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本日のニュース
2月25日(金) 15時00分
まだ雪がちらつく2月の都内で、真夏のような場所が出現した。
東京の治安を維持する警視庁である。
犯罪者相手に一歩もひるまない刑事も、思わず逃げ出してしまいそうな熱波が庁内を
おそった。
警視庁総務部によると、数日前から暖房を入れると、設定温度が上昇していたり、
焦げ臭いにおいがしていたため、週末に業者にきてもらう予定だったと言う。
しかし今日になって突然設定温度がぐんぐんと上がり、それにつれて空調から出る
温風も熱波に、庁舎はたちまち猛暑のような気温となった。
たまたま温度計を見た捜査一課の剣持警部は、「いやに暑いなと思って見たら、
32度くらいあったかな。最初は俺が熱でも出したのかと思ったが…」と語る。
ただちに空調が切られ、窓があけられて熱波は外に逃げたが、今度はいっきに
庁舎全体が冷え込み、毛布にくるまって事務作業する職員もいたと言う。
夕方になって聞き込みから戻ってきた明智警視は「いえ、別に暑いから外に逃げた
わけでは…。聞き込みの予定があったから出かけたまでです」と涼しい顔で語ったが
その後剣持警部が「今担当してる事件はないはず」と密告してきたことからしても、
難を逃れて外に避難という見方が正しいようだ。
いずれにせよ、とんだ異常気象現象であった。
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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
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