多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページ映画の感想レビュー→GODZILLA 星を喰う者


GODZILLA 星を喰う者

11/13鑑賞

 私本当にお恥ずかしいことに、他のゴジラ作品見てないのでわからないのですが、あの
結末って他のゴジラ作品でも普通にあるのかな?と悩んでしまいました。
 ハルオの気持ちはわかるけども、だったら今まで必死に戦って命散らしていった人は?
ってなったよ。
 それを背負って次に進んでいくのもまた勇気ではないのかと。
 気持ちはわかるんだけどね…。
 メトフィエスの選択同様、理解できないなって部分はあった。
 私もっと怪獣vs怪獣のようなわくわくする展開かと思ってたのになあ…。

 前作レビューはこちら
 GODZILLA 怪獣惑星
 GODZILLA 決戦機動増殖都市

 しばらくはメトフィエスの話が語られます。
 彼らの種族はずっと以前から地球人を監視していて、いろいろ介入していたようです。
興味深い観察対象という感じだったようですね。
 そして彼らは自由という自立性を持っているようでいて実はそうではなく、神の言葉も
届かない存在であると。ゆえに、英雄を求める。
 要するに、自分らが命の危機に陥って初めて、神の存在とか神の奇跡などを受け入れる
みたいな感じじゃないかね。それを導く英雄という存在なら認めてくれる、的な。
 それが、メトフィエスの種族とは決定的に違うってことでしょう。
 彼らは神を使える存在といったら語彙があるけども、自分らの声が届き、動かせる存在と
して捕らえているようなので。
 メトフィエスは英雄としての存在をハルオに求めた。
 
 ユウコは辛くも助かったけれども、もはや脳死の状態で、レアメタルによって生きている
状態でした。
 日本だと確実に死亡判定くだされますね。
 前回のラストは本当に選択ミスだったと思うよ。
 要塞がすべて完成してからゴジラに戦いを挑んでいればともかく、メカシティがあれば
勝てると驕ったビルサルド族によってすべてがダメになってしまった。
 犠牲が大きすぎましたね。
 
 メトフィエスが、人類が行ってきた原爆水爆実験によってゴジラは生まれたと思われて
いるが、実はゴジラが生まれるための前座が人類だったのかも知れないとか言い出した。
 いやもうそういうこと言い出すときりがないので…。
 ハルオにも、君はゴジラを倒すと決めた時から人ならざるものになってるとか言ってるし。
 どうもこのアニメのゴジラって精神論とか宗教色が濃い気がするなあ…。
 
 なお前回の戦いからゴジラ、寝てるみたいです。
 疲れたんだね…。
 
 一方母船の方では、「せっかくゴジラ倒せるチャンスだったのに、ハルオがイキって
失敗したよ」とビルサルド族のお偉いさんが言ってて、ハルオの処分を求めています。
 どう報告受けたらそうなるんだ。
 他の種族は、そっちのガルグのしたことのほうが反逆行為だぞととがめてる。
 そりゃそうですよね。
 あと、今回の件でメカゴジラそのものの存在が侵略兵器ではないかという指摘も
出てきました。
 もし要塞が完成していたらゴジラを倒した後、人々をナノメタルに取り込んでいくつもり
だったんだろう、と。
 確かにそうですよね。
 ゴジラだけを倒すにしてはちょっとなというか。

 メトフィエスがハルオらに、キミの処分でもめていると知らせにやってきました。
 そんなもんどうでもいいわなあ。
 メトフィエスはあのままだったらゴジラを倒したあと、とビルサルド族によって新たな
ゴジラが誕生していた可能性がある、君はそれを阻んだんだとほめます。
 んで他の兵士らが次々に、ハルオのおかげで助かった、ナノメタルに取り込まれなくて
すんだんだと言い始め。
 正しい啓示だったんだとか言い出したぞ。
 うわぁ怖い。
 ハルオの選択が神の選択なのだと受け止められてるっぽいし。
 
 メトフィエスはフツア族の洞窟内をうろうろしていて、神の祭壇をジッと見ていた。
 ミアナが、そこに入るのは許しがいる、と声をかけてきて彼は道に迷っただけーと
立ち去るのですが…。
 そんな中、マーティンが、1つバルチャーが見つかったと知らせてくる。
 ただし、コマンドロックされていて再起動できないって。
 ガルドらも死んだから、どうリブートしたかもわからんし、と。
 メカシティも使えないままだそうです。
 戦う手段を失ったままってことね。
 
 ハルオはマーティンと、メトフィエスはハルオのもと選ばれた人間が生き延びた
みたいなことを言ってる話をして、生き残った人間には共通点があると告げる。
 それは、フツア族の治療を受けていて、体調不良を訴えてた人たちでした。
 つまり、選ばれた者が助かったのではなくて、その治療を受けていたために
ナノメタルに対して抗体があり、取り込まれなかったという、タネをあかしてみれば
奇跡でもなんでもないってやつですね。
 だからハルオは、自分が英雄として見られることや、生き残った人がまるで奇跡で
あるかのように言われてる現状をとても危惧してるんでしょうね。
 メトフィエスならこの事実に気がついてるだろうに、わざとそれを言わないということも。
おそらく彼は彼で何かしようとしている、と今まで散々いろんな種族に裏切られてきた
ハルオは学習したことでしょう。(オイ)
 マーティンも学者だから、まず根拠とかについて考えるだろうしね。奇跡を信じるのは
一番あとだと思う。
 
 メトフィエスにハルオ、奇跡じゃないよと言いますがメトフィエスは、みんなの結束力
高めるために必要なんよ、と。
 ゴジラと戦うために強い意志がいるって。
 ハルオは、もう勝てないと言う。
 するとメトフィエスが珍しく「それは本心かね」と迫ってきた。
 倒す手段がなくなったということなのか、覚悟がなくなったというのか、前者で
あればその手段は用意すると。
 お前それ、第一部で出してたら1作で終わったのに…。(3部構成言うたやろが!)
 メトフィエスは、君たちの文化では神とはオカルト、迷信なんだろうけど、自分らの
種族では科学的帰結の存在であるとハルオに言います。
 要するに、最終手段として神召還できるってことらしい。
 だからお前それ最初から…。と思ったんだけど、のちのち考えたら確かに
ラスボスでよかった。(危ない)
 ハルオも、なんで早く出さないんだよと思ったようで言ってますが、メトフィエスは
時が満ちるしかなかった、と。
 ゴジラを憎む思いが高まるの待ってた、われわれの神を招くなら、ハルオが祭壇に
立つにふさわしいって。
 …供物?
 めんどくせぇなあなんか。

 一方で母船のほうはビルサルド族の反乱が起きてました。
 地球でのメカシティのことを非難されたのが許せなかった模様。
 数では勝てないので宇宙船の電源をのっとったようです。
 ハルオの処断を要求してきていると。
 こっちもめんどくせえなあ。
 非常電源は48時間、その間に奪還しなければならないようです。
 これどういう結末になるかと思ってたのに…。

 マーティンはハルオに、メトフィエスはメカシティのことを宗教に摩り替えてしまった、
キミはもはやお飾りの英雄で、彼らが聞くのはメトフィエスの言葉だけだろう、と言います。
怖いですねえ。
 さらに、母船がのっとられたという報告を受けてマーティンはハルオに、脱走したことに
しようと提案します。
 ハルオの処断を求めてきているなら、それを嫌がったハルオが逃げたことにしてしまえば
母船ではどうにもすることができないから、とりあえず話し合いの時間を稼げるのではないか、
というわけです。
 それでハルオはミアナに助けられ、隠れ家に身を寄せることにしました。
 
 ハルオはミアナに、ここで争ってる場合じゃないのにと愚痴をこぼす。
 ミアナは、生き残ることこそが勝利、ゴジラを倒すことじゃないと話します。
 確かに正しいですね。
 で、ミアナが「私は勝つことができる、命をつなぐことができる」とハルオの服に手を
のばすけども脱がせ方がわからず、その間にハルオは休ませて、と眠りにつくのでした。
 
 そしてこのころ母船では、メトフィエスと同じようにエンダルフが人集めて信仰のようなもの
やってて、手にしている水晶でメトフィエスに、準備整ったということを伝えていました。
 本当こいつら何しようとしてんだって感じですね。

 ミアナはそのころ、メトフィエスのところにきていた。
 作った祭壇で何かしてるのを見に来たんですね。
 
 起きたハルオは、さっきまで話していたのがミアナではないことに気づいた。
 一部の終わりの時にミアナに助けられて、そのとき治療でいったん服を脱がされて
いたのだから、ミアナなら服の脱がし方がわからないはずはない、ここにいるのは
マイナだというわけです。
 マイナがどさくさにまぎれてミアナのフリをしてハルオに迫ったと…。
 これは一波乱ありそうだぞ!と思ったのですが特に何もなかった。(これゴジラ映画なんで)

 ミアナはメトフィエスに、私たちの会話が聞こえていたんでしょと話しかけていた。
 フツア族はみんなテレパシーで会話していたもんね確か。
 で、それを聞いていたからメトフィエスだけが不自然に黙り込んでいた。
(人間はザワついていた)
 ミアナはそれに気づいてもしや…という感じだったようですね。
 メトフィエスは最初からテレパシー能力を持っていて、フツア族の会話だけでなく、
地球人、その他の種族の思念もずっと読み取っていた。
 だからうまく立ち回ってたんだろうなあ。
 ここでミアナ、メトフィエスに供物になってもらうってとっつかまってました。

 ハルオが洞窟に入っていくと、メトフィエスが宴が始まるとかいってて、スープを渡して
くれるんだけど、飲んだらそのスープのなべというかウロにミアナが浮かんでた。
 こええよ!
 つーかなべ使わないの。洞窟内の穴そのまま使ってスープ作るの?汚くない?
(そっちじゃなくてですね)
 
 目がさめて夢だったと気づくハルオ。
 そんな夢見るお前が怖いよ。
 で、マイナが妹の声がしたと。
 …君ら結局やることはやってんだね…いいけどさ。
 
 メトフィエスはちゃんと(ミアナ入りではない)スープ作ってて、信仰者にふるまっていた。
だからこれ何なんだよ。
 そして儀式が始まり、メトフィエスは「神」を召還します。
 みんなは献身をと言われて祈りをささげることだと思ってるけど、メトフィエスはギドラを
召還、みんなの体がどんどん食われていってますやん。
 あのさ。
 ちょっと突っ込んでいいですかね。
 供物を要求するというのは地球の神としてはあることだけど、それ異次元の神でも
あるの?
 メトフィエスの星を滅ぼした神でしょ、ギドラって。
 それがこんな、これっぽっちの供物で召還できる存在なの?
 なんかちっぽけだなあ…。

 結局メカシティでビルサルド族がやらかしたことと、メトフィエスが今やってること
何も違いない気がするんだけどなあ。

 そして母船では大きな騒ぎが起きていました。
 まだ反乱が落ち着かない中、母船の上?あたりに特異点が発生、物体が接近中と
いうのですが、あらゆるセンサーがそれを捕らえられないでいた。
 んで母船は光り輝く竜に巻きつかれて爆発した。
 あーあ。
 これぞ元も子もないというやつですね。
 ゴジラ倒したとしてももう、どうもならんというか…。
 
 地球ではマーティン博士が母船と連絡とれないよーと言ってる。
 一方、寝てたゴジラ起きました。
 よく考えたらキミ、しゃがんだ姿勢で寝てたの。寝違えそうじゃない?
 皆どんどん逃げてハルオらも見張り台にやってきた。
 ハルオは、メトフィエスが何かたくらんでいるに違いないと思い、彼のとこにいこうとします。

 起きたゴジラ、一直線にマーティンらのとこに向かって歩き出した。
 うっわめんどくせぇ。
 と、そこら空から黒い球体が発生した。
 まさかこれはドラゴンボール!?
 降りてきたのは神龍か!(「ドラゴンボール超 ブロリー」12/14ロードショー!よろしくな!)
 …今、番宣が流れたような…。
 マーティンらはこの光輝くものを計測しようとするも、母船同様どんなモニターでも
計測することは不可能だった。
 目には見えているのに、機械では存在しないことになってんですな。
 どういう物理法則だ。
 幽霊とかと同じものなら、脳のまぼろしぃ〜!ということになりますけど。

 で、この召還されたギドラはゴジラに噛み付く。
 ゴジラも反撃しようとするが、スカッと通り抜けてしまって、攻撃が無効なんですな。
 これはゴジラ苦戦しますわ。
 ビームも屈折したし。(センサーではビームはまっすぐ進んだことになってる模様)
 ゴジラが苦戦していると、もう2匹きた。
 ギドラって胴体1つで3つの首ってイメージだったけど、首なげぇなあ…。
 というかこれ見てて思ったんだけど、ゴジラ倒した後素直に帰ってくれるのかって話ですよね。
日本の特撮ならばいばいきーんって帰っていくのに。(それ悪いやつのほうや)
 
 驚くマーティンにマイナ、あれはギドラ、すべてを喰らい尽くす者と告げます。
虚空の王だって。
 すっげぇ中二病みたいな名前ついてますな!
 
 ハルオ、メトフィエスがいる高台にあがってきた。
 そばには柱にくくりつけられたミアナがいた。
 まだ生きてるようです。
 よかった。
 供物にするっていってもまとめて食いだしたら、ここにこうやって拘束しておくのは
意味ない気がするけど…。
 メトフィエスはギドラについて、人が文明を築いた結果、実る果実がゴジラであり、その
果実を食らうものがギドラだと説明します。
 ちょっと何言ってるかわかんないです。
 ハルオも、お前の星を滅ぼしたのがギドラだろうという。
 要するにメトフィエスは、星を食い尽くされて滅びることこそが祝福を受けることだと
考え、せや、地球も同じにしたらええやん!とか思ったらしい。
 うん、ほんと意味わかんないです。
 メトフィエス、右目にコイン入れてたし。
 …これなんだっけ?
 ずっと持ってたやつだよね。
 まあこれを右目に入れてるんですよ。
 え、写輪眼ですか?(違います)
 なんでわざわざ入れたん。

 んでメトフィエスはハルオの洗脳を試み始めた。
 なんで彼にこだわるかよくわからんなあ。
 もう信者もいないしさぁ。
 彼を操ってギドラを受け入れさせる?もうすでにギドラは暴れてるけど。
 ううーん。
 ともかくメトフィエスははハルオに、滅びの先に安息を見出すしかないとか言うのですよ。
 それは安息ではなく、無限の無ではないだろうかね。
 意識も何も存在しない、虚無。
 それを安息と定義するならば、意識が存在していることになり、それは安息ではないのでは。
なんか変な禅問答みたくなっちゃいましたが。

 ゴジラのほうは体表温度をあげて、メカゴジラを焼いたアレをやろうとしてるみたいです。
 この高熱なら攻撃できるかも、と解説してくれるマーティン。
 ありがとう!

 ハルオは記憶を見ています。
 地球から飛び立とうとしていた宇宙船がゴジラに攻撃され、逃げる人々の中手を引いて
くれたのはメトフィエスであったと。
 んなわけないだろ。
 こうやって過去に干渉して洗脳していくのはカルトにありがちだわー。
 
 ゴジラのほうは、高熱を発するはずがギドラにエネルギーを吸収されてるのかどんどん
下がっていってた。
 うわやっかいな相手ですなあ。
 マーティン、熱はどこに?と不思議がっている。
 熱を吸い取っているならば、モニターに熱の移動形跡が示されるわけで、それがないと
いうことはということでマーティン気がついた。
 ギドラは地球の法則が通用しない、別の次元からの攻撃であると。
 あれはゴジラどころの脅威ではない、このままでは地球が食い尽くされる。
 さすが学者さんですな。

 ハルオは自分の記憶と戦ってる状態ですね。
 ガルグとかユウコが、なんで自分の敵をとってくれないのと言ってきてるし。
 ギドラなら倒せるよって。
 そのあとが問題なんだろうが。
 ハルオは、皆人類の存在のためにゴジラに立ち向かった、ゴジラを倒すためこの星を
道連れにしようとしたわけではない、と言います。
 そうだそうだ!ハルオの言うとおりだ!
 E=mc2の式なんか意味あるんか…。
 あと原爆の映像もちょっとどうかと思うなあ。
 メトフィエスの説得どぎついわ。
 
 マーティンは、ギドラが次元の違うゴジラに干渉できるのは、手引きしてるやつがいるからだと
考える。
 メトフィエスでしょうなあ。
 あのメダル埋め込んでいたし。

 で、マイナはマーティンにハルオを助けないと、といい、一緒にきてくれと言う。
 フツアの神に祈るとかいってるから、てっきり神が出てきて三つ巴の決戦になるのかと
思ったけど、そう都合よくはなかった!
 メトフィエスに洗脳されそうになっているハルオを救ったのが、フツアの神の姿でした。
…モスラじゃねーかよ!
 カメオ出演かよ!
 メトフィエスは冒涜だとか言ってるけど神を冒涜してるのはどっちだよ。
 マイナの力を借りてマーティンはハルオに呼びかけます。
 ギドラの目に変わってみているやつがいる、と。
 ハルオ、老人を乗せた宇宙船が爆破されたのはメトフィエスのしたことだったのかと
気づいた。
 滅びの美学に基づいて行動してるなら、死ぬことはよい事と考えてんだろうなあ。
 ハルオの記憶の中で、じいさんに「自分は死ぬことで救われた」みたいなこと言わせるの
残酷だと思う。
 さらに、あの空港で逃げる時にハルオの手を引いてくれたのはメトフィエスではなかった。
ハルオ、落としたペンダントを拾いにいきました。
 これは自分の両親がお守りとして作ってくれたものだった。
 春に咲く、サクラの花が入っているお守りでした。
 
 目覚めたハルオ、メトフィエスの右目に入ってたコインみたいなの割りました。
 これによってギドラ、こちらの次元に存在するものになったようです。
 ゴジラの大反撃始まりましたね。
 つーか今まで好きなようにやられてた怒り爆発って感じ。
 マーティンもギドラの領域が閉じていくとか言ってるし。
 こちらの物理法則につかまったらしいです。
 モニターにも映るようになったしね。
 …しかし爆発した母船は戻ってこない…。

 マーティンが思わずゴジラを応援するのも気持ちわかる気がします。
 ゴジラ、光線はくたびに目がシャキッてなるの面白いですね。

 そうしてギドラは爆発とともに消えました。
 目をさましたハルオ。
 目の前ではメトフィエスが死にかげてた。
 彼は、その命ある限りギドラはお前を見ているぞと言って息を引き取りました。
 やだな、ストーカーがギドラとか…。
 でもハルオには召還できないし安心なのではと思うんだけどなあ。

 ところでミアナはどこに吹っ飛ばされたんだろう。
 ハルオぜんぜん探してくれなかったけど。

 地球に残った皆は武器を捨てました。
 おい、雑に埋めるな。
 もっとちゃんと埋めとけ。
 その土から芽がでて、花が咲くころ、人々はフツア族とも打ち解けるように。
 フツア族、女しかおらんのやけど…?そうだったっけ?
 あとマイナは子を授かっていました。ハルオの子でしょうね。
 ゴジラはあれから眠ったままなん?
 どうなんでしょうね。
 そんでマーティンがあの残っていたバルチャーの再起動に成功したと言ってくる。
 ユウコの体にあったナノメタルを採取してうまく使ったら再起動したんだって。
 これを制御できれば文明を再興できる、と喜ぶマーティンですが、ハルオは
メトフィエスの言葉を思い出します。
 収穫の季節が来る、時はわれらの味方である、と。
 皆はこれで原始生活おさらばだーとのんきに喜んでますけどね。

 そしてハルオはユウコを抱き上げ、声をかけてきたミアナに、ゴジラは怖いかと聞きます。
 彼女は、ゴジラは怖い存在であるけれども、ハルオのように「憎む」という感情は
フツア族にはないと。
 行こうとするハルオをミアナは、それは負けだと止めますがハルオは、人間は負け戦を
選ぶこともできると言います。
 いやかっこいいこと言ってんだろうけどワケわからん。

 そういうわけで彼はユウコとともにバルチャーに乗ってゴジラに突っ込んでいきました。
 え、ゴジラ起きるんだ…。
 そんで破壊光線でバルチャー爆発してました。
 ゴジラがどうなったかはわかんない。

 こうして文明はこのまま緩やかに進化していきました。
 ハルオはゴジラを憎む存在、というのを自分で終わりにしたかったのかなと思うんだけど
でも皆いるしねえ…。
 エンドロールのあと、フツア族の祭りの様子が出てきます。
 年老いたマイナらしき人も。
 
 ゴジラとの共存の道を選んだのだろうというのはわかるけど、結局今までの戦いは
なんだったんだろう。ここにたどり着くまでの行程ってことなんですかね。
 しっくりいかない結末でした。



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