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鍵のかかった部屋 特別編

SP(20/05/11)

 待てや。
 久しぶりすぎてまったく思い出せない。

■とりあえず過去のレビュー
・鍵のかかった部屋
・鍵のかかった部屋SP

■人間関係
榎本→主人公。密室殺人解く警備会社勤め、防犯オタク
芹沢→昔大河ドラマで新撰組の芹沢鴨役をしていた(それ中の人や)。セリフ途中でよく切られる
純子→SPECでキャリー引いてた人。

よしこれで丸わかりだ!(ワカラン)

 では本編いってみよー。
 冒頭大野くんめっちゃ出てめっちゃしゃべっとりますよ。いいですねー。
 ちゃんとあのポーズしてて、トリックが解けたときのフリもあるのうれしいですな。

 真っ暗な画面からカーテンが引かれると窓の鍵が映る。
 あ、これ第一話かな。
 ロックを確認しています。
 鍵がかかってるようです。
 ドアも開けることが出来ない。
 ここに遺体があり、テーブルとソファによって固定されていたから。
 葬儀屋さん配置ちゃんとしてくれないと。(違う)
 あっ私犯人わかっちゃったんですけど…(過去のレビュー見るの卑怯だぞ)。
 
 テーブルの上に遺書とレターセット、万年筆、モルヒネ、注射器。
 異様な光景ですな。
 
 侵入経路はなく完全な密室。
 芹沢、純子はそれを黙って聞いています。
 この部屋で発見された死体はどのように死に至ったのか。
 3人でこっち見ないでよ怖いから…。

 純子さんが弁護士事務所入社のくだりは感想カットしてもいいですかね。
 芹沢のとこに新米弁護士として入社、面倒なクライアントからの面倒な依頼を純子に
押し付けました。
 てかこれで純子が失敗したら芹沢の責任になる気がするんだけど…。
 日船貿易の円山という人に会って来いと言われます。
 内容的にはそんな難しい話じゃないから押し付けたのかな。
 しかし責任重大すぎる…。
 そして会いにいったら案の定案件ではなく、個人的な話でした。

 先日円山の知り合いである葬儀屋の大石社長が自殺し、末期のすい臓がんであった
のを悲観しての自殺と思われていた。誰も入れない密室にされていたから自殺と判断
したんだけども不審な点があるという。
 実は大石から遺言状の書き換えを依頼されていて、葬儀社はおいの池端専務に譲るという
遺言状を書いていたのに、それを最近になって書き換えて欲しいと言われた、それが書きあがる前に
自殺するはずがない、と言うのであります。
 いやー前のレビューからのコピペ楽だわ!(改めて書く意味!)
 
 で、池端の横領が発覚し、そりゃ書き換えるわなって話になるんだけども、現場に残されて
いた手書きの遺言状は書き換える前の「池端にすべてをゆずる」という内容のままでおかしいと
思った。
 だから芹沢に調査してほしかったようなのですが、芹沢としては警察が自殺と決めたものを
どうしろってんだと怒ってる。そりゃそうですね。
 それで純子は防犯、鍵に詳しい人を見つけましょうという話になり、たまたまそこにいた榎本に
声をかけるのでした。
 いや鍵屋さんとか防犯の専門家ならわかるけど警備会社の人って…ガードマンとかじゃないの
要するに。
 まあいいや。
 純子の「すいませぇぇぇぇん!」がすごかった。

 純子、密室の話をしてます。
 お前守秘義務いいんか。
 他殺であるならば破れない密室なんてこの世に存在しません。
 かっこいいねえ!
 
 あ、話のつなぎうまいことしてありますね。
 もともとの第一話では芹沢と銀行頭取が銀行の金庫に閉じ込められる(しかも純子のせい)
エピソードがあるのですが、もともと榎本はその金庫あけにきてて、このシーンにつながるようです。
 はい本編に戻ります。

 日下部の車で遺体が発見された場所に迎うんですけど、後部座席に3人てのがなんとも。
 せめて純子は助手席に座るべきだなあ。
 芹沢、榎本に大丈夫か確認してるけどさっさと帰りたいのかな。
 忙しいんだからとか言ってるし。

 事件当日、大石の様子を見に日下部らが駆けつけたが鍵がなくてこの部屋には入れなかった。
 裏に回った池端が大石が倒れているのを発見し、窓ガラスを割って日下部とともに中に
入ったと。
 したら現場は冒頭のような異常な状態だった。
 ドアには白幕が張られていた。
 遺体はかなり腐敗していて顔がはれあがっていた。
 死因はモルヒネの大量摂取だそうです。痛みを抑えるため使ったのではないか、と推測
されているとか。
 榎本はあちこち調べてます。
 芹沢、ソファにすわって自殺だな、とか言ってる。まったくやる気ないなー。
 日下部は大石は池端に殺されたに違いないと言います。わかるわ。
 榎本は熱心に調べてるなあ。
 純子は部屋の中の絵をかいてるけど、絵より見取り図のほうがいいんじゃないの。
 芹沢、後で円山に連絡して自殺と報告しておく、とか言ってます。
 そんな中待望の榎本からの連絡がありました。
 めっちゃ正確な模型作ってるなあ。
 普通にほしいわ。
 これ見て感心する芹沢と純子。
 ここでの
芹沢「おい見取り図」
純子「え」
芹沢「書いてきたって言ってなかったか」
純子「言ってません(真顔)」
は笑うわ。
 レベル違うから出しづらいよね…。
 ってか写真撮ってれば済んだ話では。
 
 この後の
芹沢「やっぱり自殺だろ?」
榎本「それは 今から考えます」
芹沢「今からかよ」
 も面白いです。

 榎本、状況を説明しています。
 出入りできる状況はなかったと。
 ただ、自殺とは考えにくいという榎本。
 白幕は100個の画鋲でドアに固定されていた。
 ガラステーブルは20キロもあり動かすのは容易ではなかった。
 寿命が近い老人が何のためにこういうことをしたのか、それで榎本はおかしいと疑って
いるようです。
 
 いくつかトリックが提案されるけど無理っぽそうだなあ。
 榎本、別の発想が必要なのかも知れないと考えます。
 防犯のプロの彼が解けないということは、犯人このトリック思いついた時、完全犯罪と
喜んだかもですねえ。
 芹沢はとっとと終わらせたいから自殺でいいじゃん、と純子に言います。
 このあと芹沢の長セリフが始まりましたが「すぐ言えよ今言えよここで言ってくれよ
時間の無駄なんだからさ」をフルで聞けるのはこの回だけだったような。
 あと全部切られます(笑)。
 純子、あと一日だけ円山に報告するのを待って欲しい、と頼みます。

 遺言状については、病気のため本人の手のふるえがひどく、鑑定は不可能。
 大石の体内からは致死量の数倍の量が出てきた。
 覚悟の自殺かそうでなければ、犯人も注射の心得がある人物。
 秘書が、池端も注射打てることを思い出しましたよ。
 純子なんかあちこちの人に聞き込みしてるけどなんですかねえ。
 榎本が屋敷の前に来ていました。
 じーっと見てますよ。
 純子声をかけています。
 …晴れてるのに雨降ってる…。
 ともあれ二人はそこで中を覗き込んでいる少年と出会いました。
 ダイキという少年でした。
 ダイキは男の人を見たという。
 立っていた男を。
 白い布のところにたってこちらを見ていて、にらんでいたから逃げたというダイキ少年。
 いや普通、家の中覗き込んでたらにらまれるやろ…。
 そもそもなんで覗こうとしたんだ。
 白い頭なら白夜叉ですね、はい解決。(銀魂じゃねェェェ)

 葬儀の場では芹沢が偉そうに丸山へ話してるなあ。
 自分の手柄じゃないやろ。
 
 池端の髪の毛はロマンスグレー。
 白い髪と言えなくもないが…。
 ダイキ少年は自分が見たのはあの人だよと言うけども。
 え、コレ、やな予感しません?
 遺影を見てイェー…間違えた、遺影を見てあの人って言ってる可能性は。
 黙って見ている榎本。
 
 やっぱり、ダイキ少年が言っていたのは亡くなった大石のことでした。
 ちゃんと確かめずに池端を問い詰めるからさあ…。
 芹沢がごまかしてご焼香してたの笑える。
 ドリフのコントみたい。
 そして立ち去るのに「ちょっと急いでー」
 めっちゃ笑った。
 さあ、どうでる榎本。
 
 純子は、ダイキが大石を目撃した時間は検視によって大石が死亡していた時間であるといい、
それはおかしいといいます。
 もしかしたら遺体がトリックのため無理矢理立たされていた、とかですかね。
 純子、大石に池端が変装していたのではって言うけどそれする必要性がないだろ。
 偶然の目撃者をあてにしてどうする。
 芹沢、空気が悪いといって換気を始めました。
 考え込んでいた榎本、飛び込んできたハエによって何かきっかけを得たようです。
 認識できるもうひとつの次元が存在する。
 時間だと。
 さああのクセが始まりましたよ!
 
 「これで密室は破れました」
 
 「それは、あしたお話します」
 ズコーッ!
 そして芹沢の例のアレ。切られました(笑)。
 これを見るためにこのドラマを見ているといっても過言ではない!

 翌日会社にいった純子は池端があの屋敷の整理をするといって鍵を持ち出し向かった
ことを知ります。
 これは証拠隠滅にいったんだろうなあ。
 あせって日下部の車へ乗ろうとする純子、そして榎本がまったく走らないの笑える。
 彼女らが到着すると池端が出てくるところでした。
 トリック片付けたから余裕なんだろうなあ。

 ここで榎本芹沢に、(明日話すといったのは)もったいぶったわけではない、と話します。
 法医学の知識がないものですから、と。
 ああ、ウジの話かな。
 
 榎本、ハエのことから話し始めます。
 日下部が遺体を発見した際、口からウジが沸いていた。
 ウジが孵化するのは半日〜1日かかりますが、この部屋は密室であり、通報口も目の細かな
金網で覆われていて、ドアもスポンジで隙間がふさがれてきっちりしていたので、ハエが入る
隙間はない、と。
 つまり日下部が入った時点ですでにハエは部屋の中に入っていたことになる。
 完全な密室(というかもう密閉に近い)状態だったこの部屋にどうやってハエは入ったのか。

 大石が死んだあとこの部屋は一度開けられた可能性がある。
 ハエってのは実は死臭をかぎ分ける力が強いので、ちょっとでも外気とつながる部分が
あるとあっという間にやってきます。
 夏になると台所にコバエが沸いたりするのは、きっちり窓を閉めていてもそれこそ、虫が入れる
通風孔とか、網戸の隙間から入ってこれるからです。
 閑話休題。

 密室は途中で一度破られたのではなく、亡くなった時点で自由に出入りできた状態だった。
 密室が完成したのはドアが閉じられて長い時間が経過した後。
 キーワードは「時間」。

 犯人が取った行動とは。
 大石は後継者問題について考えるためにここへやってきた。
 犯人がきたのはその直後。
 犯人はあれこれ大石と話し合った。
 しばらくして大石ががんの痛みに襲われたため、モルヒネを致死量以上打ち大石が死ぬのを
待って体を横たえた。
 犯人は遺体を座らせてはいなかった。
 犯人はドアに白幕を張り、テーブル、ソファを動かし一旦帰った。
 12時間後再び山荘を訪れた。
 この時臭気がこもっていたために犯人はたまらず一旦窓を開けた。
 ハエが入ったのはこの時でしょうね。
 トリックを完璧にしたかったらあけるべきではなかったんでしょうが、そんな知識はない
でしょうから仕方ないな。
 遺体は死後硬直で固くなっていた。
 犯人は遺体をドアに立てかけ、つま先がテーブルの下に入るようにし、自分は慎重に
白幕の下からドアをあけて出た、と。
 あとは死後硬直が解けるのを待つだけですね。
 これが、ダイキ少年が見かけた直立する大石の姿だったわけです。

 池淵、それを証明できるのかと言ってます。
 ドアにつけられた白幕を調べれば遺体が立っていたことは証明できる。
 まあ、他殺という証明が出来るってことですね。
 池淵を結びつけるためにはどうすればいいのか。
 と思ったらありませんって言ったぞ榎本。
 まあこの人、密室を解くのに興味あるだけだからなあ。
 あとは警察の仕事だよね。
 
 と、ここで芹沢がドアをふさいだ。
 かっこいいぞ。
 「どくわけにいかなくなっちゃったんですよ」
 他殺だったとしたらあの遺言状は大石が書いたものではないということになる、さらに大石の
葬儀社が破綻しかけた時池淵が2000万円個人の保証人となっている。
(大石はそれを恩義に感じて当初、池淵にすべてゆずる遺言状を書いていた)
 ただそれは二人しか知らない事実だった。
 ということは、そのことを知りつつ遺言状にかけるのは大石以外池淵ということになる。
 すごいぞ芹沢それに気づいたんだ。
 だから犯人は池端しかいない。
 皮肉にも榎本が密室の謎を解いたことから他殺のセンも浮上、そしてあの遺言状を書けるのは
池淵しかいないことから犯人確定。
 連携かっこよかったなあ。
 
 芹沢、円山からめちゃくちゃ持ち上げられてる。
 解決したのは榎本なのになあ。
 この時点では榎本の評価低いですね、芹沢。
 これから何度も頼ることになるとは知らないのであった…。

 次回予告やってたなあ。
 これ多分理科のどの分野になるんだろ…高校程度の授業受けてればうっすらと予想つく
ものだと思いますよ。
 私も予告編とラストに流れたラジオのニュースで大体わかったし。
 もともとのドラマレビューのラストから↓


 ☆☆ Iftah ya simsim! T☆☆
 一般的に泥棒は、鍵の開錠に5分かかるとあきらめると言われている。
 安いからと一般的な鍵を使うのではなく、少なくともサムターン回し対策がなされている鍵
くらいは使いたい。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→鍵のかかった部屋 特別編