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本日のニュース
10月12日(金) 18時00分
今月6日に宝石店の宝石を盗むと予告していた怪盗1412号(通称KID)の予告状が、警視庁の
捜査二課に当初届いておらず、警視庁が各方面に本当の予告かどうか確認していたことが
わかった。
警視庁によると通常KIDの予告状は犯行日時の半月〜一週間前に犯行予告の対象者
ならびに警察に届くという。
新聞に予告が出るケースもあったが、対象者と警察には必ず郵送で予告状が届いており、
これをもって警察は本物のKIDであると確認していた。
ところが今月6日が犯行予告となっていたケースにおいては、9月下旬に対象者から
警察へ「KIDから盗みの予告状がきた」と相談が寄せられたが、10月に入っても警視庁には
予告状が届かず、警視庁は「本当に本人か」確認するため、対象者の情報は伏せ、
テレビ番組やSNSにおいて「本人の予告なら予告状を送り直してほしい」と異例の対応を
取っていた。
そして警視庁へまとめて配達される郵便物を確認していたところ、今月3日の郵便物に
KIDからの予告状が入っていたという。
なお警備にあたっては本物であることを考え事前準備していたので問題はなかった、と
中森警部は発表している。
警視庁の捜査によると総務課へ臨時に配置された職員が、9月下旬において
切手が貼られておらず「予告状」とだけ書かれた白い封筒が郵便物にまぎれていたのを
発見し、いたずらとして上に報告せず処分していたことがわかった。
これがKIDの予告状だったとみられている。
警視庁はこの職員を口頭注意処分とした。
その後の取材では、改めて送付された予告状には「次回から「中森警部へ」という
宛名でも書いておきましょうか」とKIDからのメモも添えられていたという。
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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
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