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マレフィセント2

10/22鑑賞

 面白くはあったけど、正直2は蛇足だなって感じがしました。
 1だけでよかったんじゃないかなって。
 まあオーロラが結婚して幸せになるのまで描きたかったのかなーとは思ったんだけどさ。
 ただ、前回の最後でいってた「これが本当の話」というのの伏線が回収された話では
あると思いますね。
 眠り姫の話は嘘で、実はこんな話だったんですよ、と大人になったオーロラが語っていた
最後のとこです。さあ前作を見返してみよう!
 1作目のレビューはこちら
って自分も見たけど特にナレのこと記載してなかった。過去の自分ー!

 物語が暗い感じで始まったからびっくりしたよー。
 オーロラが統治するムーア国へ3人の侵入者がいて、彼等は妖精を密漁しようとしていた。
 どんくさい妖精が一匹捕まってしまうんですね。
 きのこの妖精なのかな。
 さらにその男はそこに咲いていた精霊の花を一輪摘み取って鞄に入れる。
 と、残り二人はマレフィセントに見つかったらしく。
 なんでこの男だけ逃げおおせたのかわからんのですが、まあこいつまで捕まっていたら
映画20分で終わるから…。
 てかボートか何かに乗ってきた川を、逃げた男は泳いでわたってるけども、鞄につっこんだ
妖精と花、よく無事だったなと思いました。
 ビンにでも入れてたのかな。
 
 で、男は城の中に入っていく。
 ここの研究者に金目当てで雇われていたようですね。
 妖精はたいした金にならなかったけど研究者は男が持っている花に目をつけた。
 こっちの方が金になるらしいです。

 さてここでナレーションが。
 マレフィセントの話を覚えてる?って感じで始まる。
 彼女はムーアの守護神であり、オーロラにのろいをかけたけれど彼女の愛でそれを
解いた、というやつですね。
 ところが何故かその話は忘れ去られ、「いばら姫」の物語が国には広まっていて、マレフィセントは
再び悪の象徴として広まっていた。
 ここら聞くと、誰かが故意に彼女を悪たらしめようとしているというのがわかりますね。

 ムーア国ではまた妖精が行方不明になったらしい、という話をしています。
 そうか、前作でいばらの壁なくなったんだっけ。
 だから入ろうと思えば入りたい放題なのかな。それでもアルステッド国の人らは彼女を恐れて
うかつに入ろうとはしなかったでしょうね。
 前作で出てきた、オーロラの親の国は別のとこだったんかな?まあいいや。
 で、オーロラが起きると、はりねずみの妖精ピントが悪戯して王冠を持ち去ってしまう。
 実は妖精たちはやってきたフィリップとオーロラを引き合わせるためにわざとやっていた模様。
 まあそういう回りくどいとこが妖精らしいというか…。
 で、彼はちょくちょくオーロラに会いにきていたらしく、彼女に求婚します。
 前作ではかませ犬とかいってすまんかった(笑)。
 オーロラも喜んでそれを受けました。
 これで実質二つの国がひとつにってことになるのかな。
 
 ここのシーン面白かったのが、オーロラが忙しそうにしてるから、フィリップ空気読んで
忙しければ出直すよって言うんですけど、彼が正装していることに気づいたオーロラが
今忙しくないから大丈夫って言うのが良いですね。
 ちゃんと正装してくるフィリップもいいなあ。
 
 てかプロポーズで盛り上がってるのはいいけど普通これ、映画のクライマックスにくる
感じじゃないですか。

 国に戻ってフィリップは親である国王と王妃にオーロラが結婚を承諾してくれたことを
報告するんだけども、マレフィセントについてはあまり良い印象がない二人は心配しています。
 それでも国王は、これでもう武器はいらないなと喜ぶのでした。
(この国とムーア国は長らく戦争状態にあった)
 ただ王妃の方はなんかなーって感じですね。
 素直に喜んでないっていうか。
 
 オーロラはマレフィセントに結婚のことを報告します。
 当然オーロラが拒絶すると思っていた彼女は、求婚を受けたと聞いてびっくりした様子
ですが。口ではあれこれ意地の悪いことを言いながらも、決して悪い気持ちではないと
思うんだけどなあ。
「フィリップをヤギに変えちゃう?」とか聞くオーロラ笑った。
 そして晩餐会に行かないという彼女を説得するオーロラ。
 まあオーロラに言われたらマレフィセントも弱いですよね。

 一方あの王妃ですが。
 秘密の地下室を通って武器を作っている工場みたいなとこにいった。
 やっぱりこいつなんかあるな。
 さらにあの研究者が出てきました。
 作業急げとか言われてます。
 この部屋にはあの糸車もありました。
 伝説の糸車手に入れてたんだね…。
 のろいの力を研究させてるみたいですね王妃。

 マレフィセントは一生懸命ディアヴァルとともに挨拶の練習していて、やっぱり
けなげだなーって思いました。
 子供のために一生懸命やってやりたいのが親だもんね。
 さらにオーロラが角隠しを持ってきました。
 せめて怖くないようにっていう配慮らしいです。
 つーか黒色じゃなくてもう少し別の色用意してあげたら…。
 まあキンピカもってこられても困りますけども。

 さて晩餐会に行くべく川にいばらの橋を出してわたるマレフィセントですが、突然
彼女がやってきたアルステッド側の国民は当然恐れおののいている。
 まあ…仕方ないか。
 で、城の中に入る時にディアヴァルが変身して大暴れするなら熊になりたいなあとか
言ってて笑った。前作のオオカミはよっぽどお気に召さなかったのか。
 晩餐会でマレフィセント、緊張しながらもうまくやってました。
 鉄のナイフフォークが出ていたのはアレだけど、ここで不自然に思ったのは王妃が、
鉄はダメなのね、下げさせてといったまではいいんですが、代わりのカトラリーを用意
しようとしなかったこと。銀とかあるやろ。
 手づかみでどうぞって言ってるあたり、敵意もってるのむき出しやんって思いました。
 つーか王国の食器が鉄製とかさぁ…。
 王様も道中何か問題なかったですか、と当たり障りのないこと聞くんだけど、マレフィセント、
「どこに問題が?」と返してて面白い。
 ディアヴァルが、いやそれ受け流していいんですよって必死のフォロー。
 フォローヴァルでええやん名前。(フォロ方さんみたいな言い方するな)
 そのディアヴァルも城で飼ってるネコにじゃれつかれてるの笑える。
 で。
 誰も食事に手をつけないまま(もったいない)会話だけが進んでいって、王妃はオーロラに
城がいくつもあるのかとか聞いています。
 ムーア国と、彼女の出身の城の話ですね。
 ステファン王の話も出ています。
 事故死ですか、殺されたのですか、とか。
 のろいの話もしてますが。
 で、マレフィセントが妖精が密猟されているという話をしていると王妃が、農民二人が
遺体で見つかったんですよ、と。
 善良な人間が殺されてしまったんですよ、たかが妖精で何を騒ぐのですか、と。
 これあかんやん。
 で、王妃がオーロラに「結婚してこの城に住んだらあなたは私の娘と思うことにするわ、
私娘が欲しかったの」と言ったのが決定打でしたな。
 マレフィセント激怒ですよ。
 彼女の気持ちもわからんではない。
 しかもここで王が倒れた。
 王妃はマレフィセントがのろいをかけた、と高らかに宣言します。
 いや…推理ものでいうと、被害者に真っ先にかけよったやつが怪しいというのは定番
なんですけど。
 この時点で私は完全に王妃疑ってたな。
 つーても子供にもわかりやすく、この王妃どっかおかしいというのは匂わせてますが。

 何もしらないオーロラはまんまと騙されて、マレフィセントに呪いを解くよう言ってます。
 ひでーな。
 なんで娘であるこの子が信じないんだろうね。
 自分と知り合ってマレフィセントはいろいろ変わっていって、理由なく人を傷つけることは
しない、くらいわかっただろうに…。
 
 マレフィセントはディアヴァルとともに飛び去っていきました。
 ところがどっこい。
 王妃の忠実な部下でゲルダってやつが(王妃が地下の武器製造所にきた時、彼女を見上げて
いたやつ)銃で彼女を狙い打つわけですよ。鉄がダメってのを調べて知ってたのかな、王妃。
 食器も確認のために出していたのかも知れないですね。
 で、この鉄の弾を受けたマレフィセントは川へ転落。ディアヴァルも人間の姿になってどっかへ
転落。
 ……人間の姿は変身した姿であってもともとカラスって設定じゃなかったですっけ?
 まあいいけど…。
 んでゲルダ、やったぜって感じなんだけども、何かの姿が彼女を助け飛び去っていってました。

 んでオーロラの方はマレフィセントを許してくださいとか王妃にいってるけど、おそらくは真犯人で
あろう王妃としてはしてやったりなわけだから、んー、まあねって感じです。
 ここの時点でおかしいと思えよオーロラ!コナンとか金田一もっと読もうぜ!
 あれれー?ってなるからさぁ!
 フィリップは、父にキスをしたらどうだろうか、真実の愛で目覚めるかも!というのですが、
王妃、「無理なんじゃね?まあやってみるけど」みたいな態度です。
 だからぁぁぁ!!!!この時点で「おかしいぞ、あの人なんであんな態度を…」ってなれよ!
 コナンや金田一だったらここでもうロックオンしてるシーンだよ!
 オーロラとフィリップをコナンと金田一にチェンジしてもらえませんか!
(ディズニーの話が推理ものになるだろうが!)
 王妃完全に渋々といった感じで王に近づいて、ずっと寝てろや的なことをいってキスをして
みせますが王は目覚めませんでした。
 ここらでお子様にも、この人わるいやつって分かったと思います。

 オーロラ、ムーア国に帰ってマレフィセントを探してくるという。
 フィリップは自分も行こうとしましたが、王妃はやりたいようにさせてあげろ、と言って彼女
一人いかせるのでした。
 …あれ?
 川渡る以外にムーア国…あ、一応いけることはいけるか。
 フィリップも来てたし。

 人間の姿になっているディアヴァルを見つけたオーロラ。
 彼は、マレフィセントが戻らないと俺人間のままだよーと嘆いています。
 オーロラも、王にかけられたのろいをとけるのは彼女だけ、と言いますが、ディアヴァルが
何かいいたそう…。
 あと、何か思うところがあったのかピントが、オーロラの乗ってきた馬の鞍にもぐりこんでいました。

 マレフィセントが目覚めるとそこはなんか穴倉の中で、通路をいくとたくさんの自分と似たような
翼を持つ妖精たちがいました。
 彼女を助けたのはコナルという妖精だったことがわかります。
 たまたまきてたのかな。
 んで血気盛んなボーラという若者は、人間はわれわれを攻撃してくるんだから立ち向かわないと
いけないみたいなことを言っている。
 ボーラはマレフィセントの圧倒的な力を見て、彼女がいれば戦えるみたいな感じなのですが、
コナルは戦いには反対で、何とか共存する道を探していました。

 この妖精の住む場所すごいっていうか、絶滅の危機がって言ってたけどここで繁殖していって
人間が来ないような無人島を探して暮らすとかできないんかなあ、とかちょっと現実的なこと
考えてみた。
 羽の色が虹色な妖精もいますね。
 子供たち見てマレフィセントが笑顔になってるのが良かった。
 やっぱりちゃんと優しさはあるんだなと思いますね。
 ただオーロラにひどいこと言われて傷ついてもいると思う。
 人間との共存の道は無理、と彼女は言うのでした。

 城に戻ったオーロラ。
 こっそり忍び込んでいたピントは城の中に。
 あの研究者のとこに落ちた上にとっ捕まったぞ。
 お前何しにきたんだよ!
 
 オーロラは王妃に、息子のこと愛してるよね、マレフィセントには裏切られたけど愛が
癒してくれるよとか言われてましたが。
 私このシーン、オーロラの首元が気になってしゃーなかったですわ。
 冒頭の、王冠をピントがもってっちゃうシーンでオーロラはのどにリボンを巻いていたのですが
ここのシーンその跡がくっきり出てるので、あのあとの撮影がこのシーンだったんだろうな
とか思っちゃって(笑)。
 さっきまでのシーンではのどに跡はなかったんで。
 まあいいや。

 翌日、ゲルダが城の上からスピーカー使って、ムーアの民に、結婚式に招待するから
参列してと呼びかけていました。
 …これ絶対一網打尽にするつもりやろ。
 あの王妃、妖精にいい感情もってないっぽかったし。
 そんなこととは梅雨知らず妖精たちは、きっとオーロラが招待してくれたのね、と喜んで
いました。

 マレフィセントはコナルから、「あなたはフェニックスを祖先にもつ妖精の最後の子孫だ」と
言われてました。
 この種族がもともとそんな感じで、マレフィセントが直系ってことなんかな。
 コナルは、キミはオーロラを育てて愛を見つけた、怒りと苦しみは封印して、2つの国の
橋渡しをして欲しい、と言います。
 平和こそわれわれ闇の妖精が変化する最後の姿であると。
 そんなん言われてもマレフィセントは受け入れられなかったでしょうねえ。
 一方でボーラの方は、3日後に結婚式あるようだからアルステッド国の国王や王妃、
王子も皆殺しだぜーって言ってました。
 
 んでオーロラの方ですが、式の準備が進む中、彼女は妖精が作ってくれたウエディング
ドレスを着ようとしていたのですが王妃に、私が若い頃きたドレスを着てとか言われてます。
 これ代々伝わってるやつなん?それともただの押し付け?(王妃が嫁ぐ時に着てただけとか)
 後者だったら偉い迷惑ですな。
 オーロラもこれには閉口したようで、フィリップに「決まりごとが多すぎる」と不満をもらして
いました。
 まあここで暮らすというのが無理な話なんでしょうけどね…。
 
 その頃研究者は、あの精霊の花の花粉を鉄に混ぜると妖精を殺せる粉になることを
見つけており、王妃はそれを受けて、ムーアの森で精霊の花を根こそぎ取ってくるよう
命じます。
 この粉をかけられた妖精は元の植物の姿に戻ってしまうらしい。たんぽぽの妖精ならただの
たんぽぽに。

 これでなんで森へ楽に兵士が入れるのか不思議なんだけども…。マレフィセントがいなく
なってるから?
 マレフィセントはあの洞窟で楽しげにしていましたが、森の様子を感じ取ったらしくあわてて
飛び立って戻ってきた。
 が、すでに花はほとんどが刈り取られた跡でした。
 さらに兵士が潜んでいてマレフィセントを殺そうとする。
 いつもの彼女だったら気づいていたのかねぇ。
 とっさに彼女をかばったのはコナルでした。
 身を挺して鉄の玉から彼女をかばっています。
 あと、ついてきたボーラが兵士らを片っ端から攻撃。
 なんとか逃げ出したものの…マレフィセントとしては、これでどうやって人間と仲良くしろと
いうのかって感じになっただろうねえ。
 
 何も知らない妖精たちは結婚式の日になり、城を目指していました。
 精霊の花がなくなってることには気づかなかったのかな…?
 オーロラもなんも気づかないんですかね?
 まあいいけど。
 で、ディアヴァルも妖精とともに聖堂へ入ろうとするけど、人間はダメだって追い返されちゃった。
 これが幸いしたというか。
 人間達も、なんで妖精が先で自分達は入れないんだと憤っています。
 ディアヴァル、何か不自然なことに気づきましたよ。
 
 オーロラのところにフィリップがきます。
 この能天気な王子は彼女を励ましたあと、母がくれたんだといって精霊の花を差し出します。
 オーロラさすがに気づいた。
 これを手に入れるにはムーアの森にいかないといけないし、簡単に入れる場所ではないですからね。
 そして彼女は映画の残り時間も少ないためか、一発で王妃の衣装室にやってきて、すぐに
地下室を見つけます。
 なんてご都合主義なんでしょう!
 というわけで地下に降り立ったオーロラ。
 研究者がいるのにすたすた歩いていってて双方気づいてないのすごいというか…。
 そこで彼女はあの糸車を見つけた。
 まだ呪いの力が宿っている糸車です。
 ご都合主義と思ってたけどこの呪いの力に呼ばれたわけですか。
 てかピントらが捕まってるのには気づかないんかーい!
 ここでやっと気づいた研究者、立ち入り禁止だぞって怒っています。
 それでか、オーロラ我に帰った。
 彼女は呪いの力で糸車にまた指刺しそうになっていたんですな。
 怖いね。
 で。
 同時に彼女は気づいた。
 王に駆け寄った王妃がこの糸車の針を王に刺していたのを。
 見てたように映像再現されてますがこれは糸車の記憶ってことなんかな。
 そこらあいまいでしたが。
 オーロラやっと、壁にたくさん妖精が閉じ込められていることに気づきます。
 妖精をさらったのね!とか言ってるけどキミもしかしてこれだけ大量に妖精さらわれてて
今初めて気づいたの…?あとピントには気づいてあげてよ!
 で、オーロラは研究者の服をはがして、彼もまた妖精だったと気づく。
 羽をもがれた形跡があったらしいです。
 それがなんでここで研究するハメになってるのか、は語られませんでしたが点。
 ここに王妃がやってきて、頼まれてもいないのに過去のことを語り始めました。
 ま、映画の終わりも近いからね。

 なんでも王妃の住んでいた国は冬に大飢饉があって大変苦しんだようです。んで隣のムーアを
見たら妖精が楽しく暮らしていてなんでこんなに差があるのかと思ったと。
 それで、彼女の父親である国王はムーアの国と融和を求め兄を派遣したが兄は野蛮な
妖精たちに殺されて帰ってこなかった、と。
 融和を説くってあの詐欺師に捕まっちゃったんだねー!
(ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-+の「融和を説く」っていう詐欺師・天谷奴パート…って
説明しないと分からない指摘はやめよう)
 
 オーロラはその話は信じないといいます。
 まあ…妖精が殺した、殺してないともわかりませんしね。
 それで王妃はムーアの国への恨みを募らせて、この国にとついできて戦争しかけてムーアの
国をのっとりたい、とそういうわけですな。
 この国の国王も平和主義だったし、フィリップもあんなだから自分がやるしかないと思った
らしい。
 ひでー話ですな。
 
 その頃あの洞窟では、コナルが死に掛けていて、それを受けてボーラは、人間はなんて
ひでーことしやがる、もう人間倒しちゃってもいいよね答えは聞かないけど!と皆を扇動してました。
 ま、そうなるのは仕方ないと思う。
 てかすごい数の妖精いるけど、こんだけいるんだったら別に人間と戦わなくても絶滅せずに
繁栄していけそうな気もするけどなあ…。
 
 その頃何も知らない妖精たちは聖堂に入っていました。
 人間側が誰もきてないのをおかしいと思わないんだね…兵士らも外に出たし。
 そしてあのゲルダによるパイプオルガン演奏が始まりました。
 ただ粉発射するだけでいいのに、音楽演奏してるのが趣味悪くてなんとも。
 粉が飛んできましたよー。
 ここのシーン可哀想やったなあ。
 妖精が次々殺されていくの。

 で、部屋に閉じ込められたオーロラの方は、王妃のドレスを裂いてロープにして、外に
逃げたフリをして兵士をおびき寄せ、うまく脱出しました。
 ディアヴァルも城の中に侵入できましたよ。
 オーロラ逃げてうまいことっていうか偶然、フィリップがいた部屋に転がりこむ。
 あ、こいつ現時点で何も把握してなかったよね(笑)。
 と、ここで飛んできた闇の妖精たちと王妃率いる兵士らの戦いが始まります。
 フィリップはマレフィセントが戦争まで仕掛けてきたとか言ってます。
 誰かー。
 「鎮静剤」って書いてあるこん棒持ってきてー。
 オーロラは戦争をしかけたのはあなたの母親と説明します。
 糸車の呪いの力を利用して王にも使ったのだと。
 さらにムーアの民が聖堂に監禁されていることも話します。
 
 聖堂の中であの3妖精がやられそうになった時、大木の妖精が粉からかばって自分が
木に戻るのすごかったなあ。優しい。
 
 んで戦争のほうですが。
 妖精を殺す粉をぼんぼん発射しているのはともかくとして、それが人間の町にまで
及んでいるんですよ。
 砲台から撃たれてるから普通に弾としての威力もあるわけで。
 ボーラが人間の子供たちを助けてあげてるシーンは良かった。
 人間といえど子供には罪はないって思うんだろうね。
 フィリップは王妃に中止を呼びかけるも彼女は聞く耳持たなかった。
 この国を守るためとか言ってるけど結局、他の国の民の命をなんとも思わない時点で
ダメだと思う。
 フィリップ、王妃が聞く耳持たないと思って逃げました。
 それをおって行った一人の兵士がいました。兵士長的な立場だと思う。
 
 聖堂の中ではフィリットルが自分がいくといってパイプオルガンの爆弾が出てくる穴に突っ込んで
いくんですよ。
 そんなことをしたら死ぬとわかっていて彼女は命をとして飛び込んでいき、粉を浴びてもとの花に
戻る代わりにオルガンの穴をふさいだ。これで粉は出てこなくなりました。すごい自己犠牲だと思う。
 
 オーロラはディアヴァルとともに聖堂の入り口をふさぐものをどかそうとするが、力が弱くて
どかせない。
 兵士が駆けつけてきて取り押さえられてしまう。
 がここでディアヴァルが熊に変身。
 兵士をはねのけ、入り口をふさいでいたものをどかします。
 冒頭どっかでいってましたよねディアヴァル。
「変身するなら熊がいい」って。
 オーロラそれで気づきました。
 彼女が来た、と。
 わーたーしーが、来たー!(引退したヒーローはちょっと黙っててもらえますか)
 
 劣勢だった闇の妖精らはたちまち優勢に。
 マレフィセントは砲台をふっとばし粉もふっとばし、オーロラのところにきました。
 てかオーロラ謝るのかと思ったら何も言わないし、マレフィセントはそのまま飛んでいくし…ええい。
 で、彼女は王妃のとこにいきました。

 一方ピントは自分のトゲを使ってビンから逃げていた。
 最初からそうしろよっ…!!!
 で、あのきのこの妖精を逃がそうとしたところで研究者に見つかるのですが、彼は逃がしてくれた。
 最初からそうしろっての…。

 鉄の玉で撃たれて落下したボーラは目の前にフィリップと兵士がいるのに気づいた。
 兵士を攻撃しようとしたボーラを止めるフィリップ。
 王からもらっていた剣でした。(もう使うことがないからその象徴として持っておけと渡されていた)
 フィリップは、戦い始めたのは自分の母だけれども、お前も戦いを望んだ、と言います。
 でも突きつけた自分の剣がボーラを傷つけているのを知るとそれを捨てた。
 まあこういうとこは優しいんだけどね。

 王妃とマレフィセントがにらみ合ってるとこにやってきたオーロラ。
 空気読まずに割り込むなあ。
 で、マレフィセントに謝ります。
 その間にさらに空気読まない王妃がボウガンで撃とうとしていて、オーロラをかばったマレフィセントは
それに貫かれ、消えていきました。
 矢にはあの妖精を殺す粉がついていたからです。
 王妃は最初から、マレフィセントがかばうだろうと思ってやったのかなあ。
 王妃は、マレフィセントは死んだと高らかに宣言します。
 偽りの物語を広めたのも彼女だった。
 恐怖心を煽ることが統治には必要とか言ってるし最悪だなあこの人。
 
 そんな中、灰が光り始めた。
 灰が集まっていき、その中からフェニックス爆☆誕☆
 フェニックスの子孫って言ってましたもんね。
 王妃、オーロラを突き落として逃げています。汚い。さすがやり方が汚い。
 フェニックス、オーロラを助けて地面に激突してました。
 まあでもこれくらいはたいしたダメージではないですね。
 妖精らがフェニックスを見てひざまずくのがいいなあ。
 そしてマレフィセントに戻ると、オーロラが「おやおや」って言うのいいですね。
 ここ、オーロラが結婚の報告をしにマレフィセントと会った時、彼女が「おやおや」って
言ってたやつの返しだと思う。
 二人が微笑んでる時にディアヴァルがきて、マレフィセントがおざなりに「会いたかった」って
言うの笑える。
 そしてマレフィセントはフィリップを呼んで、オーロラのことを本当に愛しているかどうか
たずねます。
 彼は「心から」と答えました。
 ただマレフィセントがのろいを解かないと終わらないとオーロラが言い出して、マレフィセントは
糸車の針(あの研究者が持ってきた)を燃やしてしまった。
 …それ出来るなら前作でしておけばよかったのでは?(前作が1時間くらいで終わるわ!)
 それによって糸車は消失しました。
 気づけば回りで妖精が兵士らを助けおこしていたり、手に手を取っている姿が。
 戦いはやっと終わったのです。
 でも犠牲がでかすぎる気がするなあ。
 死んだ妖精って元に戻らないでしょうし。

 あとオーロラ。
「皆、今日は私達の結婚式よ!参列して!」
 …おま、この空気で!?
 
 王が目覚めて喜んでいました。
 あ、王妃の方は逃げましたが妖精族にとっ捕まり、ツルにぶらさげられ、あげく、マレフィセントに
よってヤギに変えられていました。
 ああ…冒頭で言ってましたね、オーロラが。
 あれ覚えてたんだなマレフィセント。変えたのはフィリップではなく王妃だけど。
 
 このあとオーロラ、マレフィセントに「私を引き渡して」って言うんだけど、勘違いしたマレフィセント
「ノー」と。
 これは言い方が悪い。
 バージンロードを一緒に歩いて欲しい、という意味でした。
 それならマレフィセントも喜んで受けるよね。
 オーロラのドレス、あの妖精二人がピンクがいい、緑がいいとモメてたけど突然青になった。
 あの妖精生き返ったの?と思ったけどあるのは花だけだった。
 ここからまた生まれてくるって意味なのかな?

 こうして二つの国はようやくひとつになりました。
 指輪はピントとあの妖精がもってきてて可愛かったです。
 あとフィリップとオーロラ、神父さんの「あなたはこの者を…」っていうやつ、最後までいわせて
あげて!食い気味に「誓います」って言うなや。
 
 夜が明けてフィリップとオーロラの前にマレフィセントが現れました。
 全身黒じゃなくて腰から下あたりが白い衣装になってるのいいね。
 で、彼女はまた洗礼式にくるといって去っていきました。
 ああ、オーロラとの出会いは洗礼式でしたっけね。

 話として前作の伏線を回収したという点では良かったけど、別に2作目なくても良かったん
じゃないかなーとはちょっと思いました。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→マレフィセント2