闇サイト応募者脅迫の男、死体で発見

　警視庁は25日、かねてより脅迫容疑で捜査していた男が遺体で発見されたと発表した。
殺人とみられる。

　警視庁は昨年10月から「闇サイトのバイトに応募したら、『自分は高遠遙一と知り合いだ。
犯罪行為をしようとしたことを公開されたくなければ金を払え』と脅され、怖くなって支払って
しまった」という内容の被害相談が寄せられたとして捜査していた。
　被害者は10数人にのぼりいずれも「本当に犯罪をするつもりはなく、書き込まれていた
ことに興味本位で応募してみただけ」と話しているという。
　警視庁が把握しているだけでも被害金額は1000万近くとされていたが、男の家を家宅捜索
した結果、脅し取ったと思われる金は発見されなかった。

　ところがさらに警視庁が捜査していたところ、この男が騙し取ったとみられる金と同額の
寄付が慈善団体へなされていたことが判明した。
　寄付した人間の名前は「高遠遙一」となっていた。
　慈善団体は寄付金の返還を申し出たが、警視庁は「騙し取った金と立証できない。また、
誰かがわざと高遠の名前を使った可能性もある」として事件としては扱わないと発表した。
　この慈善団体については非公表。

　警視庁の明智警視は「以前からも高遠の名を使った犯罪があるのは把握していますが、
彼は自分の名を騙る人間を絶対に許しません。ましてやこういった犯罪に使うのはもっての
ほかです」と厳しい顔で語った。

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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。

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