第5話(14/02/06)多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ドラマ＆もろもろの感想→医龍4
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医龍4 |
第5話(14/02/06)
荒瀬がどうやったらL&Pに行くんだ？と思ってたけど、なんか、そうきたか！って感じで
あった反面、えっこれで動いちゃうの？とちょっと意外だった気もする。
でも何かあればあっさり桜井病院に戻ってくるだろうな。彼はそういう人。
荒瀬から、院長のことを聞かされた朝田は、すぐに話をする、と言う。
朝田は気づいてくれた荒瀬に礼を言うけれど、荒瀬は朝田のことを、麻酔医を正当な
評価してくれる外科医もそんないないぜ、俺も若い頃はひどい目にあった、とまたまた
でっかい別れのフラグを立てて去っていくのでありました。
L&Pに移った加藤は人工心臓のことを担当者に説明中。試作品が出来る模様です。
これがまたのちのちの話で生きてくるといいですね。
つーか藤吉先生を最近見てないんですが本当に再登場してくれるんだろうな！？
で、その加藤のとこに鬼頭がやってきて、ここは権力争いもないしいいわね、と言う。
加藤も正直、医療をビジネスになんて、と思ってたけどと。
鬼頭は岡村のことを、彼は医療をビジネスとして扱うことによって、理想の医療を作り
あげようとしている、朝田とは正反対ねという。
うーん…。
確かにやってることはすごい素晴らしいと思うけど、絶対裏あるよなぁとか思ってします。
それとも、実は彼は過去何かあって、本当に金の力ででも理想の医療を作り上げて、
最終的に野口を追い出す、とかなら面白いのだけど。
ただ鬼頭は、岡村にはまだ秘密があると言って去っていくのでした。
もしかして彼こそが、立花殺しの犯人！？(それチーム・バチスタの方ですやん)
その頃岡村は野口と話をしていました。
今のL&P院長は羽垣というおっさんなんですが、実は今いる医者どもは、このおっさんの
名前で集めたらしいです。そんなに実力あるおっさんには見えなかったけども。
ただ、その羽垣の専門である、循環器系の患者が、朝田らのために桜井病院に移っちゃってて、
それが悔しくて仕方がないアホおっさんは、心臓の弁置換オペを短時間で終わらせて記録を
作り、話題にすることによって患者を取り戻そうとしているらしい。
朝田のように、早く切り上げる必要があって短期間で、しかも丁寧に仕上げるのと、単に
時間に拘るあまり雑にやるオペとでは雲泥の差があるわけですが、このお馬鹿さんにはお分かりに
ならないらしい。
ともあれ、そういう記録に拘るオペにするからには、最高のスタッフを揃えなければいけない
という岡村。
面倒なことになりそうですね。
その頃桜井病院では、早川がなんか荒瀬が寝てる部屋に書類を置きにきたけど、
すっごい嫌そうな顔をしている。
それで医局に戻ってメールをコソコソ書いていたら伊集院が来るわけですよ。
それで、研修はどう、とか専門はどうするの、とか聞いてるけど早川は、研修は最悪
だし、専門はまだ決めてないけど麻酔には絶対いかないとか言ってました。
なんか…早川って実力がありそうに見えたけど見当違いだったようですね。
やたら自分の才能を過大評価し、先人を馬鹿にしてるだけにしか見えないわ。
早川、麻酔医は所詮外科医のしもべでしょ、とかひどい事言ってました。
伊集院は、そんなことはないよっていうけど、対等だと言うのは理想論だと。
なんだかなぁ。
えー、なんか鍛錬してる医者が映ったから朝田かと思ったらカッパハゲだった。
何してんだよてめぇ。
あ、院長のオペの第一助手になったんか。
このオペ、失敗するな…。(コラァァァァァ！！！)
あと、麻酔科医に女医を配置したら、羽垣が気に入らないとか言い出して、桜井病院に
腕のいい麻酔医がいるらしいからそれ呼べよって言い出した。
いるんですよねぇ、女だからダメって性別で差別する頭の残念な人。
岡村は、荒瀬は面倒な男ですよ、とか言うけど、羽垣は、所詮麻酔医なんだから、
言うことを聞くもきかないもないだろって感じ。
こういうのが引退して、外科医の権威とかでご意見番なったらもう、最悪ですよ。
岡村も内心ではうぜぇ、このハゲとか思ってただろうなぁ…。
桜井病院では患者のカンファレンスしてたけど、早川が、もう5時過ぎたし帰りたい
んですよねぇ、とかうざい。
うわぁこいつ医者になったら、5時過ぎたらオペの最中でも「時間なんで」って帰りそう。
てかなんでこんなやる気のない奴が医者目指してんだよ。
と、そこに院長が荒瀬と朝田を呼びに来る。
院長は荒瀬がL&Pでのオペに呼ばれてることを告げるけど、荒瀬は断る。
でも、協力関係を深めるには今回のことは不可欠であること、何より患者のためにと
言われて、荒瀬は応じる気になる。
患者は７歳のレンという子でした。
リンちゃんは！？(ボーカロイドじゃねぇよ)
ただ、執刀医が羽垣と書いてあり、荒瀬は顔色を変える。
朝田が知ってるのかと問いただすと、自分が研修医の頃オペに入った執刀医が羽垣
だったという荒瀬。
そこで彼は患者の症状について意見したんだけど、まったく受け入れられず、結局
オペは失敗に終わり、患者は目覚めないまま一週間後死亡。
羽垣をはじめとした医師たちは麻酔医のせいにして、それで荒瀬の指導医は責任とって
地方に飛ばされたらしいです。
患者が目覚めるまでが麻酔医の仕事だ、でも目覚めさせられるかは外科医次第だと知った、
という荒瀬。
ただ彼は一つ勘違いをしていた。
羽垣が自分のことを覚えていたから指名したと思ったっぽいけど、残念、このジジイ
全然覚えてないっぽいよ！
あの時もっと食い下がっていたら患者が救えたのにという荒瀬に朝田は、今のお前
なら患者を救えるのでは、と言います。
そして荒瀬も、今度こそあいつの好きなようにはさせない、と決意する。
いやぁあのおっさんなんか話聞きそうにないぞ…。
典型的な「すべてに勝つ僕は、すべて正しい」だよ！(それ黒バスの赤司君！)
カッパハゲがレンに荒瀬を紹介、荒瀬はその後、術前検査をする。
ところがそこで彼は、新たな疾患を発見しました。
で、カッパハゲに院長に会いたいとか言うんだけど、ハゲは状況理解してないから、
院長なだけに院長室にいるんじゃないか、と呑気。
で、荒瀬が院長室はどこだと聞くと、お前何を言うつもりだ、みたいな。
なんか会話がちょっとギャグチックで笑ったけど、
荒瀬は、弁置換だけじゃない、他のオペも必要な症状があるというけれど、カッパハゲは
院長に余計なことは言うな、言われたとおりにやってればいいんだ、と。
ダメだこいつ。
この病院さ、最先端の医療をって言うけれどもそういう、院長の言うことはぜったーい！赤司
くんの言うこともぜったーい！みたいなのがあってさ、それで決められたオペ以外はしない、他の
症状はまた別の手術で取り除けばいい、ってなことしてたら本当に患者離れていくよ。
いくら最先端の手術って言われたところで、別の疾患がわかってるのにオペで取り除かない
とかあり得んでしょ。今回みたく、異変が起きたら対処できないわけだし。
なんかうまく言えないけど結局そういう、根本的な原因が今回のオチの、荒瀬が院長になった
ところで解決するわけじゃないと思うんだよね。
荒瀬は今までのオペ経験から指示は出来るけれども、それを超えてのことはできないのだし、
何より、指示待ちの医者が増えるだけで、才能ある医者は増えない気がする。
さてさて。
荒瀬はレンの母親に話をし、今回のオペだけでは症状は改善されないこと、セカンドオピニオンを
受けた方がいいと言います。
まともな医者ならそれをしたところで怒るわけがないので、と。
つまり、症状を他の医者に見せて意見を仰ぐことですね。
これが意見が一致してればそのままオペ受ければいいし「こういう方法もありますよ」って
言われたら、その選択肢もあるわけだ。
荒瀬は患者にとっての選択肢を増やそうとしたわけです。
ところがどっこいカッパハゲが羽垣にご注進ですよ。
朝田がやってきて母親に、「これとこれのオペもした方がいいです。そうしたら一度でよくなります」と
説明してるとこへ羽垣とハゲが入ってきて「桜井病院の医者はあれもこれもオペさせて、金を
取るつもりなんですよ。うちなら一つのオペだけで済みます」とかいらんことを。
お母さんも、どちらが子供のためになるかを考えないとダメだよ！
お金がかかっても一度のオペで済むのがいいか、たびたびオペを受けなければいけないか、
どっちが本当に子供のためになるかなんてわかるだろ！
私この時点でもう荒瀬は降りる気満々だろうなあ、と思ってみてました。
結局母親は、羽垣の雑なオペの方を選んじゃいました。
荒瀬は朝田に詫びて、自分もこのオペを降りると言う。
けれども朝田は、このままあのオペをしたら、レンの心臓に何が起きるかわからない。
その時オペ室の外にいたのでは何もできないぞと言う。
まあ確かに、このまま降りて、オペ失敗して患者死にました、だから言っただろ、というのは
荒瀬だって嫌だろうしね。
患者を救えるのはお前だけだ、と言われて荒瀬はオペに参加する決意をします。
そういうわけでオペ開始になるわけだけど、荒瀬がきちっと症状を説明したにも関わらず、
そんなことはどうでもいい、みたいな羽垣。
そんな彼に荒瀬は、あんたまた同じミコスをするつもりか、と言うけれど、全然覚えてなさげな
羽垣。
コンダクターは外科医だ、麻酔医は黙ってろ、と。
うっわ腹立つわーこいつ。
汗拭くふりして額にマスタード塗ってやりたいわ。
で、オペは始まるのだけれど、案の定時間しか気にしてない羽垣のやり方はめっちゃ雑な
わけですよ。
それを荒瀬もカッパハゲも当然気づく。
それで41分で終わった―、荒瀬が余計なこと言わなければ40分切ってたよねーとか言って
たら、やっぱり患者に異変が起きる。
心停止発生。
それで荒瀬はパッパッと指示を出し、カッパハゲを使って対処する。
ちなみに荒瀬は羽垣を完全無視状態。
でも羽垣が指示するのは自分だと怒りだしたので、じゃあ早く指示しろ、と荒瀬が怒鳴ったん
ですが、この指示がてんで見当違いで、荒瀬は「それはダメだ」と言って別の指示。
羽垣は口出しするなと怒るけど荒瀬が言った「あんたの間違った決定のせいでまた患者を
死なせるのか！」という言葉は良かったなぁと思います。
で、上から岡村が荒瀬の指示に従えと言ったので皆は従いだし、羽垣は怒って出て行きました。
そのまま外で倒れて別の病院にでも運ばれてりゃいいのに。
それで、ハゲにお前がやれ、俺が指示を出すという荒瀬。
頼もしいですねぇ。
さすがに朝田を呼んでるヒマはないか。
その頃の朝田ですが院長と話をしていたら院長が倒れたのであわててベッドに運んでました。
こっちもこっちで結構大変だ。
カッパハゲに指示を出してやらせようとする荒瀬ですが、羽垣が雑な処置をしたせいで、さらに
複雑で大変なオペが必要になる。
上では加藤が、さっき羽垣が出て来たけど…と言いながらやってきて、オペ室が大変な事態に
なっていることを知る。
で、自分がというけど岡村が止めました。
これはもしかして、荒瀬の実力を見たかったのかなあ。
カッパハゲ、そんな難しいオペは自分にはできないというけれど荒瀬は、自分が指示する、
お前を朝田にしてやる、と言い、テキパキと指示を。
すごいですな。
それに応えるカッパハゲも頑張ったと思いますよ。
それでオペは無事終了、皆から自然な拍手が起きていて良かったと思いました。
(羽垣の時は、このおっさんが拍手はじめたので皆仕方なくって感じだった)
カッパハゲはレンに自分の手柄を自慢してたけど、レンは荒瀬にもちゃんとお礼言ってました。
あと母親は一度きちんと荒瀬に謝れ。
桜井病院では院長が意識を取り戻したのですが、寝ちゃいられない、患者が待っている
とかいって無理に起きようとして、朝田が自分達がいますからゆっくり休んで下さい、と
言ってた。
頼もしいですなぁ。
その頃荒瀬は帰ろうとしていたら岡村がやってきたわけですよ。
つーかあんた、ニヨニヨしないと話できないのかよ…いいけどさ。
で、荒瀬にきて欲しいという。
麻酔医は沢山のオペに立ち会う関係上、オペの結果を蓄積している、それが役に立つ、みたいな。
荒瀬がいればカッパハゲでも朝田になれる、10人の朝田を集めるのは大変だけれど、10人の
朝田を作れれば救われる患者も増えるというわけですね。
さらに、羽垣には院長を辞めてもらったという岡村。
荒瀬を院長にしたいと言い出します。
もちろん桜井病院で必要ならいってもらって構わない、と。
つかこれで揺らぐの荒瀬！？とか思ったんだけど。
で、さっきも書いたけど、確かに荒瀬が居れば医者は心強いでしょう。
けれども、荒瀬の指示に従っていればいい、荒瀬に任せておけばいいとなってしまうと、
医者は育つのを辞めてしまいます。
何でもかんでも荒瀬にやらせればいいじゃなくて、医者自身が患者のための診察を
目指してくれないと難しいと思いますよ。
そこのところ、岡村はやる気あるのかなって思うし。
荒瀬は医者に容赦なく言うだろうけど、それを受け入れる器のある医師でないと意味がない。
野口は報告を受けて、勝手なことしてもらっちゃ困るねーとか言いながら、ソファにクッション
置いてる。
何してんだよお前はお前で。
あと、荒瀬が院長になったと聞いてびっくりしてました。
荒瀬は朝田に、桜井院長はきちんとした精密検査を受けた方がいい、L&Pに運べという。
自分が院長になったからと。
後に続く人間の事を考えるようになったんだという荒瀬。
多分彼は彼で後任を育てていくつもりではあるんでしょうね。岡村に邪魔されなければいいけど。
本当に、彼が言ったように、朝田が10人育てばこれほど心強いものはないから。
朝田は荒瀬に、お前なら出来ると言って快く送り出しました。
伊集院は、同じ志で集まったはずなのにみんないなくなってさびしいーとか言ってます。
猪原は、L&Pとの提携強化は助かるって言ってるけど、果たしてそんなにうまくいきますかね。
多分岡村は、朝田と伊集院を吊り上げたら提携解除するつもりだと思うよ。
さて荒瀬の院長権限を使って桜井院長、L&P病院で検査を受けることになるのですが。
たまたまやってきた桜井院長を見た野口。
どうやら彼を知っているようです。
前に米軍基地のことがあったから、それ関係で何かあったりして？
つーかなんかこれから桜井病院をつぶしに来そうな気もしますね。
というわけで、さすがに立て続けに引き抜くとワンパターン化するからか、次は桜井院長の
話になるみたいです。