イタリア大停電に指名手配犯が関与か

　イタリア警察と警視庁は本日、先日９月２８日に発生した、イタリア全土の大停電に
ついて、国際指名手配犯高遠遙一が関与している可能性が高いとの発表を行った。

　この事件は、２８日未明ローマなどイタリア各地で突如大停電が発生、イタリア全土に
及び、列車が立ち往生し乗客約３万人が足止めされたほか、地下鉄が運休したため
帰宅できなくなった乗客が出るなど各所で被害を出した。
　当初はスイスからの送電に障害が発生、悪天候の影響と考えられていたが、イタリア
警察が入手した盗聴テープにより発覚したもの。このテープは匿名で送られてきたと
いう。

　テープの会話は以下の通り。(日本語要約)
女「それで、いつ日本には帰国されるんですか？」
高遠「さあ…気が向いたらね。こちらでの仕事も忙しいですし」
女「出来ればこちらとしましても、インタビューなどさせていただきたいと思っているの
ですが…」
高遠「そちらの都合など私には関係ありませんよ。(カシャカシャという作業音か)どうしても
というのでしたら、こちらまで来ればいいのでは？」
女「そ、そうですか…。とりあえず編集長にかけあってみます」(トントンという音)
高遠「では用は済みましたね？申し訳ないですがこちらは深夜なのでね、もう少し時差を
考えてかけてくれると有り難いのですが」
女「え？イギリスではなかったんですか？」
高遠「…今はイタリアにいますが」
女「すみませんでした！！」
高遠「では切りますよ？」
女「あ、ちょ、ちょっと待ってください！高遠さんが今海外に長期滞在しておられるのは、
恋人と会っているからではないかという噂がですね…」
高遠「(ブツッというような音)…。まったく、とんでもないことをしてくれましたね。あまりにも
下らない質問をされたものですから手元が狂いましたよ…。違う配線を切ってしまったよう
ですね…」
女「えっ？どうかされたんですか？」
高遠「(ため息)もう結構。アリーヴェデルチ(イタリア語で「さようなら」の意)」
電話を切る音
女「もしもし？高遠さん？もしもし？」

　時刻等の手がかりは入っていないが、イタリア警察では会話の様子及び、送電線の
監視所に於いて何者かが侵入し細工をしたあとがあることなどから、高遠が関与していた
可能性は極めて高いとしている。
　また、この電話の相手が誰か調査中であると発表した。

この記事に関するご意見は週刊ダウト編集部気付でどうぞ。
　

※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。

多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→ニュース速報TOP→ニュース記事