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野次馬ニュース

(週刊ダウトNo.1421号記事より)

原因不明の死亡事故相次ぐ

 厚生省は本日、日本国内での原因不明の死亡事故が発生しているとして、異例の警戒警報を
都道府県に発令した。
 
 この死亡事故が注目され始めたのはここ最近のこと。
 死亡した人間の健康状態、環境などに共通する点はなく、何らかの薬を服用した形跡があること
から一時期は薬に対するアレルギーが疑われていたが、死に至るようなアレルギーはこれまで報告
されておらずまた、半分以上が健康に問題の無い人間。
 これは解剖を行った結果、胃残留物から溶けかかったカプセルが発見されたためだが、詳しい
調査の結果体内からは薬の成分が一切発見されず死亡との関係は否定された。

 しかし警視庁の捜査によると死亡者は全員、前科があるか何らかの犯罪に関わっていた形跡が
あり、何者かによって殺害された可能性も捨てきれないとして調査中だ。
 毒物の権威である東京大学の佐久間教授に話を聞いたところ、「アフリカなどでは死亡後速やかに
吸収分解される毒があると聞いたが、それも日本の捜査レベルなら必ず発見されるはずだ。コンマ
10桁以下までの重量を検出できる今発見されない毒物はないと言っていいだろう」とのコメント。
 だがもし、これらの検査にも引っかからない毒薬が発明されているのだとしたら、警察はこれから
どう対応していけばいいのだろうか。
 警視庁薬物対策課内にある、国際薬物対策室に聞いてみた。
「捜査の必要上から、すべての薬物は網羅している。今の時点で検出されない毒物の情報は上がって
きていない。捜査一課の方でも近く自然死と判断を下すはず」
 
 しかし、当編集部の取材では、「発見される日の前夜、怪しい人影が車で立ち去るのを見た」
「何か言い争うような声を聞いた」という証言もあり、何らかの人物または組織が関わっている可能性
は捨てきれない。
 読者の皆さんからの情報求む!



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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。


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