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超高速!参勤交代 リターンズ |
9/26鑑賞
面白かったんですが…前回よりちょっと話を大きくしようとして、とっちらかった印象は
あるかなあ、とは思いました。
逆に、道中のトラブルを解決しつつ帰っていたら、藩取りつぶしになりかねない大きな
モメごとが起きる、くらいのがよかったかも。
上様暗殺にまで話もってくと小さな藩がどうのって問題じゃなくなるからなあ。
まあでも、前作がおもしろかった分期待しすぎたのもあるので、悪いってわけではないです。
公式サイトで実は信祝も走ってる図が好き。陣内さんこういうの好きそうだからノリノリ
だっただろうなあ。
前作はこちら
超高速!参勤交代
さて時は1735年。
前回の参勤交代を終えて帰ろうとしていた内藤に、家老の相馬が困ったことになったと
言い出した。
行きの金しか考えてなかったから、帰りの金がないらしい。
…江戸屋敷にたくわえは…この貧乏藩ならないか…。
で、お咲がカゴを降りて皆で走り出すの笑えました。
そして一月後。
徳川吉宗が、家老の松平輝貞に、よろしく頼む、と言ってる。
家康を奉った日光東照宮に行くらしいです。
要するに神格化された家康にお参りってことですな。
その行事はくっそ金がかかるから今までの将軍はやってなかったけど、吉宗の代で
復活させたらしい。
倹約してた割にこういうことには金使いすぎだろ…いいけどさ。
13万人もの人を動かすので、午前2時に先頭が出て、最後尾が出るのは午前10時だった
そうです。
マラソンでももっと早く最後尾出るぞ。(マラソン違う)
なお前回たくらみがばれて蟄居していた松平信祝ですけども、日光へのお参りでご赦免が
出て、蟄居を解かれることになったそうです。
輝貞のおいだったから、吉宗も考慮したとか。
こんな悪を野に解き放っちゃいかんよ…。
早速こいつは復讐に乗り出すのでありました。
湯長谷藩では村人たちが、殿はいつ帰ってくるかな、5日で江戸までいったらしいが、
という話をしている。
真田丸の佐助も2日でえーと…どことどこ往復したか忘れたけど、頑張ったから本気になれば
何とかなるよ!
それはともかく、畑仕事を皆がしていると、変な連中がやってきた。
村をメチャクチャにし、田畑を踏み荒らし、米を持っていくんですな。
これはひどい…。
てかニワトリが危なくてヒヤヒヤしたのでもっと安全なとこに離しておいてよ。
そんなことがあったとは知らない内藤らは、あらためてお咲との祝言の場を設けていました。
といっても簡単なものですが。
一月の間地元でいろんなやり方で金をためて稼いだらしいですよ。
お咲を身請けするため30両が必要だったらしい。
さすがですね。
でも失礼ながら、持て余してたわりにはぼったくるな…。
一方で内藤はまだ閉所恐怖症が治ってなくて、前作のトイレの戸をあけたまま用を足してるシーンを
またやってて面白かった。
んで皆が盛り上がってて、お咲が少し遅れてやってきていると…。
お咲はここで、増田とか今村が「内藤の親類があんまよく思ってないらしいな。飯盛り女じゃな」
と言ってるのを聞いてしまった。
軽々しくこういうとこで言っちゃうのもねえ。
そんなこともありつつ、改めて祝言が始まろうとしていたら、江戸屋敷家老の瀬川があわてて
飛び込んできた。
湯長谷藩で一揆がおこり、それに対して幕府がお目付け役を派遣した、あと2日でつくから
それより早く帰って何とかおさめないとまずい、というのです。
お目付けが2日でくるのか!と思ったんだけどよく考えたら、ひと月逗留していたわけだから
その間に一揆が起こってお目付け役が出発していたとみるべきか。
知ったのが遅すぎるんでしょうな。
そういうわけで一同大いに慌てる。
内藤は相馬に知恵を出せという。
相馬は、もう荷物もなんも持たず、ずっと走り続けてつくしかないでしょう、それでもギリギリ
ですが、という。
途中関所があるとこでは人を雇うしかないが、と。
参勤交代は行きだけでなく、帰りも重要なので(これが「交代」の部分)、しくじるとマジで
やばいというわけです。
まさしく、「家に帰るまでが遠足です!」か。
まあでも行きと違って稼いだ金はあるし何とかなるのでは…。
お咲が、私はここで働くから30両返す、それで早く帰ってというけども、内藤が、そんなことを
考える奴はここにおらん、というのが良かったですね。
そういうわけであわてて支度を整える一行。
早速出発します。
ここの街中のセットは「殿、利息でござる!」のとこですな。
この一行を見ている忍者がいました。
どうやら最初から見張られているようですな。
さて1日目。
海岸走ってるけど、砂浜は走りにくいので、波打ち際から離れた方がいいのでは…。
でも飛脚より速かったのは笑った。
あ、お咲は瀬川に託されていたんですけど、4人駕籠という、結構速い駕籠に乗って帰る
ことになりました。
信祝は絶対殺すリストみたいなんを作ってると見えて、紙で人形作って名前書いてた。
性格がやらしいなお前はよー。
で、柳生幻道という人が、内藤らが出立したと知らせてくる。
ああ、あんたエヴァの…←それはゲンドウ。
そんなことが起きているとは知らない内藤ら、川を船でわたってるんだけど、ヘタこいて
船が沈んで(しかもボロ船だったらしく内藤が水をくみ出していた)、泳げない相馬がおぼれた。
これを助けようと鈴木がいくのだけど鈴木に丸太が直撃して鈴木は流されてしまいました。
こうして鈴木は(魚の)スズキとなったとさ。どっとはらい。(違う)
内藤は、鈴木ならきっと生きている、ここで止まっていられないから急ぐぞ!と走り出す。
見捨てたというわけではなく、優先事項をきちっとわかっているいい殿さんですなあ。
さて。
えー20人くらいだっけ?現地でかき集めた人らを使って100人に見せかけることが
必要だそうです。
これで打った手がおもしろい。
まず、サルと相馬が、関所のとこにいって、これは上様からいただいたサルだ、と適当な
こと言って注意をこちらに惹きつける。
もうね、何か言われたら「黙れ小童!」でええやん。(そのドラマではもう出番終わりました)
さらに、行列は黒い布を笠から垂らして顔を見えなくする。
これは、日光東照宮に上様が参拝しているから、家康公の喪に服しているのだ、と
適当にごまかしました。本当は人形が混じってるのをわかりにくくするためだろうな。
さらにさらに、わざと列を横5列にして、いっぱい人がいるように見せかける。
んで、「道中これを拾った」と、春画のようなものを見せるんですね。
あ、これサザエさんでカツオがノリスケにやってた手だ(笑)。
役人が自分が処分する、自分が自分がとモメてる間に、一行を立ち止まらせて、
かなりの列が通り過ぎたように見せかけ、役人が、春画ではなく相撲の絵だとがっかり
して前を向いたところで、後ろの一行が通り過ぎたように見せる、と。
すばらしいですな。
江戸では、湯長谷藩の一揆について、あれくらいの小さなもんなら見逃してもいいじゃんよ
という話をしていたんですが、そこで復帰した信祝ですよ。
どんなもんだろうが一揆は藩主の失態だろうが、湯長谷藩は取り潰せーと言ってて
それが通ってしまうわけですよ。
代わりに治める人間としてうってつけの者がいる、とも。
輝貞が心配な顔をしていました。
エリート道を歩いていた信祝が、湯長谷藩の件で失脚したのを、多分同じ老中らだと
思うんだけどバカにしまくっていたら次々襲われた。
こんなんしたら自分が犯人だと言ってるようなもんだと思うんだけども…。
吉宗がいない隙を狙ったんだろうなあ。
しかし信祝は、内藤らが大沼を過ぎたと言う知らせを聞き、早いなと焦る。
あと、報告してきた幻道に、湯長谷はくれてやるという。
尾張柳生一派に治めさせようというわけですな。
武骨な武士やってきたやつがそんなことできるかよ。
バカか。
さて2日目。
内藤らは次の関所にきたんだけどここで、自分らの人相書きが出回っているのを発見する。
これでは通り抜けられないということでまたまた相馬の出番ですよ。
死人ということにしてタルの中に何人か入るんですね。
CMのやつこれかあ。
つーか死体役なんだから動くなよ。
中から出されて内藤が起き上がろうとしてて笑ったわ。
相馬らは、「コレラで死んだのだ、触るとうつるぞ」とかいって脅してる。
サルがキーキーいってバレそうになったんだけど、タルを内側からこする音に役人が
びびっていたの面白かったなあ。
そういうわけでなんとか超えましたよ。
タルの中に入るのに、「死人」が動いて入っていくのも笑いました。
ドリフか!
信祝は松平家の…誰だこれ。
宗春?しらん。
まあいいや、そいつのとこにいって、吉宗いなくなったら次あんたが将軍だからね、とゴマすってました。
どうでもいいけど後ろ、刀持ってる子が刀持つ手フルフルしててすげー気になって、会話が頭に
入ってこなかったよ…。
吉宗のところに、信祝が不穏な動きをしている、という一報が入ってきますが、吉宗は
「江戸には大岡がおる」と。
かっけーですな。
この関係は、昔の時代劇の「大岡越前」ベースですのう。
(史実では、大岡と吉宗はそんなに接点はなかった)
鈴木ですが、川下に流されていたようで。
目を覚まして走っていくんだけど、なんかメモあったけどこれは誰のだろう。
雲隠がやったんかな。
内藤らは森の中を走っていますが、ここで忍者とごろつきに囲まれた。
彼らだって武士ですから、相当に強いわけです。
内藤の殺陣もかっこいい。
ここでさらに強い忍者が現れた。
内藤が仮面を切るとなんと、雲隠。
彼は参勤が終わった後内藤らとわかれて家族のもとにいってたんだけど、そこで人質を
取られたんでしょうねっていうか、奥さん出てこなかったけど奥さんは殺されたのか?
雲隠だったと知り内藤は、数々の流派を学んでいるが、仲間を切る剣は持ってない、と
刀投げ捨てるのが面白かったな。
雲隠の娘が刀を突きつけられて人質に取られているのを理解した皆も、次々刀を捨てる。
段蔵は裏切ってねーぞ!というのも良かったな。
んでサルが大活躍ですよ。
相馬が娘を保護して、サルが刀を拾ってよこして形勢逆転みたいな。
そうしてなんと彼らは奇跡的に2日で湯長谷藩にたどり着いたのですが。
つくのが早いからおかしいと思ってたんだわ。
城は何者かに乗っ取られていました。
話を聞くと、尾張柳生のものとなった、湯長谷藩はお取りつぶし、改易となったと告げられる。
お目付け役はもうとっくに帰ったらしいです。
早すぎておかしいな。
で、話をしていた忍者が、内藤だと気付いて大騒ぎ。
一行あわてて逃げました。
そうしたところに、福田という、留守預かりだった人がやってきた。
一揆に対する沙汰が異常に早かったようですね。
信祝はうまくいったわーって感じで報告を聞いてて、んじゃ自分も湯長谷へ行くか、
行って直接内藤に切腹申し付けたるわーとホクホク。
むしろ江戸におらん方がいい、と。
この話をしている坊主は森という男。
柳生と通じてるやつです。
老中暗殺をやってた奴みたい。スイカみたいな爆弾作った人か。センス悪いよ。
江戸屋敷の方も湯長谷藩叩き出されまして。
いわき藩に身を寄せることになるのですがただ一人、秋山は絶対に許さんみたいな感じで
琴姫に自分の脱藩状を渡し、ある場所に向かうのでした。
彼が向かったのは大名屋敷だったのですが、そこでとある男に声をかけられる秋山。
赤羽さん!ダメな電化製品を売ってた赤羽さんじゃないですか!(ととねえちゃんの設定は忘れろ!)
大岡忠助でした。
湯長谷では、内藤らは村の一角に身を寄せていた。
城の女子供は城内に閉じ込められているみたいです。
そのやぐらが映るんだけど、奥方はさすが堂々としたもので、荒木の嫁さんとかもしっかりしてて
頼もしいなと思いました。
相馬の奥さんはちょっとアレな感じで怖かったけど笑った。
内藤は話を聞き、一揆をおこしたのはこの村の人間ではなく、村人にふんした武士であったことを
知ります。
おそらくそれをやったのは信祝だろうと。
んでそこに雲隠がやってきて、ちょっと城調べてきます、と出ていく。
今まで信祝はあちこちの藩で、雇った連中にわざと一揆をおこさせ、大事にしたくない大名を
脅して金をとっていたらしい。
腹立ちますな。
大岡は秋山から話を聞き、事情は分かったが市中での騒ぎはこの大岡が許さん、とわざと大声で
言っていて。
秋山を手招きして、自分も信祝を調べていたみたいなことを明かします。
なるほど。
村を見に行った内藤は、想像以上に荒らされまくっていて驚きます。
村人がやってきて、殿がいない間にこんななった、米ももっていかれた、どうしてくれると
言ってるけど、そんなん内藤のせいじゃないからそんなこと言われてもなあ…。
ここでお咲と瀬川が合流しましたよ。
江戸では信祝ら一行が出立していました。
それを見ていた森。をさらに見ていた大岡と秋山。
森の後をつけたつもりが秋山、自分たちがつけられている、これはワナだと気付く。
さすがですね。
っていうか武士に気付かれる忍者ってどないやねん。
秋山が、もし自分が死んだら琴姫に、好きでしたと伝えてとか言ってたけど、大岡がすっぱり
断ってて笑った。自分で言えと。
そりゃそうだ!
で、秋山は自分が追っ手を引き付け、大岡は森を追っていきます。
この殺陣も迫力あっていいですよ。
秋山は倒した忍者があるメモを持っているのに気付きました。
大岡の方は、森が爆弾投げつけてきたんだけど、それをよけつつ十手を投げて森を倒す
という、どこの時代劇だよという捕り物を。(これも一応時代劇なんですけど)
秋山がかけつけてくると、久しぶりに十手を投げたが当たってくれてよかったとか言ってた。
うぉぉぉい!!!
水路が壊されて田畑に水をひけなくなったので、湯長谷では昔使っていた井戸を探し出して
いた。
ただこれ、相馬が落ちるというエピソードに使われるというだけだったので、この後は特に
出てきません。
誰も落ちた相馬を助けないで立ち去ったのは笑いました。
井戸に落ちて死ぬ例もあるから助けないとダメだ!
貞子が出てくっぞ!
山の中にある風呂に、柳生側の諸坂が入ってるんですよ。
柳生一派に襲われた時に、荒木と手合せした人です。太刀筋から荒木は柳生一派だなと見抜いた。
湯長谷は自分らの領土になったからさっそくこれ見つけて入ってたんだろうな。
そこへ荒木が偶然やってくる。
まあ湯に入ってるわけだし、今は戦う理由もないので2人並んで入るわけですが。
諸坂は、大名になりたがっていたことについて、江戸の柳生一派に比べ、尾張はずっと
日陰だったから、ここらで表に出てもいいだろということらしい。
荒木は、この藩は貧しいし、参勤交代大変だぞ、お前剣の腕を究めればいいのにと言う。
諸坂自体はそんなに出世欲はないんでしょうね。
幻道らがすごい積極的に進めてる感じだったし。
豪傑も権力に目がくらんだらおしまいよのう。
諸坂は、今はもう剣の時代じゃない、と。
藩も本当はどうでもいいと言ってます。
時代の流れに任せる感じなのかな。
さて。
炊き出しをやってますよ。
村人がわいわい楽しんでいたら、まーた柳生一派がやってきた。
皆をかばってお咲が連れていかれてしまいました。
一方畑には、ここを道場にする、と柳生らが杭を打ち込んでいました。
内藤のとこに雲隠がやってきて、明日大名らは打ち首だと知らせてくる。
さらに子供が、畑が荒らされていると知らせてきた。
民を泣かす公儀などいらん、と内藤ブチ切れですよ。
城を取り返すと。
お咲がさらわれたことも知らされ、いよいよ内藤と愉快な仲間たちが立ち上がる!(言い方)
大岡の方は森をお白洲に引っ立てていました。
森は、自分を解放してくれたら口利きをして昇進させてやるよと言う。
ここで大岡がすごいんですな。
自分もお偉いさんと知り合いだけど、その人よりお前が知ってる人は身分上なのか、
そうじゃないと意味ないんだけど、ちなみに俺の知ってる人は信祝な、と森に言う。
すると森は、「なんだ俺と同じじゃん、俺も信祝様と知り合いだから口きいてやれるよ」と。
語るに落ちるとはこのことですな。
ひっかかってやんのザマー。
んで、ここで秋山が、なぜ森が湯長谷藩にいかなかったか分かったとメモを見せてくる。
徳川吉宗を旅の途中で暗殺する企てがあったんだ、と。
あのメモは道中の場所を記したものでした。
なるほど。
話がでかくなりましたな。
信祝が湯長谷に出かけ、むしろ江戸にいない方がいいと言っていたのも、要するに
アリバイつくりのためのものなんでしょう、と見抜いた2人。
さすがです。
柳生に乗っ取られた湯長谷の城に、下っ端が「いわきまで信祝がきたんだが、内藤らの
抵抗にあっていて、手勢が欲しいと言っている」と知らせてきました。
幻道らは急ぎ馬で向かいます。
代わりにこの下っ端、中に入ったのですが、それは雲隠でした。
さすが。
外からは今村が包丁を先に括り付けた槍を城のやぐらに放つ。
奥方がパッと見張りらを倒していくのかっこよかったなあ。
その間に荒木の奥さんかな、やりにつけられた文を読んでいた。
さらにこのやぐらには武器がかくしてあって、柳生らバカなんかな…と思いました。
調べもせずにここへ押し込んでいたのか。
まあいいけど。
そういうわけで女性陣が立ち上がり、柳生相手にしつつ、門に刀をそろえて、内藤らが
入ってくるのを待っていてかっこよかったです。
荒木は奥さんに今まで何したって文句言われてて笑える。
ところがここで事態に気付いた見張りみたいなんが、火薬を打ち上げて幻道に知らせやがった。
内藤、捕えられていたお咲を救い出すのですが。
ここでいい雰囲気になってて、雲隠が、早くしてくんねえかなみたいな空気出してて面白いです。
しかも、忍者に襲われて大変な時にお咲が「私のことどう思ってるのか言って!」とか言い出し、
内藤が戦いながら「ここでか!」と。
すんげー面白い。
定番ではあるけどこういうやりとり好きです。
しかも内藤、忍者に逆切れして「うるさいわ!」って倒したし。
余裕あるなお前…。
お咲を雲隠に託し、内藤は走って行きます。
戻ってきた柳生連中に襲われていた女性らを今村と増田がかっこよく撃退しようとしてるん
だけど、やっと戻ってきた鈴木にいいとこ奪われていて笑った。
鈴木が、矢を跳ね返す鎧きてる相手にどう戦うのかと思ったら、ドリルのついた矢をうってました。
なんだあ、挑発されてるから額ぶち抜くのかと思ったんだけど。まあいいや。
荒木は諸坂と対戦していました。
で、諸坂負けるんだけど、幻道が柳生の恥さらしがとか言うわけですよ。
殺そうとするのを内藤がかばった。
柳生のために戦った仲間になぜこんなことするみたいに激怒してる。
火縄銃で囲まれてピンチだったんだけどなんと、幻道を諸坂が始末した。
誇り高き柳生の言うことか、みたいな。
目先の出世欲にとらわれて、柳生の名を汚すようなことは許さんというわけです。
それで尾張に帰るぞ、と。
かっこいいですね。
でもあの、火縄銃は火をつけたら発射されてしまうので消された方が…あぶねえよ。
信祝のところに、湯長谷藩の城が内藤らに奪い返されたという報告が入ってきます。
激怒した湯長谷藩は謀反人として内藤を討つと大軍を差し向ける。
つーかおめーこれどこで用意したんだよ…。
内藤は自分についてくると言ってくれた相馬らとともに、たった7人で戦う決意をします。
7人の侍か…。
ここの合戦はなかなか面白いですね。
人が少ないなりに雲隠も頑張ってたし。
ただどうしても多勢に無勢。
となった時にですね。
内藤が信祝に、うちの藩こないかって言い出してきて面白かった。
人に裏切られてばっかりだったんだろ、だからうちこいや、みたいなの。
もしも信祝がここにきてたらまた変わったかも知れませんなあ。
つーか後での話なんだけど、吉宗が左遷みたいなこと言い渡してたけど、せっかくなら
ここに来させたらよかったかも知れないね。
能力だけはあるから、人との付き合い方覚えたらいい政治家になれそうだったんだけど。
毒気を抜かれたのか柳生一族は帰って行きましたね。
ドサクサに紛れて松平の兵も帰ってる気がするんだけど。
しかも、村人らが手にくわだのすきだのもってきてて、やっぱ内藤は慕われてるなあと思いました。
ともあれそういう話をしているところに大岡がやってきた。
吉宗暗殺計画の件もう知れ渡っていると。
あと松平輝貞もやってきて、お前の権限取り上げて左遷すっから、と吉宗からの沙汰を知らせました。
吉宗を守ったとして松平輝貞は内藤をほめたたえ、何か望みはあるかと聞く。
内藤は、願いはただ一つ、この湯長谷藩の田畑をたてなおしてもらうことです、という。
しかとやる、と輝貞は約束しました。
吉宗の願いでもあると。
いいですねー。
そういうわけで長かった湯長谷藩の参勤交代は終わりました。
田畑も少しずつ戻され、皆で飯を食べ、じゃんがら念仏踊りが催され。
お咲が戸惑いながらもその中に入っていくのも良かったですね。
まあさすがに続編はないとは思うけど、ギャグをベースとしながらも、ちゃんと殺陣もやってる
いい時代劇だと思います。
多分花鳥風月→金田一、コナン的読み物ページ→映画の感想レビュー→超高速!参勤交代リターンズ