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本日のニュース

2月16日(金)  12時00分

アレ…チョコがない?

 今年も幕を開けたKID、高遠遙一VS警視庁のチョコレート争奪戦…と思いきや、とんでも
ない事実が判明した。
 なんと、警視庁倉庫で厳重に管理されていたチョコレートのすべてが偽物とすり替えられて
いたのである。

 2月14日といえばバレンタインデー。毎年警視庁では、怪盗KIDや指名手配犯高遠遙一宛てに
送られてくるチョコレートの対応に苦労している。
 それというのも毎年これらのチョコレートは、いつの間にか二人の手に渡っているという事態に
なっているためである。
 今年は受け取らないと発表した年では、受け取り拒否をして差し出し主に返されたはずのものが
忽然と消えうせるということになった。まさに黒星状態である。

 そんな中今年は、情報管理用の倉庫へ厳重に保管し、監視カメラで24時間監視するだけで
なく、一つしかない出入り口には常に見張りが立ち、中へ入ろうとする者は警視総監が許可を
出したID(複製不可能)がなければ出入りできないという万全のセキュリティ態勢を敷いた。
 そうして迎えた14日であったが、予想されていたトラブルは何も起きず、15日、16日と経過して
なにもないのを不審に思った担当者が中を確認したところ、外装だけ残して中身がすべてなくなって
いるということに気づき、中森警部、明智管理官に報告した。

 報告をうけて科捜研がカメラの映像を分析したが細工された様子はなく、倉庫へ入れる前の
段階で入れ替わったのではないかと推測されているが、13日深夜に中森警部と明智管理官が
立ち会って荷物などを確認しており、いつすりかえられたかは不明。
 
 明智管理官は「私は倉庫番ではありませんから」とこの件に関しては興味を示さなかった。
 中森警部は「中に入れる人間に変装した可能性もある。手の込んだマネをしおって許せん!」
と憤慨した様子だ。

 また今年も…と言うのも忍びないが、どうやらチョコレートは無事彼らの手元に届いたようである。



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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。


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