ご縁がありますように？5円玉入り袋がばら撒かれる

　今年に入ってからは初めてとなる、KIDの犯行予告があった6日夜、KIDが逃走する際に
「皆様へ良いご縁がありますように」と祝儀袋ならぬ、ご縁袋をまいていたことが分かった。
　予告状に書かれている顔マークが印刷されているポチ袋をあけて見ると、赤いリボンの
ついた5円が入っていたという。
　これを手にした人達は「なんだかいいことがありそう。これは大切に保存しておきたいです」と
笑顔で語った。
　中にはいくつも拾ってネットオークションに出品した人間もいたが警視庁では、「法律上は
拾得物になるため、自分で持っておく分には大目に見るが、転売しようとするのなら取り締まる」
としてアカウント停止をオークション側に求め、ユーザーが従わない場合はアカウント削除に
踏み切るという。
　この発表を受けて「KID様の粋なプレゼントを売ろうとするなんて」「警視庁が正しい」「私は
もらいそこねたけど、買ってまで欲しいとは思わない」といった意見がオークション側に寄せられた
という。オークション側も警視庁の意向を受けて、「KID犯行予告現場で取得した袋の出品
禁止について」と言った文章を掲載している。
　
　簡易ブログ「Twitter」では「現場に行けなかった人にもご縁がありますように」として、
待ち受け画像に加工したご縁袋の写真をアップする人が現れるなど、もう少しご縁袋騒ぎは
続くようだ。
　正月早々、KIDも見物人も粋な計らいである。

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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。

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