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本日のニュース
7月20日(火) 22時00分
イタリア、ローマ市において日本で殺人の容疑等で指名手配されている高遠遙一の
特集を組んだ雑誌が、異例の出版禁止命令によって回収騒ぎとなっていたことが13日
判明した。
差し止めとなった雑誌は、総ページ数200ページのうち、30ページほどを、「日本が
生んだ天才マジシャンの息子にして華麗なる犯罪芸術家、高遠遙一の秘密にせまる」
という特集に割いていた。
差し止めを請求したのはヨーロッパ出版物倫理会イタリア支部。理由として支部長は
「犯罪者を特別視するような雑誌でもある程度は見過ごされてもいいと思うが、実際に
雑誌を購入したという人間から「犯罪の手口が詳細に記入されていて模倣犯が出るの
では」という問い合わせがあり、確認したので出版停止を命じた。マジシャンとしての特集
だけして欲しかった」とコメントしている。
回収騒ぎとなった出版社では、「こんな高度な計画犯罪を誰が真似できるというのか。
表現の自由を貫きたい」と、一旦は回収したものの、希望者には販売する構えを見せている。
また、当人である高遠遙一は出版社を通じて「まあ…好きにすればいいんじゃないですか?
犯罪を行う人間は何をどうしたってやりますよ。好きなように受け取っていただければ」と
コメントを発表した。
この雑誌を入手した、高遠のファンだと言う人間は「複雑な気持ち。日本ではたまに高遠氏
の記事が載った雑誌も出ているというのに、この国の雑誌だけ回収っておかしい」「こんな
犯罪のやり方があるなんて、雑誌を読んで初めて知ったよ。もちろん悪用はしないけど、
用心のための知識としては最高」と複雑な表情。
出版社には早くも販売について問い合わせが相次いでおり、日本では見られなかった
異様な高遠遙一人気を見せている。
高遠遙一と何度か事件で対面したことのある、警視庁捜査一課明智健悟警視は、
「何もお答えすることはありません」と固い表情で語った。
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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
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