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医龍4 |
第8話(14/02/27)
朝田が連絡を受けて駆けつけてくると、早川が子供の患者の母親とトラブルに
なっていた。
子供は糖尿病と診断されていて、毎日インスリン注射を打たないといけないんだけども、
早川の説明に母親が納得言ってない、というのが状況のようです。
そりゃそうでしょうなあ。
子供がそんな病気と診断されて、母親としては心配で仕方がないし、毎日注射だなんて
可哀想だからあれこれ聞きたいのに、「糖尿病だから注射打っとけば大丈夫ですって」みたいな
説明したら誰だって怒るよなぁ。
しかも、納得いただけないならL&P紹介します、といってますます母親を怒らせた早川。
マジでこんなん医者になったら人死なせるわ…。
そういうわけで朝田が変わって説明するんですね。
ハァー…って感じだろうなぁ(笑)。
そしてその早川はといえば、反省の色もなく、医局でニュースを見ていて藤吉の話題に
ワクワクしているわけです。
そんな彼に猪原が採血お願いしますねって声かけてきて、早川はそんなの医者の仕事
じゃない、L&Pではしなかったし、カルテとかも電子カルテですぐ見られて便利だった、と文句。
あんたそんなこと言ってたらL&P以外では働けないよ。そしてそこでは恐らくあんたは
無能の類に入るわけだけどもどうするの。
そういうわけで患者のとこにいって採血しようとするんだけど、痛いと騒がれる。
誰か、グッチ呼んできて!(彼も下手だからやめたげて!)
そこに朝田がやってきて、すーっとやるもんだから、他の患者さんも朝田に頼みますわな。
早川、もう我慢の限界で岡村に戻してくれとか言うけど彼は、朝田から学ぶものがある
はずだ、と取り合わない。
岡村が早川のことをどうとらえていたかは知らないけど、朝田から学べというのは本心
じゃないかなーと思います。
その頃伊集院は研修医を指導してて、カッパハゲはこいつ俺の後輩!とか威張ってたけど、
研修医は「お願いします伊集院先生」みたいな感じで笑いました。
しかも伊集院、前から言いたかったんですけど、と切り出したから何かと思ったら、その髪型
全然あってない、って。7年前から気になってたらしいです。
もっと早く行ってやれよォォォォ!
そんなやりとりに思わず笑ってた岡村が良かったなぁ。
斑鳩やってた時(バチスタの三期ドラマ)はほんっとうにマジメキャラだったもんなぁ。
まさか医龍でギャグパートがあるとは。
伊集院、夜は桜井病院を手伝っているわけですけども、早川に研修プログラムを渡していた。
彼は、早川にいい医者になって欲しくてやってんだけど早川は、プライドとか地位目当てで
医者目指してるだけだから辞めたい、司法試験受けようかなぁとかやる気なさげ。
チヤホヤされたくて仕事に就くやつにろくなのはいねーよ。
伊集院はそんな彼に、君はいつか壁にぶつかるよ、どんな仕事でも強い思いがないと
続けられないよ、と諭すのでありました。
通ってきた道だからだろうなぁ。
加藤はアメリカでマイクという、全米ナンバーワンの脳外科医が見つかったと喜んで
いました。
これから交渉してみる、という彼女に朝田は、2ヶ月だという。
院長の体がもつのはあと2ヶ月だからそれ以内にオペをしたい、と。
ドラマもあとひと月で終わるしね!←
野口は桜井のことなんかどうでもいいじゃないって感じなんだけど、岡村は、何とかオペを
成功させない限り、朝田はインドにはいかないでしょう、と。
さらに、桜井は本物のドクターだから、彼を失う訳にはいかないとも。
野口は、キミと話してると朝田と話している気がするとか言ってました。
え、ボケ始まったんじゃないですか?(違います)
さて桜井病院の方では同時に患者が二人着て、鎌田という男性の方を朝田が診察、
もう一人後にきた長沼という女性は早川が押しつけられてました。
めんどい早川は朝田にやって欲しいみたいだけど、またまた猪原に押し切られた形。
つーかお前医者だろうがよ一応さぁ。
朝田は丁寧に患者を診て、脳梗塞になりかかっていると診断。入ってくる時によろけた
のとかもしっかり見てたからね。
鎌田はとても驚くけど、オペをしなくてもカテーテルで解決できる、L&Pに伊集院という
とても腕のいい医者がいるから紹介状を書く、と言われて安心したようでした。
一方で面倒で仕方がない早川は問診票から目をあげることなく患者と話をしていて、
その患者長沼も、仕事が忙しい、早く帰りたいとか、下っ端の医者か、とえらく馬鹿にしていて
それが早川をいらだたせたってのもあるんだけど、足にむくみがあるということで、早川は
チラッと足を見て、矯正ストッキングをはいて下さい、と診断してます。
ただそのストッキングが高いとか文句言われてまたブチ切れてた。
しかもその後またすぐにカルテに目を通していたから、長沼が帰り際よろけたのもまったく
見てませんでした。
これはおっきな症状見逃してるなあ。
そして早川のような医者も多いんですよねぇ。
カルテから目を離さず「どうしましたー」と言って、患者が言うのを聞いて「何々でしょうね」と
診断して、軽く診察して終わり、みたいなの。
ともかく医局にもどってきて、ここは患者の質が悪い、と怒鳴り散らす早川。
自分の質が悪いというのは気づいてないようですな。おめでたい。
そんな彼に猪原は、あなたは患者との信頼関係が築けていないのでは、と指摘する。
モニターや問診票ばっかり見ている、と。
早川はデータが大事というけれど朝田は、データに表れない兆候も大事と言います。
それがさっき朝田が見抜いた、脳梗塞なりかけの症状でしょうね。
問診票には書かれてなかったしな。
加藤に岡村が声をかけてきて、桜井院長の執刀医の話をしているんだけど、岡村は
マイクのことを知ってるらしくて、彼なら大丈夫、と言ってる。
そんな彼に加藤はどうして医療コンサルタントになったのか、と尋ねます。
そうしたところ、医療にはビジネスの力でしか変えられないものがあるから、と。
そのために一生かけて取り組んでもいい、と思ったそうです。
ああ、なんかわかる気がするなぁ。
L&Pとか医療特区とか見てると。
日本は新しい治療法の認可が遅すぎますからね。しかも利権の絡みで後から申請
されたものが早く通ったりとかあるし。
そういうのを正して本当の患者のための医療を岡村は確立したかったのでは…と思った
けど、それだと桜井病院を煙たがってた理由がわからんなぁ。あれはまだ桜井院長を
知らなかったからなのかな?
エレベーターで鬼頭と乗り合わせた岡村。
マイクの話をすると、彼では無理、と鬼頭が言い出した。
彼女も知ってるのかぁ。
マイクが無理なのはあなたが一番よくわかってるはずよ、とか言ってましたが。
それは腕がいいから予約で埋まってるっていう意味なのか、もっと別の意味なのか…。
そして早川はまた早く帰りたいみたいな感じだった。
そこに鎌田が箱一杯のみかんを持ってきて、朝田のおかげで重大な病気が発覚した、
命の恩人だからよろしく言っておいてくれ、と帰っていく。
そうしたところへ今度は長沼が急患として運び込まれてきた。
突然倒れたらしいです。
で、看護師が「そういえば昨日よろけてました」って言うんだけど早川は、ストッキング
つけてなかったのかよ!と怒る。
猪原が足を見てみるとすごいむくみようで、これは早川が診断したものとは違って
エコノミークラス症候群だ、と。
あ、一時間前にやってる医療ドラマでちょうどやってました。(Dr.DMAT)
あの患者がここへ…!(違います)
早川、猪原に、昨日の診察時に両足を確認しなかったのか、と怒られている。
そして朝田を呼んでというのへ、必要ないとか叫んじゃったよ。
お前にゃもう無理だよ。
それで早川が処置をするんだけど症状は悪化。
投与しようとする薬が、もしオペになったら血が止まらなくなるって言われてるのへも、
オペになんかならない!とか言うんですね。
そんな間に長沼、心停止ですよ。
血栓が肺に飛んで呼吸困難に陥った模様です。
そこに朝田が飛んできた。
オペしかないという朝田。
ほらー、やっぱオペになったじゃん。
今は麻酔科医がいないということで荒瀬が呼ばれます。
なんつーか…最初の診断を軽く見た結果がこれだよ、って早川は理解してんですかね。
それで、家族に説明してこい、と言われるんだけど早川、血栓を取り除くオペをします、と。
いやそれじゃわかんないから!
説明になってないから!
お前たいがいにせーよ!
医者だけでなく説明が下手な人って、相手も専門用語わかってるという前提で説明する
からタチ悪い。
荒瀬がやってきて、あのツーブロックは世話がやけると言ってたのはちょっと笑いました。
まあ荒瀬と朝田がいるなら大丈夫でしょうね。
中に入ってきた早川、助手の位置に行こうとして、お前の位置はそこじゃない、お前の
患者なんだからお前が執刀しろ、と言われた。
自分の診察で患者の命を危険にさらしたのだから、その手ですくう責任がある、と。
確かにあれだけ自信たっぷりに朝田の選択とかにも文句つけてたわけですから、ここは
しっかりご自身流のやり方でオペしてもらいませんとな!
ただ、放りっぱなしでもなくて朝田がちゃんと指示してて、荒瀬も管理しているから、
厳しいようでいて、早川が出来るように指導してると思います。
これこそが後輩を育てる医者なんでしょうね。
ここのオペの流れはわかりやすくてなかなか良かったです。
できない、と投げ出そうとする早川を叱咤してやらせるとことかも。
つーか血栓でかいな結構…。
で、血栓を取り除いていると血液が出てきてあわてる早川ですが、荒瀬は血栓を
取り除いたことによって末梢から血液が出てきているだけだ、と指摘。
こういうのはやはり、場数を踏んでいかないとわからんでしょうな。
んで朝田も、お膳立てはここまでだ、後はお前がやれ、という。
いや今までも結構早川やってたと思ったけど!?
それで血栓は全部取れてあとは心臓の再鼓動を待つだけなんだけど、これが
動かない。
早川、一心に戻ってこいと願っています。
初めて彼は患者に対して必死で向き合ったんじゃないでしょうか。
そのおかげで心臓は再鼓動を始めます。
早川良かったな、医龍に出てて!これバチスタだったら「再鼓動来ません!」で
終わってたよ!
オペが終わってさすがに体の震えが止まらない早川。
どんだけ自分が医者をナメてたか、これでよーくわかったんじゃないでしょうか。
朝田がやってきました。後ろこっそり荒瀬がやってきて見てるの笑える。
自分のせいだという早川に朝田は、患者は助かった、と言う。
それを見届けて荒瀬は安心した風に帰って行きましたが、入れちがいに猪原が来た。
忙しいな!
彼女は、長沼の意識が戻ったと告げにきたのでありました。
それで早川は、自分が最初の時点で見逃していたことから、こんな重大なオペになった
ことを旦那さんに謝ります。
自分が丁寧に見ていれば、と。
そうやって出てくると院長がいる。
その視線の先には、早川が冒頭で怒らせた子供が親とともに朝田に会いに来て
いたんですね。
院長は言います。
確かに治療法は早川の言った通りインスリン注射しかない。
けれども朝田は、患者やその親の持つ不安を正面から受け止めてきちんと説明した、と。
そして、将来もっと楽な方法が出来ると話したって。
信頼されてこそ医者だ、という院長の言葉に早川もちゃんとわかったと思います。
あと、医者にしかできないことがあるから自分は最後まで医者でいたい、とも
院長はいいました。
そしてしばらくして、医局に魚がいっぱい届いてるんですね。
早川が長沼の病室に行くと、魚届いたかい、と。
あれはザコだけど、ザコが一番おいしいんだよねえ、という長沼。
そのあと病室の患者さんが皆「早川先生」って言いだして、テレ隠しに早川が「採血
しますよ!」って言ってたの笑った。
グッチ呼んできてー!(だからその医者もヘタだから呼んじゃダメ!)
その夜伊集院が来たんだけどどうやら早川に、研修プランのことを聞きたいと呼び出された
らしく。
しかも5時になっても帰ろうとしない早川の態度に驚いた様子だけど、多分朝田と何か
あったんだろうな、ってすぐ気づいたんでしょうね。
そして岡村ですが、マイクの情報を見て何か考えているようす。
野口は鬼頭とともに、もう岡村はいらないとか言ってるんだけど、鬼頭は、朝田と岡村は
同じ海に向かってるとか、岡村は必要な存在とか言ってて、朝田獲得のためにはまだいて
もらわないと、と。
そして野口に、あなたはまだあの男のことを知らないというのです。
なんかこのパターン多いような気がする!
岡村が加藤のところに来るんだけど加藤は、マイクはオペが立て込んでいて、2年後でないと
無理、さらに5000万円はかかると言われた、と話す。
まあ確かにアメリカって保険がない分そういうとこだからなあ。
加藤は朝田が、院長の体の状態では2ヶ月以内にオペをしないと危険だと言っていた、と
岡村に告げる。
そうして彼は考えていましたから多分、「ビジネスでしかできないことがある」というのを
今こそ生かす時なのではないかと思います。
んで加藤からその話を聞いた朝田以下も困ってるんだけど早川がデータを見ていて、
2004年の時点ではマイクはセカンドサージャン、つまり二番目だったという。
彼より上の医者がいたということですね。
けれどもその記録は抹消されており、その医者はどうやら廃業したようだ、的な。
その頃岡村はマイクに直接電話して話をしていました。
やはり本当に知っていたみたいですね。
その頃野口はといえば、岡村の調査報告書を手にニヤニヤ。
もうひと波乱ありそうですなぁ。
もしかして岡村自体が廃業した医者だったりして、と思ったけどそれでは若すぎる気も
するしなぁ。
ただ、チェックメイトって言ってたから、マイクに電話して院長のオペを先にさせることで、
朝田に借りを作ろうっていうのはあるんでしょうね。
もうそろそろ最終回に向けての展開、気になります。