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デスノート |
11/16鑑賞
内容がつまらなさすぎて、途中で帰ろうかと思った映画は久しぶりだ。
これを端的に表すなら、「頭の足りない子らがデスノートの取り合いをして結局皆
失敗する話」ですかね。
感動もなにもない。
あー、まあそうなるよね、くらいしかなかった。
こんなものがデスノートの続編だとか言っちゃいけない。
作者に失礼だ。
まだ、映画2作をつなげてカットしまくってひどい出来になった特別編の方がおもしろいですよ…。
続編やる気満々らしいけど、やめておいた方がいいと思う。
こんな出来を堂々公開されたんじゃ、もう次は誰も見ないと思うから。
この映画からデスノートに入った人は是非、映画2作のDVDを見て欲しいです。
スピンオフはまあどうでもいいけど。
前作はこちら
「DEATH NOTE」
「DEATH NOTE the Last name」
スピンオフ
「L change the WorLd」
さてさて。
冒頭のロゴ、デスノート仕様になってるのだけは面白かったですね。
この映画を初めて見る人のためにデスノートのルールが。
このノートに名を書かれた人間は死ぬと。
ノートの裏表紙とかに名前書いたらどうなるんだろう。所有者的な。
ともかく。
キラが大量殺戮を行ったので死神大王はとても喜び、人間界にデスノート6冊をばらまいて
さらに大量殺りくする奴を探せみたいなことを言った、というナレーションとともにデスノートが
落ちていきます。
お前そんなことやったら閻魔大王さんとこの鬼灯が金棒片手に殴りこんでくるぞ。
あの人タダでさえ働きづめで休みほとんどないのに。
1冊目が落ちたのはロシアでした。
ある真面目そうな医師が、とある老人の診察にいった時に玄関で拾った。
てかロシア人なのに英語で書かれたルール読めるのがすごいと思うし、何よりルール
びっちり書きすぎて読めねーわ。
原作のデスノートのルールはもっときれいに、段落つけて書いてあった気がするんだけど。
で、この老人はこれ以上生きたくない、と安楽死を望んでいた。
そこでふと医師は思いついてデスノートに名をかくわけです。
安らかな死をと。
そうして老人を見てみたら息を引き取っていた。
驚いたでしょうなあ。
筆記体でもいいのかよこれ。
ということはヒエログリフで名を書いてもデスノートは読み取れるのか…?(おいやめろ)
この後医師は死神を見たような表記があるけど、その死神の姿は画面真っ暗になって
見えず。
多分死神が見えたらこの後の仕掛け(デスノートがどういう経緯で誰にわたってるか)が
ばれるかも知れないのと、単に経費節約の意味もあるかも。
6冊ノート落ちたのに、出てきた死神3体だけだし。
ケチりすぎだわ。
医師は自殺希望者のサイトを見て、その人らの名前を書きまくっています。
死にたいなら死なせて何が悪いってことなんだろうけど、なんていうか…安楽死を望む
人を殺すのならともかく、自殺希望者のサイトがあるというのが不自然だし、そこに他人が
騙って掲載した分もあるかもしれないのに片っ端から書いていくこと事態、矛盾を感じるの
ですが。
あと、これがなぜか日本で報道されてるっていうね。
まあいいや。
なおキラ対策本部は時を経て、デスノート対策本部になっていました。
さらに、テロ支援国家も攻撃されたりする事態が起きていて、医師とは別に、犯罪をなくそうと
いう、キラ側の新しいデスノート所有者もいるようですね。
でもって。
Lの後継者である、竜崎という人間が日本に派遣されてきていました。
だからなんで日本なんだよっていう。
デスノート対策本部が日本だけにあるっていうのも変な話だし。
もうここらの設定からしてグチャグチャなんだよね。
明らかにデスノート所有者が日本だけにいるとわかっているのならともかく。
後でわかりますが、この時点でデスノート所有者は確かに日本にいたのだけど、それを知って
いるのは制作サイドだけなので、どうしても見てる側に、竜崎が日本に来る理由づけが薄い。
いい加減な作り方してるねえ。
Lでさえ、日本にキラがいることを絞り込んでからやってきたのに。
そんな中突然、月の映像が流れだしてくる。
僕がキラだ、君は遺志を受け継ぐもの、すべて君に託すというメッセージが流れます。
私これ、デスノート所有者全員へのメッセージかと思って見ていたんだけどなあ。
そんな中、ノートを持っている女の子が新宿で大量殺戮を始めた。
死神の目を持っていて、映る人間すべて名を書いて行くという。
こんなもんキラの後継者でもなんでもないわな。
ここで警察らが駆けつけていくんだけど、逃げ惑う人に押されてなかなかたどり着けない。
しかも、こいつらデスノート対策本部のクセに、顔を隠すものを持ち歩いていないという
間抜けっぷり。
三島という刑事なんか、長年デスノートを研究してきたオタクという設定のくせに
それがないって。
ちゃんと設定煮詰めろよ。
「このキャラならこういう行動をしないとおかしい」というこだわりを持て。
デスノートの映画が前評判の悪さを完全にひっくり返すほど大ヒットしたのは、月とLの
役者さんがそういうこだわりを持って撮影に臨んだからですよ。
そんな中、おめんを被った竜崎が現れ、女の子に発砲。
女の子倒れ込みます。
ノートは確保。
死んだからビックリしたけど、実は竜崎が撃ったのは麻酔薬だった。
陰で、もう一人デスノートを持っていた人間がこの女の子の名を書いていたんですね。
はて、こいつはどこで名を知る機会があったんでしょう。
死神の目はこの時点で持ってないし…。
なんも説明なかったけど。
それともわざと選んでノートを与えたとか?はないか。こんな問題ある奴に渡す
わけないし。
ただこのデスノート持っていた人間が賢いなと思ったのは、名を書き込んだページを
破っていたこと。
これは月でさえ見逃していたことだもんね。
証拠が残らないようにしていた。
どうでもいいけど竜崎のマスクが見た目グロくて嫌いです。
Lのようなかわいいひょっとこが良かった。
さて。
警察で、竜崎が麻酔薬を打つと同時に心臓マビで女の子が死んでいたことが判明し、
あの場にもう1人ノート所有者がいたんだということになる。
ただし、監視カメラがハッキングされていて、それらしい姿は映っていなかった。
死んだ女の子はさくらという名だけど、ミサの証言で死神の目を持っていたんでは
ということがわかっています。
てーかミサの写真10年前のもの使ってんのかよ…。
今もミサは監視ついてるらしいけど、写真最新のないのかよ。
三島がデスノート研究のノートを持って説明しているんですが。
竜崎はそんな彼をバカにしまくってた。
なんかなー。こういう上から目線の態度嫌い。
自称Lの後継者じゃないのっていう。
あまりにもバカすぎてさあ。
ちなみにさくらのノートは厳重に保管されているのですが、ケースがなんかえらい
気泡だらけなのが気になった。なんなんこれ。
ともあれ、竜崎が触ると死神が現れた。
ベッポというらしいです。
皆が触る前に竜崎が「ベッポかわいい顔して」とか言ってるけど、こういうノリ嫌いだなあ。
彼らはベッポから、デスノートは今人間界に6冊存在していることを聞き出す。
ベッポ左手広げたから、おいおいそれじゃ5冊だろと思ったら指が6本あった…。
人間界に同時に存在していいのは、死神の持つノートを除いて6冊。
つまりそれ以上は存在できない。
あと、竜崎がLの後継者だと知って反応している。
キラを止めた男だなって。
Lは遺伝子を残していて、それが俺だって竜崎は言ってたけど、それにしてはずいぶんな
失敗作が出来たもんだな。
性格は環境由来になるものだけど、同じ環境で育てられなかったもんですかね。
あと三島が、オタクらしくデスノートが7冊目持ち込まれたらどうなるのか(効力はない)とか、
ルールの数は?(死神にも不明)とか確認してて面白かったです。
なお、ベッポの役目はここでルール説明することだけだったと見え、以降登場しません。
なんだこのいい加減な展開。
対策本部の結論としては、デスノートが6冊落ちたというのなら、それを全部集めて
封印すれば、これ以上キラの模倣者による殺人は起きないというものでした。
いいけどその封印が大変って話じゃないの。
地下数百メートルに穴掘って劇薬につけておくとかさあ。
まあいいや。
それでまた月の映像が流れ始めました。
ハッキングされた模様。
藤原竜也のプロモーションかと思ったよ!←
しかもこれただハッキングされただけではなく、なんかいろんな人の情報抜かれたらしいよ。
その前に、個人のスマホとかどうやってのっとってんだよって思うんだけど。
このあたりが強引すぎて…。
会社とかでも必ずしもオンラインサーバに個人情報保存してるとは限らんしね。
政府だったらなおさら。
この攻撃をしているのが、テロ支援国家をサイバー攻撃した奴と似てるということで、
大した裏付けもないまま同一人物だということになってます。
実際そうだったんだけど、なんていうか警察がこんな決めつけで動いてもいいのかと。
その動画を見ていた松田が、リュークが見えたとか言ってます。
松田…年取ったな…っていうかお前、太った…?
ともかく、月は生きているというこの動画に松田嬉しそうなんだけど、皆は、警察内部に
キラがいるとかわけわからんこと言い出した。
この動画を流せるのは内部の人間だけって。
だからなんでそういう結論になるのか…。
キラが月だと知ってるのは警察の人間だけだから、ということらしいんだけど、例えば誰かが
キラに操られて、内部情報を持ち出してから死んだとかならわからんやん。
なんかなー。
ともあれ、この動画を作って流してる新生キラのノートはリュークのものだという松田。
え?
10年前のノートはどこいったん?
燃やしたんだっけ、Lが。
この動画によって個人情報が盗み取られたということはすなわち、世界の諜報員の
家族が人質にとられたということだそうです。
いやだから、そういう簡単に盗めるオンラインサーバに諜報員のデータおいておくのが
おかしいやろ。
コナンの映画でさえ、キュラソーはわざわざ警察庁に忍び込んで、閉じられたサーバから
ノックリストを盗んでいたのに。
なんだこの設定。
デスノート対策本部は身寄りのない人間で構成されているから、家族が人質にとられる
恐れはないらしいけど、すがわらとかいう指揮官が騒ぎ出して、俺やばいじゃんとか言い出した。
は、お前本名でやってんの。
とっととこのチームから出て行けよ。
松田も、やばい僕本名のままだとか言い出して、なんでここいるんだと。
すがわらは、警視庁のサーバをチェックするとかいって出て行ったけど、公安の人間が
担当すべきだったんじゃないの。
あそこは名簿にすら名前乗ってないからハッキングされても問題ないだろうし。
なんかなー。
なお、ミサは当時法律の整備が整ってなくて立件できなかったらしいです。
今は法律ができて、デスノートを使ったら罪に問えるのか。
さらに、ミサを担当した検事、魅上は一年前に失踪しているらしいです。
ここでミサのプロフィール出てきたけど、生まれが1986年で、死神の目を2回取引
してるのに生きてるって、彼女の寿命どうなってんの。
そのミサに接触してきた者がいた。
監視下の中、彼女がカメラのない楽屋に入ると、そこには月の声が聞こえてくる
スマホと、デスノートが。
これによって彼女は記憶を取り戻しました。
その後、駐車場でシエンと名乗る者が接触してくる。こいつがプレゼントの主でした。
(監視カメラはハッキングしたので映らない)
月は生きていると言うんですね。
で、一緒にノート6冊集めて月に会いにいきましょうというわけです。
私この時点で、このシエンとは別にもう一人キラがいるだろうなあと思っていたんで、
ラストの展開まったく驚かなかったんだけど、なんかこのシエンの行動があやふや
過ぎてなあ。
ともあれ、シエンは、思い出の地で落ち合おうと月はいったはず、そこはどこか
教えて欲しいというけどミサは、月は死んだといって取り合わなかった。
本当に月が生きているのなら、あなたにきちんと場所を教えるはずというのですね。
すごい!
ミサがまともになってる!←
Lの後継者がまた阻もうとしている、というのをどういう気持ちで聞いたんでしょうな。
なお、デスノートはあなたのものとシエンは受け取らずに車を降りていった。
一方竜崎。
家に戻って変なことをしていると思ったら、デスノートの所有者だった。
家を出る時に所有権を放棄して出ていき、帰宅したら自分に戻すというやり方だった。
これによって所有者だとばれないようにしてるんですね。
この仕掛けはすごいなと思ったのになあ…。
レストランで、キラは必要とか言ってた女性がいたんだけど、「キラ、お前にはノートは
渡さない」と言って死んだ。
誰かがデスノートに名を書いたらしいけど、だからこれが誰だよって話なんですが。
めんどくせー。
新生キラに敵対する所有者がいるんだろうという話になったのはいいけど、だからそれを
探す努力しようぜ。
これをやっていたのは検察の御厨という人間でした。
彼は、法の裁きを受けさせずに犯罪者を殺してしまうキラ、そしてそのキラの信奉者に
対して怒りを持っていた。
だからこういうことしたみたいですね。
それはいいけど、あなたも同じことしてると思いますが。
と、ここに荷物配送員に変装したシエンが入ってきて、ノートを配達員に渡したあとナイフで
自殺、的なことを書いたノートの切れ端を見せた。
どうやって御厨を特定したかもあかされないし、なんでここに入りこめたのかもまったく
明かされないすごい映画だな。
この後御厨はナイフを持って警察にいき、Lの後継者を呼べとか言ってた。
行動が操れるのはいいとして、警察側が誰もポリカーボネートの盾を持ってこず、拳銃を
向けているだけというばかばかしい展開。
まったくもってありえない。
御厨は「キラは既に3人の所有者を処刑した、これより4人目を処刑する。キラは神だ」と
言って自殺しました。
シエン、これで4冊のノートがそろったとか言ってます。
あれぇ…ノートの取り合いバトルとかは…。
シエンは過去、一家惨殺に巻き込まれたことがあり、かろうじて自分が生き残ったの
だそうです。
そして犯人はキラが殺してくれた。
だから熱心なキラ信奉者になったらしい。
ということはやはり、誰かの指示があって今回動いてるってことだろうな。
シエン一人で自主的にやるってことはないだろうし第一、ノートを偶然手に入れたに
しては行動がおかしいから。
とまあ大体オチが見えてくるわけですが。
なおノート1冊目2冊目については、あのロシアの医師、それとアメリカの富豪みたいな
やつで、自分の所有する株の価値をあげるためにライバルを殺していたらしい。
なるほど、「キラ」の目的とは違うノートの使い方をしていたから、キラによって奪われた
ということでしょうかね。
どうやって特定したのか知らないけど。
竜崎が、ノートの争奪戦だとか言ってたら、またキラからのメッセージが。
Lの後継者は顔と名前を晒せというわけです。
竜崎自宅で、ノートについてる死神と話をしてて、どうしたもんかな、的な。
したらその後竜崎、Lを使ってCGでメッセージ出しやがった。
Lをどういう形で出すかと思ってたらこれか…。
(このオファー受けた時、L役の松山ケンイチさんは別の映画の撮影中のため、パンパンに
太ってた…)
てかCGに気を取られて話全然聞いてなかったわ。
なんだっけ。
まあ断るみたいな話だったと思うんだけど。
それで竜崎は、話がしたいからサイトにアクセスしてくれ、パスワードは死神の名前だ
とか言ってる。
それは…死神の名前がわかってる前提でないとアクセスできないのでは。
さらに、悪戯のアクセスをどうするんだろう。
と思っていたらまったくそれらの問題には触れず、いきなりシエンが「リューク」と打ちこんで
アクセスしてきた。(Lの素材を使ってるからニセモノではないだろうと判断して)
いやいやいやいや。
おかしいだろそれ。
まず、死神の名前を全部把握してなければログインできないだろう、という問題点。
また、死神の名を把握するためにどんな名でもログインできるようにしているのなら、
どうやって本物のキラと判別するのか、悪戯アクセスは考えなかったのか。
意味わからんわ。
だってこれ、あちこちで流れてる映像なんですよね。
特に連絡先も明かされてないし、キラと警察でのみやり取りしてるとは言われてなかったし。
警察のサーバ乗っ取ったとしたらメールとかチャットの方が手間かからないだろっていう。
さらにバカだなと思うのは、シエンが簡単に位置突き止められる状態でアクセスしてきた
のと(もっと隠せよと)、それを突き止めたからといって何の対策もせず乗りこんじゃう捜査員ら
ですわ。
なにこの茶番。
んで乗りこんだらシエンはとっくに逃げた後、デスノートのちぎったノートに松田のことが書かれて
いて、松田は三島らの前で自殺、と。
なんじゃこら。
もうこの時点で帰りたくなったよこの映画。
この後捜査本部はショック受けてて、七瀬とか言う女が私、本名松田さんに教えてなかったよ
とか言ってるけどそれはどうでもいいだろ。
あと、自分の兄がキラに殺されたみたいなこと言ってたけど、それって犯罪者ってこと?
身内に犯罪者がいる人間は警察官になれませんが?(身内が犯罪者になった場合は速やかに
職を辞すのが普通)
つーか偽名だったとしても死神の目をキラがもっていたら何の意味もないわけですが、
三島なんかオタクのクセになぜ一度もそれを言わないのか不思議。
と、スガワラがやってきて、本部は解散、この後捜査一課が引き継ぐという意味不明の
展開になってました。
捜査一課の人間の方が、本名が名簿に載ってる分やばいんですが。
バカなのこの展開。
竜崎は、俺探偵だから関係ないしねーとか言ってた。
と、三島はなんか引っかかるものを感じて、Lの合成メッセージを調べてみた。
するとそこに、「私が最後の1冊を持っている」という文字が浮かぶんですね。
竜崎がデスノートを持っているということに気付いた三島、いきなり竜崎のマンションに
先回りしていた。
いやどうやって突き止めたんこれ。
うーん…。
竜崎はノートを使ってない、と言うけど、ノート破ってたらわからんという三島。
竜崎は、Lと約束したという。
Lは月に勝つため自分の名を書き込んだ。
しかし彼は後悔していた。
どういう理由であれ、このノートを使うのは犯罪者と同じレベルだと。
後悔ってのもどうかと思うけどもねえ。
映画見てたらLは「こうしなければ悪に勝てなかった」という意味合いのことを
言っているわけだし、何より、確認するために死刑囚殺しても許される的なところも
あったから、そこまで後悔しないと思うけど。
本当にこの映画作った人、デスノート見てるんだろうかと不安になるレベル。
ともかく、そういう理由で竜崎はノートを使わないと。
あと本当に殺す気あったらお前もう死んでるよという竜崎。
彼についてる死神が名前書いてたかもよと脅しかけてるわけですね。
そんなことしないのは竜崎自身がわかってるでしょうが。
そういうわけで竜崎、警察からノート持ち出すというのですが。
なぜか三島、いきなり警察に捕まった。
デスノート事件の重要参考人として。
何してんだよお前。
なんでも、月はアメリカで子供を生ませていたらしいんだけど、それを魅上が引き取って
こっそり育てていたらしい。
それを知っていたのに報告しなかったということらしいです。
うん待って。
あの月が子供残すという設定そのものがおかしいんだけど。
月は自分の理想を作り上げようとしてて、あの時点で完全に勝利を確信していたから、
まずそういうことをしようという気持ちはなかったと思うし、やるとしたら原作の、メロとニア
との対決くらいの時点でしょ。
映画の月は少なくともそういう選択はないと思うんだけど…。うーん…。
設定が雑ではありますが、そういうわけで、警察は三島をキラと関係あるのではと
疑ってるようです。
一方ミサの方は、Lの後継者を倒すというメッセージを受けとっていました。
留置場に入れられた三島のとこに竜崎がやってきて、出してくれた。
デスノート取り出してこれから新生キラに会いにいくってよ。
三島はデスノート対策本部で動き監視しろというわけです。
解散してた仲間も一緒に加わりました。
で。
竜崎は新生キラ、つまりシエンと通信しつつ約束の場所に。
まずノートが本物か確かめるということで、切れ端を張った場所へ。
リュークがおった。
竜崎によう二代目とか言ってきた。
一方シエンの方はさすが用心深いですね。
浮浪者を雇ってノートを触らせた。
死神が見えるから驚いたら本物、と確認してんだろうなあ。
シエンの方が竜崎より頭いいってどういうことだよ。
それと、シエンが持ってるノートは4冊あるんだから、それ全部が本物と確かめる
方法がないわけですが、それには一切触れられてないんですけども。
あとシエンはキラの信奉者なら黒の服をきるべぎだったな。
三島は逆だったので最初からもうネタバレしてる感じというか。
いよいよ顔見せということになって、竜崎、建物のど真ん中にたって待ってる。
すると、監視カメラ映像がどんどん切られていった。
あわてる七瀬ら。
発信機見つけて、警棒で叩き壊すの笑ったなあ。
いや、実に利にかなってると思って。
竜崎の向こう側に立っていたのはなんとミサ。
彼女は死神の目を使って竜崎の名を書き込みました。
…突っ込みたいんですがいいですかね。
3度目の死神の目の取引ってだからあなた本来の寿命はいくつなんですか。
150歳くらいまで生きる予定だったんか。
このあとミサはシエンに、約束の場所に行こうと誘われて断る。
月は生きていない。
死神の目で写真見てわかったと。
この子、どこかでは信じたかった部分あるんだろうなあ。
で、シエンに、あなたが月の遺志を受け継いだ、いって、とノートを渡します。
約束の場所も告げる。
追ってきた三島の仲間の名をパッとノートの切れ端に書くミサ。
かっこよかったですねえ。
ちなみにこの会話、全部三島は無線で聞いていたわけですが、ミサのいつもついてる
監視はどこいったんだ?
ミサは外に出て崩れ落ちました。
自分の名を書いていたんですね、デスノートに。
死神に殺されるより先にということでしょうか。
月の腕の中で安らかに死亡ってのが悲しいなと思いました。
不可能なことは出来ないから、思い出の中で死亡って感じかな。
シエン、約束の場所にたどり着いたんですが…。
変な演出いらんから。
ここでリュークにシエン、死神の目の取引をすると言い出した。
自分はキラに脅されてここまでやった、そのキラはキラじゃないから自分が殺して
やるって。自分が月の後継者になると。
意味わからん。
というのも、本物のキラはこういうことを想定してなかったのかな、みたいな。
だからバカすぎて手がつけられんのですよこの映画。
やってきたのは三島でした。
顔を隠して手をあげろーとかいってる。
さらにそこに竜崎きた。
びっくりしてシエンはノートに竜崎の本名を書くけど彼は死ななかった。
ノートはニセモノかというシエンにそれは本物だ、俺はデスノートでは殺せない
という竜崎。
先に名前書かれてやんの。
ノートの切れ端を触った時にリュークがうっかり口を滑らせたと。
お前もLと同じように死ぬんだなって。
それで、先に名を書かれていると気付いたらしい。
いや気付いたのはさすがだけど、書かれてるってバカすぎだろお前。
Lと違ってキラに負けたってことじゃん。
竜崎は、キラはシエンの他にいるとか言ってますが…。
月の子が育っているのなら今9歳とかそんなことはどうでもいいんだよ。
9歳の子がここまでやれるか!
魅上を担当していたのはお前、捜査で何があった、1年前に何を知った、と
三島に聞く竜崎ですが、彼は何も知らないという。
で、竜崎はお前は記憶を失ってるんだと言う。
ノートの所有権を放棄してるとしたら、と。
で、そこにあったノートを触らせる竜崎。
三島は一年前、偶然見つけた魅上と月の子、光を追いつめていた。
てかこっちも光と書いてライトですかね。
まあどうでもいいや。
それでこいつら射殺したっぽいですよ。
なんでいきなり射殺したんだろう。
よくわからんけど。
彼らは、月の後継者というプレッシャーで壊れていたから、熱心なデスノートオタク
だった三島はノートを受け継いで、キラのように粛清を始めたっぽいです。
はぁー…。
すっげー下らんオチ。
さらにリュークに、キラ信奉者でサイバーテロリストを探させ、つまりそれがシエン
なのですが、死神の目を契約して竜崎の名を知り、ノートに名を書いたあとは
シエンにノートとキラの映像(息子にあてたのを編集し直したもの)を託したというわけです。
だからシエンは、リュークからノートと映像を受け取ったといっていたわけですね。
リュークがここまで協力すること自体が不自然なんですが。
でもシエンは三島の顔知らんから、下手したら思い出の場所で三島は殺されていた
可能性あんじゃん。
その前に自分がシエンを拘束して、デスノートに触るという確信があったのかも知れんけど、
その後封印されるんだから、どこでノートをくすねるかという問題もあるし。
計画がすごいずさんだと思うんですが。
ここで警察の部隊突入ですよ。
ヘリがいきなり発砲かましてきてもう何がなんだか。
この中、シエンは撃たれてノートを三島らに託す。
ノートの切れ端で機動隊殺していく設定自体無理あるしな…。
あと日本の警察が射殺しても構わんみたいなことするのはちょっとやばいというか。
脱出した三島と竜崎の前に七瀬が来るんだけど、三島がキラだったと知って自分の
兄の敵とばかりに殺そうとする。
それを竜崎の死神がノートに名を書いて助けるという。
竜崎の大切なものを守りたかったって。
そんなもんでしたっけ、死神の思いって。
この後二人は警察に確保されました。
輸送車の中でリュークは、キラの後継者を探した死神に、死神大王は後継者の座を
与えると約束したと話す。
死神世界でも後継者争いかよ。
後継者が見つかるまでまたデスノートはもたらされるだろう、と。
デスノートは封印されるぞという三島にリュークは、それを欲する者がいる限り、必ず
封印は破られるというのでした。
三島のとこに竜崎がやってきて、ノート6冊を封印しようとワイミーズハウスへ輸送中、
テロリストに襲われて4冊が燃えたとか言ってます。
いやまずワイミーズに持ち込むのやめーや。
子供が沢山おるんやぞ。
スイスあたりにでももってけよ。
結局また新たなノートが落ちてくる可能性が出てきたわけで、これまでの話なんだったんって
ことですわ。
竜崎は三島に、デスノートの代わりにこれからはこのノートがいるだろ、と三島が
研究していたノートを渡します。
自分は今日死ぬことになってるから、代わりにお前が竜崎になってこれから出てくる
キラと戦え、超法規的措置だと。
いやだからこの三島が正しいことに使うとは限らないでしょって話なんだけど。
デスノートを持って思想がああなるのはわかってんだし。
何やってんだお前らは。
あと、本名を三島は教えてたけど、竜崎が「お互い平凡な名だな」と。
なんで本名にここまでこだわるんだろう。
私は竜崎が「じゃーな三島」って言った時に、三島側は「三島じゃない、竜崎だ」と
意思を受け取った風の演出しろよと思ったんですが。
そういうわけで三島は出ていき、竜崎はこの後死にました。
エンドロールで名前が本名に変わる演出は面白かったけど、映画はクソでした。
あとさらに最後、月の「計画通りだ」は余計にいらんわ。
失礼すぎるやろデスノ映画に…。
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