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チーム・バチスタ4 |
第9話(13/03/04)
さて謎もいよいよ大詰めになってまいりましたよ!
院長が死体検案書を書いていると、白鳥が入ってきて、螺鈿の部屋での看取り
全員について知りたい、と言ってきた。
あの部屋に入って全員24時間以内に死んでいるという田口。
院長は、人の死を見ていると大体24時間以内に死ぬっていうのはわかってくる
もんだ、と答える。
解剖をするのは、その死から自分が学ぶためだと。
その書類を見せてという白鳥に、見せて何がわかるんだという院長。
でもって、安らかに死んでるんだから問題ないだろみたいな感じだけど、白鳥は
安らか過ぎると疑問を持っている様子。
つーか白鳥ますます寝癖ひでーな!
田口が一度ウメの看取りに立ち会ったことがあるということで話を聞くんだけど、
田口は、ウメは静かで安らかにいったという。
白鳥はそれが気になる様子。
どの患者もすべて条件がそろいすぎてるってことでしょうね。
ただし、看取りをきちんとして解剖も行っている以上、法的には手を出せない。
何が問題があるわけでもないから警察が踏みこめるわけでもない。
白鳥は、院長が解剖しているのは自分の身を守るためだったりしてね、と言う。
つまり、安楽死を疑っているわけです。
小幡が華緒とあおいの行方はつかめないと言ってるのへ白鳥はどうなってんのとか
言うけど、そりゃ小幡だって一人でやってんだからって怒るわな。
したら白鳥がなだめだして、お前は一体どうしたいんだよって思った。
ともかく、この桜宮家では、ほとんどの財産が華緒名義だそうです。
院長は婿として入ってるので、金を自由に出来る華緒としてはどこにでも逃げられるだろうと。
ちなみに院長がやってくる前までは碧翆院は普通の町医者だったらしい。
ここで彼は理想の医療を手に入れた、ということですか。
小幡は、海外に逃げられたらおしまいだと言ってるけど、白鳥はそれはないと否定。
あおいはいつ暴れるかわからないし、華緒も情緒不安定だからと。
いやその前に、死んだ人はパスポート取れないんですけども。
この近くにいるはずだ、という白鳥。
一方田口は、ミチが誰かに手紙を書こうとしていたのを目撃。
縁を切った娘に手紙を出そうか悩んでるらしい。
生前カヨが仲直りした方がいいから、と言ってたからだそうです。
なぜ縁を切ったかとと言うと、旦那さんはがんで亡くなったらしいんだけどその時に、
ミチに延命治療をしないで欲しいと言ってたんだそうです。
静かに眠らせて欲しいと。
それを医者に伝えて旦那さんが亡くなった後に娘が駆けつけてきて、そういうことに
なったのに激怒して、ミチが死なせたんだと激しく罵ったらしい。
そんなこと言ってもなぁ、夫婦でしかわからないものもあるだろうし何より、長く生きる
ことが苦しいだけのこともあると思いますけど。
それで田口は手紙を書いた方がいい、と言う。
いつ螺鈿の部屋に呼ばれるかわかんないしね、と納得したミチも手紙を書くことにする。
その言葉に引っ掛かったのか知りませんけど、田口は藤原に会いにいってました。
なんでも院長は以前東城医大で働いていて、藤原は彼のことをよく知っていたらしいです。
つか田口よ、いきなり殺人ですよねとか言ってもわけわからんから。
彼は安楽死の話がしたかったらしいです。
藤原は、尊厳死というのはわかるという。
治療をしないで痛みを緩和するのだけして、そのままに死んでいくってやつだっけ。
で、安楽死は医者が命を絶つ行為であり、絶対に反対だと。
消える命を自然にまかせるのと、残り少ないからといって命を絶つのは別だ、と言います。
患者が希望したのならともかく、医者の決定で命を絶つのはいかんわな、確かに。
まあ今のところあの院長がやってるのはどちらかわからんけど。
ただ、ここにいた頃も院長は延命には反対だったという。
患者の苦しみを長引かせてどうすると。
そのために、上司の加賀とよくぶつかっていたらしいです。
加賀は患者が尊厳死を望んでいても、家族まで同じ気持ちだとは限らないという考え方のようで。
それって苦しいよなぁ…。
院長は一貫して患者の意思を大事にしていたという藤原。
前に、心停止した患者がいて、その患者は延命を望んでいなかったため院長は何も
しないでと言ったらしいんだけど、加賀は人工心肺につないで延命させた。
その結果、患者は意識を取り戻すことなく一年生き続けて、それでようやく亡くなったん
だけど、家族も疲れ果ててたと。
そうですよねぇ。
誰だって家族には一分一秒でも長く生きていて欲しいと思うもの。
でもその家族を苦しませてまで生きていて欲しいかって言われたら、私はそこまでして
生きていて欲しいとは言えない。自分達は悲しくても、家族が早く楽になって欲しいと思いますよ。
なんつーか、どういう状態でも生きてて欲しいっていうのは、親が子に対しては思っても
仕方ないことだけども、苦しむ姿を目の前で見たら実際迷うと思いますよ。
治る見込みがないならなおさら。
さて、その患者のことを見て院長はほどなくして東城医大を辞め、碧翆院にいったらしいです。
藤原はそこまで話して、今の安楽死の話題は碧翆院のことでは、と言うけど田口は何も
言いませんでした。
ここで、1人の患者がやってくる。
藤原、この人が加賀先生ですと田口に紹介。
年で医者を辞めたらしいんだけど、今は患者としてこの病院に来ているらしいです。
田口が碧翆院にいると聞くと興味を示す加賀。
時間が経過すれば衝突も懐かしく思い出せるものなんですかねぇ。
さてさて。
白鳥は小幡とともにあの、地下通路にきてました。
小幡が部下を返してたのは優しいなぁと思いましたね。見つかったら責任問題になるもんね。
それで一つ、どこにつながるかわからない道を発見した白鳥、ずーっと歩いていくと、変な
トンネルがあって、海岸に出るんですな。
どういうとこなんだよここは本当に…。
何もなかったなと引き上げようとする小幡に対して白鳥は、車椅子の跡とボタンを見つける。
っておい、素手でボタン触ったらあかんやろが!
誰かがここで車椅子に戸山を載せて運んできて海にポイしたってことですよね。
誰だよ不法投棄したのは。(戸山君は産廃物ではありません!)
そうなると多分あおいの犯行ではないなぁ。あおいは出来ないから。
車椅子に乗せたら女でもできるけど…うーん。
田口、碧翆院に加賀とともにやってきました。
自分から会いたいと言ったらしいです、加賀。
自分が医者の頃は患者の延命を優先にしていたけど、患者になった今は変わってしまった、
自分は末期の肺がんだと話す加賀。
よし、伊集院を呼べ!(医龍前回の肺がん患者はステージが初期だと判明しただけです!)
えーとなんだっけ。
それで、どうやら苦しまずに楽に死にたいみたいな終末ケアを受けたいわけか。
で、院長はサクッと小百合を呼んで入院の手続きを。
田口はすることもないので出るわけですけども。
この後もしかしたら重大なお知らせがあったかも知れませんな、加賀に。
望めば安楽死できますよ、的な。
そんな田口のところに、ミチの娘、ユキエがやってきました。
田口は大喜びでミチのとこに連れていくんだけど、すみれは本当にいいことをしたのかな、
みたいな感じでした。
今まで来なかったのだって理由があったんでしょ、と。
確かに二人会ってみたら再会を喜ぶどころか、ユキエは、今更孫に会いたいだなんて
どういうつもり、と怒る。
うーわ。
最悪ですねぇ。
親になってもなお、ミチの、旦那さんを楽に死なせた時の気持ちってわかんないもんなんでしょうか?
ともかく、さっさと出てきたユキエに田口は、ミチは旦那さんから延命治療を望んでないことを
聞かされていた、と話をする。
闘病中の父親はミチさんにだけ本音を伝えていたのではないですか、って。
そういうことあるよね。
子供に心配かけまいと元気なフリ、闘病するフリをして、奥さんにだけは本音を打ち明けるって
あると思う。
そして田口は、意識ないまま人工呼吸器につながれて生きることを望んでなかったのでは、と
言うけれどユキエは、どんな形でも生きてて欲しかった、と。
それは介護だとか看病疲れとか経験してないから言えることですよ…。
田口は、ミチさんだって生きてて欲しかったのは同じ気持ちだと思う、でも、苦しんでいる旦那さんの
気持ちを尊重したのではないかと伝えます。
自分達が抱えているものは痛み、苦しみだけではなく、もうすぐこの世から消える恐怖、そして
どうしようもない孤独があります、だからミチはあなたに手紙を書かずにいられなかったのでは
ないですか、という田口。
この言葉がユキエの言葉に届いているといいですねぇ。
さてアパートに戻ってくると白鳥がなんか丸太に服を着せていた。
…何してんの。
ねぇ、何してんの。
白鳥曰く、あの見つけた入り江に置いてみるらしいです。
戸山と同じ体重がある丸太らしい。
二人でうんしょうんしょと運びながら、台車くらい持ってないの!という白鳥ですが、そこは
オメー、自分で用意しとけや!
仕事から帰ってきたらこんなもん運ばされる田口の身にもなれよ!
で、入り江からドボーンと流した丸太は、翌日戸山が発見された砂浜に届いていた。
つまり潮の流れで戸山はあそこから流されてきたということになるわけです。
あそこなら碧翆院から誰にも目撃されずに行ける。
ミチはすっかり元気をなくしてしまったわけですが、すみれが診察してるのを見て
田口は、あの螺鈿の部屋にすみれは入ったことがないという疑問をぶつける。
すみれは、終末医療の専門ではないから、と。
そうこうしてるうちに白鳥がやってきてまた、皆を呼んでって言った。
どうでもいいけどいつも上から目線だよね!?
ここで皆集まった時に、大吉をとめて院長がコーヒーメーカーに歩いていったので、
おや院長が皆の分入れるのかなと思ったら、自分だけ入れて飲んでた!
まあつまり、大吉が自分のために入れようとしたのを、自分でやるって感じだったのかな。
いいけどあんた皆にも入れてあげなさいよ!
で、白鳥は入り江の話をします。
さらに、車輪の跡があったこと、戸山の服のボタンが落ちていたこと。
あおいに殺されたんじゃないの、と言う白鳥。
いやー違うんじゃないかなぁ…。
車椅子の人間が大人一人抱えて海に投棄?不可能だね。
ともあれ白鳥は現時点での容疑者はあおいだと言う。
また、今度螺鈿の部屋に誰かが入る時には自分を呼んでと言う。厚労省の命令だと。
でも院長は、最後の看取りに他人がずかずか入っていくのか、と指摘。
それで結局田口が任命されることに。
がんばれグッチ!
白鳥は、海外には確かに安楽死はあるけれど、僕は反対だね、と言う。
田口は、本当に院長が安楽死させてると思ってるんですか、とビックリ。
いや疑うのも当然だろ…。
白鳥、そうでないことを祈ってるよ、と。
確かに彼だってここをつぶしたくないでしょうからねぇ。
ミチのところに女の子がやってくるんだけど、それは彼女の孫にあたる薫でした。
ユキエは近くで待ってるらしい。
ああ、田口の話を聞いて、孫を会わせに来てくれたんだなぁ。
良かったですねぇ。
さて。
加賀が院長に螺鈿の部屋の話をしています。
すっかり忘れてたけどこのおっさんも入院してたんだったな。(コラ)
あの部屋に呼んでもらえると安らかに死ねると聞いた、私も呼んでもらえるのか、
長く苦しむ姿を息子に見せたくない、という加賀に、その時が来たらと答える院長。
ドラマも残り少ないから次の回じゃないですかねぇ。←
と、白鳥が外に居て、次に呼ばれるのここの人?とか院長に聞いてる。
安楽死させてたら許さないよ、と。
でも院長は、自分の患者のために働くだけだ、と言って立ち去りました。
うーん、真相はどうなんでしょうねぇ。
ミチは孫の写真を見せてるんだけど、田口が「あれ、前に僕のこと、孫に似てるって
言ってましたけど女の子ですよね」と。
おいどうなってるんだってばよ。
その頃あおいはどっかの家にいて、華緒とともに過ごしてましたが、雷を見てまた様子が
おかしくなった。
なんで僕を死なせてくれなかったの、と。
ホントに死んでたら1話でこのドラマ終わってんだろうがよ!
だって僕は…とか何か言いかけたよ。
気になるところで続きますなぁ。
このドラマは本当に逆転逆転とよく変わっていくから最後まで真相がわからない。
楽しみです
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