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  ローカルニュース

9月9日(月)  12時00分

工藤新一君がSNS利用者に苦言

 海外で難事件を手掛けており、日本にはほとんど帰ってこないと言われている高校生
探偵工藤新一君が、弊社出版の雑誌で連載している「情報化社会の闇」企画の一環と
してメールで取材に答えてくれた。
 この企画は、何億人ものユーザがいるとされるSNSについて未成年が犯罪に巻き込まれる
被害が増えていることから、警視庁監修のもと、各方面の専門家がどういったところに気を
つけるべきかを提案する。
 第6回目は読者から要望も多かった高校生探偵工藤新一君の登場となった。

 工藤君によると、SNSユーザは不用意に個人情報を掲載しすぎだという。
「例えば『家の近くの何々という店にいった』という書き込みがあったとします。これだけ
でも、ユーザが男か女かによってある程度生活様態が絞れてきます。その店が飲食店で
あり、平日昼間であれば大学生か平日が休みの人間と絞れる。後はほかの書き込みを
見ればもっとはっきりします。
 さらに、何月何日から何日までどこへ旅行に行くという書き込みでも、その家が特定できて
いれば完全に留守だということですから、窃盗犯は絶好のターゲットにするでしょう。
 仕事や趣味として利用するなら問題ないでしょうが、少なくとも自分自身の生活を
記事にするのならある程度のフェイクはまぜておいた方がいいです。
 こういった情報を得てストーカー行為に及ぶ者もいます。
 未成年が使用する場合、プロフィールに年齢を書かないということも大切ですね。
インターネットの場は誰が見ているかわからない、自分達だけの場ではないということを
保護者の方とともに学んでほしいと思います」

 工藤君は実際に、誰とは言わずに伝えた「ツブヤイター」アカウントのつぶやきを見て
「20代女性、独身で一人暮らし、生活は不規則で深夜に及ぶこともある。車の所有はなし、
住所は米花町××付近のアパート、よく行く店は●●で日曜は高確率で午後6時前後に
現れる。最近猫を飼いたいと思っている(以下個人情報のため省略)」と完全に当ててしまった。
尚このアカウントは取材記者のものである。
 本人はかなり個人情報にはかなり気を付けてつぶやいていたつもりであるが、見る人が
見ればわかってしまうらしい。
 SNSは沢山の人とつながれる便利なツールであるが、くれぐれも皆さん利用にはご注意を。


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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。


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