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鍵のかかった部屋 特別編

SP7(20/06/22)

 ■過去のレビュー
・鍵のかかった部屋
・鍵のかかった部屋SP

 最終回かと思ったら前編だった。
 きりがいいから6月いっぱいやるんですね。

 今回の敵が金田一でいう高遠さんみたいなので好きでした。
 玉木さんの怪演がかっこいい。

 冒頭、大野さん出てきましたよ。
 最大の事件、硝子のハンマーと解説。

 6/11のこと。
 介護サービス会社ベイリーフ。
 秘書が会議室に入ってくると、何かガラスの割れるような音が。
 社長室に向かった彼女は、ガラスの破片を目にします。
 反対側には何かが貫通した跡。
 銃撃されたのでした。
 社長…おい、苗字読めないぞ。
 穎原でえばらと言うらしい。
 で、その社長は(オイ)事件を内密にしたい模様。
 来月株式上場を控えているからこういうトラブルは秘密にしたい、ということでした。
 副社長は心配しています。
 芹沢は警察に相談したら、というけど社長は気にしない。
 めっちゃワンマンかあ。
 こういうのは殺されてから後悔するヤツですね。

 防犯対策を強化した方がいい、ということで社長は、このビル全体の警備に
任せるよりも、このフロアだけは別個の警備会社に頼んだほうがいいと考える。
 頭いいですね。
 確かにこれなら、どちらかの警備会社が何ややらかしてももうひとつのシステムが
あるから簡単に侵入は出来ません。
 ということで榎本が呼ばれて防犯設備を整えることになります。
 社長、榎本の作業を純子に見張っとけとか言ってる。
 ま、そこまで慎重なくらいがいいんでしょうが。

 窓には防弾ガラスがはまっていました。
 最近交換したばかりだそうです。
 改善すべき点が多々見つかったと榎本説明しています。
 ここらの説明は聞き流しててもいいです。
 犯人はこれらのセキュリティを軽く飛び越えてくるのだから。
 榎本、防犯の改善指摘を褒められてちょっと嬉しそうだな。

 コーヒーがきて配られてるけどなんかありそうだなあ。
 午後12時19分。
 社長は自室に入りました。昼寝するらしい。
 副社長は出かけ、専務も眠いから部屋で休むと。
 1時に榎本が工事にくるそうなのですが…。

 12時25分。
 秘書が寝ている専務に毛布かけてました。
 13時10分、警備から人が倒れていると連絡が入りました。
 窓拭きの人が見つけたらしいです。
 その時副社長も外から帰ってきました。
 中に入ると社長が死んでいた。
 専務の部屋に副社長いると専務まだ寝てた。
 薬もられたなこれは。
 てか副社長はなんでわざわざ専務を呼びに行ったんだろう?

 万田、という刑事が芹沢に、以前銃撃された時の写真を見せてほしいといってきました。
 社長の死因は頭部に受けた打撃による脳内出血でした。
 社長はもともと脳内出血の病歴があって、衝撃にもろくなっていたから、普通の人は
死なないような打撃でも死んでしまう。
 ということは窓に近づけさせて外からぶったたけばいいわけですね。(ネタ晴らし早いよ)

 刑事らは防犯カメラに映らず社長室に出入りできる人がいる、専務だというけど、
専務はどう見ても薬で眠らされてるんだよなあ。
 容疑者としてつれていかれちゃったよ。
 
 純子との接見でも専務は何も覚えてないと言います。頭がボーっとして、と。
 純子、社長の遺体から睡眠薬が検出されたといっている。
 ここで専務の血液検査もしてればとか思うけど無理だよなあ。
 
 榎本は、社長は即死ではなく、発見された位置まではってきた、という検証をしています。
 なぜドアに向かわず室内に向かったのか。
 芹沢はコーヒーに睡眠薬が入っていたのでは、と考えています。
 ミルクとか砂糖ですね。
 あ、副社長も同じ穎原なのか。まあ副社長でいいや。

 この会社の介護ロボが紹介されています。
 ロボに介護させるよりは、人がなんかアームというか補助つけて、軽々持ち上げられるように
した方がいいと思うんだけどなあ。
 その紹介を見て芹沢は、ロボが犯人ではと考える。
 榎本は無理でしょう、と。
 確かにね。
 ただし、間接的に関わることは可能だよね。
 持ち上げさせる、とか。
 榎本は室内の模型作ってたようです。

 芹沢は、打撃を受けたのは頭頂部だから警察も事故ではないと判断した、と純子に説明。
 確かに、側頭部や後頭部なら転んだ拍子にともいえるけど頭のてっぺんだもんね。
 
 榎本、狙撃事件の記録画像を見ていました。
 模型を作っていたら気になることがあったらしいです。
「行きましょう」
「どこへ」
「行きましょう」
「どこへ」
「行きましょう」
「どこへ」(エンドレス)
 もうちょっと会話のアレを…。

 榎本考えてますねー。
 でも早いからまだ答えは出ないな。
 と思ったら開いたんだけど。
 どうなってんの。
 
 んで万田の方はコウノと会ってた。
 有力なタレコミ電話があったとかなんとか。

 榎本、準備が出来ましたといってます。
 狙撃事件についての話か。
 あれは赤井の仕業じゃないんですか。(コナンの映画は来年に延期になりましたァ!!)
 外のビルから射撃したとすると、入射角が上向きになるので、ドアにまっすぐに弾痕が残る
ことはない、と判断。
 狙撃はフェイクだったという榎本。
 つまり?
 ドアの弾痕は室内から直接空気銃で打ち込んだ。
 屋上から振り子のようなとがったものを振り下ろしてガラスを破壊した。
 榎本は一連の事件が同一犯だと思っていたが間違いのようだ、と説明します。
 別々の犯人だったというわけですね。

 では射撃をしたのは誰か。
 榎本は社長だという。
 殺された社長の自作自演だったと。
 
 このフロアは昔社長によって防犯の強化がされているが、先日また社長は改めて
防犯の強化を言い出した。
 ところが経費が高額になるため役員らは反対、強化の案は通らなかった。
 だから自作自演で誰かに狙われていると見せかけてシステム改善をしたのではないか、
ということのようです。
 なぜそこまでする必要があったのか。
 榎本が何かいいかけた時、万田が入ってきました。
 コウノもきました。

 榎本は殺された社長と面識があった、と言い出すコウノ。
 それは昔働いてた警備会社の話では?あ、特別編と前後してるから勘違いしてたけど、
今だとまだその警備会社に勤めてる設定なのか。勘違いしてたわ。
 5年前、社長の自宅のセキュリティシステム工事を請け負い現場には榎本が派遣された。
 しかしまもなく泥棒が入り、社長は激怒、榎本が疑われ、損害賠償も会社に対して
請求され、榎本はクビにはならなかったものの、警察に何度も呼び出しを受け、同僚からも
疑われ、榎本は肩身の狭い思いをした。
 ところが窃盗犯は社長の愛人だと判明し、榎本が手引きをした疑いは晴れたものの、
社長からは一言も謝罪がなかった。
 でも榎本気にしてなさそうだけどなあ。
 コウノによると、この件以来榎本は同僚とのかかわりを絶って倉庫室にこもるように
なったのだから、社長に対して相当の恨みを持っているはず、というわけです。
 動機はあったとしても実行には移せないやん。
 てかこれは違法捜査でしょ。芹沢止めろよ。
 純子も食って掛かります。
 
 で、コウノは出来るでしょとか言い出した。
 榎本さんなら出来る、というコウノ。
 事前にここの警備システムを調べつくしていたからと。
 じゃそれを解明してから疑っていただけますか。
 これマジにやったら名誉毀損ものですよ。
 怪しいからやったに違いない、ていつの時代の警察だよ。

 榎本連れて行かれたなあ。
 そして意味深にやってくる窓拭きの人。
 今だったらスマホで撮影しながら上がっていきそうだよね。
 上から見てるなあ。
 てかED曲流れてますけど。
 終わりみたいな雰囲気なんですけど。
 
 純子、よく考えたら榎本のこと何も知らないと言います。
 でも今まで一緒に謎解いて来てわかってるでしょうに。
 殺人なぞやるような人間じゃないって。
 と、何か連絡が入りましたよ。
 榎本さん、解放されたようです。
 専務が犯行を認めたらしい。
 は?
 どういうことでしょうかね。
 
 純子面会にいきました。
 無理な取調べを受けているのでは、と専務に言います。
 あーこれあかんやつだ。
 眠っている間にやったといわれればそうなのかもしれないって言ってるし。
 純子は副社長に、専務は連日連夜の取調べで精神が不安定になり、虚偽の
自白をしている可能性が高いと話します。
 私もそう思います。
 やってもないのに頭からやったと決め付けて取り調べする刑事も残念ながら
いますからね。
 推定無罪が何も守られてない。

 榎本は、社長が自作自演したのは部屋に何かをかくしていたためだろう、と
話します。
 社長は5年前の愛人による窃盗事件の後、大事なものを社長室に隠すことにした。
だからセキュリティを厳重にしようとしたのだと。
 そして榎本、専務は無実であると断言しました。
 過去の因縁を知っていたのは警備会社の人間と純子だけ。でもその過去の話を
警察に知らせるメリットはない。
 となると犯人は純子との会話を聞いていた可能性がある。
 盗聴器を社長室に仕掛けて話を聞いていたのだろうと榎本は言います。
 犯行と同時に盗聴器は回収したが、その後も犯人は真相が明るみになるのを恐れ、
行動を見張っていた。
 その過程で榎本の過去を調べ、警察に通報して榎本を捕まえさせた。
 犯人としては専務の自白は予想外だったが、犯人が専務になるのなら好都合。
 このままだと犯人の思う壺になりそうですね。
 副社長も、もしこのまま専務が裁判になるなら心身喪失の線で争って守ろうと
思っていた、と言います。
 でも真実が違うなら榎本に協力すると。
 この副社長胡散臭いと思ってたけどまともだな。

 榎本、第一発見者のことを思い出した。
 会って話をしたいと。
 ここは探偵vs犯罪者の邂逅ですね。
 ワクワクしますね。
 エレベーターめっちゃ意味深に開くし。
 ただの人にこんなカット割り使うかよ。
 絶対犯人ですよ。
 やってきたのは清掃スタッフの佐藤。
 榎本、佐藤が発見した場所に対して、ソファで死角になって見えないのでは、と鋭い指摘。
 しかし佐藤は、ゴンドラで上がっていく時に見えたといいます。
 榎本も脚立で確認してた。
 で、屋上に引き返し連絡を入れた、というのです。
 榎本、わかりました、というのですが…。
 純子は芹沢からの着信で席を外しました。

 佐藤は、中に入る時が来るとは思わなかったと言い出しました。
 ガラスを隔てた向こう側は遠い世界だと思ってたからと。
 え、見学させてもらえばいいやん。(違う)
 あなたもこっち側の人間ですよね、という佐藤。
 どっち側だよ。
 
 榎本、容疑者を一人見逃していたといいます。
 佐藤ですね。
 佐藤は窓を拭こうとする作業の前に見つけたと言ったが、ゴンドラが上に上がるのは
窓を拭き終ったとき。彼は、ゴンドラを上昇させた時に見つけたが、窓は拭いてないと
言っていたからそれはおかしい。
 窓を拭くために下りてきた時に発見したのならわかるけど、(芹沢いわく)下がるときに
見つけられなかったとして、上がるときに見つけたのなら、何もせずに上がることはないの
だから、窓を拭く作業の前に見つけたという証言は矛盾する、というわけです。

 ただトリックとしては難しいですよね。
 純子は、あの介護ロボを使ったのではないかと言います。
 ブロックをおいておいて、社長を寝かせて、ロボでブロックを落とさせた、とか重石を
設置してそれに頭ぶつけさせた、とか。
 無理だっちゅーの。
 介護ロボを犯行に使うとすれば、抱えあげて窓にぴったり頭付かせるってこと
じゃないでかね。
 それを外からブン殴ったとしたら?

 副社長から連絡がありました。
 経理を洗いなおしてみたら、不明瞭な金の流れが10年以上あったことが判明した。
 総額6億円近く。
 専務も関与していたかも知れないが、亡くなった社長がその横領に関わっていた
可能性がある、ということでした。
 何かありそうですね。

 純子は専務に何かメモを見せました。
 横領に関するメモでした。
 メモとる警察官が背中を向けているのをいいことに、専務に横領関わっていたか
聞いてます。
 こういう確認のしかたかっこいいなあ。
 そして社長が横領していた金の秘匿は貴金属でした。
 純子は専務を励ましてます。
 
 芹沢、社長が窓を防弾ガラスに変えたのは、窓から犯人が侵入する可能性が
あったからではないのか、と気づいた。
 かくしているものを確認している最中に窓の外から覗かれたと確信する出来事があった。
つまりそれが、窓拭きの佐藤だったというわけですね。
 
 次回楽しみですね。
 過去のレビュー見てみたら、前編後編で切られてるとこ違ってた。
 過去のやつは、榎本が連行されたとこで次回に続くだったらしい。
 だから今回変なとこでED流れたのかー。
 変な編集されてますねえ。


  ☆☆ Iftah ya simsim! ]☆☆
 窓ガラスのクレセント錠はいくら補助錠をつけていても、焼き破りなどで窓ガラスを切られたら
簡単に開けられてしまう。
 窓からの侵入を防ぐには、窓の上部分に補助錠を別に取り付けるという方法があるが、これも
外から死角になるような位置の窓であればあまり役に立たない。
 そこでクレセントにダイヤルを組み合わせた、ダイヤル錠をつけるという方法がある。これならば
窓の内側に暗証番号を貼っておけば、締める方は番号がわかるが、侵入する方は番号が分からず
また、窓ガラスを切ってクレセント錠を開けようとしてもあかない。
 さらに窓ガラスを防犯合わせガラスにすれば、かなりの確率で窓からの侵入を防ぐことができる。

 


多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→鍵のかかった部屋 特別編