多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→医龍4


医龍4

第6話(14/02/13)

 今回の話は面白かったなぁ。
 なんかこの展開見てると、野口が心入れ替えて桜井と協力体制とかならんかなぁ、と
思いました。

 さて。
 桜井院長が入院検査になったわけですけども、朝田に絶え間なく患者のことを指示
していて笑えます。
 あと荒瀬のことですが、朝田は彼はこの病院を変えるでしょう、と言う。
 その通り荒瀬はカッパハゲにテキパキ指示を出し、助手だろうがなんだろうが、患者患者に
あったオペのやり方を指摘して、岡村曰く、患者のオペの時間も短くなり、早く退院できるように
なっているとのことです。
 効率的に回ってるようですね。
 野口はなんかそれが気に入らないみたいだけれど。
 野口は朝田を引き入れたいらしいけど岡村は、彼を説得する自信はありますよ、と言う。
 でも野口は、そんな簡単じゃない、となんかムッとしたように言うのでありました。
 お前はどうしたいんだよ本当に。

 野口、何か取り出して「こんなところにいたとは」と言ってることから、桜井とは過去に
何かあったようですな。
 
 その頃桜井病院では、千尋という女性が、院長に誤診されたと乗り込んできました。
 桜井病院で心臓病と診断され、それを同僚に話していたら上司に聞かれてしまい、
大事な企画から外されてしまったのだそうです。
 ところがL&Pでは気管支ぜんそくと診断されたと。
 馬鹿かこいつ。
 もう一つ別の病院できちんと検査してもらえよ。それで出された結論を見て判断すれば
いいのに、なんでL&Pが間違ってないと思うのかが理解できない。
 2つの診断をしてもらって別々の判定が出た場合は、もう一度診断するのが普通ですよ。

 早川、早速それを岡村に報告しています。
 院長は問診と聴診器だけで判断したらしいです。
 だから誤診だ、と。
 岡村はあの院長が誤診をしたとは信じがたいといった考えのようです。
 野口は、いやー誤診も当然かもよ、みたいな。
 ウッザー…。
 朝田はそれより院長のことが心配みたいですが、野口は、患者のために頑張った無理が
たたっちゃったのかなーとか、ヒーローは秘密を抱えてるもんだよ、とか。
 あれか、実は3分しか地球にいられないとか。(それ秘密じゃねーし)

 千尋に会った朝田は、きちんと診断をさせて欲しい、というけれど、完全に誤診だと
決めつけている千尋はまったく話を聞かない。
 もうほっといたらどうよこいつ。
 どう見ても心臓に病気抱えてるよ。
 で、千尋は院長から正式な謝罪がなければ訴えます、と言う。
 訴えればいいじゃん。
 そうなったらもう一度きちんとした診断が必要になるから、その時心臓病が見つかったら
赤っ恥かくのはこの人だし。

 野口、千尋に声かけております。
 どうやらまた何かやるつもりだなぁ。

 荒瀬は朝田に、院長は思ったより悪い感じだ、今は千尋の騒動は教えない方が良い、と
伝える。
 それで話をしていると岡村が検査結果が出た、とやってくるけど、心臓だけでなく脳にも
瘤があっていつ破裂してもおかしくない、本当に深刻な状況だった。
 朝田は薄々、心臓の動脈瘤は予想してたみたいだったけど、脳は完全に想定外だった
ようですね。
 早川は、そんな症状だったから誤診したのではとか言ってる。
 おい、誰かこいつてるてる坊主代わりに屋上からブラさげとけ。
 残り数話出さなくていいから!

 そうして朝田らがどうしようかとか思っていると。
 翌朝、厚労省の監査が入ります。
 抜き打ちだから相当やばいレベルですよ。
(普通役人は通告をして監査に入りますが、抜き打ちの場合は証拠隠滅がある、大きな違反が
あるなど考慮しての監査)
 しかもそこに野口と千尋もきた。
 お前らマジでウゼェな。
 野口は自信たっぷりに、監査で見つかると思うよ、ヒーローの秘密とか言ってるけど、結局
見つかったのは本当のヒーローだったという証拠で、こいつかっこわるいことこの上ない。
 ともあれ、監査に驚きつつも朝田らは医師免許だとカルテだとか提出です。
 伊集院、わざとやった?と気づく。
 むしろわざと以外にねぇよ!

 監査する職員は、千尋の診断について問診と所見だけですかと聞く。
 朝田は、心臓病は大体その二つでわかるというけど、職員は問題だ、と。
 いやだから、最初から誤診と決めてかかるのもどうかな。

 職員は、この病院のオペは、高難易度のオペをこなしており、平均的な数を超えていると
言うんですね。
 そういうオペは保険点数が高いからやってんじゃないの、と。
 あと、この病院の患者死亡率が高いのも気になると言われます。
 そして、診察料金の未収金の多さも。

 高難易度のオペは、院長とか朝田の腕を考えたら当たり前だし、死亡率に関しては
看取る患者が多ければそうなる、そして未収金は「ある時払い」にしているのだから
おかしくない。
 …まあこういう事情を職員は知らないから仕方ないのでしょうけども。
 職員としては、保険点数で得た報酬を院長が着服しているのではないか、と考えて
いるようです。
 そんなことしてるわけないよわなぁ。
 早川もそれ言っててマジうっさい。
 あーあ、来週から早川のポジションがクマのぬいぐるみに変わってないかなぁ。
 そんな中、猪原は院長の医師免許がないと指摘されてあわてて探してます。

 朝田は千尋にもう一度診断させてと声をかけるけど、どうしても私を心臓病にしたいん
ですね、とか言われてて、もう本当にこいつ倒れればいいのにとかちょっと思ってしまった。
朝田は優しいから見捨てられないんでしょうけど。

 そして朝田、荒瀬に急いで調べてほしいことがある、と連絡。
 医師免許がどこにあるか聞きたかったんでしょうけど、その頃院長はけいれんを起こして
一時危篤な状況に陥っていた。
 
 猪原はまだまだ必死に探しておりますが、女性職員が、この部屋には賞状とかかけて
ないんですね、と。
 そういうの嫌いな人だからじゃないですかねぇ。
 私もこれ見よがしにあちらこちら賞状とか飾ってる人はあまり好きじゃないですけど。

 朝田は、診療代が未収金なのはヘンだという職員に対し、それが院長という人だ、と
言います。
 とにかく医師免許を確認してと言ってたけど荒瀬からの連絡で、それどころでないことを
知る。
 そこに野口が、随分都合よくけいれん起きるもんだねーとか言ってて、じゃあお前行って
確かめてこいよって思いましたね。
 お前と違って逃げる人じゃねーわ。
 そんで野口は、桜井し医師免許をもってない、彼は医大を卒業してないから当然国家試験も
うけていない、無免許医だと言う。
 …海外の大学にいたとかは考えないのか。
 野口は朝田に、過去桜井が医大生だった時に、インターン制度を廃止する運動のリーダー
だったことを話します。
 インターンとは医大を卒業してから一年は免許もなく、給与も出ず、無報酬で働けみたいな
制度のことで、今では廃止になっています。
 で、野口も参加してたらしい。
 つーかその時の写真を野口見せてたわけだけど、朝田よく若い頃の野口見つけたな…。
かわりすぎてて全然わからんぞ。←

 野口は桜井にあこがれていたらしいです。
 でも結局機動隊が投入され、桜井らは大学の不法占拠で逮捕された。
 野口はたまたまいなかったので難を逃れたらしい。
 それで桜井はそのまま退学になったようです。
 朝田は、それでも別の医大に入れば、と反論。
 当然野口もそれを期待していたらしい。
 ところが桜井はそれきり行方不明になってしまった。
 仕方がないので野口は医局に戻り、運動に参加していた分かなりの苦労をして医者になった
ようです。だからこそ権力に拘るのだろうなぁ。

 ただ、野口はこうは考えなかったんでしょうかね。
 日本の医大では受け入れてもらえないと考えた桜井は、海外の大学で医師免許を得た、と。
患者のための医療を目指す桜井が、日本の医大から締め出されたくらいで諦めるはずがない、と。

 あと早川も加藤に、桜井院長って無免許医だったらしいですよーとか言ってて、まだその
証拠があったわけでもないのにそういう話を広めるのはマジでどうかと思った。
 と、ロビーでちょっとした騒ぎが。
 千尋が倒れたみたいなんですね。
 だから言うたやろが!
 つーかそんなにこの病院いやなら別の場所で倒れてくれれば…。

 朝田の方は野口に、無免許医の下にいたと知れたら大変だ、L&Pにきなよとか言われてた。
馬鹿か。
 もし本当にそうでこの病院が閉院になったとしても、朝田はまた海外で、十分な医療を受けられ
ない人のところにいくだけだと思うけど。
 朝田は桜井を信じると言います。
 そうしていたら千尋が倒れたという報告が入る。
 オペ室に駆けつけた朝田は診断をして、βブロッカーをと指示する。
 この薬は心臓のための薬であり、野口は気管支ぜんそくの人間にそんな薬を投与したら
死んでしまう、と騒ぐ。
 ちなみに上では厚労省の職員が見てました。
 朝田は、この人は気管支ぜんそくではない、心臓喘息だと言い、薬を投与。
 すると、症状が和らぐんですね。
 つまり、院長の診断は間違っていなかった。
 むしろL&Pの方が誤診をしていたわけです。
 朝田は話した千尋の感じからとっくに、心臓に問題があると見抜いていた。
 倒れて聴診器を当てたことで確信したんだと思います。
 さすがですね。

 千尋さんは意識を回復したらL&Pを誤診で訴えてください。(おい)
 
 一同騒然としていると、鬼頭がやってきて、L&Pでは心臓を調べていないと告げる。
 いやあのさ、それはいいんだけどなんで皆桜井病院に集まってくるんですか?
 電話で話せば済むことじゃないんですか。
 いちいち理由つけてこなくてもいいから…。
 ともあれ鬼頭は、L&Pでは千尋は呼吸器内科にはいったけれども循環器系では
検査を受けてないという。
 心臓を調べていたら確実に異常は分かっただろう、と。
 結局L&Pは横のつながりがない分、他所に異常があるかもとはまったく疑わないし、
マニュアル通りの検査だけしてはい終わりってことなんでしょうねぇ。
 あのまま気管支ぜんそくの治療してたら死んでたかもってことですわ。
 それと千尋の方も、きちんと伝えなければ。
 患者さんとかでも「ぼーっとして熱があるので風邪だと思います」と言って医者に
「風邪かどうかは私が決める」と言われる人がおりますね。確かに医者の言い方も
悪いけれども、まず患者の状況を聞いて医者は「あれとこれが考えられる」という風に
病気の候補を考えていくので、きちんと心臓病と判断されたけど気管支に違和感がと
言ってたら、いくらL&Pのボンクラでも、心臓くらい見たと思うんですよ。
 つーかL&Pが無能すぎるって話ですけど。
 優秀な医師を引き抜いたわりにそういう根本がかわってねーなー。
 まあ荒瀬が改善するとは思うけどさ。

 で、そこに猪原が、物置から発見したといって、ハーバード医大の証書を持ってくる。
 つまり彼は海外で医師免許を持っていた。
 鬼頭、これは偽造ではないという。
 その話はいいんですが皆さん、今回復したばかりの患者を放置して会話しないで下さい!

 屋上にて鬼頭は朝田と野口に、自分がシカゴで研修医をしていた頃、天才の外科医がいる
という噂をよく聞いていたという。
 それが桜井だった。
 皆彼を慕っていて、アメリカでドクターを続けて欲しいと言ってたけど、日本の医療に貢献
したいからといって桜井は帰国したようです。
 アメリカでのきちんとした経験があれば日本でも医師免許は取得できる、この免許が
あったところを探してみなさい、日本の分もあるはずだから、と鬼頭はアドバイスします。
 つまりアメリカで働いた経験があったからこそ、米軍基地のドクターとも知り合いで、
薬を融通してもらえたということなんでしょうね。その経歴に黒いところは何もなかった。

 意識を取り戻した千尋は院長の診断が正しかったことを知り、L&Pでは桜井の診断のことは
一切話さず、気管支炎があるみたいなことだけ告げたらしいです。
 それを鵜呑みにしてL&Pは、気管支の検査しかしなかったってことでしょうな。
 馬鹿じゃねーの。
 いやL&Pも馬鹿だけど、心臓病と診断されたことをきちんと言ってたら分かっただろうに。
 誤診誤診と騒いだって原因自分じゃんよ。

 てか朝田さん、「ASDだな」って言うのはいいけど千尋まだしゃべってるよ!思い切りかぶせてきたよ!
 ともあれ、オペですぐ治るという朝田。
 千尋は院長に、ごめんなさい、ありがとうと伝えてほしいと言います。
 あと猪原、やっとこさ院長の免許を見つけてました。
 厚労省の職員は、どうして物置なんかにあったのか、と不思議がる。
 猪原は、経歴をひけらかすような人ではないし、医師免許というものを、患者を診るプロセスに
過ぎないと思っているからだと説明。
 と、そこへ女性が、診察料金を持ってきたというんですね。
 息子が治療受けたらしいんだけどお金がなくて、院長がいつでもいいと言ったので、お金を
持ってきたらしいです。
 大変だったんだろうなぁ。
 それを厚労省の職員も見ていて、着服ではないようですね、と納得。
 さらに、なぜここは死亡率が高いかについても調べてきたという。
 亡くなった患者の家族に聞き取り調査をしたらしいです。
 そうしたところ、末期がんだったり、もう死を待つしかないような状態で、他の病院では
次々断られここが最後の頼みだったと。
 院長が最後まできちんと見てくれたことに、皆感謝していたそうです。
 碧翆院に入ったらよろしいのに。(今疑惑の真っ最中だよ!)
 そうして職員は、いくつか是正勧告はさせてもらうけれども、病院としての運営には問題
ない、と判断しました。
 良かったですなぁ。
 野口、嫌がらせのために監査入れたつもりだろうが、逆の結果が出てザマーって感じですな。
 むしろL&Pに入ったらよろしいのに。
 医者同士の連携全然取れてないぞ。

 あと岡村が加藤に、桜井先生は日本医療システムの犠牲者ですよねー、身を粉にしても
報われないですよねーとか言ってる。
 そして私は医者も救いたいんですよ、と。
 加藤先生うなずいてるけど洗脳されすぎや!
 
 朝田は院長に千尋のことも含めて野口のことを話してるんですが。
 桜井、あの時の野口は患者を救うため医者になりたいと言った、と言う。
 
 その頃鬼頭は野口に、桜井は理想を貫いた、あなたとはまったく違う道を進んできた、と言う。
野口は、理想では何も変えられないと反論。
 だから権力側に立ったんでしょ、と鬼頭は言います。
 この後鬼頭が本当は誰よりもあなたが、桜井のような医者になりたかったんじゃないの、と言ってた。
 野口は自分も持ってたあの頃の写真とかグチャグチャにしてたけど、恐らく鬼頭が言ったことは
真実だったんでしょうね。
 「憧れるのは、もうやめる」(それ黒バスの黄瀬くんやー!)
 
 岡村は朝田に会い、一つだけ分かって欲しいことがあると言い出しました。
 野口と自分はビジネスパートナーだけど、私は野口とは違う、と。
 だから何がだよ。
 人と話す時は主旨をちゃんと言いなさいよ。

 と、そのころ伊集院、彼女から電話が。
 あっそういう人もいましたね…すっかり忘れてたわ。
 これ次回バレるパターンですね。

 それと思ったのは、野口は確かに桜井と進む道は違ったけれども、彼は彼で権力側から
最終的に医療を変えたかったのかなとも思うのです。
 日本発の医療システム、医療特区の導入など。
 もちろんVIP相手にしてウハウハってのも今までやってきてるけど、根本にはやはりそういう
医療を改善したいってのがあるんじゃないのかな。
 最終的に、桜井と野口が手を組んだら本当の、素晴らしい医療が「誰でも」受けられる
ようになっていくのではと思うんですけどね。
 つかその前に岡村と野口が決別しそうな気もするけど。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→医龍4