取材中に強盗事件発生か

　本日夕方、年末特別番組として放送予定の、「警視庁は眠らない～全国指名
手配犯は今」(テレビ日本系列)を収録中、背景として撮影されていた銀行で、強盗
事件が発生するというアクシデントがあった。
　現場に居合わせたのは警視庁捜査一課の明智警視と剣持警部、それと捜査一課
刑事数人。
　取材班によると、ある事件の再生ＶＴＲをとるべく現場で打ち合わせがなされており、
警視庁の協力によって明智警視ら、事件解決に関わった本人が出演する予定だった。
そこへ、銀行前に不審な車が停車、道路交通法違反であることに気づいた佐藤刑事が
注意しようと近づいたところ、銀行の中から拳銃を所持した２人組の男が飛び出してきて、
佐藤刑事は持っていた拳銃で威嚇射撃、他の刑事らもこれに加わり、銀行強盗は
発砲することなく取り押さえられた。車を運転していた男も、明智警視が窓からすばやく
キーを抜き取ったためギブアップ。時間にして３分ほどの捕り物劇。強盗もまさか警視庁の
腕利き刑事らが待ち構えているとは予想だにしなかったことだろう。
　佐藤刑事は「年末年始はこういう事件が多くなるって話していた矢先。被害も未然に
防げただけでなく、怪我人などを１人も出さなくて済んだことはラッキーでしたし、これから
多発したかもしれない強盗への牽制になったと思います」とさわやかな笑顔で語った。
　取材していたスタッフも、「まさか再現ＶＴＲを撮りに来て、本物の犯行現場が撮れるとは
思わなかった。不謹慎な話かも知れませんが、犯罪発生の瞬間を収めたというのはとても
貴重です。これから防犯を促す意味でも是非特番に使わせてもらいます」とホクホク顔。
　皆さんもくれぐれもご用心。

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※これら掲載の記事はすべて実際の事件・団体等に関係の無い架空の物です。

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