チェス勝負人間とコンピューターが引き分け

　世界に支部を持つチェス愛好会の日本支部が、このたび、非公式戦においてコンピューターが
人間と引き分けになったと発表した。
　公式な試合ではチェス名人がコンピューターに連敗している。
　コンピューターの対戦相手となったのは、数々の事件を解決してきたことで知られる、警視庁
捜査一課の明智警視。
　チェスは昔から趣味の一環として行っており、たまたま愛好会を訪れた折に、話題提供として
参加したのが発端だという。
　ゲームは3時間オーバーという白熱戦になった。

　なお、非公式戦のため記録に残されることはないが、このことを知った各国の愛好会からは
問い合わせが相次いでいるという。
　明智警視は、「本来の職務は警察官ですので、コンピューターに勝利していくのは
名人に譲りたいと思います」と再戦については特に希望していない。
　この様子をたまたま居合わせて見ていたという、高校生探偵の白馬探くんは、「本当に
一進一退の、予想もつかない勝負でした。大いに楽しませていただきました。僕も機会が
あれば戦ってみたい。もちろん明智警視にも、コンピューターにも勝ちます」と自信をにじませた。
　
　詳しい駒の進め方については愛好会のサイトで見ることができるが、世界からアクセスが
集中しており、つながりにくい状態が続いている。

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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。

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