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  ローカルニュース

2月15日(火)  18時00分

人形の中に…古典的な手口で

 毎年風物詩となった警視庁とKID・高遠遙一とのチョコレートバトル。
 結果を楽しみにしている人も多いだろう。

 今年も無事(?)二人がチョコレートを手にしたようだが、当編集部の取材により、なんとも
古典的な手で警視庁から盗み出されていたことがわかった。
 一部始終を見ていたという受付の職員によると、14日夕方頃中森警部が受付前を通り、
一階総務部倉庫に向かったという。
 二人に送られてきたチョコレートは今回六階の刑事部で管理されていたため、総務部総務課の
署員も疑問に思わず対応した。
 中森警部は倉庫からピーポ君人形の入った段ボールを30箱台車で制服警察官とともに運びだし、
「地域課に依頼されて、交通安全教室の子供たちに配る」といって手続きを終えてそのまま外に
向かった。
 ところがその直後中森警部が再び戻ってきたことから、疑問に思った受付職員が声をかけた
ところ、今まで中森警部は聞き込みで外出していたことが判明し、急ぎ刑事部の倉庫を確認すると
チョコレートは消えていたという。

 ここで疑問になるのは、刑事部のチョコレートをわざわざ、総務課で管理されているピーポ君
人形の中に隠した理由である。
 念のため署員が箱を開けて間違いなく人形が入っているのを確認しており、チョコレートなどが
隠されていた形跡はなかった。
 署員によると「そう言われてみれば、チョコレートのような甘い匂いがしましたが、倉庫に入って
いたので湿気でそんな臭いがするのかなと思っていました」とのこと。
 つまり、二人はそのまま刑事部から持ち出せば済んだものをわざわざ人形の中に詰め替えて、
14日運び出したということになる。
 まさにご苦労様といったところだろうか。
 中森警部は、「警察をとことんバカにしている!大体わしなんか今年は娘からももらえなかったん
だぞ!くそー!絶対許せん!」と家庭の事情も交えつつ、怒りをあらわにしている。

 ちなみにファンサイトでは、「チョコレートを隠して持ち出したピーポ君人形は、きれいに縫い
合わされて元通りになって、施設に寄贈されたりしているみたいです」という情報が上がっており、
真偽の確認が急がれている。


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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。


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