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  ローカルニュース

8月8日(水)  ローカルワイド

少年探偵団、救助活動に協力

 8月5日、日曜日。K市海水浴場にて海水浴客がカツオノエボシに刺されるという出来事があった。
カツオノエボシとはクラゲの仲間で、刺されると痺れるように痛むことから「電気クラゲ」とも呼ばれている。
K市海水浴場のライフセーバーは、救助活動に関する講習を受けておらずまた被害者が子供であった
ことから、ショック状態となり救急車が到着するまでの間一時危険な状態に陥った。
 この時、ちょうど居合わせた米花町の少年探偵団が速やかに応急手当を行い、子供はショック状態を
脱出、救急車が到着するまでには意識を回復したという。
 この、刺された子供を発見したのは少年探偵団の灰原哀ちゃん。休憩しに浜へ上がろうとした
時に、体を硬直させて沈みかけていた子供を発見し、一緒に来ていた兄と協力して浜へ引き上げた。
ところがこの子供がクラゲの刺胞(触手の中にある毒針を含む細胞)を抜こうとして手で掴んだため、毒が
注入される形となりショック状態に陥った。ライフセーバーは処置に必要な薬品を所持しておらず、
救急車を手配している間、たまたま同じようにやって来ていた少年探偵団残りのメンバーがこの騒ぎ
を発見、触手や刺糸(刺胞から発射される針)を洗い流した後、持ってきていた抗ヒスタミン剤で応急手当
をした。
 子供を病院に運んだ救急隊員は、「とても俊敏で正確な処置がされており、大変素晴らしい。我々は
運ぶくらいしか仕事が無かった」と手際のよさに感心している。少年探偵団には近く、消防庁から感謝状
が贈られる。
 また、K市消防署は「安全管理を怠った」としてこのライフセーバーとその派遣先から事情を聞く予定。

 第一発見者の灰原哀ちゃんは「別に大したことはしてないわ。助けあげたのは高…お兄ちゃんだし、
手当てをしたのは江戸川君達だしね」と控えめなコメントを述べた。また、手当てにあたった江戸川
コナン君も子供が無事回復との知らせを受けて、、「ニュースでクラゲが多いって言ってたから、たまたま
薬を持ってきてただけだよ。役に立って良かったね」と喜んでいた。
 また江戸川君らは警視庁メールマガジンの読者で、最新号のクラゲに対する処置の記事を読んでいた
という。その為機敏な救助活動を行えたもの。
 警視庁総務部では、「毎号一生懸命作っていた甲斐があった。これからもそうした身近な危険に
対しての対処法をアドバイスしていきたい」とコメントしている。




※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。


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