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本日のニュース
12月22日(土) 12時00分
警視庁は本日、指名手配犯高遠遙一に対して庁全体で厳戒態勢にあたっていることを発表した。
同手配犯は昨年12月、警視庁内のスプリンクラーを作動させ一時的に警察の機能を麻痺させた
他、メールサーバーを使用して外部へメールを送ったり、ウィルスを仕掛けて外部からパソコンの操作
を受け付けなくさせるなど行っている。
ところが今年犯行予告めいた発言があったにもかかわらず、今日まで何の動きもみられないことから
「何らかの記念日に決行される可能性は高い」としてクリスマスを目前に警戒態勢に入った。
今まで高遠と直接対決を数度経験している捜査一課の明智警視は、「多分クリスマスに何かあると
思うべきでしょうね。ただ警備が多ければ何とかなるというものではありません。高遠は変装も得意
としていますから、逆に堂々と乗り込まれるだけです。ま、手の内は秘密ですね」とコメントした。
調べによるとここ最近では、高遠遙一の情報を掲載しているウェブサイトも増えてきており、同庁では
「確かに様々な趣味の人がいるだろうが、よりによって高遠のファンサイトというのは…」と複雑な
顔をしていた。
このサイトのどこかに、本当の高遠のスケジュールが載っているという噂もあり、熱心なファン達が
日々探しているという。
静かにクリスマスを過ごしたいものである。
12月21日、警視庁メールマガジンの、今年最後の号が配信された。
同メールマガジンは内閣メールマガジンを受けて、6月下旬に準備号を配信、以降隔週金曜日に
配信されていた。
「楽しみながら防犯知識を学ぶ」をモットーに作成されているこのメールマガジンだが、購読者も
順調に増え、目的は達成されつつあるようだ。
警視庁総務課の調べによると、現在の購読者数はオンラインオフライン合わせて約250万人。
(重複して購読している読者も含む) メールマガジンとしては異例の人数になる。
当初は「警察の威信回復の為の点数稼ぎではないか」「単に内閣メールマガジンの模倣」という
意見もあったようだが、現在ではそういった意見はまったくなく逆に、「これはどうしたらいいか」
「捜査に協力したい」など相談や質問、情報提供が圧倒的多数だという。
子ども達からも「親に読んでもらっている」「お父さんが警察官」など可愛らしい感想が寄せられて
いる。
今年は米国テロや細菌兵器の危機が報道されたが、それに対しても速やかに防衛策を掲載する
などリアルタイムな情報の配信に一役買っているといえるだろう。
来年の配信も期待されるところである。
野次馬ニュース
週刊ダウト12月21日配信メーリングリストより
クリスマス直前ですー!
皆楽しいクリスマスの予定、立ててますか?編集部はクリスマスなんて関係なしに仕事して
ます。トホホ。
今日配信の警視庁メルマガ、結構内容濃かったよね。私は、取材している立場から、編集して
いるトコであのクイズやらせてもらったんだけど、いきなり間違えちゃって、総務課の人に笑顔で
「……週刊ダウト編集部の方ですよね…?」なんてきっついイヤミ言われちゃいましたよう(泣)。
そりゃずっと、準備号から取材させてもらっていますけど、全部覚えてなかったよー。
というわけで、年末のお休みにはじっくり読み返したいと思ってマス。
そうそう、それと高遠さん!
調べてみたけどやっぱり、スケジュールが載ってるサイトなんて見つからなかったです。もー
編集長には「絶対クリスマスには何かあるから張り付いとけ!」って言われたりして。どこで
何をやるか分かってれば張り付きますよーだ!多分警視庁だと思うけど(笑)。
人様がケーキを食べている頃、私たちは警視庁前でカメラ片手に待機…。
分かってちゃいるけど寒いクリスマスっ!
でも多分高遠さん目的の人もいるよね(笑)?
今年は何やるんでしょうねー。期待しちゃいけないけど見てみたいデス。
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