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本日のニュース
11月12日(水) 18時00分
今日昼頃、渋谷区××コンビニにて発生した傷害事件で、事情聴取中野次馬にまぎれて
逃げようとした容疑者を、聞き込みに来ていた警視庁刑事が見事な一本背負いで投げ飛ばす
というシーンがあった。
事件は正午過ぎ、弁当を買いに来ていた加害者が、被害者の割り込みに腹を立て
携帯していたナイフのようなものでわき腹を刺した。
××署員が駆けつけたところ加害者はナイフを持ったまま店内におり、これを緊急逮捕した。
被害者は病院に運ばれたが軽傷だという。
ところが通常であれば署に連行すべきところを、加害者がどうしてもトイレに行きたいと
いって聞かないためこれを許可し、署員はその間店員や目撃者に聞き込みをしていた。
その聞き込みに夢中になってしまい、加害者がトイレから出てきたのに気がつかず、人ごみに
まぎれて立ち去ろうとしていたのをたまたま別件できていた警視庁刑事が、挙動が怪しいため
声をかけたところ逃げようとし、ナイフがポケットから見えたので投げ飛ばし取り押さえた
とのこと。刑事は、警視庁捜査一課所属明智健悟警視。
警視は当社の取材に対し、「まったくもって恥ずかしい話です。よりにもよって被疑者から
目を離すとはね。私がたまたま居合わせたから良かったものの、ナイフをもったまま逃走され
ては始末書どころではすまない話ですよ。人質でもとられたらどう責任をとるつもりだった
のか…。それから見物にこられる方にもお願いしたいのですが、危険ですから犯人がきちんと
確保されていない、立ち入り禁止のテープが張られていない場所には近寄らないで下さい。
いつどこに犯人がいるかも分かりません。危険ですよ」とかなり険しい表情。
当署員は容疑者を取り押さえたのが警視庁刑事と聞いて真っ青。
ともあれ、大事件にならなくて何よりだ。
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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。
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