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本日のニュース
12月1日(金) 12時00分
今年10月、怪盗KIDが現れた現場において、テロ警戒中の職務質問で警視庁所属の
N警部が間違って逮捕、同庁へ連行されていたことが判明した。
調べによるとN警部は、私服姿で怪盗KIDが盗みを予告した現場へ張り込み、隙を見て
逮捕を行うつもりでいたが、落ち着かない態度に不審を抱いた他の見物人が警察へ通報、
警戒中の警察官が職務質問したところ、「警視庁捜査二課所属の警部、Nだ」と名乗った。
ところが警察手帳をもっておらず、警察官の制止を振り切って現場から逃走しようとした
ため公務執行妨害で逮捕、連行したもの。警視庁で指紋照合を行って本人であることが
証明された。
N警部は「KIDが目の前で逃げようとしていたので、そちらに気をとられた。警察手帳は
確かに所持していたはずなのにいつの間にかなくなっていた。それにしても、同じ職場で
働いている人間の顔も知らないとは…」と話している。
尚N警部の警察手帳は翌日、KID犯行現場近くの交番に「落ちていました」と届け出た人が
おり、無事手元に戻された。
対応にあたった警察官の話では、ややヤセ気味の背の高い青年であったことから、
N警部は「KIDが自分の警察手帳をすりとったに違いない」と主張しているが、二課課長は
「過労気味で幻覚を見る時もあるようなので、少し休んで欲しい」と困惑気味。
KIDの裏をかいたつもりが、策士策におぼれるとはこのことか。
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