多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ニュース速報TOP→ニュース記事
本日のニュース
10月24日(月) 10時00分
指名手配犯1412号(通称KID)対策用にと、警視庁と米花町の阿笠博士が共同して開発中
だったグッズ「KID捕獲キッドとるとるくん(仮名)」がこのたび完成、早速昨夜のKIDが予告した
宝石店にて使用された。
「とるとるくん」は、KIDが現場から様々な手段を使って逃走することに注目し、その逃走経路を
明らかにすることによって警察の追跡をスムーズにするという仕組み。銃から発射された追跡システム
搭載のゴム弾がKIDに付着すると、大音量アラームとともに受信機へ追跡用電波を送信する
仕組み。
照準がピタリと合わなくてもどれかは命中するよう、ゴム弾は発射された時点で数十に分かれる。
阿笠博士は何度もテスト発射を行い、万が一直接皮膚に当たっても、人体には影響がない
ことを確認したという。
昨夜の犯行現場においてKIDにゴム弾の一つを付着させることに成功。警察の追跡は
1時間に及んだ。
しかし追跡劇もあと少しというところで違法電波によって無線が混信、追跡は不可能と
判断、これを断念したという。
違法電波を使用していたのは近くに停車中だった運搬用トラックで、警視庁は電波法違反
の疑いでこの運転手を逮捕した。
この邪魔が入らなければKID逮捕は成功していたかも知れず、あと一歩というところで
KIDを取り逃がした捜査二課の中森警部は「次こそは必ず逮捕したい」と無念の表情。
ちなみに阿笠博士は「結果としてはまずまず。狙いが外れた弾の処理をどうするか、
もっと追跡が楽になる方法はないかなど課題は山積み。アイディアがあったら欲しいのぅ」と
満足な様子だった。
次こそはKID逮捕なるか。
この記事に関するご意見は週刊ダウト編集部気付でどうぞ。
※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ニュース速報TOP→ニュース記事