多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→信長協奏曲


信長協奏曲

最終話(14/12/15)

 話は面白かったけど展開が最悪。
 結末は映画でって、それ今までやったとこが散々批判浴びてコケてきた展開ですやんっていう。
 JINでさえ、二期として結末つけたのに。
 しかも、映画が3月公開とかならまだしも、来年12月公開て。
 視聴者の飽きの早さをナメてるなと思いました。
 視聴率が良いから、二期はありえるかなと思ってたんですけどね。
 帰るそぶりなかったから。
 二期があって、その終わりに帰るエンドならよかったのにもったいない。
 そこまで原作進んでないからしょうがなかったのかも知れませんけど。
 もったいない終わり方したなぁ。

 さてさて。
 朝倉が浅井と合流し、攻めてくるという情報が入りました。
 信長の暗殺に失敗したため直接行動に出た模様。
 ゆきがかばったシーンあったけど、向き反対じゃなかった?気のせい?

 サブローは、この戦はやめようという。
 朝倉、浅井と和睦を結ぶと。
 義昭もいなくなった、武田も死んだから、二人は引くに引けなくなってるだけ、戦う理由はないと。
 ここで伝次郎が、裏切ったのは浅井ですぞ、とたきつける。
 でもサブローは冷静に、憎しみで戦ってはだめだ、新たな憎しみを生むだけと諭す。
 どうしたんだサブロー!
 なんか右の頬をぶたれたら左の頬を差し出しなさいというキリストみたいな感じになってんぞ。
 まあでもちゃんと見据えてるのは偉いなと思いました。
 戦を重ねて大切な人を失っていく、その連鎖は断ち切らないと、と。
 それで半兵衛に会見の約束を取り付けてもらうよう向かわせようとするけど、伝次郎が
それは危険と止めた。
 手紙の方がいい、と。
 何かありそうですな。

 サブローは恒興に、この戦いまでは信長をやらせて欲しい、これが終わったら出ていくから、
というのでありました。
 いい子だなあサブロー。

 一方半兵衛は秀吉の態度がおかしい、として弟に調査を頼んでいました。
 まるで自分を浅井に行かせたくないようだった、奴なら自分から志願してもおかしくない
はずなのに、と。
 まあその答えとしては小六が伝次郎に、浅井の父とつながってたのバレたらやばいもんねーと
話しかけてました。
 
 そして恒興は信長に、今戻っても家臣はついてこないから、ちょ、待てよ(キムタク風)と言ってた。
 沢彦は信長に、あなたこそが信長なのですって言ってるけど、もともとすべてを捨てて逃げた
のは信長じゃん。
 それをサブローがうまくいってるからといって、「もともと俺んだから。返せ」と言うのは虫が良すぎると
思うよ。

 その頃サブローは帰蝶のところにいって、自分がニセモノだということを打ち明けようとするん
だけど、なかなか話せずにいたら、「そんなことはわかっておる」と帰蝶が言い出す。
 私のおにぎり黙って食ったべ、と。
 そっちー…?
 そんなにおにぎりが好きなのか、じゃお前をおにぎりって呼ぶわ、という帰蝶と、帰蝶だって
おにぎり食べたくらいで怒るってことはおにぎり好きなのかよ、じゃ握り飯子ちゃんって呼ぶわと、
どうしようもない展開になった。
 お前らバカだろ。
 
 浅井長政のところには信長から和睦についての手紙が届いていました。
 家臣らは、織田家に殺された人間だってたくさんいるんだから和睦なんか絶対ダメという。
 なんつーか…サブローみたいな人がこちらにいたら、和睦はなったと思いますね。
 向こうだって、戦で身内死んだりして弔い合戦だという人はいたけど、サブローが「それは憎しみの
連鎖になるからダメ」と言ったわけだし。
 それで皆納得して和睦に賛成したんだし。
 もったいないなあ。

 サブローのとこに長政から返事が届きまして、和睦を結ぶと書いてあったのでサブロー大喜び。
 ところが、会見に向かおうとした長政の前にある家臣が、今井が抗議の切腹をした、と首を見せる。
 一命をもって和睦を止めたいと。
 だからなんだよ。
 勝手にすんなよ。
 主の決定を覆すようなことは武士として無礼だって習わなかったのか。
 長政の残念なとこは、「家臣の命を無駄にしてはならない」という考え方が間違った方向に
いっちゃったことだよなあ。
 
 そうして長政、会見の席にきたものの、この和睦は結ぶわけにはいかない、死んだ家臣の
ために引くことはできないという。
 サブロー必死の説得をするも、わかってくだされ、と長政も引かない。
 友情より大切なもの、守らねばならないものもあるのですと。
 おいちょっと黒田官兵衛呼んできて。(こないだ終わりました!)
 
 半兵衛は弟から、長政の家臣に、腹を切って和睦に抗議したものがいることを聞く。
 あと今伝次郎がどっかいってることも。
 何かありそうですなぁ。
 その頃、浅井の領地である男の死体が発見されていました。

 帰蝶はサブローに声をかけようとして、恒興とすれ違った時の様子がおかしいのを見て
しまうんですな。
 それで帰蝶は恒興を呼び、まさか気付いたのかと尋ねる。
 なんと帰蝶はとっくに、サブローがニセモノだと気付いていたんですな。
 いつから、という恒興の問いに、延暦寺焼き討ちのあたりから、と。
 割と最近だった!
 ただ帰蝶は、自分にとってはあれが信長なのだという。
 そらそうですわな。
 サブローはこの城を去るのか、と恒興に問う帰蝶。
 先日真実を打ち明けようとしていたと。
 なるほど、あの時おにぎりの話になったのはわざとだったというわけですね。
 やるな、帰蝶。
 
 帰蝶はもしサブローが必要としてくれたら一緒に行く、独りでこっそり出ていくのなら
ついていかない、みたいな決心があるみたいです。
 信長の妻として勤めを果たすと。
 また孤独に戻るのかなと思うとなんかかわいそうですね。
 あの信長じゃあなあ。
 ちなみに外で信長が立ち聞きしてた。
 こいつだんだん性格悪くなってくるな。

 考えてるサブローのとこに松永が来ました。
 軽いなお前…。
「空が広いなー、信長さんの心みたいですね。夕日まぶしいー、信長さんみたいですね」
っていう。
 しかもまた同盟結んで欲しいらしい。
 お前マジいい加減にせいよ…。
 まあサブローもサブローで考え事しててまったく聞いてなかったらしく、「あれ、いたんですか」
と言ってたのは笑いました。
 サブローは松永に、友達なのにどうして殺し合うんだろう、と聞く。
 松永は、友達がゆえの選択だったんじゃないのかと答えるんですね。
 いろいろなものを皆抱えてる、引けない時もある、守る戦いもある。
 その思いにこたえるのが友情だろうと。
 確かになあ。

 サブローは明日出陣する、と決め、帰蝶にも告げに行く、
 帰蝶は、己を信じよ、正しいと思う道を進めと励ますのでした。
 確かにこの二人はいい感じなんだよなぁ。
 現代にタイムスリップして幸せになって欲しいところですね。
 信長?
 ああ、本能寺で討たれたらいいんじゃないですかね。(ひどい!)
 
 合戦のシーンは割と本格的でしたね。
 金かけてんなあ。
 あと、朝倉義景は早々に自決したらしいです。
 お前ドロップアウト早すぎ。
 残りは浅井です。
 皆はお市を無事に助け出したいと願う。
 ここで伝次郎が、浅井の城は3つに分かれてるけど、父親と長政らは別々のとこに
いるから、その真ん中の京極丸を占領すればうまく浅井の軍を分断できるという。
 で、夜崖を上っていけばいいと。
 伝次郎、自分がお市救出の先鋒を任せてと言います。
 何かあるんだろうねぇ。
 
 つーかこの後、崖上るシーンで松明をたいて集まってたけど、奇襲かけるのにそういう
ことをするバカがどこにいる。
 もう少し考えようや。
 見張りにすぐ気付かれるわ。
 
 ともあれ、それで京極丸を伝次郎の軍が占領、んで彼はお市を救うよりもまず浅井父の
ところに向かい、これを殺害。
 口封じですな。
 そのあと、お市のところに向かいます。
 長政も城に火を放たれて、市に子供を連れて外に出るよう告げる。
 
 サブローのところにも、伝次郎が浅井父を討ち取り、お市の救助に向かった情報が
もたらされます。
 
 で、長政一人になったところで後ろ振り返ったらお市がいた。
 びっくりしたぁぁぁぁ!!!
 一瞬「あれ?市ってここで死んだっけ?」とか思っただろうが!
 ここのシーンは二人の仲睦まじい様子がわかってよかったなぁと思いました。
 どうでもいいけど早く出ませんと、城って木造だから結構早く焼け落ちますで。
 
 伝次郎がやってきて、お市を連れて逃げました。
 まあさすがに伝次郎も、ここでお市死なれたらまずいと思ったんでしょうね。
 そうして出てきたお市にサブローはごめんと謝るけど、お市が「これが乱世です、仕方ない、
長政も覚悟の上だから謝らないで」と言ってて、すごい覚悟だなあと思いました。
 
 この後サブローは恒興に、自分は間違えていたと語る。
 いつの時代でも大事なものは変わらない、命より大切なものは絶対にない、と。
 それで長政を助けてくると仰天の発言。
 いや…もう切腹してるんじゃないですかね…。
 とか思ったらまだ長政切腹準備中だった!
 お前本当にこの城焼け落ちるぞ。

 恒興、なんと自分も行くと言い出した。
 そして二人は燃えさかる城の中へ。
 この城頑丈だなぁおい。
 しゃべってる間焼け落ちもしなかったぞ。
 で、本陣の方にはこっそり入れ替わった信長が座ってました。
 あんたも大変だな。
 
 まさに切腹しようとしていた長政をサブローは止め、死んで欲しくないと言う。
 長政は、死んだ家臣が大勢いる、自分ひとり生き残るわけにはいかないという。
 サブローは、死んでいった人の分まで生きろというんですね。
 生きなきゃダメと。
 確かに、生きることで家臣の命を無駄死ににさせない、という意味はあると思う。
 なんていうか、和睦したら戦って死んだ家臣の命が無駄になる、じゃなくて、その命の
ために戦を避けて、これ以上命が失われないようにしよう、ってことなんでしょうね。
 …つかサブロー君、淡々と話してるけど相手は腹に刃物突き立てようとしている
状況だから、さっさとその刃物取り上げた方が…。

 長政は、もしもこのような時代でなければよき友でいられたでしょう、どうかそんな未来を
作ってください、私の娘がつないでいく未来がそんな時代と巡り合ってくれることを願っている、
と言って切腹。
 んでサブローに介錯を頼む。
 サブローもためらうのはわかるけど、めっちゃ苦しいんだから早く介錯してあげて!
 サブローは、一生長政君のこと忘れないからと言って刀を振り下ろしたのでした。
 見ていた恒興はどう思ったか。
 きっと、サブローに対する考えが変わったと思います。

 城から出てきた二人。
 サブローの顔つきが変わってて、成長したなぁと思いました。

 そしてサブロー、出ていく準備をしていて、みんなが寝静まっている朝、出るのですが。
 帰蝶が門から「でかけるのか」と聞いてきた。
 サブローは散歩だと。
 帰蝶は、自分も行くっていうけどサブローは一人で行くと。
 帰蝶、これを聞いて自分はサブローに必要とされてない、と思っただろうなぁ。
 サブロー、帰蝶がニセモノと知ってる、とわかったらこの答えも違ったんでしょうか。
 それでもおいていったかも知れないけど。
 帰蝶のこと好きだよ、というサブローに、全部知っておる、と返した帰蝶。
 サブローは気付いてないみたいだけど帰蝶は、お前がニセモノだということも知っておるぞ、と
言いたかったんだろうなと思いました。

 さてそんな中、半兵衛の弟は、長政の家臣の切腹は偽りだったと報告してきました。
 今井が抗議の切腹をしたというけれど、それを見届けたという家臣も殺されていたと。
 伝次郎が城にいなかった時のことでした。
 半兵衛は悟ります。
 この戦は伝次郎が起こしたと。
 和睦を決裂させるため、家臣をそそのかして今井を殺させ、いかにも切腹したかのように
見せかける。
 そのあと伝次郎自身が口封じのためその家臣を殺したのだと。
 伝次郎が先鋒を買って出たのも、通じていた浅井長政父の口封じのため。
 つまりお市救出は口実だったというわけですね。
 さすが半兵衛ここまで気付きましたか。
 これを早く信長に伝えねば、と思う半兵衛でしたが…。

 道を歩いてきてサブロー、最初に恒興らと出会った場所にやってきました。
 腹へったーと鞄を探っていたら、帰蝶のお守りと握り飯が出てきた。
 それでサブローはやっと気付いたんだと思います。
 帰蝶は自分がニセモノだと知っていたこと、二度と戻ってこないことを理解していたこと。
 そこに恒興がやってきた。
 さすが健脚、追いつきますなぁ。

 恒興は、かつて自分はあなたに言った、織田家が大きな大名になる夢があると。
 それをかなえてくれたのはサブローだから、今度は自分がサブローの夢をかなえる。
 それは、一緒にまた戦のない世を目指しませんかということでした。
 要するに戻ってこいっていうことですな。
 ここでドラマ二期あるかと思ったのに…。

 恒興は本物の信長の方に、今の気持ちでは本物の信長に仕えることはできないので
織田家を出ます、と告げていた。
 信長はどういう思いだったかわからないけど、サブロー連れ戻してきて、と言う。
 天下を取るためにはあいつの力がいると。
 
 さて戻ってくると、みんなが餅つきをしてました。
 家康が餅を差し入れしてくれたらしいです。
 三度の飯より餅が好きですという家康にサブロー、餅も飯だよねっていうけど華麗に
スルーされた!
 こいつ、やりおる…!善助め!(家康です)
 帰蝶が出てきて、サブローが戻ってきてるのに気付いて嬉しそうな顔してるのが
良かったです。
 あと、「戻ってきた」というサブローに「何を言っておる、ただの散歩であろう」と言ったのも。

 この後半兵衛は信長のところに、今回のことは秀吉の謀略でした、と言いに行くのですが。
 彼は気付いてしまった。
 今までの殿ではないということに。
 しかも後ろに伝次郎いたし。
 半兵衛ここで殺されました。
 病で死んだことにするにしてもちょっと早すぎるだろう。
 多分、信長は秀吉に言われて自分の地位を取り戻すべく暗躍、という感じなのでしょうが、
その秀吉こと伝次郎が自分を殺すための計画を練ってるなんて気付いてないんでしょうなぁ。
 バカだわー。

 何も知らないサブローは、これからも光秀として支えるという信長に、よろしくーって感じでした。
 二人が握手を交わした場所は、本能寺。

 ちなみに一年後映画だそうです。
 だからー…。
 視聴率が良かったからってそういう面倒くさいオチのつけかたやめて欲しいんですけど。
 スペシャルドラマでもよかったじゃんよ。
 ともあれラストは、サブローは現代に戻り、帰蝶もついていき、現代に転生していたおゆきと
再会、そして巻き込まれる形でタイムスリップした伝次郎が勇者ヨシヒコに、これで大団円でしょうな。
(一人おかしくね?)
 

 次回映画はテレビからスクリーンへ信長が飛び出していくよー!(信長協奏曲)



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→信長協奏曲