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医龍4 |
第7話(14/02/20)
野口が伊集院をそんなに評価してないのは意外でした。朝田の助手としてついて
いけるほどの腕があるのに、必要かなー?って言ってるってことは、いつまでも野口の
中では「たかが研修医」のレベルで、最近の彼のオペを見てないんでしょうね。
さてさて。
院長に脳にも瘤があることは言えない朝田。
同時オペしかない、朝田と同じレベルの脳外科医を探さないといううことになります。
鬼頭は加藤に、国内でそのレベルの医者を見つけるのは難しい、アメリカなら可能性は
あるという。
院長の名前使って知り合いとかツテ探せないもんかねー。
鬼頭は、あらゆる手を使って院長を助けて欲しい、と頼みます。
彼女もまた、院長を尊敬しているんでしょうね。
野口はまた岡村と話をしているんだけど、賢者の贈り物の話に対して、大切なものを手放して
役に立たない贈り物をするなんて馬鹿だよねぇ、と。
岡村はそうでしょうか、と。
2人の間が険悪になってるなー。いいぞー対立しろしろー!
岡村は次は伊集院を引っ張ってこようとしていると言い、興味のない野口は好きに
すればいいよ、と一任。
で。
すっかり忘れてたけど伊集院ですよ。
美雪から電話かかってきてバレたのかと思ってたら、なんでも父親ががんだと言われて
明真に相談にいったら伊集院が辞めたと言われたらしい。
あーやっぱバレたんだ。
そんでどうすんのかと思ったら、「なんでやめたの。明真でないとダメなのに」ですよ。
伊集院が明真にいたら逆に好きなように治療できなかったんだけども。
お前が付き合ってたのは肩書だけかよ。
まあいいわ。
それで、美雪の父の診断は肺がん末期でした。
だから手術は出来ないと断られた模様。
父も、治療はしたくないと言ってるようです。
ああ、抗がん剤が苦しいからだろうなあ。
と、桜井病院に父がいきなりやってきて驚く伊集院。
ホスピスを探そうとしているらしい。
ここに入ればいいのに。
ここは患者が治療を拒めばそういう終末ケアみたいなことしてるし。
お父さん、碧翆院いったらあきませんよ!あそこ今変なこと起きてるから!
(ドラマまたいで行けねーよ!)
伊集院はこの病院に来て下さい、と声をかける。
院長が元気だったら、「患者の希望に合わせるから無理に治療はしない」とでも
言ってくれたでしょうけどね。
伊集院もそれを伝えればいいのにと思うんですが。
早川はカップラーメンとにらめっこ。
ようやく食べようと思ったら伊集院がちょっと頼むねって走っていって、早川は
昼休憩なのにとか言ってる。
医者は休憩中でも何かあれば対応せんとあかんやろが。
ほんっっっとうにこいつ、医者になったらあかんタイプやで…。
野口と同じタイプだわ。
で、ラーメン食べようとすると猪原が急変って呼びにきたし。
そういうわけで美雪の父は入院が決まるわけですけれど、治療を受けて欲しい
美雪と違い、父は苦しい思いをしたくないという。
伊集院は、副作用の少ない抗がん剤もありますよというけど、とにかく治療は受けない、と。
そうして、肺がんの患者のオペについて朝田が説明をしてるんだけど、早川は
オペは無謀、投薬で治すのがいいとか言ってる。
お前の乏しい知識と狭い料簡で医学を語るな。
猪原は、大抵の医者はそういうでしょうね、でも朝田なら出来る、と。
オペするのって外科医のエゴでしょとかいう早川。
もうお前マジでいらないから一人だけインドいってくれ。
猪原は、患者の希望だという。
なんでも、オペしてがんをとって、介護の必要な夫の世話をしたいから、だそうです。
なるほど、のんびり治療していられないってことなんでしょうね。
早川はこういう、患者の意見聞かないで自分だけでさっさと治療法決めて、患者に
押しつけそうですね。っていうかそういう医者が多いのも事実なんだけど。
そういうわけでオペはもう完璧に終わるんだけど、伊集院は美雪父のがんも切除
してしまえば大丈夫じゃないでしょうか、と朝田に声をかける。
でも朝田は、父の場合は副腎に転移が認められている、だからオペは出来ないと。
つまり、転移してるってことは今これを取り除いても他の部位に転移している可能性も
あるわけで、そうなるとオペするだけ体力を消耗してしまうことになる、というわけ
なんですね。
伊集院が必死に食い下がるのもわかるけど、朝田は常に患者の目線で見てるから
オペは無理、って感じなんだろうなぁ。
父は伊集院に、美雪の母は彼女が大学生の頃がんで亡くなった事、2年間ずっと
闘病生活を支えてきたせいで、かなり苦労したことを話します。
だから自分が一日生き延びるということは、一日美雪を苦しめることだ、と。
そういうこと言われたら何も言えないよなぁ、医者としては。
伊集院は朝田に、もっと早く見つけていたらオペができたのにという。
朝田はそんな彼にオペが出来ないから諦めるのか、医者が患者に出来ることは
切るだけじゃない、とヒントを出す。
きっと朝田は教えようと思えばいくらでもああしたら、こうしたらって言えるんだろうけど、
それをしたら伊集院のためにならないから、自分で答えを探し出すのを待ってるんでしょうね。
朝、父の体を拭いてあげていた伊集院は背中にこぶがあるのを見つける。
昔隣家が火事になった時に、子供だった美雪を抱いて逃げようとして、柱が倒れて
木片が刺さったのだそうです。
そのまんまらしい。
伊集院、気になります。
その頃岡村のところへ早川、伊集院のことを報告に行っていた。
伊集院が緩和ケアに集中していることで自分の当直増えると文句しか言わない早川。
岡村は伊集院がそういうことをしているように驚いたみたいだけど、早川自身には興味ない
みたいで、「L&Pでは残業とかないですよね」というのへ、おつかれっしたー、みたいな感じで
切り上げるのでありました。
まあ医者になったとしてもこいつここではとらないだろうなぁ。
患者死なせるわ。
野口は、伊集院っていらないんじゃない?というけど岡村は、伊集院は努力してあの
才能を手に入れたのだから、研修医を教えるにはいい人材だと言う。
野口は、奇跡を起こせる医者が欲しいんだよーといちいちうるさい。
岡村は、奇跡を起こせる医者はいない、いるとしたら陰で相当努力を積み重ねている
人間だと。
なんかやっぱ発言を見る限り、岡村って朝田サイドの人間って気がするんだよなあ。
彼らに対峙した時だけきれいごと言うんじゃなくて野口にもこうだし。
まあ言われた野口はビキビキに怒ってますけども。
野口、エントラッセンなんて僕に言わせないでよ、とか言ってます。
お前がエトンラッセンだよ野口。
朝田は国内の脳外科医に相談してたけど、同時オペと聞くとやっぱ皆に
断られてしまいます。
大変なんだろうなあ。
てかこのお医者さん、誰かアナウンサーの人がやってますか?
何となく話し方が普通の役者さんと違うなって思ったんだけど。
ともかく朝田は困っております。
で、ファイルをいろいろ見ていると伊集院がやってきて、前に朝田がいたところの
患者が体内に入っていた銃弾の摘出手術を受けて、その送ってきてくれた資料を
手に取る。
その人は撃たれたけどオペを受けるお金とかがなくてずっとほっといて、この度
摘出手術を受けたんだけど、周りが石灰化してたんですね。
あのブラックジャックにもありましたよね。彼の体内にメスが忘れられていたのを
体が細胞を石灰化させて包み込むようにして、周りの組織が傷つくのを防いでたってやつ。
あれと同じです。(ガーゼオーマ)
朝田は、人間の体って不思議な力を持っていると言うけど、伊集院は美雪の父も
また、木片が体内に残ったままだというのを思い出していた。
それでもしかしたら副腎に影があるというのは、これではないかと思い当たる。
で、オペが出来るかも知れないと皆に話します。
つまり肺のがん自体はステージがTで初期の方なので切除して取ることができます。
でも副腎に本当にがんが転移していれば、他所にも転移の可能性があるから手術
自体患者の体力を奪うだけになるので無理。
伊集院は、もしこれでがんの転移ではなく、単に木片と周辺組織が影として映ったので
あれば、元の生活に戻れるとなったらオペを受けてくれるかも知れない!と喜ぶ。
ここで朝田、すべてを患者に伝え、何を選ぶかは患者が決めることだという。
彼としては伊集院がオペすれば助かるかもと必死になるあまり、CTに映った影は
木片の可能性が高いことだけ強調して、無理にオペを受けさせる展開になるのを防いだの
だろうと思います。
もしそれががん細胞だった場合当然オペはできないわけで、そうなったら一度
喜んだだけに相当ショックでしょうからね。
それで伊集院は言われた通りにきちんと説明するんですな。
これが早川だったら本当に適当に言ってるだろうなぁ。オペすれば治りますよ、くらい。
ともあれ、がんの可能性もあること、木片であれば肺のがんを取れば元の生活に戻れる
ことをきちっと話しました。
でも美雪はそんな危険なことさせられないという。
いやあの聞いてました?
背中の部位を見てみて、がんなら中止、木片なら肺のがんをとるって言ってるだけなん
ですけども。リスクはあるけども即死亡とかじゃないんですけど。
話聞いてェェェェ。
父は、生きられるかも知れないといった医者は初めてだという。
他のどの医者も抗がん剤と緩和ケアの話しかしなかった、真摯に向き合ってくれた伊集院を
信じてオペを受けたいというのですね。
ただし、設備的にはL&Pでないとできないということで、荒瀬はもちろん任せとけ、と。
したらそこに野口が来て、僕がノーといったらノーなんだよとか言ってる。
すいませんどなたかデスノートもってませんか。
あ、キラ君持ってます?そこにちょっと野口の名前書いていただけませんかね。
ええ、はい、野口賢雄、車に乗り込もうとしたところを暴漢に胸を刺されて死亡、と。
(それ官房長官やー!!!!)
そこに岡村が許可します、とやってきます。
伊集院の件は任せてもらえる約束だったから、と。
まあそうでしょうな。
岡村にしたら伊集院を手に入れるチャンスを逃してなるものかって感じでしょう。
どうせまた藤吉とか加藤と同じ手口だろうなあ。
そういうわけでオペが開始。
岡村がみてて、朝田もやってきました。
カッパハゲがモニター見ながら周りに、偉そうに自分の舎弟だって説明したんだけど、
後ろ鬼頭が来て周り皆サーッと道あけるの笑いました。
ハゲもやっと気づいたし。
鬼頭はモニターを見て伊集院の鮮やかなやり方を褒めています。
オペの最中、その木片が入った腫瘍が難しい位置にあったので血管から出血したり
したんだけど、あわてず止血した伊集院、流石です。
これがやっぱ経験の差でしょうね。
鬼頭も、簡単なように見えるがこういう風に冷静に対応するのは、相当な経験を積んでないと
たどり着けない、と言う。
それで腫瘍が取り出され病理検査に回されます。
結果が出るまでの何分かが、彼等には無限に感じられたでしょうね。
そして連絡が。
腫瘍にがん細胞はないと認められました。
つまりがんの転移ではなく、単なる昔の傷の名残だった。
…おい、がんの転移って診察した医者、お前医者やめろ!
荒瀬が嬉しそうに、オペ再開と声をかけます。
鬼頭もホッとしたような感じで戻って行きました。
彼女だって患者が助かって欲しいでしょうからねぇ。
岡村は奇跡を起こしましたね、と朝田に声をかけるけど、朝田は、奇跡じゃない、伊集院が
患者と向き合ったから生まれた結果だ、と。
ここ私思ったのですが、岡村は「僕は奇跡を起こせる医者が欲しいんだよ」と言った野口に
対して奇跡を起こせる医者などいない、ときっぱり言い切ってる。
だからここはわざと朝田がどうこたえるか見るために、こういったんじゃないかなと思い
ました。そして恐らくそれは、岡村が予想していた通りの答えで、満足したのではないかと
思います。
伊集院は美雪に、肺のがんもきれいに取れたからこれで元の生活に戻れる、と説明。
肺がんとかはやっかいながんに分類されてますからなぁ。本当に運が良かったですよ。
二人とても喜んでるけど、加藤とか他の看護師あたり「リア充爆発しろ」とか思っていたかも
知れません。(待て)
岡村、約束を守って下さいねって伊集院に言ってる。
やっぱりL&Pに来てもらう約束してたかー。
じゃあ形だけいってすぐ辞めたらどうですかね。
辞めるのは阻止できないでしょー。
謝る伊集院に朝田は、何故謝ると声をかける。
患者はお前のおかげで助かった、優秀な研修医を育てれば助かる命は増える、何か
あれば皆集まってくれる、俺達はどこでもチームだと。
一応そういうわけで伊集院ゲットだぜ!となったのですが、野口は、2人はますます強い
絆を手に入れたんじゃないの、とかホモ臭い事言ってます。
すべての元凶はお前の桜井に対するコンプレじゃねーかよ。
で、野口がまた懐中時計だかの鎖をいじってるので、誰からかもらったのって岡村が
聞いたら、自分で買ったと。
欲しいものは期待せず自分で買った方が早い、と。
だったらインドの医者も自分で見つけてくればいいのに…。
朝田はまだ院長のことで悩んでるんですが、院長退院してきやがった。
しかも自分の病気に気付いてた。
最後まで医者でありたい、という院長にさすがの朝田も言葉がなかった。
つかここ、オペさして下さいって字幕出てたけど、オペさせて下さいじゃないのか
本当は…。
まあいいや。
鬼頭は加藤に、なかなかアメリカでもいないけど、心当たりがないわけじゃない、と脳外科医の
話をしてました。
なるほど、それで朝田に恩を着せて引き抜くつもりかねぇ。
でもそうなったら院長の方がオペ断りそうな気もするけど。
そんで岡村が院内歩いてます。
皆!
カツカツ足音たてて歩きすぎだ!病院ですよ!(多分SEだから!)
そんな中院長が倒れてました。
どしたん、廊下すべったん!?(病気です!)
次回急展開の予感であります。