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野次馬ニュース
週刊ダウト 4月3日付メールマガジンより抜粋
4月1日のエイプリルフール、皆様楽しまれましたか?
そんな1日に「これはウソ?ホント?」と世間を悩ませるような珍事が発生しました。
ことは警視庁の刑事が新年度一日目を終えて、フラリと立ち寄ったラーメン店。
新しく配属されてきた刑事さんのためにささやかな歓迎会のつもりだったそうなのですが、
注文を終えて雑談をしていた一同の目が、壁に張られていた色紙の中の一枚に集中。
あわてて一人が店主を呼び、「あれはいつ撮影したものか」と問いただしたのです。
彼らが刑事と知って店主は目を白黒させながら、「つい先日のこと」と答えたとか。
その途端刑事らは注文をキャンセルして警視庁へ逆戻り。
さて、何が起きたと思いますか?
ラーメン店が、立ち寄ってくれた芸能人、有名人にサインをお願いしてそれを壁に飾るのは
よくあること。
この店の店主は証拠として一緒に写真を撮りそれをサインしてもらった色紙に張って壁に
並べていました。これなら、サインが読めなくても誰が来たのかわかるというもの。
その中の一枚に刑事を仰天させたものがあったのです。
それはなんと、殺人容疑で指名手配中の高遠遙一氏の写真とサイン。
芸能人に並んでそれが張られていたため、刑事は警視庁へ報告に戻ったというわけ。
店主によると、顔は見たことがあったが誰か思い出せず、それでも有名人には違いない、
せっかくだからサインをもらわなければ損だと考え、声をかけて事情を話したところ快く対応
してくれたので、「やっぱり有名人だった!」とホクホクして壁に飾ったのだとか。
警視庁に呼ばれてこのような事情を説明する店主に、刑事の皆さんは頭を抱えたそうです。
店主ももちろん正体を知ってビックリ。
「いや、普通にラーメンを注文して食べてましたよ。嫌な顔一つせずサインや写真にも応じて
くれて、帰り際は「またそのうち来ます」と言ってくれました。好青年でとても指名手配犯には
見えなかった」
とのこと。
なおサインはイタリア語でされていたため店主は読めず、そのため気付かなかったそうです。
警視庁はこの店をしばらく張り込むことにしたそうですが、さてどうなることやら…。
店長が知り合いに話したことからネット上ではすでに大騒ぎ。
高遠さんが何ラーメンを食べたのか、という議論も起こっています。
明日からこの店、繁盛しそうです。
なおサインは警視庁が鑑定のため預かっていますが、少しすれば返却されるとのこと。
店主は「これは貴重なものだと思うので見えやすくていいところに飾らせてもらう」と額縁
まで購入して張り切っているそうです。
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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
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