阪神勝利で西の探偵大騒ぎ

　１８年ぶりの阪神優勝確定の瞬間をカメラに収めようと、甲子園球場にて待機していた
本誌記者が、観客席にてかの有名な「西の探偵」こと服部平次君を発見、インタビューを
試みた。
　以下はその詳細である。

記者「お取り込み中申し訳ありません、服部平次さんですよね？」
服部君(以下服)「お？なんや、こんなところまで取材か。ご苦労さん！」
記者「あのー、今日はお１人で…？」
服「ちゃうちゃう！こっちにおるんが、クサレ縁の遠山和葉っちゅーどーでもええ女に、
…いてっ！殴んなや！」
遠山和葉「なんちゅー紹介の仕方するんや」
服「俺の勝手やろ。で、こっちのボウズが江戸川コナン、おっちゃんは知ってるやろ、
毛利小五郎、そっちのねーちゃんが毛利蘭や」
記者「(自己紹介省略)よろしくお願いします。ところで…」
服「あーあー、悪いけどな、今それどころやないんや。阪神が優勝するかどうかきま…」
(会場沸き立つ)
服「おっしゃぁぁぁぁぁ！阪神優勝！阪神優勝！阪神…(エンドレス)」
記者「あ、あの…では阪神優勝について一言コメントを…」
服部＆遠山「やったやった！優勝や！勝ったでぇー！」
(毛利氏は泥酔中につき、インタビュー不可能、娘の蘭さんは遠山さんと一緒に騒いでいた)
記者「…(T_T)」
江戸川「もうダメだね、何も聞こえてないよ」
記者「コナン君はこのためにわざわざ来たの？阪神ファン？」←あきらめて少年探偵団の
メンバーである江戸川君にインタビューを始める記者
江戸川「ううん、平次兄ちゃんが来いって言って…ボク明日学校あるんだけど、これじゃ
帰れそうにないね」
記者「このあたり一帯と、大阪の方は交通がマヒ状態らしいですからねぇ…」
江戸川「…ボクちょっと、友達に『明日午前中お休みします』って電話してくる…」
記者「俺も帰れるのかナァ…」
こうして何をしにいったのか分からない記者の夜はふけていった…。

翌日の夕方、もみくちゃにされてヘロヘロになった記者が帰宅。肝心の阪神優勝に
わく会場の図もちゃんと映っておらず、他社から写真を借りるハメに。
服部君、また改めて取材させて下さい。(;_;)

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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。

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