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本日のニュース

5月17日(月)  23時00分

華麗なる追跡劇

 今日午後6時半ごろ、千代田区日比谷周辺で普通乗用車と軽自動車の衝突事故が
発生した。普通乗用車は衝突後逃走。たまたまこれを目撃していた警視庁捜査一課
刑事がこれを追跡、10kmの追跡劇の果てに、応援に駆けつけたパトカーとともにこれを
検挙するという逮捕劇があった。

 詳細については明らかになっていないが、追跡したのは、これまで数々の難事件を
見事解決に導いてきた警視庁きってのキャリア、明智健悟警視とのこと。
 続報が入り次第お知らせする。


野次馬ニュース

週刊ダウト  5月19日付メーリングリストより抜粋

明智警視の追跡劇が明らかに!?

 というわけで17日の追跡報道について、明智警視に伺ってみました。

─事故はたまたま目撃されていたんですか?
明智警視(以下明)「ええ、信号待ち中の出来事でした。少し不審な動きをしている車両が
前方からやってくるのが見えたので注目していました。まあ、何となく事故が起きる予感は
していたんですけどね」

─追跡といっても簡単にできなかったですよね。よく追えましたね。
明「…刑事の観察眼をなめないでいただきたいものです。一度見れば車両の特徴くらい
覚えられますし、逃走経路の予測くらい簡単ですよ。後は回りこむだけです」

─相手は簡単に停止したんでしょうか?
明「うまく逃げられたと思っていたようですね。路地に車を止めているのが見えましたから、
そこで駆けつけてきた応援に、出入り口を塞ぐように指示をして、あとは取り押さえるのには
苦労しませんでしたね」

─事件の続報では覚せい剤が発見されたそうですが、取り押さえる際に武器を所有している
かも知れない、とか思われませんでしたか?

明「そこまで考えて逮捕するのが我々ですよ。何の考えもなしに近寄るわけがないでしょう」

─あ、そういえばそうですよね…。ともあれ、お手柄でしたね。
明「警察官として当然のことです。逃げ得なんてもってのほかですからね」

 警視庁捜査一課明智警視。彼の目から逃れられた犯人はいない。
 
 というわけでいかがでしたか、明智警視の独占インタビューでした!
 ちなみに最新警視庁メールマガジンは今週末配信とのこと。楽しみに待とう!

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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。


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