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野次馬ニュース
週刊ダウト(3月27日号)記事より
週刊ダウト3月10日発売号(3月17日号)に於いて出題したトリックについての正解は以下の通り。
足立記者が入ったとされるバーは、高遠氏があらかじめ用意していたものであり店内の時計は
すべて進められていた。つまり足立記者は11時と思っていたが、この時点で実は10時30分。
そしてそれからチャーター機で京都に運び放置した時も彼の腕時計は進められていた。
持ち物が持ち去られていたのも、外部との連絡を絶つこともあったが携帯電話などで時間を確認され
ないためでもあったのだ。
足立記者は放置されてすぐに目覚めていたのである。推測であるが、約1時間以上腕時計は実際の
時間と誤差が生じていたはずである。
そして高遠氏は悠々と都内に戻りチャットに参加。足立記者が記憶している11時から、目覚める午前
0時までの一時間で、東京→京都間の往復は不可能というトリックを成立させたのである。
もちろんチャットを抜けた後再び京都へ向かい、収容された病院に侵入して腕時計を元に戻したのは
言うまでも無い。病院はマスコミや警察でごった返していたそうだから詮無いことだろう。
ここで時系列を整理してみよう。
実際の時刻 10時00分 約11時10分 11時50分頃
行動 足立記者拉致 京都置去り・記者覚醒 高遠氏チャットへ
足立記者の誤認時刻 11時 0時 0時40分
実際の時刻 2時頃 3時55分 4時30分(推定)
行動 高遠氏チャットを去る 記者発見・保護 時計を元に戻す
足立記者の誤認時刻 2時50分 3時45分 4時30分
以上となる。
たかが懲らしめるためにこんな大掛かりな、と言ってはいけない。マジックショーは一見不可解である
ほど効果をあらわすのだ。
どうか皆さんも十分にご注意を。マジシャンを怒らせるほど恐ろしいことは無いのだから。
<4月8日開催イタリアマジックショー当選者の皆様、おめでとうございました>
※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
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