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野次馬ニュース
週刊ダウト 10月24日付メールマガジンより抜粋
先日東京都内で開催された、オルグコンツェルト楽団(ドイツ)による演奏会。
3日間という短い時間でしたが、全6回公演のチケットは完売御礼、大盛況のうちに終幕となりました。
そんな中、とある公演回にてハプニングが起きていたのをご存知の方も多いと思います。
楽団ヴァイオリニストのCさんが朝突然の腹痛で演奏の欠席をやむなくされ、開演が迫った楽団は
代理の人を急遽手配する間の時間稼ぎを迫られる事態に。
「しばらくお待ち下さい」のアナウンスから10分。
開演時間を20分過ぎているため、場内はざわつき始めました。
そんな中、楽団のオーナーであるTさんは観客の中に見知った顔を見つけたのです!
Tさんはその人のところに駆け寄り、なにやら話し始めました。
その人は何かやり取りをしたあと頷き、オーナーとともに楽団の楽屋へ。
その後、楽団に混じってその人は登場しました。
立て続けに3曲、見事な演奏に観客は大いに盛り上がりました!
その拍手の中、こっそりと代理を務めた人は自分の席に戻ったといいます。
楽団のピンチを救ったのは誰なのか!?
もう皆さんお分かりですね?
それは警視庁きっての天才と名高い、あの明智健悟警視でした。
以前海外で警察研修を受けていた時にたまたまジャズ喫茶でTさんと知り合い、演奏会を
手伝ったり、ヴァイオリニストと交流したりしていたとか。
観客の中に明智警視の姿を見つけたTさんは「これぞ神様が助けてくださったのだ!」と
思ったそうです。
こののち、楽団が滞在していたホテルから代理の演奏者が到着、明智警視は席に戻ったの
ですが、明智警視が演奏していたことに気づいた人もいて、一部ザワザワしていたとか。
Tさんは楽団の打ち上げに明智警視を誘ったそうですが、「この後仕事に戻るので」と
断られてしまったそうで、日本滞在のうちに何とか時間を作ってお礼をしたいと意気込んでいる
そうです。Cさんも一日休んだら体調が回復した、とのことで安心しました!
このことについて明智警視に電話でお聞きしたところ「ああ、何度か弾いたことのある
曲でしたのでね、問題ありませんでした。私程度の腕でお客様には聞き苦しかったかも
知れませんね」と謙遜しておられました。
しかし演奏を聴いていた専門家に問い合わせてみると「プロと遜色ないレベル。アマチュアに
埋もれさせておくのは惜しい」と大絶賛でした。
そのうちどこかの楽団がスカウトにくるかも!?
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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
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