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野次馬ニュース
週刊ダウト 6月11日付メールマガジンより抜粋
これは売れると意気込んで、プレゼンの反応もよく、意気揚々と売り出したらほとんど
反応はなく、数か月後に返品の山。
営業部にお勤めの方なら聞きたくもない失敗談でしょう。
とある製造業でもそんな、ヤラカシチャッタ方が。
某メガネフレーム製造会社に勤めるGさん(仮名)。
半年の市場調査を経て、これはいける!とばかりに売り出した、あるフレームがターゲットとした
購買層にまったく受けず、まさかの返品という事態に。
生産数はあえて伏せたいとのことですが、返品率80%となればどれだけコケたかもわかると
いうもの。
会社でも返品率が問題視され、なかばやけっぱちになったGさん、公式ツイッター
アカウントのつぶやき担当だったこともあり、「今は生産終了した、あの××も使ってた
モデルの後継品だったんだけど、返品率高すぎて泣きそう」と写真つきでボヤキを投下。
翌日、すっかりしょげて出勤したGさんが見たのは、発注が入りすぎてパンクしそうになって
いるメールサーバーと、電話対応に追われている同僚の姿。
何が起きたかわからないまま、電話対応に駆り出されたGさん。
彼が耳にしたのは「あの公式ツイッターのフレーム、ネット通販で完売してるんですけど
どこで買えるんですか」という問い合わせでした。
Gさんはボヤキを投下した後帰社したため気付いてなかったのですが、そのつぶやきを発見した
××ファンが拡散、あっという間に広まり、ネットまとめニュースが取り上げたこともあり、注文が
殺到したのでした。
その××とは?
私設ファンクラブがいくつもあることで有名な、犯罪芸術家という肩書を持つ高遠遙一さん。
彼が初めて殺人で逮捕された時にかけていたメガネのフレームモデルだったのです。
熱心なファンは「あのフレームのメーカーを突き止めて購入しようとしたのですが、もう倒産して
しまっていて、すごく残念でした。それが、ツイッターで後継モデルが出たと聞いてビックリ、あわてて
注文を入れました。でも完売してしまっていて…。今何度か問い合わせて返事待ちです」と語る。
メガネフレームにそこまでの人気があったとは!
なおGさんはあまりの反響にビビり、公式ツイッターにて「高遠氏本人から抗議があれば直ちに
表記は取り下げる」と書いているそうですが、今の所抗議はきていないとか。
案外高遠さんも購入していたりして…?
高遠さんも使用していたモデルの後継メガネフレームは、今月下旬より改めて各地の
メガネ店に並ぶ予定。
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