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野次馬ニュース
週刊ダウト 7月25日付メールマガジンより抜粋
新人マジシャンのSさんは悩んでいました。
本格デビューを3か月後に控え、様々なマジックにチャレンジしていたさなか、目玉である
最後のマジックについて、テレビで種明かししてしまったマジシャンが出たのです。
最近ではマジックショーより種明かしの方が人気とあって、禁断の種明かしと題して
人気マジックのトリックを開設する番組も増えています。
そんな番組でも売り出したばかりのマジックについては種明かしはタブーとされてきました。
しかしそれをやってしまったマジシャンが。
マジックのトリックを販売している店が、Sさんとこのマジシャン両方に販売したのが
原因でした。
Sさんは思わずSNSで「今から新しいマジックといっても間に合わない。近宮玲子さんのような
才能が欲しい」とつぶやいたとか。
そうしたところ何人かのファンから励ましのメッセージをもらったそうですが、その中に、
「このマジックではいかがでしょうか」という提案があったそう。
Sさんはトリックまで詳細に記載してあるそのメッセージを何度も読み返し、挑戦してみた
結果、うまくいきそうとのことで、3か月後見事マジシャンデビューを果たしました。
ところがSさんがびっくりしたのはこの後。
その番組を見た視聴者から「近宮玲子さんのマジックに似ている」「彼女のトリックはもう
身内しかノートを持っていないはず」「誰から教わったのですか」と問い合わせが殺到したのです。
Sさんはあわててメッセージのことを話し、そのメッセージの差出人に連絡を取ろうとしたのですが、
そのメールアドレスは既に削除されていました。
この話がニュースになると今度は「近宮玲子のトリックを一番詳しく知っているのはあの人しか
いない」という声が。
はたしてSさんを助けたのはいったい誰なのか?
今ネットでは、Sさんに助け舟を出したのは高遠遙一ではないか、という声が上がっています。
確かに高遠さんなら近宮玲子の息子であり、トリックノートも持っていたわけですから、Sさんに
助け舟を出すこともできたはず。
懐かしい名前を見て思わず手を差し伸べたのかも知れませんね。
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