第6話(13/05/20)多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ＆もろもろの感想→ガリレオ
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ガリレオ |
第6話(13/05/20)
今回は、根拠なくとも岸谷が犯人を言い当ててるものの、「知りたい？」みたいな
ドヤ顔を湯川に全力スルーされてるのがめっちゃ面白かったです。
このドラマ、毎回岸谷のキャラがブレまくってる(芯は通ってるけど)のが面白いかも
知れない。相変わらずムカつきますが、大体痛い目見るのでよし！
物語はあるペンションから始まります。
マキという女性が夕食の時間になっても起きてこないらしくて、連れの女性が呼びに
いってるけど反応なし、みたいな。
この集まりには何故か岸谷がいます。
…もし岸谷がいなかったらこの事件は完全犯罪だっただろうなぁ…。
で、声をかけていた女性、祐子は、外から声をかけてみると言い出し、岸谷とともに
外に回ると、部屋の窓は鍵がかけられていて電気も消えている。
岸谷、ここでわざわざこんな確認までしてるのっておかしいと思えよ。普通はドアから
声かけるだけだろうがよ。
この時点で祐子は「マキは部屋にいる」ということを印象付けたかったんだよ！
(それに岸谷が気づけるなら、「相棒」とか「ハンチョー」とかに優秀な刑事役として出られると
思う！)
この集まりは登山をするためにネットで声をかけあって集まったメンバーなのですが、
職業を聞かれて警察官と答える岸谷。
普通の警察官は職業を聞かれても会社員と答えます。(いろいろ事情があるため)
なんかもうプライドの塊だな岸谷。
祐子が何となく変な顔をしているのにも気づいていません。
その後、川でマキの死体が発見されました。
一方湯川の実験室。
楽しい実験してんなぁ。
超伝導のやつですわ。
それを岸谷が、遊んで生きていけるのいいですねーと馬鹿にしている。
…お前、今全世界の理系を敵に回したぞ。
何の役に立つんですか、という岸谷に湯川は、相撲の四股と同じだと言う。
相撲にとって四股が基礎であるように、この実験もまた物理にとっての基礎であり、
きみの質問は力士に「なぜ四股を踏むんですか」と聞いているのと同じだと。
いやぁ爽快ですね。
しかもなんでここにいるのか疑問だとまで言われてるし。
そういやなんでこいつちゃっかりやってきて、しかもイチャモンつけてんの？
誰が入っていいと言ったの？
今度から鍵かけといた方がいいと思う！
岸谷は自分が経験した事件の話をし、祐子を、マキを突き落とした容疑者として疑って
いるという話をします。
しかも状況的には密室殺人だと。
つーか後ろで栗林さん、反応しすぎです。
岸谷は他殺と確信する科学的根拠がある！とまで言うけど、湯川は祐子を見て
美人だ、と。
そういうわけでマキが突き落とされた現場に来た湯川と岸谷。
なるほど、この向こう側で力士が四股を踏んで吊り橋が揺れて風間くんが落ちるんだな！
(それも確かに力士出て来たけどクレヨンしんちゃんだし！)
えーとなんでしたっけ、秘伝のソース届ける話でしたっけ。←クレヨンしんちゃん一旦置こうか！
岸谷は、自分が他殺だと思う根拠はペンションについてから、とか言ってます。
多分、湯川が興味を持っていて、それをじらしているつもりなのでしょうが、恐らく湯川と
してはミジンコほども興味ないと思います。
単に本当に密室かどうか知りたかった、くらいでしょう。
そういうわけでペンションに来たのですが。
オーナーが、あの事件があってから予約キャンセルとか相次いで、それを機にベッドを全部
新しいのに入れ替えしようとしたから一部屋しかないという。
しかもあのマキがいた部屋でした。
湯川はまったくそれで構わないと言った様子。
岸谷だけが変に意識してて笑える。
部屋に入って湯川が迫ってきたぁー！とドキドキしてたら、後ろのハンガーとろうと
していただけだったし。
うん岸谷君！視聴者皆最初から気づいてた！
同じ部屋で云々言ってる岸谷に、君は美人ではないしその前に刑事だという湯川。
要するに間違いが起きることは絶対にないということでしょうね。
前の内海さんだったらいい雰囲気なとこはあったけど、岸谷との件についてはフラグは
バッキリ折るぞと、そう思っていいんですね、湯川先生！
まずあの日、最初に来たのは岸谷でした。
次が死んだマキ。
彼女はかなり疲れていたらしく、部屋で休むといって入ってしまいました。
その後二人の別の人がきて、日が暮れた頃に祐子がやってきて皆に挨拶をした。
祐子が研究者だと知って話が盛り上がる中、岸谷はよくわかってないらしくて、自分にも
変人の理系がいるみたいな話をしたんだけど、それを聞いてた湯川が「僕のことをいきなり
そう紹介したのか」と反応しててちょっと笑いました。そりゃそうだ！
夕食の時間になりマキを呼びにいったけど反応がない。
外から声をかけたけど寝てるようだったので夕食にした、と。
そうして深夜になり、ベランダがあいていることに気づいたオーナーが誰もいないのに気づき、
捜索願を出したのだけれど、もう暗くて探せないからということになり、朝になって川で遺体が
発見された、と。
ただし岸谷は突き落とされた可能性があると言うんですね。
祐子がお風呂に20分くらい入ってたんだけど、その時に犯行に及んだに違いないという岸谷。
科学的根拠はあるんだろうな、と湯川に言われて「ねぇ、聞きたいの」とかアホみたいなこと
言って思い切りスルーされる岸谷。
ここ超笑いました。
よかったなぁ、東京DOGSの高倉だったら背負い投げされてたぞ！
(吉高さんはヒロイン役で出演するも何度か背負い投げされている…)
あわてた岸谷が話したところによると、風呂から上がってきた祐子に尋ねたら、いい湯
だったみたいなこと言ってたんで自分も入ったんだけど、そこで過飽和が起きたと。
それは一番湯に入った人だけが起きる現象なので、祐子は湯に入っていない。
なぜそんな嘘をついたのか、それは湯に入らずアリバイ工作をしていたからだ、と岸谷。
実に面白いと反応する湯川。
まあ例えば体調悪くなって湯につからずさっとシャワーで済ませたけど、いい湯だった、
寝そうになっちゃった、くらいのことは言う…わけはないな、うん。
湯川は風呂に入っている２０分で実際にマキを殺すことが出来るかどうか検証
しようとするんだけど、その過程が面白かった。
湯川が祐子に扮して、風呂の窓から抜け出し、マキを窓側から呼びに行く。彼女はサンダルで
出て山道へ。しかし湯川途中で時間が足りなくなることに気づき、ダッシュ。さらに近道。
もうすでにこの時点で犯行不可能だろ！(あくまでもこの時間内にはという意味で)
吊り橋にダッシュして急いで落とさないとみたいなことを言い、岸谷を置き去りにして
走って戻る湯川。
かなり走ったもののかかった時間は23分ということで、湯川的には興味をなくしたようです。
まあそらそうだ。
岸谷の方はとぼとぼ歩いてて、登山者とすれ違って挨拶されても挨拶しかえさない。お前…。
だからコケんだよ！
湯川は優雅にコーヒーを飲んでいて、無理だなと言う。
過飽和についても、単に祐子が湯に入らなかっただけだろう、と言う。
湯川は君はどうして祐子を犯人にしたいのか、刑事のカンか、と聞くけど岸谷は女のカン
だと言いました。
このドラマにおいてはもっともあてにならない！(失礼だろ)
そういうわけで湯川、食事が終わったら出ていく、近くに友人の別荘があるからそこに
泊まる、といいました。
そして今度は本人に会わせてくれ、と。
そうして祐子の研究所にきた湯川、機械にめっちゃ感動してますが、祐子は祐子で
湯川に会えたことに大感激。
科学の第一人者らしいです。
…そんな人を変人呼ばわりした岸谷って…。
二人が生き生きとしていろいろ語りあってるのが、岸谷にはちんぷんかんぷんだったのに
笑いました。
湯川は祐子に、岸谷がマキの事件を他殺と考えている、そしてあなたを容疑者と疑って
いる、と単刀直入に伝えています。
まあ岸谷はあわてているけど、理系って案外あっさり言うからなあこういうの。
湯川の、風呂につかりましたかという質問に、入ってないという祐子。
シャワーを浴びただけと。
岸谷はあの時「気持ちよくて寝そうになった」と言ったじゃないですか、と言うものの、
そんなことは言ってないという祐子・
うわーさっきまでニコニコだった二人が険悪になってくのってコワー。
湯川はさっさと切り上げるんだけど、岸谷は嘘ついてたらどうするんですか、どうしてやすやす
騙されるんですかと食ってかかる。
いや湯川は騙されてるわけじゃなくて、今の時点では疑う要素がなくなったという意味
だと思うんだけども。
岸谷は、疑って私が間違ってるならそれでいいとか言ってますけどそれ納得してないだろ。
あきらめない岸谷は聞き込みを開始。
てか警察が自殺で片付けようとしてる事例を一人で捜査してたら問題にならんのです
かねぇ。とか思ってたらやっぱ上を通して山梨県警から文句があったらしい。そりゃそうだ。
岸谷、社員とかに聞き込みをして、マキは積極的で才能もあったから祐子は焦っていたみたいだ、
というような話を聞いています。
あと、アレックスにも検案書のコピーを見せるけど不自然な点はないと言われてしまう。
と、岸谷のところに湯川から電話が。
フォーラムに参加していた湯川だったのですがその帰り道あるものを見つけて、岸谷に
電話してきたらしい。
風呂に入っていないのに入ったと言っているのなら、仮説の実証を試みてもいい、と。
さらに、自分の金で豪華な服を買う時というのはどういう状況の時だと岸谷に尋ねる。
岸谷は「自分へのご褒美？」とか答える。
岸谷は知りませんでしたが、湯川は買い物をしまくっている祐子の姿を偶然目撃していた
のでありました。
そんで。
湯川と岸谷が落ち合ったのはなぜか家具屋。
ン百万の家具ばっかおかれてる場所で、岸谷はヒィィィィって感じです。
湯川は動じてないってことは、それをポンと買えるくらいの収入はありそうですな…。
岸谷はマキと祐子のことを調べてきていて、マキは根っからの天才肌であの性格だったから
どんどん注目されていってて、祐子は地道な努力型だったので行き詰っていたところがある
ようだ、と報告。
それで湯川はあることを思いつき、ロウソクをとって数式を書きはじめ…うん、それ売り物の
たっかいテーブル！使い心地などご自由にお試しくださいとかあってもそういう意図じゃないから！
うわぁぁぁぁぁ！！！
一通り数式を書きおえた後湯川は、一週間後の夜研究室に来てくれ、と帰って行きました。
ここでふと我に返ったんですけど、なんか今回は仕掛けを思いつく展開が唐突だったような
気もする。
もちろん祐子の研究を知った湯川だからこそ思いついたってのもあるんでしょうけど。
一週間後の夜岸谷が行くと湯川が立っている。
が、岸谷が話しかけても動かないので不審に思っていると、背後から湯川が現れました。
つまり立っていた湯川はホログラムだったのです。
まあ実際のホログラムがどこまで通用するか知らんけど、かなりリアルなんは出来てるん
じゃないですかねー。
湯川は、祐子が研究していたものは、マキの部屋を密室に見せかけることができ、アリバイも
立証されるものだったと言う。
マキはもっと前に殺されていたんだと。
岸谷は祐子に会いに行き、湯川の推論をはなしています。
先に到着していたマキに祐子は電話をして彼女を吊り橋まで呼び出した。
そうして彼女を突き落としておいて、マキの部屋にむかい窓の外にサンダルを置き、窓の鍵の
部分に細工をした。
そうしておいて、遅くなって到着。
あとはマキが起きてこないということで呼びにいって、わざわざ外にまわり、鍵にホログラムを
合成してさも鍵がかかっているかのように岸谷に確認させた。
あの時「あれっ」と岸谷が言ってたのは、一瞬ゆがんで見えたからかも知れませんね。
そうして風呂に入ったことになってる間に、サンダルを片づけ、ホログラムをはがして、さもその間に
出て行ったかのように見せかけたと。だから湯につかってないのは事実ではあったわけです。
余計なことを言わなければバレなかったかも知れないのにねぇ。
過飽和のことを知らないわけでもないでしょうし。
岸谷も、計算された犯行でしたが唯一の誤算は、私が過飽和という知識があったことですとか
言ってる。こんな奴に言われるのはなんか腹が立つぞ！
祐子は、じゃあどうして殺したかもわかってるんでしょうね、とか言うけど多分岸谷のこの顔は
わかってない顔！
まあつまり妬みなわけでしょうね。
マキがいなくなったら楽になると思ったけど逆だった、という祐子。
そういうわけで岸谷、自白しましたと湯川に報告。
しかも動機は私の推測通りとか。
まぐれあたりじゃんよこいつの場合…。
岸谷は湯川へ得意げに、湯川先生が祐子を疑ったのは買い物してるのを見かけたからでしたっけ、
と言い、答えは合ってるのに計算式が違ってますねーとニヤニヤ。
あの買い物で貯金を使い果たしたそうです、根っからの悪人じゃないんですよ、と。
いやあなたが何をおっしゃっているのかわからないんですが？
つまり岸谷は、自分へのご褒美で買い物してたんじゃなくて罪悪感から買い物してたんですよーと
言いたかったみたいなんだけど、湯川は一言、「自分へのご褒美と言ったのは君だ」。
確かにそうだね！
湯川は続けて、根に持っているのか、美人じゃないと言ったことを、とザクザクえぐる。笑えます。
湯川は、「かわいいって言われたことあるもん」という岸谷に、かわいいと美人は違うと説明を
始めます。
これが実に筋が通ってて笑える。
美人には基準があるが、かわいいには根拠はない、主観だって。
カワイイには興味がない、帰ってくれ、という湯川。
岸谷、泣いた。
このオチ超笑いました。
いやー今回も愉快でした。