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新参者 眠りの森 |
SP(14/01/02)
うーん…私はこの殺された風間という男性、失礼ながらまったく同情できなかった。
むしろグーで殴りたい。
まあだからこそ、皆の結束が生きてきてよかったかなという気はします。
さてさて。
冒頭、バレエの「白鳥の湖」を見に来ている上田と山田。
えっこれトリックの番宣ですよね?(違います)
つーかこの人選は狙ってやったんだろうなぁ。
まあともかく、居眠りしてる加賀ですが、黒鳥役の未緒が出てくるとえらく見とれた
らしく熱心に拍手。
これが見合いの場だってんだからフラれないはずがない!
そういうわけで山田は「またトリックで!」と言って帰りました。(嘘)
亜希子というプリマの女性がモノローグで、嘘は魔法の呪文云々言うてますが
度々出てくるので忘れても構わないです。
この女性、左腕に切り傷があります。
さてこの後このバレエ団の練習場で殺人事件が。
自分が書いたメモ見たらこの時点で「犯人は未緒?」ってかいてあった。
適当で言ったにしても当たりすぎだろこれ…。(原作読んでません)
刑事の太田らは、正当防衛かと言っている。
ハルコことハルという女性がこの男に襲われてとっさに花瓶だかトロフィーだかで
殴ったら死んだらしい。
加賀は上からちょっと本当に正当防衛か確認してきて、と言われてやってきたらしいです。
彼がこなかったら完全犯罪成立してたかも知れんなぁ。
ちなみに第一発見者は未緒に事件のことを連絡してきた梶田という指導者で、室内で
倒れているハルと血を流して倒れている男を発見、通報したらしいです。
なおこの男に見覚えはないとのこと。
皆が集められていて、亜希子が「刑事さん」と呼びかけた時に、加賀と太田二人とも
「はい」と返事したのはちょっと笑った。
んで皆写真を見るけど、誰も心当たりはない男だと答える。
強盗に入ったにしても、お金だって大金ではないし、宝といえばダンサーが宝と答える
バレエ団代表の高柳。
まあそうなりますよね。
ここでいきなり加賀、バレエの話に花が咲く。
うん、気づいて加賀さん!
あなたを見る太田さんの目が氷のように冷たい!
しかもこの後また「刑事さん」と言われて「はいはい」と答える加賀。
おい、お前本当にどんとこい上田じゃないよな…?
供述でもハルは、男に襲われそうになって殴ったと話し、一応現時点では殴られて
いるのは一度だけなので矛盾点はないらしい。
さらに、彼女が休日なのにきていたのも、半年前ハルの運転する車が事故にあい、
怪我をおってしまったためそのブランクを取り戻すために毎日練習していて、一番早く
やってきて一番遅く帰るようになったので、自然と鍵をもつようになったとのこと。
ちなみに未緒もその車に同乗していたけれど怪我はなかったらしいです。
本当はハルがオデットを踊るはずだったのに、ケガのせいで出られなかったらしい。
亜希子は生まれながらの主役とか言ってます。
皆も亜希子は特別とか言ってる。
まあ加賀は未緒の踊りが記憶に残ったらしいですが。
警察では正当防衛でいいんじゃね、的な展開になってるけど、でもあんなところに
金目当てで入るだろうか、もしかしてハルが狙われたのではないか、という話が出ている。
太田は加賀を疎ましがって帰れと言うけど、加賀「じゃあ今日は帰ります」と。
しばらくして太田が「今日、は?」って気づくのが面白かった。
んでハルの部屋を一応調べることになります。
死んだ男との接点があるかどうか調べるためらしい。
ここで、ハルと未緒はルームメイトだったことがわかる。
シェアしてたんですか。
ここでハルは柳生という男性バレリーナと付き合ってることがわかるのだけれど
何故か未緒の口は重い。
要するに、梶田がバレリーナの恋愛をあまり推奨してないかららしい。
気持ちはわからんでもないですが。
んで加賀、亜希子にバレリーナの恋愛はご法度ですか、とドストレートに聞くんだけども
彼女は、梶田は恋愛の先にある結婚、妊娠、子育てを心配しているのだと指摘。
踊れる期間は短いからそれを生かしたいらしいですね。
まあスポーツ選手とかも同じようなものなのでしょうね。
現役でいられる時間は限られてる、的な。
バレエ団が見える喫茶店で聞き込みをすると、死んだ男が朝から夕方までいて、
入り口を見張っていたことがわかる。
この男、コーヒー一杯で粘りやがった!(いや何か他にも注文したと思うよ!?)
加賀、出て行こうとした太田にコーヒー一杯飲むのに付き合ってといいます。
で。
クリームソーダを飲んでるわけだが。
お前のコーヒーはクリームソーダか加賀!
太田は、捜査一課の刑事は偉そうで嫌い、と言う。
あと今月いっぱいで定年だそうですよ。
ということは!
今の季節は3月!(すっごいどうでもいい)
ここで男の身元が割れる。
風間という男で、宮本という恋人がいるらしいです。
彼女によると、彼はニューヨークにいって画家を目指していて、一旦戻ったんだけれど
またニューヨークに行く予定で、空港で待っていても来ないので心配になったのだとか。
室内を捜索していた加賀は、白鳥の湖のパンフレットとチケットがあるのを発見する。
それは昨年の日付のものでした。
ニューヨークから戻った頃らしいです。
てか物証になるかも知れないのに宮本に素手でつかませるなよ…。
昨年の舞台だったためにハルも出ているのですが、宮本はハルの名には覚えが
ないらしい。
うーん。
んで練習を見に来た加賀、靖子というバレリーナが梶田によって、主役の座を下された
ことを知る。
ミスが多くてダメらしい。
まあそれはある意味仕方ないかも知れませんが…。
ここで演技指導をしている中野が、梶田の理想にかなわなければいけない、亜希子は
完璧な人形とか言い出す。
つまりこのバレエ団は亜希子至上主義ってことかぁ。
そして加賀は、このバレエ団は2年に一度ニューヨーク研修があることを知った。
ただし未緒は行ったことがないらしいです。
風間とバレエ団の共通点にニューヨークという点が浮かんできましたな。
バーにいた亜希子のとこにいった加賀は、腕の傷のことを聞く。
これはいましめ、料理をしていた時にけがをして、私はバレエ以外のことをするなと
いうことだと思ったという亜希子。
それで彼は、ニューヨーク研修の事を聞く。
彼女は、4年前に一年間言っていたと答える。
風間もいっていたんですよという加賀ですが、期間重なってないならあまり意味がないような…。
で、4年前に亜希子と靖子が一年いって、2年間に柳生と紺野だったっけ、いってると。
つまりこの男二人の時期に風間がニューヨークに行った時期がかぶっているので、
今ハルと交際している柳生と風間が向こうで何かトラブルがあり、帰国してから風間は柳生に
あいにいって彼に殺され、ハルが彼を庇って身代りになっているのでは、という仮説を警察は
たてたわけです。ややこしいなおい。
宮本に、ニューヨークでの生活を尋ねた加賀、先輩に頼っていたという情報を入手。
誰かは知らないそうです。
で、宮本が出してきた、風間が描いたという絵はバレリーナでした。
自分にもいつかもっといい絵がかけるのかなと言ってたことから、その先輩の絵を見て
感銘を受けた可能性があると気づいた加賀。
先輩の名は青木ということがわかりツテをたどっていくのですが…。
なんと、お姉さんにたどり着いたというのに、3日前青木は死んだという。
父親が遺体を引き取りにいっているそうです。
うわぁ…これは手がかりがぶっつりといっちゃいましたね。
バレエの方は本番を前にゲネプロをやってるのだけど、梶田の様子がおかしくなって倒れた。
そのブルゾンから落ちたビンみたいなものに加賀は気づく。
え、醤油さし?(違います)
彼はブルゾンに仕込まれた毒で殺されており、椅子に座った時に針が刺さって、そこから
毒のニコチンが体内に回ったものと思われます。
もしかしてずっと立っていたら死ななかったのか!
現場検証が入るので今日の講演は中止ということになってしまうけど、亜希子が、何とか
今日舞台をやりたいと志願して、加賀はそれを受け入れる。
今思えばなぜ彼女がここまで必死だったのか、ということでしょうな。
まあ損害が出るとかいろいろあったでしょうけども。
ちなみに、ここで太田が警察に中止させる権限はないみたいなこと言ってましたが
これは本当です。
現場検証はもちろんするけども、その後使うことに関して警察が中止を求める権限までは
ないのが現場なので、まあ黒子のバスケ関係の脅迫事件の時なんかは、中止にするとこと
開催するとこ対応が分かれたのは、会場側の反応の違いといえます。
閑話休題。
太田は、皆でグルになって隠している何かがある、と考えている様子。
警察では、ブルゾンは関係者なら誰でも触れるところに置いてあったので、誰もが
犯人の疑いがあるということに。
これは難しいですなぁ。
練習を見ていた加賀、未緒が倒れそうなのに気づいてとっさに支えてやってました。
さすが目ざといな!
んで中野、未緒、靖子となぜかいる加賀で食事をとることになるんだけど、梶田がもう
いないからってモリモリ食ってる靖子が。
今までは梶田が厳しく制限していたから思うように食べられなかったらしい。
大変ですなぁ。
てーかオメー、パセリ食えよおい。サンドイッチは食べられてもパセリは残しますってかコラ。
一方未緒はほとんど食べてなくて、加賀は気になってたらしいんだけど、二人が帰っていく
とこを見たらまた未緒が倒れたので助けにいってた。
こんだけフラグ立ってるのになぁ。
恋愛フラグだけは平気で折る男、加賀。
そういうわけで車で未緒を送っていってあげる加賀。
あの、いい雰囲気のところ申し訳ありませんが、後ろの車、煽りすぎだ。
ヘッドライトがこれだけ近い距離で映ってるっておかしいだろ。
加賀は未緒に、がんばるのもいいけれど一度病院で検査を受けた方がいいと言う。
似た者同士からの忠告です、と。
それで加賀は、どうして未緒の黒鳥が記憶に残ったのかについて、斬りかかってくる
ような迫力があったからだという。
未緒は、去年黒鳥の役をやった靖子の家でアドバイスを聞いたりして参考にした、と
話す。
で。
ここで梶田が殺された凶器が、サンドアート用の注射器の針だと判明する。
なんでも、調整用に注射器がついていて、それを犯人は使った可能性があると。
その頃加賀のとこには父親から留守電が入っていて、知人の交通事故の話がこじれて
いて、決着がついた後に後遺症が出たといってきたから出かけてくる、と。
めっちゃヒントですやん。
でも加賀は折り返しの電話で、あまり余計なことに首突っ込むなとか返してた。
この親子はもー…。
そんな加賀を太田が、「捜査一課の刑事さんは俺らとは飲みにいったりしない
もんかねー」みたいな誘い方してて、ちょっとほほえましかった。
そういうわけで飲みに行くわけですが太田は刑事には何かの犠牲を強いられる、
それが家族みたいな話をしてて、加賀も、同じようにして家庭をダメにした刑事を
知っている、と。それが父親なんでしょうね。
そういうのを見てきているからこそ、加賀は結婚しないのかなーとか思ったり。
あと、御銚子を取ろうとして太田が「ソレあちーでしょ、こっち」とやってたけどあれは
どう見ても柄本さんのアドリブだな…。
加賀、バレエ団に来ると、靖子と連絡が取れないと大騒ぎをしている。
一度も練習を勝手に休んだことがない人だそうで、もしやと思ってアパートに行くと
靖子が死んでいた。
手には注射器が。
自殺っスかぁ…。
てか太田さんなぜ素手で触るんだ。
靖子の死因も梶田と同じニコチンであり、梶田を殺害した後罪の意識から自殺
したのではないか、という結論になります。
ハルと風間の件とはまた別件だろうと。
で、太田が会議で手を挙げているのだけれど無視される。
見かねた加賀が手をあげて発言するのが良かったですねぇ。
加賀は、太田が靖子のアパートの壁が薄い事に気づいたことを指摘する。
聞き込みをしたら何日か前に男が怒鳴っていたと。
靖子の家の中ではなくてドアの前くらいだそうです。
靖子さん、靖子さん、と何か言ってて、それで聞き取れたのは靖子さんとニューヨーク
という言葉らしい。
捜査本部、どよめきます。
そらそうですわな。
加賀はニューヨーク市警に依頼した捜査がまったく進んでいないことも指摘し、
自分が行くと言い出す。
ここで無理だという管理官に太田がパッと立ち上がって、刑事の基本は足を棒にして
聞き込みすることだ、これが隣町の情報だったらどうだ、隣町の警察署に報告をまかせ
きりにしないで直接行くだろう、と説得。
これはかっこよかったなぁ。
毛嫌いしていた捜査一課から来た刑事が、自分らと同じ、納得いかないことは徹底的に
調べる主義だっていうのを認めたんだと思います。
そういう訳で加賀、ニューヨークへ。
…あれっこの後のシーン見てると、スタッフが行きたかっただけじゃないのか!?←
ニューヨークにて向こうのバレエ団に聞き込みをしていると、3年前にも梶田が刑事と
きたという話が。
亜希子と靖子を梶田が迎えにきたらしいのだけど、そこへ何故か刑事と一緒に来たらしい。
一方靖子のアパートの聞き込みでは、出張から帰ってきたばかりの右隣の男性が、
一週間前に風間がなんか靖子に謝ってたのを目撃したという。
さらに出張に出る前の数日前、女性の声がしていたと。
さてニューヨークの方ですが加賀は刑事から、日本人の男が刺された事件の情報を
手に入れる。
その名が青木だと。
青木はアパートでアジア人女性に刺されたらしいんだけど、バレエ団のチケットをもって
いたことから、バレエ団に関係があるのではないかということで、梶田が警察を伴って
バレエ団にきたらしい。
しかし、意識を取り戻した青木が娼婦に刺されたということでバレエ団は関係ないと判明した。
その情報入手の後加賀が後青木のアパートに行くと管理人が、恋人をずっと待っていて
死んだみたいなことを言ってくる。
友人からの伝言で、恋人を必ずつれてくるから待っていて欲しいと言われてたらしい。
ちなみに電話は引いてなかったらしいです。
んである時ベッドで冷たくなっていたと。
恋人の名は靖子だという管理人。
すごいところでつながってきましたな。
それで帰国した加賀は、青木の父親にあい、遺品の絵を見せてもらう。
それはバレリーナのターンをかいたもので、加賀はこれを風間が見て感化されたの
ではないか、と気づくわけです。
青木と靖子は交際をしており、帰国する直前に青木が刺される事件が起きたことから、
梶田は二人の交際をしる、無理やり帰国させて別れさせたのではないか、と。
加賀は亜希子にそういう話をするのだけど、彼女はわからないと答えます。
まあともかく、風間がバレエ団にやってきたのは、靖子を青木に会わせようとした
からではないのかと。
それがなぜハルに殺されることになったのか。
そんな中また未緒が倒れたということを聞きつけた加賀、アパートへお見舞いに行く。
それで未緒が中に入れてくれるんだけど、二人会話がなくてギクシャクしてたのはちょっと
笑いました。
で、未緒は加賀に何か話をして下さいという。
加賀は学生時代剣道をしていた話をします。
それはいいけど未緒さん、紅茶の茶葉を温めてないポットに直接いれたらあきません…。
えーとなんだっけ、剣道か。
それで加賀は斬りかかってくるような気迫、と未緒のことを言ったらしいですね。
加賀にはライバルがいて、ずっと負けなしだったんだけども、学生最後の試合で気迫が
すごくてついに一本取られたと。
実は彼は余命宣告を受けていて、その覚悟を背負って出場したらしいです。
生きた爪痕を残したかったんでしょうと。
それを未緒からも感じたんですという加賀。
なんか…知らないでネタバレ発言しちゃう人みたいな感じだな。
この後加賀何かに気付いて父親に電話。
さて公演が始まる直前、加賀は亜希子のところにある絵を持っていく。
それは青木が描いた絵だった。
つまり、ニューヨークでの話は靖子ではなくあなたですねと言うのであります。
この絵も亜希子だと。
えーと、バレエのターンは右回りと左回りがあるけど、左回りを出来るバレリーナは非常に
珍しくて、亜希子は出来るらしい。
俺のターン!(カードゲームのターンじゃない)
青木の恋人は亜希子だったというわけです。
そして青木を刺したのも亜希子だろうと。
彼女が研修を終えて帰国する期限が迫るにつれて、青木は情緒不安になっていって
彼女を引き留めようとするあまり、パレットナイフだかで彼女の腕を傷つけてしまった。
それでもみ合いになり、亜希子は彼を刺してしまい逃走というわけか。
画家として成功してないのなら亜希子とともに帰国ってのは出来なかったんですかねぇ。
青木の場合、自分の夢は捨てたくないけど亜希子には自分の夢我慢してくれって
言ってるのと同じでしょ。こっちでもバレエは出来るじゃんみたいな発言して。
それそのまま、日本でも画家は出来るじゃんって言ってやりたいわ。
んで事件を知った梶田が亜希子は大切なプリマだったから彼女を守るために、靖子が
彼の恋人だということにし、青木にも亜希子の夢をつぶさないでくれと言って、青木は
娼婦に刺されたと証言。
彼女が帰った後も思いを捨てきれない青木は絵を描いた。
そりゃいろいろな気持ちが入ってるから気迫のある絵になるわけで、それを見た風間が
感銘を受けたというわけか。
いろんな連鎖が面倒くさい!
で、青木が病気で余命わずかと知った風間は帰国してから何の連絡もとらない恋人を
連れてきてあげようとして、靖子のところにいったのですか。
でも知らんと言われたと。
…梶田も靖子に話通しとけよ…アホか…。
それで靖子はここで風間から事の次第を聞き、それは亜希子のことだと答える。
だから帰り際風間が謝ってたんですね。
その後風間はバレエ団の前で「亜希子」が来るのを待っていて彼女に、青木のことを
話し、きてくれるようしつこく頼んだ。
私ここの会話みてて、風間を代わりに殴りたいと思いましたよ。
青木も勝手だったけどこの風間も大概だ。
死にかけてんだからいってやってよ、みたいなことを一方的に言って、受け入れない
亜希子の方が悪者、みたいな言い方する奴大嫌い。
自分がいいことをしている満足感に酔いしれているっていうか。
亜希子だって必死に今まで頑張ってきたんだろうに、いいから来い、ではあまりにも
乱暴ですよ。
おーい鬼灯さん、金棒でちょっとやっちゃってください!(それ地獄一直線じゃないか!)
さて。
この後どうなったのか。
未緒が出番ですとやってきて、亜希子は自分は逃げも隠れもしないし、ずっと舞台に
いるので2時間ほど待って欲しい、と言う。
加賀はそれを受け入れます。
あと未緒も加賀に絶対見て下さいねと言って出て行くのだけど。
どちらかというと未緒の方が見てもらうことにすごいこだわってておかしいんだよなぁ。
この後、梶田が殺された後の靖子と未緒の回想シーンになります。
未緒は靖子に自首はしないでくれと頼む。
このままだと最後の舞台が中止になってしまうからと。
結局自分のためなんだよなぁ。
未緒は実は、ハルの事故で聴力を失いつつあったのです。
風間と亜希子の争いに気付いた時未緒は亜希子を守るために風間を殴った。
でもそれもやはり自分の舞台が成立しなくなっちゃうからだった。
で、ハルが自分が身代りになったのは、自分の事故で未緒の一番大切なものを奪って
しまったからでした。
彼女は事故の後遺症で耳が聞こえなくなりつつあった。
亜希子も話を聞いて、それでハルが襲われて正当防衛で殴ったということに
したのか。
最後の舞台まで私達は魔法にかかるのよって。
まあ…この気持ちはわからんでもないです。
人を殺した未緒、隠ぺいに加担した亜希子、ハルは当然悪いことをしている。
けど、これだけはどうしてもやり遂げたいっていうものがあって、それを成し遂げるまで
隠し通すつもりだった、となるとやっぱなんていうか、最初から正直に言えよとは言い難いなぁ。
で、無事最高の舞台は終わったのだけれど、カーテンコールで加賀は未緒がいないことに気付く。
それで屋上に行くと、いました。
魔法は解けてしまいましたね、という未緒に加賀は、魔法は解けない、あなたの踊りは皆の
記憶に残り続けるというけれども。
その言葉はもう、未緒には届いていなかった。
彼女はついにその未来を閉ざされてしまったのであります。
ここの演技、「加賀さん私に何か話しかけてますか、何か話してますか」とパニックになる
未緒の演じ方が素晴らしかったと思います。
実際には聴覚を失えば自分が何を発音しているかもわからなくなるので、まったく話せなく
なるか、意味不明のことを話すだけになってしまうんだけれども、それは映像を伴うドラマでは
小説と違ってしても分かりにくい表現になる。
だからこそこういうやり取りになったんだと思います。
事件が一応の解決をみたあと、加賀、父親に電話して、交通事故の件、解決のきっかけに
なりました、あなたの言う余計なことも無駄足ではなかった、と伝えてますが…。
この親子の距離が縮まるのはもう少しかかるかなぁ。
あと、太田が言ってた、一日中パソコンの前に座って何をしているかまったく理解できない
息子さんは、ゲームの賞を取ったらしいです。
自分が理解できなくても何か打ち込んでいるものがあれば、頭から否定したらいけない
ってのは太田も理解したのかなぁ。
そういうわけで加賀、また別の事件現場に向かうのでありました。
そういえばあなたの相棒はどこ行ったんスか。
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