわれればいいんだがと言ってました。
 …掬われる的な?←救われる、です!
 奥さんもいるけど、この様子を見る限り連崎自身は純粋な人のような気がするなぁ。
 周りに利用されてる的な。
 奥さんは連崎に、中上の事件は不幸だったけれど、あれ以来信者は尊敬の念を深くし、
入信希望者も増えていると告げます。
 あーあの雑誌記者もすっかり信じてましたしねー。怖いなぁ。
 や、宗教を信仰すること自体は私はその人の自由だから別にいいと思ってます。
 でも熱心過ぎて周りにしつこく勧めてきたり、お布施を強要されると引く。
 神様仏様だったらそういうのは要求しないでしょっていうのがあるんで。
 もちろん贄を要求する神様っていうのもいないわけではないですが、そういう神様は
結構えげつないので簡単に信心するもんじゃありません。

 どうでもいいけどこのドラマCM多すぎ。5分ごとにCM行くっておかしいわ。
 話ブチ切れすぎて全然のめりこんで見られないんだけど。
 これイライラして録画して見た人もいるんだろうなあ。録画だとCM飛ばせますしね。
 リーガル・ハイみたく、テンションあがりすぎて、CM見てほっと一息つけるとかいうのなら
いいんだけど。あれはCMゆったりして見られたから面白かった。
 話がずれました。
 あれからずっと考えている湯川。
 そのせいで実験が進まないと栗林嘆き中。
 写真を広げて湯川は、中上が飛び降りた直後から暗くなっている、という。
 落雷で停電になったらしいですよ、という栗林。
 そこに、松葉づえの岸谷がやってきました。
 捻挫そんなにひどいことになってたんか。
 で、席をはずせと栗林に言ってて、その言いようがあまりにもひどいんで、すれ違いざま足を
踏んづけるくらいしてやってもいいのにとちょっと思った。(一応女性ですから!)
 まあそんなことも気にしない湯川ですが。
 写真を見ていて何か見つけた。
 中上が飛び降りる前の窓ガラスにひびが入っていることでした。
 それで、感激したとかあーだこーだ言ってる岸谷に、あれだけ感激したが君はまだ刑事だ、
雷がどこで落ちたか、停電はどの範囲であったか調べろと言う。
 実に合理的。
 まあともかく。
 内海にぶーたれてる岸谷ですが、内海は、あなたは有言実行だと言うけど何もしてない、湯川に
言われたことをやって、というのが良かったですね。
 ピシャリって感じで。
 本当にこの調子で高慢な岸谷さんは一度その高い鼻をへし折られたらいいと思うよ!
 まあ毎回、騙されてはトリックを湯川が解くって展開なら面白いですけどね。

 さて調べていくと、クアイの会にはライバル宗教があって、信者の確保競争みたいなことに
なっていたことがわかります。
 さらに、中上も何人か信者を連れてクアイを脱会しこの宗教に入る予定だったらしい。
 なるほど、これはやられたっぽいな…。
 しかも、中上は経理担当だったのだけど、連崎の奥さん、そしてナンバー2と3がクアイの会の
金を使って贅沢三昧をしていて、その言いなりだったようですね。
 それで嫌気がさして脱会しようとしていたのを、口封じもかねて「誰かが」殺したわけですか。
 
 一方湯川の方は、クアイの里の山にわけいって、ケーブルのようなものを見つけた。それを
たどっていくとなんと、隠れた別荘が。
 すっごい金かかってそうだなここ。
 しかも変な音がしている観音開きの鉄扉をあけると、そこにはいろいろと電気スイッチが。
 そこに電話が岸谷からかかってきて、雷はどこにも落ちていないこと、落雷はあのクアイの会が
入っているビルのみだったことを伝えてくる。
 つまり…。
 ちなみにこの時点でひらめいた湯川、もう話聞いてませんでした。聞けや!!!
 で、別荘の屋根に数式書き始めた。
 そんなとこに書くなや!!!!
 送念の正体がわかった、という湯川でしたが…。

 湯川はやってきた岸谷に、送念を説明したらしき書類を渡すんだけど、説明してくれという岸谷。
そんなもん、湯川も言ってるけど、科捜研に持ち込んでやってもらえばいいじゃん。
 なんでその手間を省くんだよ、わからん奴だな。
 岸谷ここで自分語りですよ。
 いい大学を出ているから、いくらでも就職先があるのに、世の中の役に立ちたいからと刑事に
なったの、って。
 だからなんだ。
 それは人に自慢するようなことか。誰もお前になってくれと頼んでないぞ。
 …岸谷が来るまでに草薙が、あの大学出てると変わりもん云々って言ってる意味わかった気が
するなぁ。岸谷も湯川も草薙もその大学出ですもんね。
 ともかく。
 仮説は実証して初めて真実になるんでしょとか言っててうざい。
 湯川もようやくこいつうぜぇと思ったのか知りませんが、「草薙が僕に押し付けた理由が
わかった」と。

 一方連崎の奥さんとかナンバー2、3は、信者が増えてお金儲かってウハウハとか言ってた。
 最低な奴らだな。
 何も知らない連崎は、信者が増えてきたようだね、と奥さんに言ってて、もっと救うのよ、と返す
奥さん。そりゃ金儲かりますからなぁ、増やせば増やすほど。
 そこに湯川らがやってきました。
 なんかやばいんじゃないの、と言ってる奥さんらに対して連崎は、彼等のような者こそ
味方についてもらって、教えを広めていきましょうとかなんとか。
 湯川は連崎に、もう一度送念を受けたいのです、という。
 適当に理由でっち上げて送念を受ける湯川ですが、体が温かい何かに包まれたようです、と
言うんですね。
 連崎はそれは心が浄化されたんです、というけれど湯川は否定。
 中上が窓を突き破る直前、窓ガラスには亀裂が入っていたことを話します。
 物理的衝撃以外で窓が割れるのは、窓の一部が加熱されたからだと。
 それは窓がゆがんだ以外にない。
 あの時外は大雨が降っていて、室内に強いマイクロ波が注がれ雨水で加熱されて
窓ガラスが割れたということらしいです。
 中上が落ちた直後停電したということはブレーカーが落ちたということ。
 つまりあの室内のどこかに放射装置があると。
 レンジに放り込まれたような形になった中上は耐え切れず窓から飛び出した。だから
眼球は白濁していたし、窓も割れていたというわけですね。
 連崎に対して強い送念を送ってみてくださいと挑発する湯川。
 安全のためにマイクロ波を遮断するメガネをかけました。
 で、連崎は念を送るんだけど、湯川は感熱紙で出来た切符を取り出してきて、これが黒く
なるということは、物理的な加熱がされていることであり、つまり送念など存在しないと断定。
 さすがですね。
 つーかお前あまり無謀なことすんな。
 こいつらに暴力沙汰でこられたらどうするつもりだったんだ。
 湯川がいた場所に立った連崎も熱さを感じ、自分の力ではなかったことを知る。
 やはり彼が黒幕だったわけではないようですね。
 連崎が座っていた台を壊してみればそこに放射装置が。
 つーかこれ、ひとつ方向間違えたら他の人間死んでるな。
 で、連崎は何か思うとこあったのか、走り出して秘密の地下室を見つけてそこに乗り込みます。
 そこでは奥さんがケーブル引っこ抜いてる最中だったんだけど、責任取れとか言って連崎を
殺そうとするのが怖かった。
 奥さんにとっては旦那より金かよ…って感じで。
 まあ岸谷がギリとめたんですけどね。

 内海は湯川に、奥さんが前は健康器具を作っていた旦那さんと結婚していたことをはなしてます。
 そこら辺からヒントを得たわけか。
 こわっ。
 連崎は装置があるのを知らなかった、自分の力は本物だと思ってたようです、というのへ、湯川は
気付いてしいたはずだという。
 気づいてて止められなかったということですかね。
 気の毒な話ではありますが。
 
 そろそろ出発するという内海へ湯川が選別をくれました。
 ……ゲルマニウム。
 うん、いや、ドヤァ…みたいな顔してるけど湯川さん、それ理系以外には何の選別にもならない
からね!?むしろ嫌がらせだからね!?
 
 一方連崎の方は留置場である男と一緒になるんだけど、死のうと考えてはいけないと語りかけ、
気功で彼の気持ちをいやしていました。
 そういう力はやっぱあるんじゃないかな、と思いますね。

 後日、岸谷が湯川のとこにやってきましたが、彼は実験中で、飛び跳ねたボールが岸谷に当たってて
「痛いんですけど」とか言ってる。
 うぜぇぇぇぇ!入ってくる方が悪いだろうが!
 ドラゴンボール映画のビルスなんか額に銃弾当たったんだぞ!(神と一緒にすんな)
 一応岸谷は報告にきたらしいんですが、湯川は内海から聞いてるとバッサリ。
 でも、捻挫に懲りてヒールをはかなくなったことについては褒めてました。
 それと、岸谷が言ってた、立証責任についてもきちっと反論してたのは面白かった。あげく、岸谷の
ことをタチの悪いクレーマーと。よくぞ言ってくれました!
 二度と来ないって岸谷帰って行ったけど出来ればそう願いたいもんです。
 こいつうっぜぇ…。

 ちなみに、科学で立証できないものはないみたいなことを湯川さんが言ってますが、
実際の科学っていうのはいろいろなオカルト現象を科学的に説明がつくと言ったりは
しますが、すべての現象を否定するものではありません。
 湯川が言っていた、「信じることから入るのが宗教、疑うことから入るのが科学」っていうのは
正しいと思いますけどね。



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