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本日のニュース
２月６日(火) １２時００分
本日未明、全身白いペンキをかぶった状態でフラフラしていた男が、近隣住民の
通報によって駆けつけた警察官に保護された事件で、先ほど警視庁は男から、
このところ連続して起きている建物への落書き犯との関連を聞いていると発表した。
男は早朝、米花町商店街付近を全身真っ白になった状態で歩いているのを、散歩に
出ていた近所のＡさんに発見され、通報された。駆けつけた警察官らが事情を尋ねた
ところ、「コンビニへ行こうと歩いていたら、いきなり白いペンキを頭からかけられた」と
話したという。
そのため警視庁では傷害事件として捜査に乗り出したが、被害者男性の服に不着
していた塗装片や、持ち物から発見されたスプレー缶が、付近で多発している、建物や
壁への落書きに使用されたものと同一のものであったため事情を聞いたところ、
犯行を自供したというもの。
連続落書きの被害としては、市民に昔から親しまれてきた桜の木が、心無いいたずらに
よって真っ赤に染められるという被害が記憶に新しい。
降ってきたという白いペンキについては、いつものように公園の壁に落書きをしていた
ところ突然降ってきたと話しており、「そういえば直前に、空を飛ぶ白いものを見た」と男は
供述している。警視庁はこの目撃したものについて調べを進めている。
また、落書きされた桜の木の清掃ボランティアに参加したＢさんは、「掃除をしている時に
木を見上げて『こんなに美しいものを汚すのは許せませんね。近いうちに報復が下るでしょう』と
言っている男性を見た」と証言しており、関連性についても調べる。
尚この日、怪盗ＫＩＤが予告状を出した犯行現場がすぐ近くであり、この公園は逃走ルート
にもあたっていた模様。そのため捜査二課の中森警部は、「この男が見たのはＫＩＤの可能性が
高い」と話しているという。
ＫＩＤが落書き犯に憤慨し、ささやかな報復を行ったとすれば…考えられない話ではない。
なお落書きされた桜は綺麗に汚れを落とされ、今年も美しい花を咲かせるだろうと予想されて
いる。
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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
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