警視庁、ミスを隠蔽か？

　５月１２日(日)に警視庁は、故近宮玲子の墓参に来た国際指名手配犯、高遠遙一を
検挙できずにいたことが当局の調査で判明した。
　警視庁では、「張り込みは行ったが姿を確認できておらず、一部で取り逃がしたという
ような話が出ているが現れなかったのだから発表する必要はない」とコメントした。
　しかし当日同じように墓参していた人からは、「似たような人影を見た」という証言も出て
おり、故近宮氏の墓参に来た関係者は「明らかに誰かが来た形跡があった。他の人で
あるにしても、刑事さんがそれを見落とすとは…」と首をひねった。
　捜査一課の明智警視は、「日にちをずらしてくることも考えられるので、日曜日を中心と
して前後数日ずつ捜査員が張り込んでいました。ですからあえて発表しなかっただけで
あり、他意はありません。現在では高遠を確認したという報告は受けていません」と苦い
顔をしている。
　警視庁では目撃証言を元に、高遠の足取りを追っている。

Ｗ杯とは別の警戒態勢へ

　本日警視庁は、国際指名手配犯高遠遙一がＷ杯共同開催地の一つである韓国へ
出発した情報を入手したと発表、異例の警戒態勢を敷いている。
　情報によると高遠は現在日本に潜伏しており、以前から警視庁が行方を追っていたが、
ある消息筋から今日韓国へ向かうことが判明したという。
　目的は不明で警視庁では、「Ｗ杯で厳戒態勢のさなかに韓国へ出国する意図がわからず
困惑している。しかし各国からチームも到着し、国全体がピリピリしている時なので、必ず
検挙に踏み切りたい。ＩＣＰＯを通じて韓国警察との合同捜査も視野に入れている」と発表
した。
　本日からＷ杯出場のチームが韓国と日本へやってきており、警備もこれから一層厳しく
なる見込みである。各空港やその他入国ゲートでは持ち物検査だけでなく、パスポートの
チェックをレベルＢで行っているという。偽造パスポートで入国しようとした外国人数名が
これによって逮捕された他、高遠に関する情報は入っていない。

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