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REDリターンズ

12/2鑑賞

「これもうジジィじゃねぇよ!ジジイの形をした何かだよ!」by坂田銀時。
(これの意味を知りたい人は前回「RED/レッド」のレビュー冒頭をご覧ください。)

 えーと前回を知らなくても見られますが、一応紹介
フランク…ハゲ
サラ…ハゲの恋人
マーヴィン…クレイジーな、ハゲの親友
ヴィクトリア…いけてる姐さん。おばあちゃんっていうとぶっとばされるぞ!
イヴァン…ヴィクトリアの恋人

 さて。
 コストコにて買い物中のサラ。ポップコーンもって間抜け面で老夫婦見てるけど
何があったんだ。
 ってか食べながら買い物やめようや!
 フランクは大はりきりで買い物中。
 そんでサラに買い物を頼んだあとフランクが話しかけたのはマーヴィンだった。
 俺達は狙われている、とフランクに告げるけど、危険な仕事からはもうリタイア
している彼は、今が幸せだからほっといてくれ、と聞き入れない。
 サラが目を輝かせてどこに出かけるの!?とか言ってたけど、彼女を危険な目に
あわせたくないフランクはごまかす。
 そうしてコストコを出た直後に、マーヴィンの車は爆発炎上します。
 展開が早すぎる!
 でもってまだマーヴィンが死んだと信じられないフランクは葬儀で、ピンをマーヴィンの
手に刺すという酷い事をするんだけど、全然動かないのを見て、本当に死んだんだ…と
実感して泣くのがちょっとじんわりきたというか。
 ちなみにこのあと弔辞を言わされるハメになります。
 最初、CIAにLSDづけにされてたとかクレイジーとかいってて、司会の人がギョッとしてた
のが面白かった。
 ただ思ったのは、爆発に巻き込まれて死んだのならあんなにきれいな死体である
わけがない、ということで。
 フランクも冷静さを欠いていたんでしょうね。
 この葬儀から出てくると、FBIだという連中がフランクを連行していく。
 なんでも、ある重要な情報がネットに流されたらしいのですが、それの手がかりを
持っているのがフランクらだと思われてるらしい。
 それでマーヴィンも狙われたというわけですか。
 それはナイトシェードという計画でした。
 これが何かはおいおい明らかに。

 んで、そのFBIの施設に弁護士のフリをして堂々と乗り込んできたのがジャックという男。
 これは軍関係の人間なんかなぁ。いまいち立ち位置がわからなかったんだけど。
 FBIの連中を次々射殺してフランクのもとに向かうジャック。
 …あれっここって襲撃された時のためのそなえとかないんスか。
 フランクが落ち着いて手錠を外せ、と職員にいってるけどジャックが入ってくる方が
早くて結局手錠外せてなかったけど、冷静にピンチを脱出したのはすごかった。
 っていうか手元隠してたから結局ギリで外せてたのかなと思ったんですけどね。
 まあそういうわけで、FBIの中で一方的な銃撃戦になるんだけど、さすがはフランク、
少しずつ手勢を減らしていくのがよかった。
 ジャック率いる部隊が仲間の死体を起こそうとすると手りゅう弾が仕掛けられてて爆発、
とか、ポテチを床にしかけて、踏んだら音がするようにしてるとか、戸棚の間を探してる
連中の上を抜けてくとか。
 そういうわけで結局ジャック以外は全滅したのだけど、この手助けをしたのはマーヴィン
でした。やっぱり生きてやがった!
 ここのシーン、最初情報を得るために殺すなって言ってたけど、フランクが手ごわいと
知り、殺せって命令するジャックに笑った。それじゃ結局意味ないじゃんよ!
 情報が手に入らなくなるのに何考えてんだか…。
 
 そんでマーヴィンが生きていることに怒ってるフランクですが、それはいいけど
さっさと逃げないと…。
 しかもマーヴィンがサラを連れてきたのでますます怒るフランク。
 つーかいいから早く逃げろや。

 さてマーヴィンの言うことには、96時間前ネットにナイトシェードという作戦に
2人が関わっていたという情報が流れたらしいです。
 それで彼は危険を察知して自分は死んだということにしたわけか。
 皆が二人を追いかけてくる、というマーヴィン。
 後部座席でクモがいるわ、というサラ。
 いいから黙って乗ってろ!そこらにあるもの触るな!
 ちなみにトランクには拉致した軍の将校がいるらしいぞ!

 その頃ペンタゴンではジャックが、ネットの資料が問題だと言ってて、秘密裏に
フランクらを消してしまおう、という話をしてました。
 それだと結局そのナイトシェードのあるものがどこにあるかわからないままなん
だけどいいんだろうか。と思ったのですが、展開を見ると二人には濡れ衣をきたまま
死んでもらった方が都合が良い、ということのようですな。
 
 んでここで、ハンという新キャラが出てくる。
 殺し屋なんですが、一つ仕事をこなしにいってた。
 …ってかここはどこなんだ…。
 畳の間があって、そこに畳が一畳しかれていて、その上に坊さんみたいな人と
座って語り合うという、ワケわからん展開なんですけど。
 あとハンが身に着けた着物が、着付けわからない奴が適当に着てラッシュアワー
経験したらこうなりました、みたいな感じの変な着こなしになってんですけど。
 本当に何がしたかったんだこの演出…。
 ともあれ、このハンは坊さん暗殺して逃げたところで、昔の仲間であったフランクの
暗殺を依頼されて請け負うことになる。
 ごめん出て来た時一瞬、ネプチューンの原田泰造さんかと思ったわ…。これイさん
ですね。
 つーかオメー、GIジョーにも同じ組み合わせで出てたろ。ブルースと。
 まあいいわ。
 
 さてロンドンのMI6では、ナイトシェードの情報がネットに流出したという情報を得て、
ヴィクトリアにフランク暗殺の依頼が舞い込みます。
 …彼らは、ヴィクトリアとフランクらが友人ってのは知らないのかな…。あーでも親しかった
なって言ってたから知ってるのかな。まあいいけど。
 で、そのヴィクトリアに殺しの依頼をしにいった時、ちょうど彼女はおいたしてる最中
ってのがすごいなぁ。全然引退してないなと思って。
 
 その頃フランクらは、拉致した将校から情報を聞き出そうとしてるのだけど、サラが
拳銃をもってるのを見て咎めたらバンッて発砲しちゃって、当たってないのに将校が
倒れたのは笑いました。
 つーかセーフティついてない拳銃を渡すな!
 でもこのあとマーヴィンに「どうせなら爆弾をやれ!」
 そっちの方が危ないだろうがフランク!

 さて、ナイトシェードとはなんなのか。
 ある優秀な科学者が作り上げた核兵器を、ロシアに部品で持ちこんで完成させる、
という計画があったようです。
 つまりアメリカの意向一つでいつでもソ連をやれるって状況にするはずだったのかな。
 でもその部品は行方不明になり、開発した物理学者、ベイリーも当時フランクらが警護
していたにも関わらず、車に仕掛けられた爆弾で暗殺されてしまったらしい。
 それで今ネットに情報が流れたもんだから、警護に関わっていたフランクとマーヴィンが
核爆弾を持っている、もしくは関する情報を持っていると思われ、情報を聞き出すのは
骨だから殺して爆弾を使えなくした方が早い、と判断されたのでしょうかね。
 
 さて、その情報をネットに流した人物ですが、ウィキリークスにあげられた書類を見て
フランクは、カエルという人物の仕業だと気づく。
(書類についていたシミ→ビンのようだ→ワインボトル→カエルというワイン好きの武器商人が
いた、という推理)
 そこにマーヴィンへヴィクトリアから電話がかかってきて、フランクの暗殺を依頼されたわ、
気を付けて、というわけですよ。
 いやあのヴィクトリアさん、お忙しいのは分かるのですが、死体の証拠隠滅処理をしながら
そういう電話かけるのって…いいですけど…。
 さらにヴィクトリアは、アメリカはハンを雇った、と告げる。
 まあこういう電話をしてくること自体、ヴィクトリアは二人がナイトシェードには関わってないと
踏んでるからこそのことでしょうね。
 で、ハンはフランクをかなり恨んでるらしい。
 過去ムショ送りにしたことがあるみたいですよ。
 
 その頃ハンは自家用機にのってて優雅に秘書か部下か知らんけど、20年も使われて無い
偽名でニュージャージーのホテルにチェックインがあったことを突き止めてた。
 もうここまでフランクの動き読んでるのはさすがですね。
 んで飛行機を待機させて、楽な仕事だなーとそのホテルの、フランクらの真上の部屋に
入るのだけど、もう彼らはいなかった。
 さらに彼の飛行機盗まれちゃった。
 念のため飛行機に仕掛けていたカメラの映像見ると、フランクがめっちゃ覗き込みながら
奪ってく様子が映っててすごい笑いました。
 つまりハンの行動は完全にフランクに御見通しで、彼はわざと昔の偽名を使っておびきよせ、
ハンが駆逐!駆逐!と言いながらホテルにルンルンで入っていった隙に飛行機でブーンって
わけですか。ひどいな。(待て)
 そういうわけで早くカエルを見つけないと、と言ってるフランクですが、カエルはワインに
目がないということで、高いワインで釣ろう、ということに。
 あれですよ、高いワインをネットで売りに出して、売れたとこから居場所をつかむっていう。
 
 サラの方は完全に観光気分なんだけど、ある店でフランクは変な女に会う。
 これは昔の恋人で、名前をカーチャ。
 サラがいても気にせずにフランクと恋人気分な感じで、サラがイライラしててこのあたりは
なかなか面白かったです。
 ちなみに彼女はロシアの諜報部員でもありました。
 マーヴィンも、昔付き合ってた頃はフランクは彼女が諜報部員だと知らなかった、とか、
彼にとってカーチャはクリプトナイトだって言ってて、サラをますますやきもきさせるのも
良かったですね。つまり彼女にはどうしても弱いってことか。あれだ、ルパンに対する
不二子みたいなもんなんでしょうね。
 で、カーチャは当然ナイトシェードのことで動いてて、ソ連に大量の兵器を仕込もうとして
いた真相をロシアは知りたい、というわけです。
 サラとしてはあんな女って感じだけど、フランクにしてみたらこれからの行動にはどうしても
カーチャの協力がいる、と。
 その頃ジャックらはパリからの通信を傍受してて、フランクらの狙いはカエルだ、と気づきます。
 
 カエルは昔ロシアのKGBの飲み水に毒を入れ、その間に機密を盗んで逃げるという
すごいことをしていたらしい。
 情報を持ちすぎてて危険で、アメリカもうかつに手が出せないと。
 …そのカエルさん、どっかの人達と情報売買の話を……あれぇリーマスじゃないですか!
やはり生きてたんですね!なるほど、リーマスなら情報を盗み出すのもわけない!シリウスは
どこですか!?(ハリーネタはやめろ)
 というわけで、ハリーポッターシリーズのリーマスと中の人が同じカエルです。(わかりにくい!)
 そんで彼が売りに出されていた高価なワインを買ったのを確認したフランクら、作戦遂行です。
 サラとフランクが潜入するんだけど、あれほど彼を見るなよと言われていたにも関わらず
バッチリ見るサラ。
 アホですか。この人はアホなんですか。
 カエル、サラにナイフを投げつけるものの、これはフランクがバシッととめました。
 それでカエルは銃を乱射して逃走。
 まあ魔法を使われなかっただけよしとしよう。←
 
 バイクを奪って逃げたカエルを追っかけるフランクのとこへ、車で駆けつけてきたカーチャ。
 ここのシーンめっちゃかっこいいです。
 車を横にドリフトさせて、自分は素早く助手席に移動、フランクそのまま乗り込んで走り出す、
みたいな。
 確か前回も似たようなカーアクションあったんですよね。
 これがやっぱかっこいいと思う、レッドシリーズは。
 で。
 このまま二人だけが追ってればよかったんだけど、カーチャに負けたくないサラが
小さな車でおっかける。
 マーヴィンがやめようよ…ってすごい弱気なのが笑えます。
 でも細い路地でガンッて感じで車体が挟まっててめっちゃ笑ったんですが、カエルが
2人を挑発して逃げようとしたとこへ、フランクがドンッて突っ込んできたのはさらに笑いました。
 容赦ねーなおめー。
 ってかライバル意識燃やすのはいいけど、元はといえば自分のせいだと思いだして
下さい、サラさん!

 そんでカエルは、キモいミッキー大好きなアメリカ人に協力なんかすっかよとバカにしてる
けど、マーヴィンが怒ってて。
「ミッキーはかわいい!」
 あ、そっちなんだ…。
 しかも面白いのが、拷問を加えようとした連中を見てられなくてサラが色仕掛けでカエルを
落とすんだけど、やったねって感じになってるのが面白かった。
 お前カーチェに張り合おうとして、フランク怒らせてるぞ…。
 まあそれはともかく、すっかりサラにまいったカエルは、ある貸金庫のカギを出してきました。
 ニンファドーラさん!おたくのご主人浮気してますよ!!!!

 フランクはこのあとサラをディナーに誘うんだけど、その前にカーチャから重要な話が
ある、と呼び出されてディナーまでに戻るとついていく。
 ところがどっこい、薬を飲まされて貸金庫の鍵を取られて自分は動けなくなったまま。
 サラらに助け出されたものの、すっかりおかんむりですわ。
 でもマーヴィンはそうなることを読んでいて鍵をすり替えていた。さすがです。
 このあとすぐ銀行に行くかと思いきや、サラめっちゃ買い物してた。
 ああ、お詫びに買い物へつき合わせたわけか。
 そのあとタクシーでホテルに帰って行きました。
 ホテルに歩いて帰る道すがら、マーヴィンはフランクに、ちゃんと言えという。
 自分と一緒にいると危険だと。
 まあサラは絶対きかないでしょうが、命を守るためには自宅待機しててもらった
方がいいわなぁ。でも彼女の場合、勝手に行動して人質になりそうな気もする!
 このあと二人が話しながら歩いてるのだけど、ハンの襲撃に気付いてすばやく回避。
 さらに、マーヴィンが持ってたダイナマイトでマンホール爆破して下に逃げるのは
さすがだなあと思いました。
 つかハンも世界一の殺し屋ってわりには仕事大雑把だなぁ。

 そんで何とか逃げ出して銀行の貸金庫にきた二人。
 カーチャに渡したのはあるテログループの貸金庫の鍵だそうで、それを使えば当然
張ってる警察が来るでしょうから、案の定二人がいった頃にはカーチャ逮捕されて
連行されていくとこでした。てかなんでそんなものをもってるマーヴィン。
 でも彼女は1時間もすれば解放されるので(一応ロシアの将校だから)、早めに
仕事を済ませないといけない。
 それで資料を探しているとMI6の報告書が出てきて、ICEとして監禁している人間が
いるということがわかる。
 ICEというのは、隔離が必要だけれど殺してはいけない人物という意味だそうです。
 それで急きょイギリスに向かった一同の前にヴィクトリアが立ちふさがる!
 マーヴィンが電話したらしい。
 ふざっけんな!
 まあ彼としては、ヴィクトリアに信用があったからだろうなあ。
 そういうわけで彼女は、前もって用意していた死体を車に乗せて、フランクらが
死んだように見せかけてくれたわけです。
 それでも追手の目をごまかせるのは24時間ということで、彼等は急ぎその監禁されて
いる人間のとこに行くことにする。

 その頃ジャックはカエルのとこにきてたけど、彼は先に毒を飲んで死んだらしい。
 ここでも死ぬ役なんか…。
 あと何が入ってるかわからんのにワイン飲むなよジャック…。毒仕込んでたらお前も
死ぬんだぞ。馬鹿か。

 さてICE指定されている人物とは誰なのか。
 ちなみに収容されている施設は精神異常者のための施設なので簡単に入り込めない。
 というわけでヴィクトリアが患者になって潜入っていうのはちょっと笑いました。
 しかも、電子ロックを解除しようとしてうまく開かないってヴィクトリアが言ってたら、
フランク、ノックして向こうから開けさせた。
 あ、それが早いですね…うん…。
 そして監禁されていた人物というのはベイリー博士その人でした。
 フランクらが警護に失敗、暗殺されたと思われていた人物です。
 ところがこのフランク、32年もの監禁生活でボケきっていた。
 ただなぁ…何となくこの時点で、ボケてるのはフリではないかなぁと思ったんですよね。
そんなに簡単におかしくなるもんかなぁと。
 まあ32年間ってのは途方もないでしょうけどね。
 そういうわけでなぜ死んだことにされたのか調べて欲しい、とヴィクトリアに言うフランク。
 彼女がえらい文句言ってたから何かと思ったら、一旦捕まらないといけないかららしい。
 これは大変だなあ。
 この後彼女は上官から真実を知らされます。
 これがテロリストに渡ったらモスクワが吹っ飛ぶ、最悪の事態になると。

 一方フランクらはベイリーを連れて脱出。
 ロシアにいったら傭兵に囲まれるんだけど、あのイヴァンのとこだった。
 よかったー。
 そんで、ベイリーに兵器をどこに隠したか聞くのですが、街中ウロウロしてたらまた
ハンがやってきたよ。
 つーかロシア警察よぇぇ!KGB呼んでこないとダメだこれ!もしくはプーチン呼んでこい!
 何とか撃退して逃げた一同、昔ベイリーが使ってた隠れ家みたいなとこに来ました。
 うん、マーヴィン、32年前に博士監禁されたんだから、その時代から放置されてる
食い物を食うのは危険だと思うの!
 それで記憶を取り戻したっぽいベイリーから、兵器を隠した場所を聞かされる。
 それは、クレムリン宮殿……なんでそんなとこに隠すんだよデコスケ!
 むしろ隠しに行く方が難しいだろうが!
 なんか秘密の入り口があるらしいですよ。
 ところがその場所はピザ屋になってたので、彼等はそこのトイレから潜入ですよ。
 ピザ屋が気の毒すぎるだろ…。
 
 ヴィクトリアの方はやばいのはフランクらだと気づいて、人工皮膚に隠してた道具で
手錠を外し、こっちも脱出。
 さすがですなぁ。
 
 んで、クレムリンに忍び込んだ一同。
 サラには制服を着させて「ガスが発生しています。修理工を呼んでいます」というロシア語を
覚えさせ、見張りとして立たせる。
 フランクらは兵器を探しにいくという手筈で。
 ただし、カーチャらがもう潜入に気づきました。さすがです。

 ベイリーは隠した部屋にいって、探してたパイプがあった、と大喜び。
 それはいいから兵器どこだよおっさん。本物のダ・ヴィンチになるくらい頬そげおとし
たろか。
 まあその下のケースにあったんですけどね。
 赤い彗星という名らしいです。
 シャアが来る!
 まあなんか核よりやばい兵器なんかな。知らんけど。
 そこにカーチャが来るわけですがフランクは彼女を説得して味方に引き入れて脱出ですよ。
 一度前に彼女は、フランクのことを思って家にきたらしいです。その時のことを話した
わけだけど、なんかいい関係ではあるなと思いました。
 まあサラが見たら激怒だろうけど。
 そのサラはと言えばロシア将校にナンパされて、ロシア語わからないからピンチだったので
キスしてごまかしてて、そこに帰ってきたフランクが激怒して将校殴り飛ばすという展開で
めっちゃ笑った。
 
 んで脱出した一同ですが。
 フランクにヴィクトリアから、博士はやばい、兵器をモスクワで爆発させるつもりよと
電話が入る。
 ところがその時には既にベイリーが拳銃突き付けてたわけですよ。
 彼はおかしくなってなんかいなかった。
 ロシアを破壊するためこの時を待っていたというわけですか。
 ジャックも乗り込んできたし。
 こいつらグルかよ。
 ちなみにあのナイトシェード計画をネットに流したのもベイリーで、看守の携帯を盗んで
やらかしたらしい。
 フランクならカエルを見つけるだろうと思ってたわけか。
 つまりは、機会が整うまで待ってたというわけですね。
 監視の目もごまかすためにおかしくなったフリしてたんだろうなぁ。したら油断も
生まれるし。だからネットに情報流せたんでしょうね。
 こいつは用意周到だなぁ。
 彼らは兵器をもって逃げる時にカーチャを射殺。
 フランクが殺したことにするつもりらしい。
 てかこのシリーズ毎回誰かひとりメインキャラが死ぬのな!
 
 ところがそれで脱出したベイリーだけど、今度はジャックに裏切られた。
 兵器を取り上げられ、また幽閉されるっぽいです。
 馬鹿だなこいつと思ったけど、ここまで用意周到な計画を練ってるベイリーが何の手も
もってないはずはなかったですね…。
 
 で、フランクらは射殺されそうになってるのだけど、これを助けたのがヴィクトリアでした。
 しかも狙撃してる横で寝転がってるイヴァンが「あーん何しててもうちのダーリンかわいい」
って感じでめっちゃ面白い。私このキャラ好きだなぁ。
 からくも助かった3人だけど、ヴィクトリアが「滞在2日目にして銃殺されかけるなんて!」って
プンスカしてて笑える。

 一方その頃ベイリーはというと、仕込んでいた解毒剤を自分に打ったあと神経ガスをばらまき、
兵器を取り返してました。
 そして彼はロンドンのイラン大使館に亡命した。
 おーっとこれは下手に手が出せなくなりましたな。
 急いでロンドンに戻らないといけないわけですが。
 3人が飛行機に乗り込んだ後フランクがぶらっとしてたらハンに襲われた。
 こいつも大概しつこいな!
 ここでフランクはハンに、自分の正義のために今は力が必要だ、協力してくれ、と言う。
 核爆発から世界を護らないといけないと。
 自分の持ってた銃を渡してハンに言うから、自分も自分なりの正義を持っているハンと
しては彼を信用することにした、と。
 ここはなかなか面白かったなぁ。
 あとハンがセレブのクセにやたら飛行機のこと気にしてるのも面白かったです。ケチくせーよ!

 飛行機に乗って談笑してた3人、フランクの後にハンも乗り込んできたのでギョッとなってた
のは面白かった。ヴィクトリアもマーヴィンもサッと銃を構えてたのはさすが。
 ってかよく考えたらこの飛行機、ハンのだったよなぁ。

 そういうわけで一行はイラン大使館への潜入を決行。
 サラが重要な役どころになるわけで、まあ最初失敗した挽回をしてもらわないとねって
感じでしたが、開き直ったサラはすごかった。
 フランクとサラがケンカしてフランクが出て行き(出たフリをしてヴィクトリアらと見張る)、
サラが泣いてたところに、だらしなく鼻の下を伸ばして近づいてきたのがイランの大使。
 オメーなにしてんだよ…。
 で、サラは遅行性の毒を撃って彼を脅し、「大使館に戻ってイランの女性差別への
抗議文を書くのよ!」と
 大使、それだけ!?と言ってたけどそれだけなわけなかろう!潜入が目的に決まってん
だろうが!←

 ちなみに乗り込んだ車の運転手はヴィクトリアでした。
 そういうわけで大使館に戻ってきた大使と、一緒に入り込むサラ。
 一方でマーヴィンが亡命をしたい、と大使館にいって中に潜入、トイレに仕掛けをして
爆発させる。
 きったねぇ絵面だな…。
 あ、ちなみにサラが中に入ったのは、当然持ちこみ検査をされるマーヴィンに、爆薬を
渡すためもありました。これはかっこいい。
 そしてサラは大使に金庫の場所を聞いて何やら中から取り出してました。
 
 で、トイレが爆発したのを受けて、フランクらは修理工として潜入。
 サラが金庫から取ってきたのは、博士が収容されている部屋への鍵だった。
 ところが中に入ってみると博士は連中殺して脱出した後。
 博士はジャックらともイラン大使館とも協力する気はなかったっぽい。
 …何のためにここに来たんだよおめーはよ。
 単に兵器を起動させて置き去りにするため?
 ロシアを吹っ飛ばすとか言ってた話はどうなってんだ。ここロンドンだぞ。
 まあ次はワシントンといってたから、各国でやらかすつもりなんだろうけど。

 ハンが装置を止めろ!と言ってて、あわてふためくマーヴィンが指圧でか!とか
言ってたの笑った。
 なんかマーヴィンがやらかした、みたいな感じになってるし…。
 とりあえず持って出るんだけど、ヴィクトリアに「もう装置起動してるわ」って言うと
彼女が銃を構えて中に入ってきて、脱出するのに手を貸すのは面白かった。
 ってかマーヴィン、弾を兵器入ってるケースで防ぐな!あぶないだろうが!
 ところがこのドサマギで、サラがベイリーの人質に取られてしまう。
 …何してんだよお前は…。
 あわてて追うも逃げられてしまい、ハンが車を出してきてヴィクトリアを
載せていく。
 フランクとマーヴィンはヘリで追うことに。
 ここでのカーチェイスもさながら、ヴィクトリアの銃打つシーンもめっちゃかっこ
いいです。CMに使われてたやつ。
 カーチェイスはトラックの下に隠れたりするのがすごかった。
 
 ちなみにフランクらの方はマーヴィンがテンパってコード切りまくって結局
止められないというすごい展開に。
 さらにヘリ落ちた。
 あれで死なないのがすげーよ!さすがジョン・マクレーンだなおい!
 ヴィクトリアが、死んでないだろうと確信してるようで「兵器抱えて落下しないで」
とすごい迷惑そうに言ってたのが笑えた。

 ベイリーの行き先が空港と知り、彼等は空港にやってきたわけですけども、
ハンの飛行機の中にベイリーはいた。
 彼はサラを離す代わりに、その兵器をもって降りろというわけですな。
 そういうわけでサラを取り戻した代わりにベイリーは飛行機で飛び立ってしまい、
ヴィクトリアやハンは悔しがる。
 でもフランクがしれーっとしてて。
 さらにヴィクトリアを抱きしめてあげたマーヴィンが耳をふさいでたので、ははーんと
思ったんですが。
 フランクはケース「だけ」をもって降りてた。
 兵器は飛行機のダストボックスの中に入れてたんですな。
 皆の前で飛行機は赤い閃光とともに大爆発。
 なるほど、これが赤い彗星と言われるゆえんですか。
 ともあれ、解決して良かったよか「あれは俺の飛行機だぞ!30億だ!お前の殺しは
20億だ!ぶっころしてやる!」
 あーハンさんブチ切れです。
 フランクが「いいやつだ」ってサラに言っててその後ろ姿に「本気だぞ!」って言ってる
ハンが面白かった。
 こういうギャグキャラの方がGIジョーよりいいなぁ、イさんは。

 それはさておき。
 また仕事がある、とフランクはサラにいい、連れていくんだけど。
 おい、なんか銃乱射してんだけど。
 それがヘンテコなカッコしてるマーヴィンの頭の上の果物打ち抜いたんだけど。
 何してんだよおめーらはよ!
 あぶねぇよ!

  


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