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野次馬ニュース
週刊ダウト寒中お見舞い号(1月15日発売号)より
寒中お見舞い申し上げます！昨年中はご愛読どうもありがとうございましたｖｖ
さてさて。１月４日に今年初の警視庁メールマガジンが配信されたわけですが、冬休みだった
こともあって服部君が上京！ついでだからとインタビューしちゃいました。
メルマガからの服部君ファンの皆様、お待たせいたしました！
――初めまして！いつもメルマガの記事楽しく読ませてもらってます。よろしくお願いします。
まずは、あの記事を書こうと思われた動機を教えて下さい。
服部「んー、依頼が来たから引き受けただけや。俺の活躍を知ってもらおうとか、苦労話したろ
なんちゅーことは考えてなかったな。俺の話が役に立つのならそれもええやろ、思て書くことに
したんや。いざ書こうとすると案外難しいけどな」
――記事を書くようになってから何か身辺は変わりましたか？
服部「せやな。やっぱ全国から依頼が舞い込むようになったわ。連絡先を書いとらんから、
警視庁経由。総務の人が苦笑いしながら送ってくれとるみたいやで」
――その依頼内容というのは…？差し支えなければ教えて下さい。
服部「ピンキリや。うちの犬がいなくなったというものから、きな臭い犯罪の臭いがするものまで。
受けられるものは受けとるけど、殆どは近くの警察に相談するように返事しておしまい、やな。
悪いとは思うねんけど体が一つやからどないも出来ひん」
――ホームズのようですね(苦笑)。学業の合間に事件解決に奮闘しておられるということで
しょうか？
服部「そ。ただし、警察が無能と言う気はあらへん。警察かて巧妙に隠された犯罪を暴くプロ
やけど、たまには見落としもする。それを被害者の家族が不審に思って『調べてくれ』言うた
とこで、はいそーですかと捜査方針を変えるわけにもいかんやろ？で、俺が依頼受けて、
不審なところを立証したり矛盾を突いたり出来れば、確かな情報として警察も動ける。俺が
やってるのはそういうことや」
――成る程。民間のサポートというようなものですね。お父さんは大阪本部長だそうですが、
記事をご覧になっての反応はどうですか？お母さんの方は？
服部「特には何も言わへんなぁ。けど、本屋とかで冊子になってるやつ立ち読みしてるのを
見つけると、フフ…て笑っとるらしいで。運転手に聞いてんけど。おかんは、付き合いのある
とこといろいろ話してるみたいやな。それで、誰がこう言っとった、ゆーのを教えてくれるから、
次の参考にしとる」
――クラスメイトはどうですか。
服部「配信日に、コンビニで冊子を必ず買って持ってくるヤツがおんねん。それをクラスで回し
読みしてるんやけど、皆思うたままを言うてくれるからこれも参考になるかな。たまに明智さん
とかに伝言を頼まれたりもするで(笑)」
――そう言えば、ラブレターの数も増えたんじゃないですか？
服部「んー…まぁ…増えもしたけどな…。けど俺は事件を調べとる時の方が楽しいし…。そう
いうのには今は興味ない、ゆーとこやな(何故か歯切れの悪い服部氏)」
――そうですか(笑)。さて、ちょっとプライベートなことになると思うんですけど、仕事の依頼料
というのは具体的にどれくらいでしょうか？
服部「基本的には実費のみ。結局、俺も学校があるからそないかかりっきりになれへんし。
そこまでの旅費とか宿泊代金とか。お礼とか渡そうとする人もおるけど、勉強のつもりでやってる
だけやから受け取るわけにはいかへんな」
――東の工藤、西の服部と言われていますが、工藤君に対してはどう思っていらっしゃるの
ですか？
服部「ええライバル、ちゅーとこや。会うまでは『どっちが上か白黒つけたる』思てたけど、ある
事件を２人で解決した時に思たんや。順位をつけることほどアホらしいことはない、重要なんは
目の前の事件を解決することや、てな。せやから、俺も工藤の推理は参考になるし、あいつも
俺の推理をよく聞いとるで」
――あれ？その口ぶりですと、頻繁に会ってらっしゃるみたいですね。工藤君は今行方不明
中ですが…。
服部「あ、いや、そんな風に聞こえただけやろ。俺もここ最近会ってへんねん。どこ行ってもー
たんやろな、あいつ。次の質問行こか」
――ああ、そういうことですか。次は…明智警視について思うところをお聞かせ下さい。
服部「明智さん？明智さんは、俺が見てきた警察官の中で二番目に優秀な人やと思う。一番は
うちのオヤジやねンけどな。キャリアなのに現場に行くし、必要があればいろんなところへ出向く
し、やっぱりこれからの警察にはあんな人が必要なんや。明智さんが警視総監になったら、
検挙率も元通りに戻るんちゃうか。期待できるで」
――最後に、ファンの皆さんへ一言お願いします。
服部「事件が起きたらまず警察に相談してや。それでどうしても納得いかへんのやったら、
明智さんとか俺に相談しいや。俺らは皆が安心して暮らせることをいつも祈ってんで！」
――どうもありがとうございました。
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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
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