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医龍4 |
第9話(14/03/06)
冒頭から、荒瀬、伊集院、加藤が走っていたので何かと思ったら、野口に召集された
らしい。
しかも、今度の患者がVIPなので「急いで集まって」とでも言ったっぽい感じですなぁ。
腹立つなあこいつ。
で、患者は5歳の男の子なんですけど、このL&P病院の親企業の副社長の子らしい。
ええい面倒くさい。
野口としては恩を売っておきたいということなんでしょうね。
荒瀬も、だから予定が入っていた患者のオペをすっ飛ばしたのかとか言ってる。
最悪だなぁ野口。
ちなみに、カテーテルでの対処は出来なくてオペになるため、最高のメンバーを
集めたいみたいですよ。
朝田呼べばいいのにねー。
さて桜井病院では、院長が張り切って診察していて、朝田がヒヤヒヤしていて笑った。
さすがに院長の前では朝田も形無しって感じですね。
んでマイクの話を聞いてるけど、金も時間もかかるなーって感じ。
院長としたら、なんかそのお金を他の患者にって感じなのかなぁ。
そうして朝田のところにまた岡村がやってきました。
自分の力でマイクをひと月後に来日させることに成功したから、そんかし「僕と契約して
L&Pの医師になってよ!」というわけですな。
気をつけろ朝田、一度契約したらずっと魔法少女として働かされるぞ!(違)
マイクは日本での医師免許を持ってないけど、L&Pはスーパー医療特区なのでそれも
問題ないらしいです。
てか岡村、荒瀬はテキパキとした指示を下し、伊集院は研修医を鍛えた、と言ってるけど
なぜ加藤先生がスルーされたんですか!
野口の方は、国からの、オペ許可証(マイクの)を受け取って、岡村勝手に何やって
やがる、みたいな感じです。
んで岡村が、副社長の息子のオペ聞いてないけど、と言うけど、野口は自分もマイクのことは
聞いてないよ、莫大な治療費を桜井のために負担することも聞いてない、とやり返すので
ありました。
子供か!
お互いに聞いてなかったんだからドローでええやん。
そして岡村が廊下を歩いていると、恵美!という声が聞こえてくる。
彼は思わず過去の経験がフラッシュバックしたみたいです。
運ばれてきた患者は恵美という女性で、心臓に問題を抱えてるみたいでした。
しかも妊娠していた。
対応したカッパハゲは、この病気は訴訟リスクが高いから、容体が安定したら退院
してもらって別の病院へ、と言うけれど、岡村は必死な様子で、この患者はここで
受け入れる、と宣言。
そういうわけで恵美は入院することになったんですが、伊集院が説明にくるん
だけど、しれっと岡村もついてきていた。
伊集院紹介してやれよおい。これじゃ岡村がなんか場違いの場所に迷い込んだ
おっさんやないす。
恵美さんらも普通に岡村と話してんだけど誰こいつとか思わないのかよ。
まあともかく、妊娠している子は、不妊治療のすえにやっと授かった子供だから、
自分に何かあっても子供を助けてという恵美。
母親だったらそうだろうなぁ。
伊集院は、様子を見て安全な週になったら帝王切開して、その後母体の心臓手術を
します、と説明する。
岡村も安心した様子でした。
一方。
副社長の方。
次期社長になる予定らしいですね。
んでその息子の将君。
野口が加藤を紹介してるわけですけども、加藤は地位とか利権は関係ないからきっちり
やり遂げてくれると思います。
桜井病院では、患者に早川がテキパキと対応していて、こっちはもう大丈夫そうですね。
朝田が言った言葉に即座に反応してて、朝田がちょっと面食らうってとこもありましたし。
彼は彼なりに成長してるから、良い医者になりそうですね。
当初思った通りになってきて良かった。
伊集院は勤務を終えて桜井病院に向かおうとしているんだけど、カッパハゲが、柱に
ぶつかりそうになりながらも、何か担当する患者があればーとか言ってる。
もはや能力としては伊集院の方が上だから、なんもすることないですね。
で、伊集院が何が思い出したように「あ」と立ち止まったので何かと思ったら、
当たったのであげます、ってアイスの棒を。
お前は桃井に当たり棒あげた黒子か!
それでカッパハゲが感動して振り向くともう伊集院いなかった。
置き去り!
恵美は夫と、無事に生まれてきてくれるかなーと話をしていたんだけど、岡村は
それをこっそり外で聞いていた。
それを加藤が見つけて、どうして訴訟リスクが高いのに受け入れたんですか、と
尋ねる。
すると岡村は、他の病院では助けられない、だからここで必ず助けると言いました。
よく考えてみたら加藤には岡村、好感度あがる面しか見せてないなあ…。いやいいけど。
恋人フラグがちらほら立ってる気がするのは気のせいか。
んでその加藤のとこに鬼頭がくるんですけど。
おい、なんで入り口でポーズとった。
何がしたかったんだ。
ともかく鬼頭は、どうしてあの二人(野口と岡村)は組んでいるんでしょう、という彼女に、
ビジネスパートナーとしてお互いに利用価値があるからよ、でも彼らは一枚岩じゃない、
岡村は野口と違って感情を抑えられるけれども、そのタガが外れた時、本当の姿が見えるわ
と言ってました。
つーかなんで鬼頭はここまで岡村の過去に詳しいんでしょうか?
朝田が歩いていると、院長がしゃがみこんでいた。
あわてて朝田、かけよるのですが、院長は落としたものを拾おうとしていただけでした。
ビックリしただろうなあ、朝田。
院長は、朝田がここにきて助かっている、と言います。
これで自分が倒れても朝田がいるから大丈夫、と。
院長はもしかしてオペ受けないつもりなんですかねぇ。
加藤、伊集院、荒瀬はオペの説明をしていて、こっちは問題なさげですね。
頼もしいです。
岡村の方は恵美の病室に足しげく通っていた。
どうでもいいけど好意があると勘違いされんか?
ともかく、彼女が落とした毛糸を拾ってあげてるんだけど、彼女は、子供は男女の
双子で今靴下を編んであげてるんだけど、男の子の方のリボンにする水色の毛糸が
買うの間に合わなくて、と話をしている。
岡村、そわそわと落ち着かない様子ですなぁ。
まあいいけど。
私、今回の岡村のキャラはすごい好きです。初めて人間らしかったというか。
朝田は猪原に、L&Pに自分が行けば院長のオペが出来ると持ち掛けられた話を
してました。
でも猪原は、その先のことじゃなくて、今は院長のことだけ考えたらとアドバイスして
くれる。
そのあと、早川が、L&PはVIPのオペするみたいですねーとか言ってて、院長が
見たいならいってきてもいいんだぞ今日そんなに忙しくないし、と言う。
でも早川、患者さんが待ってるから、僕がいないとうるさいんですよね、って言って
思わず皆が注目してたの笑った。あの朝田でさえ無言で注目ですよ。
いいなあこの雰囲気。
早川、照れ隠しに診察にいっちゃいました。
と、それと引き換えに急患が。
さて伊集院らはオペ開始です。
岡村はといえばなんと、水色の毛糸を買ってきてあげてた。
いやだからそこまでするとマジ誤解されるよ!?
と、彼のもとに最悪の連絡が。
なんと恵美の容態が急変したのです。
ところが伊集院は今オペで手が離せない。
野口もVIPの息子だから途中で抜けることは絶対に許さないでしょう。
急いで桜井病院に連絡するも、朝田も急患の処置で手が離せないと言われる。
残ってるのはカッパハゲだけですけど、こいつにきちんとした処置が出来るはずがない。
むっちゃテンパってるし。
岡村、桜井病院に向けて走り始めました。
…タクシー使った方が早くないですか?(演出、演出!)
そうしてたどり着いた先にたまたま処置を終えて出てきた朝田がいた。
岡村は朝田に、あの患者を絶対に死なせたくない、どうか助けて欲しい、と膝を折って
頼みました。
朝田も早くうんって言ってあげなよ。
どうせあんた助けるんだからさぁ。
その頃カッパハゲめちゃくちゃあわてていて、母体を助けるための処置をするしか
ないとか言ってる。
でもそれをするとおなかの子供は死んでしまうんですね。
さらに、処置のための薬は今度出産した時に出血が止まらなくなり、結局母体も
やばくなるという代物で。
そこに朝田が入ってきました。
野口も、息を切らせて戻ってきた岡村に不思議そうな顔をしていたけど、そういうことか
みたいな。
朝田は両方救う、と宣言します。
野口は、いくらなんでも朝田一人ではどうにもならない、訴訟になったらどうする、と激怒
しているけど、オペ室に荒瀬、伊集院が入ってきた。
どうやら本気でやらせてもらえるようだな、という荒瀬。
なんでも、結構難しい手術なのでかなり厳しい時間制限があるみたいです。朝田でなければ
成功しないオペ。
岡村もこれは予想してなかったようで、どうしてと驚いているんだけど、将君の方は鬼頭が
入っていた。
あれ?最初から鬼頭呼んでればよかったんじゃね?(シッ)
さらに、麻酔医も荒瀬の指導を受けた麻酔科医が引き継いでるから問題ないらしい。
これはもうテンションあがりますね!
後継は育ってるってわけか。
荒瀬、オペスタッフ選びは俺に任されてたからな、とドヤ顔。
それで、こっちの恵美のケースは普通の麻酔科医じゃ無理だから自分が来た、という
わけですか。
かっこいいなぁ。
さらに猪原も器械出しでやってきました。
このメンバーならいける!
さて今回の恵美さんのオペ、解説担当は岡村さんです。
このドラマ、皆が持ち回りで説明しないといけないとかいうルールでもあんのか。
ともあれ、最初カッパハゲがやろうとしていた措置は母体のみを救うものだが、出産の
時に血が止まりにくくなり大出血につながり、命の危険がある措置、朝田がやろうと
しているのは、母子ともに救えるオペだけれども、難易度がかなり高い、と説明がなされ
ます。朝田の手技でなければ無理だと。
こういうのがあるからわかりやすいですね。
岡村、絶対に助けてやって欲しい、と願っています。
猶予の時間は1時間。
カッパハゲだけが1時間しかないって騒いでて朝田らは平然と、やるぞ!って感じ。
荒瀬が胎児の管理をしているから、朝田らは全力で母体のオペが出来るというわけです。
ただ、心臓を開けてみるとなんか新たな問題があったらしくて、いろいろやることが増えた
模様。
でも朝田は落ち着いて伊集院と仕事を分担してました。
その頃鬼頭と加藤のオペは終わってて、鬼頭が加藤のことを褒めてました。
野口はなんか苦々しい顔してたから、いよいよインド行きさせそうな気がするなあ。
恵美のオペの方ですが、無事終わるかと思ったその時、片方の胎児の心音が聞こえないという。
ハッとなる一同。
朝田は落ち着いて恵美のおなかに手を当てています。
その横でカッパハゲがワーワー騒いでて、誰かこいつの口にキュウリ突っ込んで!とか
思ってたら朝田が黙れと一喝した。
それで落ち着いて体の傾きを変えると、ちゃんと2人分の心音が聞こえた。
岡村にしてみたら本当に、朝田の存在に感謝したことでしょうね。
恵美は意識が戻って、カッパハゲがまるで自分の手柄のように説明しようとしてるん
だけど、まるっと無視されてました。
恵美らは伊集院に対してお礼を言ってます。
あと、毛糸も水色のやつが置いてありました。
きっと岡村が置いてくれたんでしょうね。
つーかカッパハゲがマジうぜーわ。いや、いいアクセントキャラになってるけど。
朝田のとこに岡村がきて、突然すみませんでした、と言うけれど彼は、らしくない、と言う。
それで岡村は過去のことを話し始めます。
(同じころ、加藤も鬼頭から話を聞いていた。つーか勝手に人の過去話すのもどうかと思うけど)
以前岡村には婚約者がいて、その人も妊娠していたのだそうです。
結婚前に妊娠…いいけどさ。
ところが恵美と同じ病気であることが判明し、岡村は医者を頼ったのだけれども、その婚約者が
加入していた保険では治療を受けることが出来なかった。
治療が出来るドクターがいて、オペ室もあいていたのに治療を受けられず、婚約者は自宅で
息を引き取った。
私は大切なものを二つ同時に失いました、という岡村。
それがアメリカの医療制度だと。
そういうのってあるのかなあ。
保険は確かにいろいろ制限があるんだけど、それはみ出す部分は実費とかさぁ。
(ま、その実費が高いんではあるんですが)
ただ日本だと逆に、自分の手に余るとか、野口が言ってたように訴訟リスクを恐れて
受け入れ拒否するとこもありますよね。
引き受けてくれるとこあるのかな?まああるんだろうけど…。
優秀な医者がいても救えない患者がいる、それで医療コンサルタントになったらしいです。
日本の医療制度でもない、アメリカの医療制度でもない、新しい医療の仕組みを作りたい
という岡村。
L&Pは結構受け入れ拒否してるように思えるのですが…。
ともあれ、大きな借りが出来たという岡村に、朝田は医者が患者を助けるのに貸しも借りも
ない、と言う。
そういうのに全力で付け込んでくるのが野口ですけどね!
あと、今日は医者の顔をしていた、と朝田が言ってたんだけどこれは、岡村が頼みにきた
時のことを言ってるんですかね。
いつもの、ビジネスで云々とかではなくて、本当に医者のように患者のことを思い、助けて
ほしいと言いに来たって意味かな?
もしくは本当に岡村も前は医者だったって伏線だったのかなと思ったんですけど。
野口は岡村から、朝田の獲得は桜井院長が復帰するまで待つことにした、とか言われて
いて、彼が出てった後、エントラッセン(退院)って言ってました。
岡村も、朝田に貸しを作ってやるんですよ、くらいうまいこと言っとけよ…この馬鹿すぐ
騙されるからさぁ。←
さて、マイクが来日する、と朝田言ってます。
岡村が動いてくれた、と。
けれどもそんな彼らの前に野口が立ちふさがり、オペは出来ないよとか言い出した。
岡村も電話連絡を受けて驚いている。
もしかしてわざとマイクに別のオペをあてがったのかも知れませんね。
次回、実は岡村も昔は医師免許を持っていて、スーパー医療特区だからこそオペが出来る
ことを逆手にとって院長をオペ、とかいう展開があったら面白いなぁ、と思いました。
あとインドには野口にいってもらおう。それがいい。