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リーガルハイ |
SP(14/11/22)
「第一期第二期並びにスペシャルにおいての私の活躍をまったく思い出せないという愚かな諸君
もしくはこの偉大なる私の活躍をいちっども見たことのない時間を無駄遣いしている愚民どもの為に
私自ら簡単に今までの経歴を教えて差し上げよう正座してありがたく拝聴したまえ!
この私古美門研介は世界一優秀な無敗を誇る弁護士である!どんな難問題でも持って
きたまえたちどころにおっと離婚問題だのいじめだのといったくだらない裁判はダメだあれは
時間の無駄でしかない私が引き受けるのは金の匂いがする案件だけだいいかわかったな
くれぐれもくだらない問題を」「先生、スペシャル始まります」
堺さんがマンネリ云々の発言がインタビューで出てたけど、ぐらんろでおの人たちだって(ちゃんと
書きなさい)「偉大なるマンネリだっていいじゃない。」(変幻自在のマジカルスター/GRANRODEO)と
歌ってるんだから、マンネリでいいと思います!
冒頭からいきなり、赤目院長の総回診ですって、白い巨塔まんまパクリじゃねーかよ。
この、パクリ全開感が面白いんですよねぇ。
で、この赤目院長が患者に対してものすごいぞんざいな言い方をする。
確かにこれは腹が立つだろうなぁ。
でも、悪気なくやってる人も多いっちゃ多いからなあ。
客商売だと致命的だけど、医者だと文句もなかなか言えないってのはあるし。
それで、中原という患者は新薬を試しているんだけど奥さんのさやかが、つらそうなので薬を
一時中断したいと申し出るけど、それだと回復の見込みはたたれると赤目はぶっきらぼうに言ってて、
奥さんは仕方なく投薬を続けることを選択。
なんていうか赤目がもう少しきちんと説明していたらと思うのですよ。
後になってわかる、一人でも多くの患者を診ることを選択していたというのはわからなくもない。
けれどもその患者や家族を不安にさせない、医龍で言うところのQOLも必要だと思う。
説明しなくてもわかるはず、は医者同士での話だから。
担当医の広瀬がもう少しきちっとその役目をはたしていたらなぁ。
そして中原は急変、あっけなく亡くなってしまうのです。
それから一年後。
とあるタクシー会社に、ゆすりの弁護士、九条がやってきていた。
交通事故のトラブルでらしいんだけど、その会社に勤めていたのがさやかでした。
なるほどこの縁で彼女は九条と知り合うわけですか。
彼女は九条に、夫の件で裁判を依頼します。
そうか、映画「神さまの言うとおり」で引きこもり男が出て行ったのは弁護士に
なって古美門と戦うためか…!(中の人が同じなだけ!)
さて黛はというと、デタラメ手話通訳の人の弁護をやっていました。
………アフリカの元大統領葬儀のアレやないか!
さっそく取り入れてくるあたりやっぱこのドラマ最高ですよ。
てか一年前の出来事なのにわかるもんなぁ。あったあったって。
相手はネクサスの磯貝。
で、黛負けました。
そらそうだ!
デタラメ手話が「大きな魚、小さな魚」だったのに対し、こっちは「エビカニエビカニ」か。
笑える。
上から目線で磯貝に励まされる黛ですが。
彼の容体は、という言葉が。
古美門入院してんのかよ!
しかも5%とかいうから何かと思ったら、失敗する確率が5%(古美門調べ)の盲腸のオペ。
つかベッドに寝てるとこ見たら髪型的に、小野賢章さんに似てると思いました。スイマセンッ!
で、外の一枚だけついてる葉を見て、あれが落ちたら死ぬとか言ってる。
オー・ヘンリーの「最後の一葉」かよ!
叩き落とせ!
とか思ってたらさすが黛、ほうきで葉落としててめっちゃ笑った。
さすが視聴率の考えがわかってるぜ!
ちなみに盲腸はいい薬出てるので、オペしないで薬で散らすこともできますよ。
で、古美門騒いでてうざいわけですが結局オペすることになり。
古美門、服部さんにオペを依頼するけど「私唯一外科医だけやってないんですよねぇ」と。
ここで古美門完全に怖気づいて、「待って!辞世の句詠んでない!」と。
信長協奏曲もパロるのかよ!
はい、黛君が代わりに詠んでくれたから安心してオペ行こうか!
つーか先に麻酔かけてしまった方が早かったんじゃ。
麻酔薬って書いてあるこん棒で殴ってさぁ。
オペが終わるとコロっと変わって、ナースにウハウハしている古美門。
しかも黛をナース服に着替えさせてて何してんだと思ったら、古美門院長の総回診でーすって。
やってみたかっただけかよ!!!
その頃広瀬らはやってきた九条と応対していました。
医療過誤だと言う九条。
この医者側の末席に、古美門がしれっと混じってて笑った。白衣来てたのこのためかよ!
古美門は、裁判するならどうぞ、白黒つけましょうと言ってくる。
あと机の上に乗るな!
ここで古美門が弁護士だと知った九条。てか黛と古美門の名刺受け取るのに、手を交差させてて、
ちょっとギャグ入ってて笑いました。こういうとこはいいなぁ。
九条は誠意を見せてくれればというけど、古美門がいるからまあそういう手は通用するはずもなく。
古美門はクシャクシャの1000円渡して帰らせたのでありました。
そういうわけで一応追い返すのに成功したわけですが、古美門は成功報酬として、ナースの野々宮と
藤森を自宅に派遣してとか言ってた。
お前…。
九条はさやかに、裁判になったら手に負えない、自分はゆすりたかりが分野だから、裁判に
なるならちゃんとした弁護士に頼めという。
さやかはどこも相手にしてくれなかったと。
確かに、医療過誤というのは10年裁判と言われるほど長期に及び、弁護士側も専門知識を
必要とするので、避ける人多いんですよ。立証も難しいしね。
このあたり、専門家が協力体制にあるかどうかわかんないけど、本当に難しい分野だと思う。
あとはこの話のように、医師の説明不足からくる遺族側の憤りとかもあったりする。医療過誤
自体は起きてないけど医者の対応に納得できないっていうもの。
九条は相手はあの古美門だからなって感じだけど、さやかはあなただって弁護士でしょ、と。
弁護士だって専門分野はあるんだよ…。
古美門の家では服部さんの豪華料理をみんなで食べてた。
で、郵便物が届いていたというので黛が開封したら九条からで、お金が返されてきていた。
徹底抗戦するってことですね。
ちなみに現金を普通郵便で送ることは違法になるのでやめましょう。絶対にやっちゃいけません。
ここあたりせっかく法律のドラマなんだから、絵をとめて古美門が解説するくらいやれば面白かったのに。
それからほどなくして、病院が医療過誤で訴えられました。
沢地と三木はこの話をしてるけど、冒頭のシーンをあやしく見せるのはもう定番ですなぁ。
で、イデは相変わらず名前覚えてもらってなくて笑えた。
そこに九条が会いに来て、手を貸して欲しいみたいなことを言う。
医療過誤の本を出してアピールするイデ。
三木は、人手が足りなくて、と断るのでした。
イデの存在が黒子っちなみにミスディレクション!
で、お前の漢字ってなんだったっけ、イデ。(井手です!)
治療費高額っていっても日本だったら、ある程度以上の額になると戻るはずですけどね。
あと、試された新薬は、この病院なら使えたらしくて、医龍でやってた、医療特区みたいな感じの
やつですかね。
ともあれ、中原自身もきちんと同意書書いてるから難しいらしい。
そりゃそうだな。
あと、投薬3日目で亡くなったけど、因果関係も不明だと。
難しいですなぁ。
九条が帰って行ったあと三木は、もともと医療過誤裁判は勝訴率が2割、さらに、相手が古美門で
あれば、九条ではたちうちできないだろう、むしろ、古美門を引きずり出せずに終わる可能性が高い、と
言っている。
それで断ったわけですね。
ま、これくらいやり手でないと続けていけないんだろうなぁ。
もちろん弁護士は正義の人でないといけないんですけどね。
赤目の家でパーティが行われていて、古美門と黛やってきました。
黛すごい衣装だけど、上機嫌の赤目は褒めていた。
…眼科受診された方がいいんじゃないデスか。(コラコラ)
ここで次女の好美が出てきて、広瀬の婚約者だというのがわかります。
広瀬逆タマじゃん。良かったな!
広瀬は、今回の賠償請求額が2億4000万だと話し、死因は新薬の可能性もあるとか言ってるけど、
好美は「それなら薬のメーカーの責任でしょ」とのんきなことを。
ううーん…。
あと古美門が、剛力さんのナントカダンスやっててめっちゃ笑った。
本当に全力でいろいろ取り入れてくるなぁ。
古美門は、自分が出ていく必要があるかどうか、と完全にナメきっています。
というわけで黛が出るんですけど、彼女はきちっと勉強してて偉いなと思った。
服部さんは、今回は古美門もしっかり勉強しているようです、というけど。
古美門、ブラックジャック読んでた。
お前なー…。
医龍も読みなさい、医龍も。
ちなみに、黛が勉強で使っていたノートみたいなのは、リーガルパッドというメモ帳だと思います。
九条の方もちゃんと勉強しててえらい。
ただいざ裁判が始まるとやっぱり専門用語に九条はついていけなくてタジタジな感じでした。
古美門も自宅にてやはり自分の相手ではないと言ってる。
で、言ってたら蘭丸がしゅた!と登場して。
何かと思ったら、あの自宅に呼んだというナース目当てだったらしい。
そしてそこに古美門の希望通り、野々宮と藤森が来るのですが…。
何この、野々宮と藤森だったモノ、的な物体は。
え、マジでなんですかこれ。
ギャルメイクっていうかとにかくすごくぶっとんでた。
古美門が思考停止してて、言われるままワインがぶのみしてめっちゃこぼしてたの笑いました。
ドリフじゃないんだから!
蘭丸も、これ本当に野々宮さんと藤森さん?と言ってて、古美門が違うと思う、って面白かった。
九条このままでは勝てない、と思っていたんだけど、自分のやり方でやるか、と戦法を変えた
ようです。
確かに戦うなら相手のペースじゃなくて自分のやり方でやらないとな。
さて次の裁判で、古美門はもうさいしょっからブラックジャック読んでます。
で、九条は看護師長の岡部に、新薬を使うと死ぬ可能性知ってたんじゃないのかという。
あなたは赤目の愛人だからみたいなことをバラすわけですよ。
写真とかバラまいたりして。
ここで形勢が変わったと見た古美門がパッと立ち上がり、これ以上侮辱するなら名誉棄損で
訴える、と抑えるんですな。かっこよかった。
それで九条はしぶしぶといった感じでばらまいた写真を回収するけれども。
ある記者にコソッと写真を渡した。
彼の狙いは別のところにあったからです。
まあ古美門もこういう戦い方をしてきたから、初期の段階で抑えたのはさすがだったけど。
彼は記者が法廷を後にしたのを目ざとく見つけていました。
裁判は不慣れなもんで、という九条に、上等だ野良犬っていう古美門が良かったですね。
まあ争いとしては同レベルじゃないのか、と思わなくもないですが(笑)。
黛は九条のやり方に、初めて古美門がまともな弁護士に見えたと言っている。
黛さん!あなたも早く眼科にいった方がいいですよ!←
服部は、そんな戦術をしたら自分の首を絞めるでしょうね、というけど古美門は、それで
すめばいいが、と警戒している様子。
血で血を洗う死闘になるかも知れないと。
やっかいな敵とは、失うものが何もない人間である、と。
こういう展開になったら楽観視しないのは、さすが場数踏んでる古美門だと思います。
あと服部さんが「先手を打っておきましょうか」とちょっと好戦的で笑った。
椅子に腰かけたまま、かっこよく「出番だ草の者」と呼ぶ古美門。
ここにかっこよく蘭丸が!
現れない!
「でーばーんーだー」と言いながら手をたたく古美門めっちゃ笑った。
そんで九条の方は、もう打つ手ないなぁ的なこと言ってた。
その頃沢地は、三木に九条を助けるため動き出すことを話していました。
なるほどねぇ。
それから少しして、週刊誌に赤目のスキャンダルがのり、記者が押しかけて大変な騒ぎに。
赤目のとこまできてたけど、まず受付と警備員通すなよ…。
九条の方は沢地から、とある名簿を受けとっていました。
それをもとに証人申請するらしく、そうなるとまあ古美門らにも資料として送られることになります。
こういうのって住所氏名公開されるんですね。
だから事前に相手が接触したりしてくるのかぁ。
一つ賢くなったけど、こういうので脅しかけられちゃたまらんよね。
古美門は徹底的に調べ上げてきてたけど。
閑話休題。
服部は、手を貸しているものがいる、と指摘。
蘭丸が調べたところでは、事件との関連性はなく、おそらく赤目に個人的に恨みを持つ人らでしょう
って感じらしいです。
つまり、医学論争は捨て、殴り合いか。
古美門は私の得意分野って感じです。
確かにそりゃそうだろうなぁ。
それで、九条が呼んだ、赤目にとって不利な証言(というか人格攻撃)をする証人を古美門はことごとく
論破していきます。まさにダンガンロンパ!
でもさ思うんだけど、赤目が医療のために手を尽くしていたといってもここまで誤解されるような
言動っていうのは、やっぱり支障が出てくると思うんだよね。
味方がいなくても医療のために貢献できればいいという姿勢は立派だけれども、それは長い目で
見たら研究の支障になりそうな気がする。
あと、ナースで辞めさせられた女性が出てきたんだけど、あなたのナース服のサイズは特別性だった
ようですね、とか古美門が言いながらツッパリやっててちょっと笑いました。
お前お相撲さんのリアクションやめろ。
あと証人はさんで九条とともになんで三人並んで立つんだよ。
コントだよ。
黛は、いちいち九条の挑発に乗らないでください、と古美門に注意するけど、わかってないねピノコとか
言い出した。
お前完全に毒されてるだろ。
ケンカ買わないと世間は負けたとみなすんだよアッチョンブリケって。
蘭丸、潜入していろいろ情報を集めているけどそこで、沢地もまた潜入しているのを見つけた。
まーたバトルかよ。
でもここやっぱかっこいいんだよなぁ。
あとまた沢地の色気にやられてて、黛に首根っこつかまれて「ニャー」っていう古美門も相変わらず。
黛はまともに戦いたいみたいなこと言うけど沢地は、いずれそうなるでしょう、的な。
蘭丸も、どうせ判決まで言ったら勝つんだしって感じだけど、古美門は、たどり着けばなと。
九条がとってる戦法は、病院の信用を失墜させ、追いつめるためのもの、つまり、判決までに病院が
和解を提案してくるように仕向けてるってことですね。
もはや場外乱闘で殴り倒すしかない、という古美門。
はたして…。
さて、新薬、Zマブの製薬会社の社員が証人として呼ばれました。
この人MRかな。
てーかどう見てもちょっと足りなさそうな人なんだけど…。
九条は、会社から赤目に数千万の資金が提供されていますね、という。
ざわつくざわつく傍聴席。
この社員、全然意味わかってないらしくて、はい、って簡単に答えてる。
研究のために渡してると。
赤目は、それは裏金ではないのか、そんな額を渡されたら赤目は新薬を使わざるを得ないだろう、と
アピール。
うまいですね。
傍聴席は九条の狙い通り、すごい騒ぎになりました。
テレビでも連日報道され、古美門は、やってしまいましたねって感じ。
つかあの社員がバカなだけの気もしますが。
ただここまで来ると、古美門の言ってる通り、「あれは純粋な研究資金です」と病院と会社が発表
したところで、世間は信じませんからねぇ。
裏金だ、裏金だってことになるし。
古美門は赤目に対して、ここはいったん、倒れるのはどうですかと提案。
心痛から倒れて、孫が心配して泣いているようにでもしたら、世論も変わりますよと。
赤目はそんなことは無理と突っぱねる。
ここ、後から考えると赤目が突っぱねた理由の解釈が変わってくるんですよね。
言っちゃいますが、赤目としてはそんな時間も惜しく、医療の研究に没頭したい、患者を診察すべき、と
考えていたんだろうと思いました。
広瀬はもう限界です、和解しましょうと言い、黛も賛同する。
病院はもうがたがた、次々に患者に訴訟起こされたら病院はつぶれるととう広瀬。
赤目は私が過ちを犯したというのか、っていう感じですが。
家族もまいってると言われて、そんなことはどうでもいいという赤目。
広瀬や黛は自分の名誉のためなら孫もどうでもいいのかよという感じですが…。
はてさて。
古美門は、終止符を打ちますよという。
このスキャンダルを蹴散らせるのは、もっと醜いスキャンダルだと。
黛にしてみたら、えげつない手を古美門が打ってくるのはわかっただろうなぁ。
そしていよいよ、さやかが裁判に呼ばれました。
九条は、新薬投与の同意書について、心筋梗塞がリスクとして書いてはあったけれども、事務的に読み上げ
られた上に赤目からも「他の病気よりリスクは少ない」と説明されて対して気にしなかった、ということを確認。
さらに、亡くなった日に、新しい患者を入れたいからベッドをあけて出て行ってと言われたことも指摘します。
そこで名前を中島と間違えられたことも。
「イソノ、野球しようぜ!」(その中島じゃないし関係ねーし!)
後に残ったのは莫大な医療費の借金だけだったと。
ただね、私この、ベッドをあけて欲しいというのに関しては、赤目の言い分すごいわかるんですよ。
最後まで見たから肩を持つってわけじゃなくて。
亡くなって悲しいのは十分わかるけど、そうしてる間にも治療を必要としている患者さんはいるわけで、
悲しみたいから一日待ってと言われてる間に、その患者さんへの治療は遅れる。
医者としては、亡くなった人に手の施しようがないから、生きてる人を優先ってのは当然な感情
なので、私はどうしても、「ベッドをすぐ開けろと言われたのはひどい」というのには賛同できない。
もちろん自分がさやかの立場だったらまた変わるでしょうけどね。人ってそういう矛盾したものだから。
結局言えるのは、赤目が誤解されやすい医者だったということですな。
古美門が反論のために立とうとするのを、やめませんか、と思わず止める黛が良かったです。
さて立ち上がった古美門。
さやかの過去の恋愛歴をばらすんですね。
ひどい夫とか彼氏にあたりまくって、慰謝料もらったりしていたことなど。
でもそれは事実なんだから、金目当てとは言いづらいだろうけど、世間はスキャンダルの方を好む
からなあ…。
ヤクザとも交際してましたね、とかばらされてるし。
つまり言いがかりをつけては金をとってるんじゃないか、と古美門は指摘したわけです。
さらに、中原が亡くなった後も新たな男を見つけている、と九条との写真を出してくるわけです。
九条はいつも家の前まで送ってあげていただけなのにね。
そういう一場面でも切り取ってもっともらしく注釈付ければ怪しく見えますわな。
九条は激怒してるけど、これだって名誉棄損といって写真回収させればいいのに。
本当に、嫌なやり方させたら古美門の右に出るものはいないですね。
記事が出て立場は逆転、さやかの方が叩かれる立場に。
赤目も満足げです。
あとは広瀬が法廷で証言してくれたらこれで勝利、みたいな。
広瀬は浮かない顔をしていた。
古美門はさすがに気付いてて、あれは危なっかしいと言っている。
そんな広瀬にまたまた沢地からの手紙が。
沢地は九条の過去を調べていたから多分、そのことを知らせたんじゃないかと思いますね。
さやかの自宅に記者が押しかけてきて大変なことになっている。
それを九条がかばうのだけれども、そこひに現れたバンが助けに入った。
イデでした!
あと沢地も。
三木の差し金か。やるな。
こうでないとつまらないしね。
九条をなかなかやるなと電話で評価した三木だけど、見習え具志堅とイデにいってて、相変わらず
覚える気ねーなと思った。あと今回の名前間違いパターンは沖縄ですか?
九条は、もう手弾はないというけど三木、そういう時は敵の弾だとアドバイス。
広瀬を何がなんでもこっちの味方にしろ、と。
古美門は広瀬を監視するよう蘭丸に命じます。
さすがこっちも戦略見抜いてたな。
黛は黙ってたんだけど、古美門が、真実を明らかにすべき、とヘタクソな真似しながらやってきたんで
そのまま帰っていきました。
広瀬は好美と遊園地に遊びにきていた。
ジェットコースターとかマジで乗ってたけど撮影大変やな…。
で、好美が一人で乗り物に乗りにいき、そこに様子をうかがっていた九条が現れるも、なんとしてでも
接触をとめろと言われていた蘭丸が立ちふさがる。
でもそこに黛が来て蘭丸を押さえて、話をするならどうぞっていうんですね。
私はフェアにやりたいからって。
黛、蘭丸に、人が一人なくなってるんですよと怒る。
彼女はちゃんとブレないでいてよかったなと思いました。
初心に戻ってるなと。
広瀬も話を聞く、と九条に歩み寄るのですが…。
好美が見てるのに気付いたんですね。
見えないとこでやれよおめーら。
それで九条は、話をするのはやめたと言う。
広瀬を説得するのはムダだと。
広瀬は、同じ境遇ですよね、と九条に語りかける。
沢地が送ってきたあの書類だな。
九条も昔は大きな事務所に所属して一線で活躍している弁護士だった。
その事務所のボスの娘さんと結婚したらしいです。
ところが、事務所の不正が許せず告発し、解雇されたと。
報復だよなぁ完全に。
ただそうなるとどこもやとってくれないのも事実なわけで。
そういうのって卑怯だと思うわ…。
ともあれ、奥さんはついてきてくれたけど、体壊して亡くなってしまった。
九条は、正義を貫くのは気持ちのいいことだよ、と広瀬に言う。
でも自分の正義感に酔っていたせいで、妻の体調に気付けなかったとも。
所詮正義は自己満足だ、あんたにとっての現実はあの子だろうと。
真実なんぞ役に立たんよ、と言って九条は帰っていきました。
それはいいけど裁判どうすんだ。
広瀬は、赤目は自分の師匠であり、義理の父親になる人だから裏切れない、と言います。
だったら迷うなようだうだとさぁ。
しゃきっとしねーな。
さやからは、ここまでやったのだから満足とある程度覚悟を決めているようでした。
法廷にて広瀬、副作用のことは知っていたと話し始めます。
実はあの後好美に、何を話していたのと聞かれ、私のために我慢しないでねと言われたらしい。
つーか気になるならその場で電話してこいや!(オイ)
で、本当のことを話すべきと言われたようです。
もしかしたら三木らはこっそり好美の方に接触していたかも知れませんね。沢地あたりが。
広瀬は当然古美門がマークしていると踏んで、好美の方に話をして、説得する方向にもって
いったかも。
広瀬は、新薬の危険性は知っていた、死亡例が出ていたこともちゃんと赤目と話し合いをしていた、と
言い出す。
そしてすべては私の責任です、と。
赤目に責任があるのではなく、主治医の自分に責任があると。
うまいやり方ですな。
いつの間にか患者によりそうことを忘れていた、という広瀬。
いいシーンなんだけど、古美門いい加減法廷に漫画持ってくるのやめなさい。
赤目は不機嫌で山もりの肉を食べてました。
体に悪いぞ…。
古美門はまた、倒れる提案をしているけど、赤目にやらないと言われてあっさり「はいすいませーん」
って言ってて軽いなーと思った。
広瀬が理事長の会議に呼ばれたんでもしかして辞めさせられるのかな、と思ったのですが…。
赤目が今度は理事会に呼ばれて。
理事らは赤目を院長の座から解任し、広瀬を院長にすえることにしたと言ってくる。
いやいや若すぎるだろうよおい。
理由は、世間は非を認めて謝罪した広瀬を高く評価しており、彼を主軸に新しい経営陣にして、
信頼を取り戻すためだと。
広瀬なら、赤目派も、反赤目派も納得するということらしいです。
広瀬は、裁判を終わらせることと、古美門に去ってもらうことを宣言しました。
それで新しい弁護士と交渉してると。
それが三木ですか。
うまいことやりましたな。
当然、納得いかない古美門は三木のとこへ乗り込んでくる。
イデが突き飛ばされて吹っ飛んだのめっちゃ笑った。
扱いひでぇ!
そこには広瀬と九条もいたんですね。
もう和解の話し合いに入ってるのか。
古美門や黛は広瀬に、この事務所は九条に協力しており問題があるというけど、広瀬はもう
全額払うことを決めたと。
古美門はまだ赤目の尋問が残っているという。
最後までやってから金を払ってもいいでしょう、と。
ここで三木は、裁判で負けていやいや支払うのと、和解で支払うのとではイメージも違う、
と言うし、広瀬も病院のイメージを守るためとかいうけど古美門は、そもそもその病院の
イメージを貶める証言をしたのはあなたでしょう、とキッパリ。
広瀬は、和解に賛同してくれるなら一緒にやりましょう、と古美門に声をかけるけど、彼は
最期まで赤目とともに戦う、と断ったのでした。
このあたりかっこいいね。
ただ、赤目はもう院長じゃないから、個人に雇い直してもらわんとならんわけですが…。
その赤目はカップヌードルを食べ、研究をしているようですが、発作を起こして倒れていた。
家族も出て行ってたった一人か…。
さびしい最後だなぁおい。
あ、あと手紙を一通出していた。
黛と古美門が訪ねてきて。
ドアを押すと開いていた。
黛が「赤目いんちょー。あっもういんちょーじゃない、赤目センセー」とのんきに探し回ってた。
お前…。
一方古美門の方は玄関にメガネが落ちているのに気付き、上を見上げたら赤目が倒れているん
ですね。
このあたりかっけぇなあ。
古美門は「さすが、倒れたフリをして同情を引く作戦ですね、立ってもらわないと困る」とか
言ってたけど。
これはからかって言ってるんじゃなくて彼なりの励ましっていうか、そういうものなんだろうと思う。
沢地とイデが走ってきまして。(イデ後ろでこけた)
赤目が危篤だと三木に告げる。
三木は、古美門にとって最後の望みもたたれたかって感じですが…。はてさて。
古美門もう、ダメだと思ったらしくてやる気ゼロになってました。
そうなるとこいつ髪の毛爆発したまんまになるからなあ。わかりやすい。
寝るってあがっていっちゃったとこへ黛が、フォークもってっちゃったとか言ってたけどなんかこれ、
アドリブっぽかった。
ともあれ、黛は和解でよかったという感じなのですが…。
服部は、広瀬はきちんと証言したという話を聞いて、それは広瀬の真実ですよね、と指摘。
赤目の真実はまだ明らかになってない、患者の命を救いたくない患者などいるのかと。
なるほど。
黛、赤目の自宅にやってきました。
書斎に散らばりまくってる書類を見て歩いてる。
お前それわかるの?
これを整理して黛は広瀬に渡します。
新薬のデータです、あなたなら意味がわかるはず、それを知っていましたか、と。
赤目もきちんと証言する場が必要だと。
それで黛は古美門を引っ張り出してきて、勉強して下さい、ここからやっと医療裁判が始まります、という。
おっ、古美門の目が変わりましたね。
一方で三木は、顧問弁護士解雇の通知を受けていた。
広瀬からで、古美門らを雇いなおすそうでした。
短期間で解雇って…。
まあいいけど。
裁判の日、古美門は赤目が準備していた資料を説明したい、と申し出ます。
この新薬を投与した、世界の患者についてのデータでした。
468人のうち死者は6名。
確立にして1.3%。
確かにこれは確率としては低い。
同意書の通りだという古美門。
さらに治癒率自体も他の薬にくらべて35%と大きく、赤目が言った「この薬が特別危険という
ことはない。すばらしい薬です」というのは嘘でもなんでもないと。
赤目は騙したわけではなく、自分の研究データに基づいて事実を伝えた、落ち度はありません、と。
九条はくだらないと一蹴する。
おいおい、普段のチャラけてる古美門より、このマジモードに入った古美門の方が怖いんだぞ。
正論でくるからね。
九条は、患者を所詮データでしか見てないってことだという。
医師失格だと。
古美門は、彼が医師失格ですか、と静かに返した。
こぇぇわー。
九条は、データを調べたからなんだ、一人一人の人生がこれに書かれているというのか、患者に
向き合ってないと反論。
患者が死んだとしても責任感じずふんぞり返ってるだけだろうと。
うーん…。
まあこれから古美門が反論してくれるけど、一人一人の患者と向き合ってるからいい医者という
わけでもないですよ。
たとえば2時間まって診療が3分だと憤るのはもっともだけど、だったら一人一人30分くらい時間
かけて診てもらう方がいいですか、その分待ち時間は5倍くらいになりますけどいいですかって話な
わけで。
難しい問題だよね。
3分しか見てくれないから向き合ってないというわけでもないし。(もちろんカルテしか見ないクソ医者も
いるけどさ)
一人の患者の死に泣いている間に、その医者の治療を必要としてる患者はほっとかれていいのか。
そういう問題だと思う。
難しい。
古美門は、赤目は最低の医者かもしれない。
けれど彼の書斎は足の踏み場もないほど書類が散らばっていて、院長職をとかれた後も研究に
没頭していたと。
彼を見ているとこういっているように見える。
医は科学である、科学は発展がすべて、科学に必要なのはデータであり、患者の人生でも名でも
ない、科学を勧めることは次の治療にあたることにおいて大事であると。
家族が批判されている、孫もいじめられている、そんなことはどうでもいいことだ、医学の進歩に
比べたら。
そこに、広瀬のスマホに通知が届くんですね。
黛が言う。
たった今、赤目が亡くなったと。
最後まで誤解された人生だったけど、今こうして古美門がその誤解を晴らしてくれている、
でも赤目だったら「そんなことはどうでもいい」と言いそうですね。
赤目は素晴らしい医者だった、私はそう思います、と古美門は締めくくりました。
九条は、科学なら人を殺してもいいのか、と反論するけど、もはや勝負はついた感じだなぁ。
古美門も、今の医療は人の死の上に成り立っているという。
犠牲は必要なものであると。
でも人は、その犠牲が自分や家族であるとわかった瞬間にこう言う、「話が違う」と。
納得できないなら科学を訴えろ、それができないなら狂気の世界で生きている者の
邪魔はするな、中には悪質な医療過誤もある、それは断罪されなければならない。
しかしこれは医療過誤ではない。
赤目の体は今頃研究室に運び込まれている、彼が臓器移植と検体を希望していたからだ、
科学は死に意味がある、死こそ希望なのである。
白い巨塔でも最後、財前が自分の体を研究として役立てて欲しいと遺書に書いてましたね。
研究者というのはえてしてそういうものです。
中原の死も医学の上では決して無駄なものではなかった。
そういうことなのだと思います。
今ある命をいつくしむこと、一日一日を奇跡と知ること、と古美門が言ってましたが。
そういうわけで判決は、原告の請求を棄却するというものでした。
誰も笑顔になれない裁判だよなぁ。
帰るさやかのとこに広瀬と好美がきて、改めて謝ってたけど、九条はわざとぶらぶらと離れて
いく、この演出は良かった。
で、さやかは、夫の死で難病治療が進歩することを願っています、と伝えるのでした。
古美門はかるーい感じで、いいリハビリになりました、と九条にいってて、こいつは相変わらず
シリアスぶち壊すなって思った。
黛は、九条先生にも今後は依頼殺到しますよ、と。
確かにここまで追いつめたんだから、頼みたいという人は増えそうですね。
でも九条は、俺はたかりが得意な弁護士だから、というのでした。
あくまでも悪役なんだなぁ。
でもいいライバルになりそうですね、古美門の。
この後九条とさやか、そのまま別れるかと思ったらさやかがドアノブのささくれにひっかけて
ケガしてて。
九条が今度はどんくらいぶんどろうかと話しかけてきて、二人は中に入っていく。
今まで中に入らないストイックな関係だったのがここで生きてくるわけですな。
このあと赤目の墓参りをしていた広瀬は、好美から、生前赤目が出していた手紙を見せられる。
そこには、広瀬をしっかり支えていくようにと書いてありました。
ちゃんと評価されてたんですね、広瀬。
で。
三木の事務所。
三木はご機嫌ナナメでイデに、「もう九条がきても部屋に入れんじゃねーぞ与那城」っていうと
「ハイ」と言われる。
はいじゃないだろという三木。
もう(呼び名はなんでも)いいです、と言うイデに三木、言えやとか強要してて笑える。
で、イデ立ち上がった
「い」
はいっ切られました!
古美門らはやったーかんぱーいって感じですが。
なんか古美門盲腸再発したっぽい?
医療過誤だとか言いながら倒れた。
じゃ、このまま倒れておいてもらいましょうか。おとなしくなるし。
はい、撤収!!!
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