多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮


チーム・バチスタ4
螺鈿迷宮

第3話(13/01/21)

 あーなんかこのまま、いろいろなエピソードが展開しつつ謎もついでに解けてくって
感じだろうなぁ。いいけど、謎解きの方をメインで見たい人にとっては、最初と最後だけ
見れば話わかるんじゃね?的な。
 いやなんての、新参者だといろいろな人のエピソードが出て来たけども、それはすべて
犯人と被害者につながっていくという話でしたが、これは謎解きとは独立して個々のエピソードが
あるので、見ててしんどい部分もあります。
 仕方ないんだけど。

 というわけで。
 久しぶりの島津先生に白鳥わざわざ聞きに行ったんですね。
 CTの画像の相手は死後1〜2日以内に撮影されたもので、撮影したのは素人、撮影が
ずさんだからわかるらしいです。
 こっそり撮られたものだろうと。
 で、年齢としては30〜50代の男性、ダブルカーブの側板がある。(つまり背骨が曲がってる
ということです)
 それで白鳥はこれが誰だか思い当たった様子。
 てか立花だよなぁこれ。

 んでそこに田口が来て、高階院長に全部報告してきたって言うんだけど、白鳥の皮膚科医師に
化けての潜入もバラしたみたいで、島津に写メ取ったの見せて笑ってた。
 で、白鳥が携帯取り上げて削除しようとしたんだけど、高階院長にももう送ったし、家のパソコン
にも保存してあると。
 グッチ、学習したね…。
 ともあれ白鳥は、このCTが撮影されたのは碧翆院だと思う、と言うのでありました。
 
 その頃碧翆院にはヒナという25歳すい臓がんステージWAの患者が入院してた。
(状態としては末期)
 中学校教師だそうです。
 しかしヒナは、痛み止めの処置以外何もしないで、早く死なせてとか言ってる。
 すみれは前にいた静岡医大で何の措置も取られて無いことを知り驚く。
 小百合は、何もしないというのが患者本人の望みだからそれをかなえるのがここでしょ、と言う。
割りきりすぎだよいくらなんでも。
 まあここにいたらそうなっちゃうのかなぁ。
 そこに大吉が、ヒナは食事も拒否してるんです、とやってくる。
 ヒナは早く死なせてとか言ってるけどあんた、メシも食わない、痛み止めだけ打つって
状態だとじきに痛み止めも効かなくなるよ。苦しみぬいて死ぬことになるよ。
 やけになってんだとしてもなんとかならんかねぇ。
 はっ、そこでグッチですよ!
 でもこの田口も、あなたになんかわかるわけないわよね、この年でがんって言われる気持ちはと
言われて撃沈。
 だったらお聞きしますけど、小児がんを宣告される子供のお気持ちはあなたにはわかるんで?
そういうことですよ。
 何歳だからじゃなくて、ヒネてるだけじゃねーかよ。
 まあ気持ちはわからんでもないけど。
 そこに院長がやってきて、自分は今まで何百人も看取ってきたから、どんな症状でも
対応できる、だから今は食べてくれと言い、ヒナはおかゆを口にするのでありました。
 グッチの立場が!!
 その後も、楽にするためには一応体の中みとく必要があるからとCTスキャンしてる時に、
白鳥がやってくるわけですよ。
 何も知らない検査技師の戸山に、ちょっと見学にきたんだよねーとかいって、しかも
「厚労省のちょっと長い肩書の白鳥でーす」とさりげなく肩書紹介省略しやがった!
 戸山はAiの経験はあるというけど、今までの検案情報出してよと白鳥が言ってるとこに
席を外してた院長戻ってきて、これを拒否。
 まあそらそうなりますよね。
 白鳥も、院長があの立花の画像を撮ったのだとしたら何もコソコソする必要ないし、と
いうことで帰って行きました。

 まあただ碧翆院は院長が思っているほど一枚板に結束してるわけではない、ということ
らしいですけども…。
 
 田口は自分がどうヒナに接したらいいか分からなくて困ってたみたいです。
 今まで碧翆院にはお年寄りばかりいたから気が付かなかったけど、若くてもケアが必要な
人は沢山いると。
 確かに若くして亡くなる人だっていっぱいいますもんね。
 
 その頃院長、立花が持ってたUSBメモリ持ってやがった。
 あの時立花が院長室を訪ねて来た時立花は院長に、あなたが解剖する前に撮影
した画像を送ったのに、どうして見てくれなかったのか、と言ってた。
 なんでも、院長は解剖した時に大事なことを見落としていて、立花はそれを防止する
ために事前に映像を送ったのにそれを見てなくて、結果見落としたままだったらしい。
 何でしょうね。
 もしかして院長の診断は絶対、と仰ぐ誰かが立花を殺したのかも知れませんな。
 そうしてしまえば立花の言う「院長の見落とし」は永久に隠ぺいされることになる。
 小百合か華緒かそれと大吉あたりか…。
 すみれではないと思うんですよねぇ。
 
 そのすみれはヒナに、ここにいれば死の寸前まで生きられる、とあのシステムの説明を
していました。
 要するに何か雑用をして過ごすやつですね。賃金は治療費に使われるというやつ。
 でもその代わり積極的な治療は受けられなくなるそうです。まあそのためにはずっと
安静にしてないといけないからだろうね。
 で、すみれは、オペで助かる可能性もあるんだから、と説明しかけるけど、ヒナはさっさと
サインしてしまった。
 私は絶対後悔するって思うんだけどなぁ。
 
 田口がヒナの話を聞いてるんだけど、彼女がここまで頑なに拒むには理由があった。
 彼女の母もがんと診断されたのですが、これをすれば助かるという治療法をあれこれ
受け入れたあげくに、母は苦しみぬいて死んだらしいです。
 うーん……なんか違う気がする。
 いやうまく説明できないけど、延命治療と、治すための治療の違いじゃないのかな、的な。
 ヒナはオペをすれば助かる可能性はあるんだしね。
 ただヒナは、私に必要なのは痛みや苦しみを取ってくれる医者であり、田口は必要ない、
顔を見るとイライラする、とひどいことを言います。
 ひどいことを言ってるシーンなのに手前におばちゃんがフレームインしてきたから、その
唐突さに笑ってしまったがな。カメラワークもうちょっと考えようよ!

 そういうわけでヒナは螺鈿細工を教わることになりました。
 その後、ヒナのことを気にかけている、さっきフレームインしてきたおばちゃん、ミチさんが
ヒナとともに通りかかって、田口にんってヒナの方を指さして見せるんだけど、田口は何も
声を掛けずに立ち去ってしまいました。
 ダメだこりゃ。
 でもその夜ヒナは泣いてて、気づいたミチが起きてるんだけど、他の病室に響き渡る
くらいでかい声で泣いてるヒナもどうなのよって気はした。(演出、演出)

 田口、帰宅すると白鳥が中にいるのに気づいてうんざりしてたのは笑った。
 しかも7月なのにスキヤキ…。
 ここで白鳥はあの画像は立花だろうと話し、自分が探している立花はもうこの世に
いないかもねぇ、と言うのでありました。
 そうしたらまた画像が届きまして、今度は頭の画像だった。
 そこには後頭部に出血の跡があり、これが死因であるとわかる。
 つか田口が話見えてないっぽいのはなんでだ。
 白鳥が散々立花のこと探してたし、これは死体の画像だって言ってただろうが。
 殺されたかもって話をしてんだよ…。
 で、白鳥は、画像の送り主はやっと明かす気になったのかもしれないね、この遺体が
誰で、どうやって死んだかを、とつぶやく。
 …画像の送り主は最初からfrom欄に「タチバナ」って入れてたから、最初から
遺体の正体を明かしていたともいえるっ!

 ミチさんが田口のとこに来て、あんたヒナに対して最初に、一緒にがんばりましょうと
声をかけたのは嘘か、と怒る。
 田口は顔を見るだけでイライラするって言われてどうすればいいのかっていうけど、
それでも声をかけ続ける、がんばるってそういうことだろうがって逆に怒られました。
 痛さとか苦しさは小百合が取ってくれるけど、私達終末医療の患者が抱えている
のはそれだけじゃない、もうすぐこの世から消えてなくなる怖さや孤独だと。それを
あんたが受け止めてくれなんて誰が受け止めてくれるのかと。
 本当はその役目をするのが家族なんでしょうけど、やっぱ死んでいく怖さって
その家族にもわからないだろうなっていう部分は確かにあるのではないか、と
思います。難しいですな。
 すみれがきて、ミチのことを冷やかすんだけど、ミチは田口が孫に似ていたからと
帰っていく。
 ここに入った高齢者のほとんどは、家族が会いにくることはないそうです。
 なんて家族だ…。ひどいな。

 それで田口は気合い入れ直して、螺鈿細工を作ってるヒナのとこにいって、
あなたの病気はオペで完治できる可能性があると告げる。
 さらに、自分も正直わからない、命の期限を切られる怖さはと。
 ただ、院長にも言いにくいこととか、気持ちを吐き出したい時があれば声をかけて
下さいといって立ち去るのでした。
 踏み込みすぎない、離れすぎない、そういう距離が大事ですね。
 がんと告知されて傷ついてる時に、私はあなたの気持ちわかりますよー受け止め
ますよーってヘラヘラきたら、そりゃ顔面に電話帳でもぶちこみたくなるもんですよ。
(暴力、ダメ、絶対。)
 でも少し落ち着いてきて誰かに不安を聞いて欲しい、相談したいってなった時には
いてくれた方がありがたいでしょうね。
 田口はちょっと時期を間違えちゃった感じかなぁ。
 まあ何とかなりそうでよかった。

 この後廊下で小百合が先生、と呼び止められていたんだけど、その言葉に反応して
振り返るヒナ。
 つか生徒誰も来てないけど、転院してるの学校に知らせてなければそりゃだれも
来ないよなぁ。
 それでヒナは田口に、前の病院では、5年後の生存確率は20%と言われたと告げてくる。
 よし、朝田を呼べ!(今忙しい)
 その時の医者の態度は確かにひどいな。
 でもヒナも、20%ならしないってのが分からない。
 あなたは生徒が入りたがってる学校の合格確率が20%だったからといって、じゃあ
無駄だからやめとけって言うのけ?受けるだけ受けてみろって言うでしょ、絶対。

 そういうわけで何故かヒナ、田口とともに海やらカラオケに遊びに行きました。
 なんかステージ4のがん患者と思えないくらい元気なんスけど。

 一方碧翆院では刑事がまた遺体の検案を院長に依頼していて、そこに白鳥が
やってくるのだけど、CT画像だけでは警察は動けないし、何よりあの院長はここらの
検死を一手に引き受けてくれているから下手に動けない、県警ともつながりがあるから
何かやらかせば自分の首が飛ぶとか言われてしまうのでありました。
 よし、白鳥君、警察庁から圧力かけようか!(やめなさい)
 
 ヒナからがんを知った時、友達に何も言えなかったこと、学校も校長にだけ告げて
入院したこと、片思いの相手がいることなど聞いた田口。
 学校にいってみましょうかと提案。
 それで学校に行くと、彼女が顧問している女子バレー部が声をかけてきて、強豪校に
勝ったということを報告。
 そして、ヒナの帰りを待ってると言ってくれるんですね。
 さらに男子バレー部の顧問で、今は女子バレも兼任してるという男性教師がやってきて、
事情は校長から聞いた、と、山さんかみたいなことを言う。ここの個人情報管理はどうなってんだ。
(このネタが分からない人は親御さんに「太陽にほえろ」の山さんの、話はすべて聞いたって
どういう意味?と聞いてみよう)
 
 ともあれそれでヒナは生きる勇気をもらったみたいですが、田口が彼氏と勘違い
されそうになってあわてて全力否定してたのは笑いました。ひどっ。
 しかも田口には、片思いの人ってこの人ですよね、と見抜かれている始末。
 どうしたんだ田口!写輪眼でも得たかのような観察力!
 
 生きたい、というヒナに田口は、東城医大にはすい臓がんの名医がいるから、まず
話を聞いてみませんか、と提案。
 どこの病院に移ってもこれからも話は聞きますよ、と。
 まあヒナの場合当たった医者も悪かったよなぁ。

 院長は食事の席でヒナが転院した話をしているんだけども、あんたら食事時に
話はしないって設定はどうなったんですか?めっちゃ話してるやん。いいけどさ。
 で、白鳥のCTの話が出るけど、院長は自分がなんとかするとか言ってた。

 ヒナは転院する前に田口に、イライラするって言ったことを謝る。
 あと、自分に対してがんを告知した医者は顔を見もせず、オペの確率の話だけ
してきた、私みたいな患者は他にもいる、そういう人を助けてあげて、と教師らしいことを
言って去って行きました。
 確かになー。
 ああいう「お医者様」は存在するんですよねぇ。患者を見ようともせず、カルテだけ
見て分かった気になってるやつ。あれ絶対次の診察で別の人が座ってても気づかねーぞ。
(ああいう医者にそういうドッキリを仕掛けてみたい)

 小百合は、うちにいた方が楽に死ねたのにとかとんでもないことほざいてて、すみれは、
苦しみながらでも生きようとすることがそんなに悪い事?、という。
 まあ本人が生きたいと思ったのだから、楽に死ねたのにとかそんなこと言っちゃいけませんよね。
すみれは、私たちは院長の言うとおりにしてきたけど何か間違ってない?と言う。
 そんで白鳥がやってきて、家族一同CTの映像を見ることになるのですが。
 白鳥は、この画像、碧翆院で撮られたものだと思うんだよね、と戸山に言うと、彼は
この機械は国内どこの病院でもありますよ、と反論。すると白鳥、「知ってる」と。
 おい、誰かバインダーの角でこいつの頭殴れ。

 ともあれ、頭部の画像解析から判明したのは、鈍器で殴られた可能性があり、それはバットや
花瓶のようなもの、そして顔を再現してみたらバッチリ立花だったと。
 あの日白鳥に会った後、殴り殺され、誰かが死体を撮影した。
 画像を送りつけてきたのだって、内部告発のつもりならバラバラに送ってくる必要はない。
 …え、メール添付の容量の関係とかじゃなくて?うちのメールサーバーだと添付書類の
重さに制限あるんですけど。(黙ってろ)
 白鳥、これは僕に対する、「謎を解けるもんなら解いてみろ」という挑戦状ですかーとか言う。
 さて、誰なんでしょうね。
 よし、金田一探偵を呼べ!(祖父も孫も来たら死人相当出るやろが!)


 


多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮