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信長協奏曲 |
第1話(14/10/13)
最初「この後すぐ」番宣が1分ほどあったんだけど、あれはあれで面白かったです。
で。
話ですけど、なんでここまでサブローの性格、状況を改悪する必要があったかわからない。
小栗さんはうまいこと、ドラマ用に設定されたキャラを演じられていたと思います。
ただ私はこの作品、のぼーっとして何を考えているかわからない、行き当たりばったりで
適当なサブローだからこそ面白い内容に仕上がっていると思うので、本当に普通の性格に
してしまったら何が面白いかわからないと思います。
サブローは黒子のバスケのむっくんみたいな感じってイメージだったので。あの、ぬぼーっと
してるけど怒る時は怒るし、本気になる時は本気になる、でも本当にいきあたりばったりで
何とかなっちゃってる感じってのが好きなんですけどねぇ。
このドラマだと、単にチャラい感じなだけになってるのが残念でした。
話の筋はそんなに悪くはなかったけど…。
さて。
サブロー、京都の太秦映画村だと思うけど、修学旅行でコクる→断られそうになる→逃げる、
ということやらかしてて、逃げたからフラれたのは聞いてない、セーフとかアホなこと言ってた。
こういう性格ということですね。
それで、ここの戦国時代体験ツアーとかいうのに飽きて、出ようとするも出口が分からず、へいを
乗り越えたところで転がり落ち、タイムスリップ。ヘイヘイヘーイ!(やめれ)
ところが目が覚めても似たような景色だったので、彼はそのまま体験ツアー続行中と勘違い。
よって、やってきた信長が自分の代わりをして欲しい、というのでも、単に役を変わってくれと
いうことだと思い、軽く引き受けたのでした。
まあこのあたりの入れ替わりはなかなか面白かった。
ただ本物の信長は、ニセモノだと家臣に知られたら殺されるから気をつけろ、と言って去って
いったのでありました。
そこに池田恒興がやってきた。
サブローは知らないから、名前聞いていい?とか言って恒興らにどうしたんとか言われてて
笑える。
しかも写真めっちゃ取ってるし。
で、かばんを持って戻ったんだけど日本史の本だけ落としてくっていう。
原作では持ってきたんだけどなあ。
高校生だと資料とか持ってないのかね。あれ結構詳しかったけど。
まあいいや。
…修学旅行か遠足かしらんが、なんで教科書持ってたんだ…。
さてサブローが戻ると、父と弟と柴田勝家がいるわけですが。
「天下を取る織田信長です」って挨拶してドン引きされとる。
うーむ。
そこに今川がせめてきたとか言って皆色めき立つ中、まだツアーだと思ってるサブローは、
戦体験じゃー!と大喜び。
その合戦でサブローは、目の前で命を狙われ、その兵が殺されたことからようやくこれが、
本当の戦であると気づきます。
つーか黒田官兵衛では合戦カットしまくりだったから、連続ドラマでそこそこ本格的な
合戦やるとは思わなかった。
これホントの戦!?って恒興に聞いて、ウソの戦がありますか!って言われるの面白かった。
そんで屋敷に戻って、今何年と聞いても、天文20年ってわからんわな。
スマホに辞書入ってないんかねー。
で、戦の場で味方でありながら信長の命を狙った者は、弟信行の刺客であろう、という恒興。
まあそんなこと言われてもわかりませんわな、サブローには。
それでも、命を狙われているから本物の信長と入れ替わったのだな、ということはわかった
様子です。
てでニセモノとばれたら命がやばいってのも同時に思い出したようで。
屋敷をこっそり逃げ出したサブローですが、山の中でうっかり山賊かな、飯を食べてしまって
追われる身になってるし。
つーかよくこっそり逃げ出せたな。
信長がいないことを知った恒興はあわてて探しに出かけます。
てか信長はここでは死なないからもっと堂々としとけよ。つーてもわからんだろうけど。
そんで恒興が探し出してくれて、サブローは屋敷に戻るけど、今度は帰蝶が出てきた。
信長の奥さんとか聞いてウハウハになって寝室に行くサブローが笑える。
うーん、帰蝶という呼び方は部下はしておらず、呼ぶなら濃姫様だったと思うんだけどなあ。
(実際はもっと違う呼び名)
まあいいや。
で、寝室で服脱ぎ捨てて迫るも、平手打ちされてたのはルパンみたいで笑った。
ルパン三世出てたからやらせたの?という感じがしなくもないけど。
そういうわけで帰蝶とはケンカになったわけですが、恒興をはじめとする周りの家臣らは、
血相を変えて帰蝶を怒らせるなと言う。
まあ説明の必要はないと思いますが、立場的にこの頃の織田家は弱かったですからな。
特に明日は道三の息子であり、帰蝶の兄である斎藤義龍が来ると。帰蝶から変なこと言われたら
まずいというわけですな。
あ、私勘違いしてたけど龍興が道三を殺したわけじゃなくてその親である義龍がやらかした
んですか。ずっと龍興だと思ってたわ。
それはともかくとして、天井裏で忍びが聞いてるぞ。
この家のセコムはどうなってんだね!
一方帰蝶は、サブローの鞄の中を勝手に覗いて、スプレーに興味示してた。
サブローに見つかって立ち去ったけど、たまたまそれを着物の袂に入れていたんですね。
これが後で功を奏したと思う。
そんで一行は義龍のとこへ向かうわけですけども、途中サブローがまた逃げようとして、
カツオにとめられてて笑った。
あの、ハライチの澤部さんですわ。
ここで火打石の話が出てきますが、水戸黄門とかあの辺りで有名になったとは思うんだけど、
戦国時代に火打石を叩いて送り出すという風習は実はありませんでした。
あったのは少なくとも江戸時代中期、後期あたりから。
ま、こういうドラマでは使っても問題ないかなと思う。
本格的な時代劇だと多分マニアの方から抗議が入る。
まあサブローがカツオとそんな話をしていたら馬が忍びによって突然暴れ出して、その
隙に帰蝶がさらわれるという結果に。
誰も見てなかったのかよっていう。
一方屋敷では、父がなかなか着かない一行を心配していた。
信行がわざとらしく、自分も探しますといってて、あー絶対こいつのしわざだなあと思ったわ。
帰蝶の方はピンチになったところをスプレーをとっさに使って脱出するものの、捜してる人が
きたからと声をかけようとしたらそれが信行で、しかも自分をさらった山賊と話をしているのを
見て誰の計画か理解したんでしょうな。
でも、逃げようとして思い切り枝踏みつけて見つかるというお約束展開でした。
信行は山賊を切り捨てた上で、さあ帰りましょうとか言ってるし。
…帰蝶が信行のやったことを義龍に言ったらとか思わんのかなこのアホ弟は。
案の定帰蝶も、このことは義龍に伝える、これで尾張はしまいじゃ!とか言ってるし。
(ハッ、ピーン!「尾張だけにこれで終わり!」「伊月、うざい」)
山の中を逃げ出そうとしてすべってがけから転がり落ちましたよ帰蝶。
なるほど、目が覚めたら帰蝶は現代にタイムスリップ…。(しないよ!?)
帰蝶は隠れてるんだけど、探してるサブローに恒興は、最悪あなたの首を差し出さないと
いけないかも知れない、と言う。
でもサブローは逆に、そんなことであわてて帰蝶探していたのか、と驚くんですね。
まずは帰蝶が心配だから探すのが当然だろ、みたいな。
屋敷の方ではもう待ちかねた義龍が帰ろうとしてるけど、そこにボロボロになった帰蝶と
サブローがやってきまして。
信行は、「帰蝶に何かあったら信長の責任だから切腹させるわ」って言ってたんだけど、
計画総崩れで面白くない。
帰蝶は帰蝶で、特に何もなかった、身支度に時間がかかっていただけ、と騒動のことは
言いませんでした。
ここで信長は信行に対して、自分をはめるために帰蝶を狙うようなマネはするな、狙うなら
直接来い、と怒る。
それを見ていた柴田勝家も、父も心動かされたようでした。
今までの信長は多分そんなことすら言わなかったんでしょうね。
夜。
義龍は信長父に、跡継ぎは決めたのか、と聞く。
どうやら答えは出たようですな。
その後トイレに行く父ですが、誰も見張りがいないってのすごいな。
案の定忍びに殺されたし。
この忍びは信行の方ではなくて、今川の方っぽい感じだなあ。
ほんでその最期で父はサブローに対し、信長こそが織田家の跡継ぎである、と言い息絶えたので
ありました。
まあここで宣言してくれて良かったともいえますね。
でもサブローは、後ついであんな殺され方するのは嫌だ、とすっかりビビってしまいました。
サブローがもう少し歴史のことに詳しければ…。
あとやっぱこういう、いざとなったら物怖じしてしまう性格はつまらないなぁ。
なんでこんなに改変しちゃったんでしょうね。
小栗さんって原作そのもののサブローもやれる力量ある人だと思うけど。
ともあれ、何とか元気を出したサブロー。
信長やってみます、とか宣言しました。
あと、部下を7組にわけて日替わりの休みを決めた。
これは高校生にしてはなかなか画期的な考え方したと思いますね。
あと、飯も一日3回食べましょうと。
(この時代は朝と晩が一般的)
そこに信長が当主になったと聞いて挨拶にきたおっさんが一人。
全然説明ないけど織田信清といって、信長父と領地争いをしていた人でした。
で、その話をしにきたっぽいです。
その後サブローがカツオと馬に乗る練習をしていたら恒興が激おこ状態でやってきた。
まず信清に領地争いで取り合いをしていた領地を勝手にあげてしまったこと。
休みを与えられた部下は自分はもう必要ないと思ってガッカリしていること。
飯が一日三回と言ってもそんな余裕はないこと。
うーむ。
サブローとしてはケンカになるくらいなら土地をあげてしまった方がいい、というけど
恒興としてはそんなことで戦をなくすことはできないと言うんですね。さらに領土を求めて
攻めてきたらどうする、戦って勝つしか民を守るすべはないと。
サブローが信清にあげた領土を守るために今まで多くの兵が戦い、命を落としていると
説明する恒興。
自分の父もそうだったらしいです。
その命を犬死にさせるつもりかという恒興。
難しいですなぁ。
ただ、これからの犠牲を考えるとあげるという選択肢も間違っているとは言えないと
思うけどなぁ。
これからどうなるかわからんし。
あと休みの件はサブローの説明不足だなあ完全に。
ずっと休みじゃなくて、交代で休みとってってことなんだけど。
父の墓参りにきていた恒興のとこに柴田勝家が現れて信行のとこに誘います。
信行は、恒興の父のことも覚えていて、ヨイショかました上で、信長に対して近く挙兵
するから、力をかしてくれという。
つーかお前の部屋、ロウソク多すぎだよ!
酸素がなくなるわ!
そしてサブローのところにも、信行が挙兵した、という知らせが。
挙兵も、兵をあげた、もサブローには意味がわからなくて、帰蝶が説明してあげて
いるのは笑いました。
ちなみに恒興は、信長の方についておいて、時期を見て信長に切腹を促す役だ、と
信行が説明してた。
サブローの方は采配なんぞしたことがありませんから、グダグダですな。
形勢は不利だし、もう明らかに負ける状況だったので恒興は切腹を促す。
でもまあそんな簡単に受け入れられるわけがないのでサブロー逆切れ。
と、そこになんと、信清が兵を連れて現れたのです。
いよいよまずいことになった、と皆が思っていたら、信清の兵は信行と戦いはじめた。
領土をもらったお礼にと駆けつけてくれたのでした。
ここはしびれたなぁ。
なかなか良かった。
そうしてあっという間に形勢が…っておい、暗転して切れたぞ。
鍵のかかった部屋じゃないんだから!
サブローは戦地を回って命を落とした兵を見て回っていた。
その中にはカツオもいた。
そんでサブローの前に信行と柴田勝家が連れてこられたんだけど、サブローは彼らに、
お前のせいで兵が沢山死んだ、やるなら直接俺をやれといっただろとめっちや怒る。
周りは皆ビックリするんですね。
何人死んだかわかってんのか、といったサブローに信行はそんなもん知るか、と返すんだけど
サブローは458人だよって答えたから。
ちゃんと数えてきたんだなぁ。
でも信行は自分のために死んだから本望とか笑ってるし。家臣は駒に過ぎないと。
完全に開きなおってますね。
サブローは二人の縄を解くように命じ、自分は殺さないという。
死んで本望な人間なんかいない、家臣は道具や駒なんかじゃない、死んだら悲しむ人が
いるんだと。
毛利さんちの元就さん!聞いてますか!(戦国BASARA)
家臣は使い捨ての駒じゃないんですって!
サブローは信行に対しても、お前だって死んだら悲しむ人がいるんだ、と告げる。
柴田勝家はこれで完全に目が覚めたっていうか、信長に心酔したんだろうなぁ。
信行は全然言葉が届いていなかったようで残念ですけども。
サブローは信清にお礼を言い、バイバーイってな軽い感じだけど、部下にも言わせてて、
ここは面白かったです。すごいシュールな図だ。
恒興もさっきのことを見て思い直していたようでした。
信長なら戦のない世を実現できるかも知れない、と。
このあと疲れが出たのか、サブロー体調を崩していたようなんだけど、信行が見舞いに
きたと聞いてホイホイとやってきました。
ここで信行はサブローに切りかかり、勝家がそれを叩き落とした。
すごいな。
信行としては、信長が仮病使って戦休んでてその間自分は一生懸命戦ったのに、父は
ついぞ自分のことを認めず、信長に家督を譲ったというのが気に入らんかったらしい。
まあ器でしょうなぁ。
あのままの信長だったら確かに信行が家督をついでいたでしょうけど、サブローに
なったからなぁ。
そして信行はもはやこれまでと目の前で切腹するのですが。
サブローは誰も止めない、むしろほめている現実に愕然とする。
ま、この時代だと切腹を止めるのは失礼な行為とされていたからしょうがないんだけども。
さらにこの後恒興も、実は自分も信長を見捨てて信行についていた、とカミングアウトして
切腹しようとしてて、これはサブローなんとか止めた。
死ぬな、命令だバカヤロー的に。
ま、そういうわけでこれからの展開が微妙な感じで楽しみです。
一方本物の信長は新たな名を授かった、明智光秀だとか言ってた。
その名はあかーん!!!!!
初回ででっかい死亡フラグ立ててどうすんだお前!!!
次回は現代から戦国時代へ記憶喪失のシェフがタイムスリップしてくるよー!(信長のシェフ)
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